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    IoT(アイオーティ)をご存知だろうか? 全ての物にセンサーを内蔵し、そこから得られる情報を解析、フィードバックする技術である。デスクチェアにセンサーを内蔵し、臀部から身体情報を得、これを医者に伝達すると「働き過ぎです」「散歩をしてください」といったように健康管理に役立てられる。 既に多くの分野で導入されつつあるが、いよいよゴルフシューズでも商品化された。『IOFIT SHOES』がそれである。これは、シューズ内に「プレッシャー移動」を感知するセンサーを組み込んだもので、スイング中の体重移動や足圧移動をリアルタイムで解析できる。米国では、センサーを内蔵したマット『BodiTrak』を使用して、重心移動等によるスイング診断に役立てているが、その機能がシューズに搭載されたもの。驚くべき進化である。 サムスンの「Creative Lab」プロジェクトにより設立されたベンチャー企業のSalted Ventureが開発した。得られるデータは、①左足と右足の体重配分、②つま先とかかとの体重配分、③COP(センターオブプレッシャー)の移動データ。 利便性は格段に高い。シューズそのものにセンサーが内蔵されるため、カリブレーションでタブレットにつなげれば、どこでもスイング中の体重移動を確認できる。また、スイング動画を見ながら体重移動も確認できる。 価格は『Golf Pro』が359ドルで『Golf Pro Classic』が399ドル。費用対効果の判断はゴルファー個々に任せるが、機能性を考えればリーズナブルだろう。 クラブに興味を示すゴルファーは多いが、ゴルフシューズの機能には無頓着なひとが多いのではないか。センサーを内蔵した最新のシューズは、その意識を一変させられるかもしれない。 <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/08/20170824MM-300x180.png" alt="" width="300" height="180" class="alignnone size-medium wp-image-28793" /> <h3>7タイプで最適なシューズ</h3> <img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/08/20170824MMM-300x250.jpg" alt="" width="300" height="250" class="alignnone size-medium wp-image-28794" /> ひとつの目安として、スイング中の足の動き(主に体重移動)から「7タイプ」のゴルファーがいると考えられ、タイプによって選ぶシューズも変わってくる。 「分散型」 同じ分散型でもバックスイング時につま先に乗るタイプや踵に乗るタイプなど様々。つま先に乗るタイプは、つま先側に鋲が多く配置されたものや、シューズがフラットなものを選ぶ必要がある。 「略式型」 右にあまり体重移動をしないスイングタイプ。意識的にこのようなスイングをしている場合は硬いソールで横ズレしないモデルがいい。無意識にそのスイングをしており、飛ばない、曲がるなどの問題を抱えている場合は軽量のスニーカータイプでフットワークをよくすれば、右足への体重移動がしやすくなるだろう。 「打球方向直線型」 COPの移動が飛球線方向にまっすぐ動くスイングタイプで、オーソドックスなソール形状が合うだろう。シューズの重さは好みで問題ない。 「釣り針型」 切り返しからインパクト時にかけて、右足から左足つま先側へプレッシャー移動が起こるスイングタイプだから、つま先側を強化してあり、フラットなものが合う傾向。 「パワー型」「パワーZ型」「ヒールトゥトレース型」 この3タイプには共通項がある。切り返しからインパクト、フォローにかけて右足の蹴りがみられる点だ。この「蹴り」の違いによって選び方が変わってくる。例えば、ジャンプして打つタイプはソールが硬すぎると上手く地面反力を使えない可能性がある。シューズ重量の見極めも必要だが、そのあたりはHSを見てソールの硬軟や適正な重量を考える必要がある。 足元からスイングを診断し、最適なシューズ選びをする。これが簡単にできる時代の到来は、隔世の感があるだろう。センサー内蔵のゴルフシューズでスイング診断をしてみては? (文:神谷幸宏)
    (公開)2017年08月25日

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