ジェージーイーから発売された新ドライバー『JBEAM G-801』と『JBEAM ZⅡ』、新シャフトの『ZYサムライ』を永井プロにテストしてもらった。
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞
JBEAM G-801の見た目の印象
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従来『JBEAM』のヘッドはコンパクトで「綺麗な丸顔」という印象がありましたが、『G−801』は「綺麗な丸顔」を踏襲しながらもサイズを大きめにしました。ただ、サイズは大きくなっているものの重心距離は35㎜とそれほど長くはないので、つかまりの良さを出したい意図を感じます。
また、シャローバックにしてボールの上げやすさも図るなど、やさしく飛ばせる工夫も凝らしています。
<h2>JBEAM G-801を試打「ボールへの当たりが強い」</h2>
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『G-801』を打った印象は、予想通りつかまる。ほとんどドロー系の弾道が出ました。そして特徴的なのが、ソールに配された3点ウェイトの効果なのか、ボールへの当たりがかなり強く、ボール初速も68.2とかなり速いですね。
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それがキャリーにもつながり、260ヤード(総飛距離280ヤード)を記録。私としては出ている方です。そして、打ち出し角が12.5度、バックスピンが2400rpmを切っているので十分に低スピン高打ち出しといえるでしょう。
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<h2>JBEAM ZⅡの見た目の印象</h2>
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『ZⅡ』は『G-801』よりもディープフェースでフェースのトウ側も少し逃がしているので、左へのミスを防止したい意図が感じられます。ただ、『JBEAM』らしくインセットホーゼルにして重心距離(34mm)を短くしている。つかまりはいいけど左には行かないという安心感のある形状ですね。
<h2>JBEAM ZⅡを試打「飛びのポテンシャルを引き出す」</h2>
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『ZⅡ』を打った印象は、やはりターゲットラインよりも左には飛ばず、少し右に出ていく感じです。ただ、トウを逃がしつつもしっかりとフェースにバルジを付けているので、右に出て左に戻ってくる弾道が特徴的です。
データを見ると、ボール初速は68.4。『G-801』よりも少し速い。その分キャリーも261.7ヤード(総飛距離283ヤード)と出ています。また、打ち出し角は13.2度、バックスピンは2400rpmを少し超えていますが、それでも低スピンの領域。『ZⅡ』も低スピン高打ち出しの弾道が出やすいといえるでしょう。
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そして、『G-801』よりも叩けるし、厚みのある打球感も得られる。自分の飛ばしのポテンシャルをさらに引き上げてくれそうなモデルです。
<h2>ドラコンプロ山崎泰宏氏のエッセンスが入った『ZYサムライ』シャフト</h2>
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今回、双方のドライバーヘッドに装着されていたのが、『ZYサムライ』という『JBEAM』の新シャフト。これはドラコンプロ山崎泰宏氏監修のモデルです。『G-801』にはSRが装着されていましたが、SRにしてはしっかりしていて、動きの少ないタイプ。
つかまりのいいやさしめのヘッドに挙動の少ないシャフトが装着されているので、バランスの良さを感じます。今回は46インチ仕様でしたが、長めでもヘッドが捉まえてくれる安心感があります。
一方、『ZⅡ』にはSが装着されていましたが、フィーリング的にはSの方が手元のしなりを感じました。手元のしなりを使って飛ばしていく。エキスパートの意見が機能性にフィードバックされているのでしょうが、フィーリングとして強く感じるのが中間剛性の強さ。
インパクトに対してヘッドとともにシャフトも向かっていくベクトルの強さがあるので、その分エネルギーの伝達効率が高くなる。叩いた分だけ飛ぶヘッドとシャフトの組み合わせといえるでしょう。
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<h2>商品のお問い合わせ</h2>
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