PXG Japanは11月22日に、『 PXG DESERT CLUB』を発売した。PXG本社があるアリゾナ州スコッツデールは、砂漠に囲まれたゴルフ場が多いエリア。そのため石の多いライからのショットが必要となり、クラブのソールやフェースに大きな傷やへこみが出来ることがあるとのこと。そこで障害物の多い場所や、ライが悪い場所からのショットに適したクラブとして『PXG DESERT CLUB』が誕生した。
『PXG DESERT CLUB』は、単なるリカバリークラブではない。ユニークなクラブスペックで、ピッチングウェッジのロフトと8番アイアンの長さと重量を兼ね備えており、プレーヤーがどんなライからでも自信を持ってプレーできるように開発されている。
ロフト角44度、8番アイアンの長さの36.5インチのクラブは100~150ヤードの飛距離を出すことが可能。さらにグリーン周りではスピンの効いたチップショットを打つことができる。また、汎用性のあるソール形状は、フェースを開いて100ヤードのロブショットや、フェースを閉じて150ヤードのピッチショットも打つことができる万能仕様。
<img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/Desert-Rescue-CF-Sole.jpg" alt="" width="1000" height="796" class="aligncenter size-full wp-image-84363" />
ヘッドは耐久性にも優れた硬化17-4ステンレス鋼を使用。この素材はPXGの主要アイアンやウェッジに使用される8620および431ステンレス鋼よりも硬く、過酷な環境下での傷や摩耗にも強い素材だ。ノンメッキ仕上げは錆に強く、様々なライからのスピン性能を高めることができる。
PXG創設者であり、砂漠に精通したボブ・パーソンズは、
「誰もが経験していると思いますが、予想外のショットで難しい環境と戦わなければならないことがあります。『PXG DESERT CLUB』は、最愛のクラブを傷つける心配なくプレーできる、まさに神頼みのリカバリーツールです」
と語っている。
価格は2万2000円。