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    『WINWINスタイル』のキャディバッグを製造販売するインタープランニングは11月、同社初の国内自社工場「ウインウインゴルフバッグ スタジオ」(埼玉県八潮市)を立ち上げた。その狙いを堀公也常務が説明する。 「完全手作りのクラシックモデルを本格生産するのが目的です。そのため、熟練のキャディバッグ職人を招聘。クラシックモデルは、厳選された素材選びから細部のパーツに至るまで、純国産にこだわった最高品質に仕上げます」 新工場は約70坪で、従業員は5名。機材等の設備に1000万円を投じている。完全手作りで月産10~15本という希少性がウリになりそうだが、全工程を一人で担うのが本間俊彦氏だ。同氏は18歳でキャディバッグメーカーのヤシオゴルフへ入社以後、職人歴35年以上のベテランだという。 「生地断裁から部分パーツや立体縫製、ボトムのアッセンブリーまで、全て自社工場で作れるのが強みです。来年の1月から、当社の直営店(都内江東区)を皮切りに、全国の百貨店やセレクトショップでオーダーメイド受注会を行う予定です」 オーダーメイド受注会での工程は、①バッグの種類→②生地の素材や色→③収納ポケットや刺繍などを選定し、コストは要相談。納期は約3ヶ月で、価格は素材やカラーなどによって異なるが、25万円からを予定している。 「初年度の販売目標は100本、5000万円を目指します。今後は、アジアやヨーロッパからの受注も見込んでいます」 このコメントにあるように、同社は海外事業に注力しており、昨年4月に韓国、今年7月には台湾に直営店をオープンしている。さらにOEM生産の依頼も増加中で、アパレルやギアメーカーなど、約40社との協業で多様な製品開発を行っている。今回の新工場は、そのバリエーションに厚みを加える効果もある。 「提案・企画力には自信があります。今後は修理やメンテナスを国内の自社工場で請け負えるので、OEM生産を検討中のメーカーに様々な提案ができるでしょう」 自社工場による徹底したモノづくりとアフターサービスで、顧客の心を掴めるか? 問い合わせはインタープランニングへ、03~5600~3388。
    (公開)2015年12月09日
    参加者の3分の1がWEB会員だった点も特筆される。ゴルファーのキャディバッグ平均買い替え年数は5~6年というデータがあるが、同社にそれはあてはまらない。毎年、デザインに手を加えた売り切り型ビジネスのため、新製品が出るたびに買い替えるユーザーも少なくないのだとか。この層を会員化により包囲しているといっていい。 表彰式で堀眞寿社長は、 「お陰さまでWINWIN STYLEは7周年を迎えることができました。人と同じモノは持ちたくない、被りたくないというゴルファーの声に応える形で製品作りを行ってきましたが、今後もそのポリシーを貫きたい。皆さんのゴルフライフを楽しくエンジョイしてもらえるよう一層努力していきます」―。 と挨拶。 また、表彰式までの時間を利用して、WINWINの新商品展示及び販売に加え、EDWINゴルフの即売会、練習場ではダンロップとマグレガーが試打会を実施した。  キャディバッグ専業メーカーだから成せる技かもしれないが、参加者はコアなゴルフ層で時間とお金を持っている。しかも家計の財布を牛耳る奥様方が多勢である。顧客満足度とは何なのか――。同じ志向を持ったコミュニティー作りもさることながら、横の連携強化を図れば、もっとWINWINの関係を築けるはずだ。  ブランドビジネスはソフトの領域に入っており、そのヒントを「WINWIN CUP」で垣間見た次第。
    (公開)2012年04月10日

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