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    ハッシュタグ「シニア」記事一覧

    東京都町田市の練習場・町田モダンゴルフ内で営業するのが、チューンアップスタジオ&amp;スクール。20年近く工房とスクールを営業しており、多くのゴルファーの拠りどころとなっている。今回の悩めるゴルファーは68歳のシニアゴルファーA氏。スイングアークが小さく、手打ちでタイミングがバラバラ。ドライバー飛距離も180ヤードで、左右に飛球がバラけるのが悩み。そこで提案したのが、飛距離性能に定評のあるアキラプロダクツのヘッド『プロトタイプ GL-02』と、知る人ぞ知るターフのシャフト『バディー OMOYAWA』だ。A氏の悩みは改善された? <h2>人気外資系の高MOIヘッドで「球がつかまらない」が続出</h2> 練習場で工房とスクールを開設するチューンアップスタジオ&amp;スクールの中嶋毅氏。多くのゴルファーを診る中で、最近の傾向を次のように説明する。 「大手外資メーカーの人気クラブをプロが使うという理由だけで、購入するゴルファーが多いんです。ヘッドの慣性モーメント(MOI)が大きく、フェースアングルは開き気味。パワーのあるゴルファーなら使いこなせますが、HSの遅いゴルファーなどは球がつかまらない傾向が見られます」 高MOIの米国大手メーカーのドライバー購入者は多いが、それによってつかまらない弾道になってしまい、飛距離をロス、方向性も定まらない傾向があるのだという。 今回の患者A氏は、国内メーカーのドライバーを使っているが、最近流行りの高MOI系で、球がつかまりにくいヘッド。スイングアークが小さく、手打ちで、腕と身体の動きがアンバランスとなる結果、ミート率が落ちて飛球が左右にバラけ、180ヤード程度しか飛ばないのが悩み。 そのA氏にはミート率を向上させる、クラブ重量を上げて手打ちを抑制することを目的として、つかまりと飛距離に定評のあるアキラプロダクツの『プロトタイプ GL-02』と、ターフの『オモヤワ』シャフトの組み合わせを提案した。 <h2>68歳、HS37m/sのシニアに総重量316gのドライバー </h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/05/my17head.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-87499" /> この組み合わせがA氏に不釣り合いなのは総重量だ。 「A氏はHSが37m/sと遅く、パワーもありません。以前まで300gを切るドライバーを使っていたので、総重量だけを考えても、ふつうならこの組み合わせは推奨しません」 と前置きして、中嶋氏が続ける。 「ターフの『オモヤワ』は短尺でバランスを軽めに仕上げることで、シャフトの性能を一番引き出せる。今回のドライバーは、総重量が316gとA氏には不釣り合いに見えますが、バランスは『C7』に設定しました」  クラブ長は44.5㌅。スイングアークは小さいままだが、『オモヤワ』の重くて軟らかい特性を生かし、手だけでテークバックせず、身体全体でクラブを上げる動作に誘導。さらに、シャフトの軟らかい特性を生かして打ち急ぎを防ぎ、スイングリズムを安定させた。  それに加えて、ヘッド『GL‐02』の球がつかまりやすい性能を生かして、ミート率が向上。結果として、飛球のバラつきが抑えられ、飛距離も10~15ヤード伸びたという。 「極端に言えば、『オモヤワ』は超軟らかい練習用シャフトです。それでタイミングを矯正しますが、タイミングが合ってきても、球がつかまらないヘッドでは、ミート率の向上と飛距離アップにつながりません。なので、総重量が上がってもバランスを下げて振りやすくして、球がつかまる組み合わせなんです」  そして、この組み合わせがA氏にハマった理由はもう一つあるという。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/05/my17headspec.jpg" alt="" width="1202" height="180" class="alignnone size-full wp-image-87501" /> <h2>先入観を取り除くために説明せずに打ってもらう</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/05/my17shaft.jpg" alt="" width="788" height="276" class="alignnone size-full wp-image-87500" /> クラブを推奨する際、中嶋氏が気をつけるのは、 「とにかく、先入観を持たずに一発目を打ってもらうことですね。今回のA氏にも、クラブ長や総重量を一切説明せずに打ってもらいました。振り心地が良いことがわかったので推奨したんです」 もちろん、クラブバランスについても説明せずに試打してもらったという。 「クラブのスペックを最初に説明すると、その数値に拒否反応を示すゴルファーは 多いんです。例えばバランスは『D2がベスト』と思っているゴルファーは多い。 強い先入観は邪魔になります」 それに加え、 「今回のようなセッティングは、万人向けのクラブをつくる大手メーカーには難しいと思います。地クラブだからこそできることはある」 ゴルフが上手なインフルエンサーが挙って持ち上げる高MOIのクラブだが、人間は千差万別だけに、合う、合わないは当然ある。そのことを改めて確認した今回のマイカスタムだった。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/05/my17shaftspec.jpg" alt="" width="788" height="77" class="alignnone size-full wp-image-87503" /> <h2>メーカー担当者コメント</h2> ターフ 専務取締役 鵜野善光氏 「『オモヤワ』は女性ゴルファーにも好評ですので、A氏のセッティングも可能性はありますね。できれば身長も参考にクラブ長を検討してもらうと、より良いセッティングになると思います」 <h2>チューンアップスタジオ&amp;スクールとは</h2> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/vb_lTSjFajY?si=gYgcuhP1f4VFjpb9" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 〒194-0004 東京都町田市鶴間447 町田モダンゴルフ内 TEL:042-795-0496 HP:http://ameblo.jp/jeronimo2010 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年10月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
    (公開)2025年07月20日
    老眼のゴルファーは、パッティングに支障があるのだという。これを解決するメガネが三井化学から2月に発売された。 フレームに組み込まれたボタンをワンタッチすれば瞬時に遠近が切り替わる<strong>『TouchFocus(タッチフォーカス)』</strong>がそれ。25万円と高額ながら、ゴルフを長く楽しむための必需品になりそうだ。 老眼は、老化による水晶体調節機能の劣化が原因だという。その対策として「遠近両用メガネ」の使用が一般的で、1枚のレンズで遠方、中間、近方を見分けられる「累進レンズ」が主流だとか。 ただ、視線を上下にスライドさせればメガネを替える必要はないが、レンズ内に度数が異なる領域があるため、視界の両サイドに歪みが生じる。 タッチフォーカスでパッティングの悩みを解決 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/touch1.jpg" alt="三井化学 タッチフォーカス" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-48353"> 開発グループの早瀬慎一リーダーがこう話す。 「老眼でゴルフをやめる人もいるでしょう。スコアカードに記入し難いこともありますが、特にパッティングで支障を来たすと思います。 一般的な累進レンズの遠近両用メガネでは、近方をカバーするレンズの下部に視線が来るため、足元が見え難くなってしまう。多くのシニアは中間距離で適正な度数が保てず、スコアメイクに苦しんでいると思います」 それを解決することで、シニアのゴルフリタイアを防止して、市場の活性化にも寄与したいとか。商品特徴を一言でいえば、遠方と中間に焦点が合ったレンズの中に「液晶」を挟み、近くを見たい時にワンタッチすれば液晶が近方をカバーするというものだ。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/touch3.jpg" alt="三井化学 タッチフォーカス" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-48355"> 総合化学メーカーの同社は「素材開発」が強みであり、メガネのレンズ素材では国内トップシェア。ところが、メガネ業界は技術革新が頭打ちで、打開策を考える必要があった。 研究を重ねた結果『タッチフォーカス』の誕生につながり、販売先として注目したのがスポーツ業界。中でもシニア比率が高いゴルフ市場は格好のターゲットなのだという。 「メガネが発明されたのは1200~1300年頃といわれますが、正直、技術的には行き詰まっていました。今回の商品は新たな要素を入れたメガネで、業界を活性化したいですね。遠近両用メガネの市場は年間500万~600万本ですが、新製品は2022年を目処に年間5万本を目指します。 当社の業務は素材供給のB2Bが中心でしたが、『タッチフォーカス』はメガネ事業で初のB2Cです。消費者に直接訴求するという意味でも新たな挑戦といえます」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/08/touch2.jpg" alt="三井化学 タッチフォーカス" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-48356"> 果して『タッチフォーカス』は成功するか? 「取引店は来年3月末までに100店舗、2020年度には200店舗を目指しますが、製品の特性上、しっかりした知識を持つ販売員が必要なので勉強会を頻繁にします。 ゴルファーへの対応としては、コースへ出向いて体験販売会を行う案も出ています。老眼によってゴルフを諦めるひとを少しでも減らしたいですね」――。 自身、ゴルフが大好きという早瀬リーダーはそう結んだ。近年、アイウエアと呼ばれるスポーツメガネは様々な機能をもちはじめたが、ワンタッチで遠近両用となるこの新商品。25万円に需要はあるのか興味津々。 <strong>プロゴルファーのタッチフォーカス試用インプレッションはこちら▼</strong>
    (公開)2018年08月31日

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