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    ハッシュタグ「タイガー」記事一覧

    今年1月にフロリダで開催されたPGA SHOWにて、数あるNew Productの中でBest product賞のひとつを受賞したティーホルダーがいよいよ日本上陸。カデログリップでお馴染みのGFJapanが、カナダのティーホルダーメーカー「VannyVee Sports」の日本正規代理店として契約を締結したもので、7月より全4タイプを発売開始する。 各キャラクター後部(キャディバック)にはTeeが収納できる仕組みで、バッグに付けるだけで、一日ゴルフが楽しくなりそうなアイテムの登場だ。 ■Animal Caddy Tee Holder (アニマルキャディーティーホルダー) <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/GF2_cmyk.jpg" alt="" width="788" height="209" class="aligncenter size-full wp-image-89055" /> ・タイガー ・イーグル ・ゴーファー ・ゲーター 価格は各4950円。 GFJapan  TEL03‐6408‐9760  <a href="https://www.caderogrip.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">www.caderogrip.com</a> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/GF1_cmyk.jpg" alt="" width="788" height="519" class="aligncenter size-full wp-image-89056" />
    (公開)2025年07月14日
    <h2>『フルスイングゴルフ』アジア地域のショールームを担うヴィクトリアゴルフ六本木ヒルズ店</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-72266" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/2022060604.jpg" alt="" width="397" height="265" /> 今回は、タイガー・ウッズが自宅で使用する話題の米国製ゴルフシミュレーター『フルスイング』を取材するため、4月にオープンしたばかりのヴィクトリアゴルフ六本木ヒルズ店を訪問しました。 同店はアジア地域のショールーム機能も担っており、取材に対応してくれたのは、フルスイングジャパンのキャメロン・ロイCEOと吉村奈美子マーケティングディレクターのお二方。 米国市場では既に1000台超の販売実績があるとのことで、タイガー・ウッズをはじめ、ジョーダン・スピース、ジョン・ラーム、ジェイソン・デイといったUSPGAツアーのトッププロたちが自宅に設置しており、 「彼らの計測数値を実際のフィールドで打った時の感覚へ近づけています」(キャメロンCEO) ということからも性能の高さが伺えます。 まずは、フラッグシップモデル『フルスイング プロシリーズ』本体の特長について説明していこう。 <h2>ハイエンドモデル『フルスイング プロシリーズ』を検証</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-72264" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/2022060602.jpg" alt="" width="395" height="335" /> 同店に設置される『フルスイングプロシリーズ』は、頭上のハイスピードカメラが、ヘッド軌道とボールインパクトのデータを記録すると同時にスクリーン手前に張り巡らされた計688個の赤外線センサーを用いて、スイングや弾道のあらゆるデータを正確に計測できる仕組みになっています。 高彩度画像が印象的で、私も実際に「DRIVING RANGE」モードを体験しましたが、ターゲットを1ヤード単位で設定することができ、その計測値のリアルさは驚愕の一言に尽きます。自分の打った打球が、瞬時にスクリーンへ映し出され、実際に飛んでいるような感覚を得ました。 この部分は、他社メーカーにはないデュアル方式の優位性ととらえていいでしょう。測定スピード及び正確性は従来のシミュレーターのなかでも抜きん出ています。また、頭上のハイスピードカメラが撮影したヘッド軌道もショットごとに確認できるのもいいですね。 『プロシリーズ』はPGAツアーの公式ライセンシーとして、TPCソーグラスをはじめ、プレーヤー達が憧れるPGAツアーコースをソフトウェアを通じてラウンドできる唯一のブランドとなっています。 <h2>打席周り一式をオールインワン販売</h2> 『プロシリーズ』には、 ・木製ブース及び土台 ・360度計測 赤外線トラック ・ION3ハイスピードカメラ ・衝撃吸収と拡散力に優れたスクリ ーン ・ハイグレードのカーペットとショ ットマット ・プロジェクター ・タッチスクリーンモニター これら打席周辺のマットやスクリ ーンと計測機器をオールインワンで販売する形態をとっており『箱』での提案となります。 価格は770万円~で、コンパクトなフル機能のシミュレーターから、幅4m80㎝を超えるワイドスクリーン(880万円~)まで、サイズに関して様々なオプションを用意しています。 <h2>リーズナブルなレーダー式弾道計測器『フルスイングKIT』</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-72265" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/2022060603.jpg" alt="" width="442" height="332" /> 続いて紹介するのが『フルスイングKIT』というレーダー式の弾道計測器です。 こちらはタイガー・ウッズが、屋外で使用するために開発されたモデルで計16項目を計測。66万円という価格設定が大きな魅力といえるでしょう。 レーダー式のメリットを活かして、インドア施設はもちろん、屋外の練習場に持ち込んでドライバーの数値を比較するなど楽しむこともできそうです。 本体はコンパクトで携帯性にも優れ、5時間連続使用できるバッテリーが内蔵されています。 また、『E6connect』という別売りのアプリと連動(サブスク契約で年間4万円~)すれば、ドライビングレンジやシミュレーションゴルフも楽しめます。 設置も至ってシンプル。ターゲット方向を合わせるのは内蔵カメラの映像をアップルのiphoneやipadで確認して設定するだけの気軽さで簡単にセットアップできます。 「トラックマン」や「フライトスコープ」と比べて性能に遜色なく、かつ『KIT』の価格はこれらの3分の1。初期導入費を抑えたいインドア施設は是非検討してみるといいでしょう。 問い合わせ先: Full Swing Japan contact@fullswing-japan.com
    (公開)2022年06月09日
    タイガー・ウッズが愛用する米国のバッグブランドが『VESSEL(ベゼル)』。PGA、LPGAツアーでの使用率も高いブランドだ。 創始者のロニー・ショーCEOは、『ベゼル』のバッグがひとつ売れるごとに、世界中の恵まれない子供達にスクールバッグを寄付するというチャリティ活動にも意欲的だ。 キャディバッグをはじめ、ボストンバッグやバックパックなどのバッグにシリアルナンバーの入ったプレートを装着。何人の子供にスクールバッグが行き渡ったかが分かるようになっており、これまで3万人に贈った実績がある。 <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/AdApFVOqcOQ" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> 長年のバッグ製造専門技術が投入されている『ベゼル』。そのデザインは、バッグ全体にシンプルなデザインでありながらも効果的な切り返しデザインと高品質素材を採用することで、ラグジュアリーな雰囲気を作りだしている。 その象徴のひとつがマグネットポケットで、使い勝手の良い開口部をフロント部にデザイン。また、「大切なものを運ぶ」というベゼルのコンセプトを形として表現したダイヤルロック付きの貴重品ポケットも装備する。 <img class="aligncenter size-full wp-image-71484" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/IMG_3363.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 表皮は高品質の合成皮革(シンセティックレザー)使用により、汚れや傷もつきにくく、バッグ全体の質も向上。先述したとおり、ベゼルのバッグにはシリアルナンバーともいうべきチャリティナンバープレートが付いてくる。 これにより、間接的ではあるが、ベゼルを持つことで、自身も社会貢献の一端を担うというホスピタリティや所有感も得られそう。 なお、動画では朝日ゴルフ山口亮次長が、『VESSEL』の2022最新モデルについて説明してくれた。
    (公開)2022年04月13日
    <h2>タイガー・ウッズが認めた新ボール</h2> タイガー・ウッズが昨年の「マスターズ」で復活優勝を遂げたことは記憶に新しいだろう。そのテレビ中継で目を引いたのがタイガー・ウッズの使うボールに記された「B」のマークだ。以降、タイガー・ウッズが使う『TOUR B XS』(ツアーB XS)はこれまでの人気にさらに火がついた。 当時、矢野経済研究所スポーツグループの三石茂樹部長がこう数字を示している。 「約500の量販店を中心とした実売データによるものですが、元々タイガー・ウッズの使用ボールは毎週1万個台前半は売れてました。ところが4月8~14日の週で、1万4358個の実売状況だったのに対し、タイガー優勝後の4月15~21日には2万6295個と約2倍の売れ行きです。 以前からマスターズ後はボールが売れる傾向でしたが、その中でも同ボールのシェアは1.8%から3%と1.5倍強。加えて『TOUR B X』(ツアーB X)、『TOUR B JGR』(ツアーB JGR)も軒並み販売量を伸ばした結果、ブリヂストンスポーツ全体のボールシェアが16.7%から18.8%に高まりました」 まさに「ボールと言えばブリヂストンスポーツ」を体現した形だ。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/05/TOUR_B_X_XS1.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-62367" /> そして2月、同社は満を持して新しい『ツアーB X』と『ツアーB XS』を投入。あえて同じ商品名を使ったのは、前作よりも進化した性能への自信の表れだろう。もちろんタイガー・ウッズも早速新しい『ツアーB XS』にスイッチ。その性能について、 「新しい『ツアーB XS』は確実にドライバーで飛距離が伸びたし、グリーン周りもしっかりスピンが効いています。開発チームに常に言っているのは、ショートゲームの性能がすごく大切だということです。さらにアイアンでの距離の精度も重要です。 その上でドライバーが20ヤードアップできたら最高だと開発にはお願いしていました。さすがに20ヤードはいかないですが、確実に飛距離が伸びています」 と語った。 <h2>早速『ツアーB X』、『ツアーB XS』が活躍</h2> 同ボールは早速、好結果を残 している。1月にセントーサゴルフクラブセラポンコースで行われたアジアンツアー共催の国内男子ツアー開幕戦「SMBCシンガポールオープン」にて、『ツアーB X』を使用するマット・クーチャーが優勝。さらに、『ツアーB X』使用の木下稜介も日本人トップの6位に入り、全英オープンの出場権を獲得している。マット・クーチャーは、 「今回の新ボールは、皆が欲しいと思っているドライバーでの飛距離性能とチップショットでのコントロール性能の両立が実現出来ていることに本当に驚いている」 とコメント。同大会のマット・ クーチャーのパーオン率は 83.3%で全体1位、フェアウェイキープ率も 76.79%で全体5位と、確かにドライバーとアイアン・ウエッジショットの両方に 『ツアーB X』が貢献していたことが分かる。 <h2>「スピードコントロール」 を実現する 「リアクティブ・ウレタンカバー」のテクノロジー</h2> 新『ツアーB X』、『ツアーB XS』には多くのテクノロジーが含まれている。これまでのボールの特徴は「スピンコントロール」にあるという。つまり、ドライバーは低スピンで飛ばし、アプローチは高スピンで止めるという相反する性能をスピンでコントロールしている点 だ。 一方で、プロや上級者からはアプローチの際に、「球離れが早い」、「スピンは効くがキャリーが出てしまう」、「フェースに乗る感覚が足りない」という声が多かったという。つまり、要求されていることは「ドライバーでは飛ばして、アプローチでは飛 ばさない」という矛盾する性能。 この相反する要求を実現するには、スピンコントロールだけでは限界があった。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/05/TOUR_B_X_XS2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-62368" /> そこで同社は新しい技術開発に着手。インパクトの瞬間のボールの変形を解析した結果、ドライバーショットにおいてはコアの部分が大きく影響し、30ヤード以内のアプローチショットにおいては逆に外側のカバーが影響していることに着目した。 つまり、カバーの部分のみ反発を抑えることができれば、ドライバーでは飛距離を損なわず、アプローチでは飛び過ぎずにコントロールできるという二律背反の性能が実現できるというわけだ。 その結果同社は、新発想の「スピードコントロール・テクノロジー」を生み出すことに成功した。 このテクノロジーは、ショットの状況に応じてボール初速をコントロールするもので、ドライバーショットなどのインパクトでボールの変形が大きい状況では、高反発に設計されたボール内部の「大径ハイドロコア」と「ハイスピード・インナーカバー」の相乗効果で、「高初速× 低スピン」の両立を実現し、高い飛距離性能を追求。 また、アプローチショットの状況では、操作性を高めるために衝撃吸収材を配合した次世代「REACTiV・ウレタンカバー」(リアクティブ・ウレタンカバー)が、ショット時のボール初速を抑えることで、「低初速×高スピン」を実現し、高いコントロール性能を追求。 これにより、「ドライバーは飛んで、アプローチは飛ばない」という理想のボールができ上がった。 また、ディンプルは新開発「シームレス330デュアルディンプル」を採用しており、ディンプルの表面占有率がアップしたことにより空力を改善し、飛距離と安定性が実現されている。 「リアクティブ・ウレタンカバー」の開発には約10年の歳月を費やし、これまでの約2倍にあたる170種類のサンプルを作ったという。まさに同社の執念が実ったボールだと言えるだろう。 価格 :オープン(想定売価:6300円) <iframe src="https://www.youtube.com/embed/McKpoEG-O4s" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe>
    (公開)2020年05月17日
    「Bマークを自分でマジックで書きこんですぐに試合で使いたいよ」 タイガー・ウッズからそんな言葉が出るほど今回のボールは進化したという。ブリヂストンスポーツは1月22日、都内の同社施設で新ボール『TOUR B X/XS』(ツアーB X/XS)の発表会を開催した。 <h2>『ツアー B X/XS』は「飛ばして飛ばさない」?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/bs3.jpg" alt="『ツアー B X/XS』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60742" /> 『ツアー B X/XS』はタイガー・ウッズやマット・クーチャー、ブライソン・デシャンボーなどのPGAプレーヤーも使うボール。昨年のマスターズにおいてタイガー・ウッズが『ツアー B XS』を使用してメジャー復活優勝を飾ったのは記憶に新しい。 前作の『ツアー B X/XS』はプロや上級者から好評だが、その大きな理由は「スピンコントロール」にあるという。つまり、ドライバーは低スピンで飛ばし、アプローチは高スピンで止めるという相反する性能をスピンでコントロールしている点が特徴だ。 一方で、プロや上級者からはアプローチの際に、「球離れが早い」、「スピンは効くがキャリーが出てしまう」、「フェースに乗る感覚が足りない」という声が多かったとか。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/bs10.jpg" alt="『ツアー B X/XS』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60735" /> つまり、要求されていることは「ドライバーでは飛ばして、アプローチでは飛ばさない」という矛盾する性能。少しでも遠くへ飛ばすということに拘ってボールを開発してきた同社にとって、この相反する要求を実現するには、スピンコントロールだけでは限界があったという。 そこで同社は新しい技術開発に着手。インパクトの瞬間のボールの変形箇所を解析した結果、ドライバーショットにおいてはコアの部分が大きく変形し、30ヤード以内のアプローチショットにおいては外側のカバーが変形していることが分かったとか。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/bs9.jpg" alt="『ツアー B X/XS』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60736" /> つまり、カバーの部分のみ反発を抑えることができればドライバーの飛距離を損なうことなく、アプローチは飛び過ぎずにコントロールできるという二律背反の性能が実現できるというわけだ。 その結果、約10年の歳月を費やして開発したカバーが「リアクティブウレタンカバー」で、それにより「ドライバーは飛んで、アプローチは飛ばない」ということが実現(「スピードコントロール」技術)できたという。 <h2>『ツアー B X/XS』でザックリが解消</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/bs11.jpg" alt="『ツアー B X/XS』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60734" /> アマチュアゴルファーのミスにおいて多いのは、短い距離のアプローチ。短くなればなるほど飛び過ぎを嫌ってインパクトの瞬間に緩んでザックリというシーンはよくある話。 今回の『ツアー B X/XS』は30ヤード以内をしっかり振っていっても、「リアクティブウレタンカバー」の低反発性能で飛び過ぎることがないため、そのような心配はなくなる。 一方、コア部分は前作よりも径を大きくすることで、エンジン部分が強くなり、ドライバーなどのフルショットの場合にはより飛距離性能が増したという。 <h2>『ツアー B X』と『ツアー B XS』の違いとは?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/bs2.jpg" alt="『ツアー B X/XS』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60743" /> 今回のボールも前作同様『ツアー B X』と『ツアー B XS』の2種類をラインアップしている。 どちらかと言うと飛距離性能寄りの『ツアー B X』と、スピン性能寄りの『ツアー B XS』という棲み分けだったが、上述のようにこの2つの性能を同時に実現できたのであれば、今回は1種類でよかったのではないかという疑問も残る。 その点について、同社のボール企画の担当者は、 「確かに1種類でもいいのではという話もありました。ただ打感や打音の好みはプレーヤーよって全然違います。全ての好みを満たすことは難しいですが、2種類をラインアップすることでプレーヤーごとのフィーリングも大切にしたいという想いです。 『ツアー B X』と『ツアー B XS』は中心コアと外側のカバーの硬さを変えています。『ツアー B X』の方が硬くしっかりとした音が出て、『ツアー B XS』は柔らかくソフトな感覚です。 前作同様、飛距離性能寄りの『ツアー B X』、スピン性能寄りの『ツアー B XS』ではありますが、どちらもドライバーは飛んで、アプローチは止まるボールになっています」 <h2>宮里優作「手で投げているみたい」</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/bs7.jpg" alt="吉田優利" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60738" /> 発表会には、同社契約で既に新『ツアー B X/XS』を実践投入している、宮本勝昌、宮里優作、堀川未来夢、渡邉彩香、吉田優利、稲見萌寧が登場。新『ツアー B X/XS』の性能をアピールした。 宮本勝昌 「昨年の『ブリヂストンオープン』から使っていたのですが、『HEIWA・PGMチャンピオンシップ』で同組だった飛ばし屋のチャン・キムを2回もオーバードライブしました。4日間で途中まではドライビングディスタンスも1位でした。まあ成績は大したことなかったんですけどね(笑)このボールを使った途端に飛距離が伸びて、50歳を前に非常に良い武器を手に入れた気分です」 宮里優作 「前作のボールの大ファンで、これ以上のボールはないのではと思っていましたが、前作を上回る性能に驚いています。風にも強いし、グリーン周りではまるで手で投げたみたいなスピンコントロールが可能です。できれば他の選手に使わせたくないです(笑)」 堀川未来夢 「新しいボールを使うようになってから、1ラウンドで消費するボールが1球なんですよ。嬉しいことなんですが、計算すると12ラウンドで12球しか使わないことになるので、メーカーは販売する上で大丈夫なのかなって心配になっちゃうくらいです(笑)それだけ傷つかないし、丈夫になったと思います」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/bs6.jpg" alt="稲見萌寧" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-60739" /> また新しく同社とボール・クラブ・用品契約をした吉田優利は、 「私は打感が硬いボールが好きなのですが、今度の『ツアー B X』は硬い中にも吸い付くような柔らかさを感じますので、パター以外のショットにも良い影響が出ると感じました」 と語ると、昨年のルーキーイヤーに初優勝を飾り、同じく同社とボール・用品契約になった稲見萌寧は、 「実は各社のボールを打ち比べたのですが、『ツアー B XS』はアプローチとパターで柔らかいのにしっかりとした打感もあるところがとても良いと思いました」 と語った。 <h2>タイガー・ウッズのメッセージを動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/DcqK9-VJvGY?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 発表会の最後には、その日の朝に撮れたてのタイガー・ウッズのビデオメッセージが流された。その内容は以下の通り。 「新しい『ツアー B XS』を今週使い始めるのですごくエキサイティングです。確実にドライバーで飛距離が伸びたし、グリーン周りもしっかりスピンが効いています。 開発チームに常に言っているのは、ショートゲームの性能がすごく大切だということです。さらにアイアンでの距離の精度も重要です。 これらは絶対条件で、その上でドライバーで20ヤードアップさせたら最高だよと開発にはお願いしていましたが、さすがに20ヤードはいかないですが、確実に飛距離が伸びています」 <h2>『ツアー B X/XS』の発売日・価格</h2> ■発売日 2月21日 ■価格 オープン(想定売価:6300円) ■カラーラインアップ ホワイト、ホワイト(コーポレートカラー)、パールホワイト、イエロー
    (公開)2020年01月24日
    今年4月の「マスターズトーナメント」で、タイガー・ウッズは奇跡といえる復活優勝を遂げました。これにより、ウッズのメジャー優勝は通算15勝となり、ジャック・ニクラウスの最多記録18勝にあと3勝と迫っています。 プロデビュー当初のウッズは、それまで見たこともないスイングスピードから放たれる圧倒的な飛距離を武器に優勝を重ねました。ウッズのスイングやトレーニング法は次世代のプロ達を大いに刺激し、近年ツアープレーヤーのパワー強化が加速しています。 その一方、ウッズ自身は近年、腰痛に悩まされ続け3回の腰椎手術を受けるも完治せず、本来のプレーができない状態が4年続きました。それでも、4回目に腰椎固定術を行い上記の復活を遂げたことで、多くのファンがウッズの一層の活躍を期待していると思われます。 しかし、最近気になる医学論文(引用1)が発表されました。ウッズの病歴を紹介しつつ、近年のゴルフ打法のもつ腰椎損傷のリスクについて論じたもので、これを読むとウッズの今後は、決して盤石とはいえないことが察せられるのです。 <blockquote> 1) Corey T.Walker, Juan S.Uribe, Randall W.Porter.(2019). Golf: a contact sport. Repetitive traumatic discopathy may be the driver of early lumbar de-generation in modern-era golfers. Journal of Neurosur-gery: Spine </blockquote> そこで、神経外科分野では極めて稀な、このゴルフに関する医学論文の内容を紹介しながらスポーツ科学的に現代スイングと腰痛の関連について説明します。 ゴルファーと腰痛 プロとアマの隔てなく、ゴルファーのスポーツ障害はしばしば背中や腰に起こります。プロでは55%、アマでは35%がそのような損傷に至っていることや、プロの腰椎椎間板障害の発症年齢は一般人口よりも低い(若い)ことなどが報告されています。 ウッズも2013年の37歳時あたりから腰痛に苦しめられ、次第に試合の欠場や棄権が増えていきました。 このような近年のプロゴルファーの腰痛に対し、2019年2月に神経学研究で名高いバロー神経学研究所(アリゾナ州、USA)のグループが、「ウッズに代表されるX-Factorの大きい現代スイングが腰椎椎間板損傷や腰椎変性促進の原因になっている」可能性を指摘した論文を発表しました(引用1)。 <h2>X-Factor(エックスファクター)とは?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/suzuki-takeru3.jpg" alt="X-Factor(エックスファクター)とは?" width="788" height="525" class="size-full wp-image-60264" /> トップオブスイング時のX-Factor(この場合約45度) X-Factorとは、スイング中における腰に対する肩の回転を表す角度のことで、一般的にはトップオブスイング時での腰に対する肩の角度のことを言います。 肩のラインと腰のラインがXの字体になっていることからそう呼びますが、アメリカのゴルフインストラクターとして有名なJim McLean氏が1992年に最初に使用したとされます。 2000年にPhillip J.Cheetham氏らは、トップオブスイング時のX-Factorだけでなく、ダウンスイング開始直後に、関係する筋肉繊維をストレッチさせることでX-Factor が増加することを発見し、この現象は、X-Factor stretchとして知られています(引用2)。 <blockquote> 2) Cheetham, P.J., Martin, P.E., Mottram, R.E. and St. Laurent, B.S. The importance of stretching the X Factor in the golf downswing. In: Book of Abstracts 2000 Pre-Olympic Congress. International Con-gress on Sport Science Sports Medicine and Physical Educa-tion. Brisbane Australia 7-12 September 2000 </blockquote> この研究によれば、熟練したゴルファーでは、トップオブスイング時X-Factorが48度、ダウンスイング直後では57度に達し、約19%(約9度)の増加が確認されました。これに対し、非熟練者でのX-Factor増加率は13%に留まり、熟練者と非熟練者との間には差があることが報告されました。 さらに別の研究で、スイング中にX-Factorが最大化する角度(Peak X-Factor)が、クラブヘッドスピードの速さと高い相関があることも発見されました(引用3)。 <blockquote> 3) David W. Meister, Amy L. Ladd, Erin E. Butler, Betty Zhao, An-drew P. Rogers, Conrad J. Ray, and Jessica Rose. Rotational Biomechanics of the Elite Golf Swing: Benchmarks for Ama-teurs. Journal of Applied Biomechanics, 2011, 27, 242-251 </blockquote> このような研究結果やウッズの活躍を背景に、モダンゴルフにおいては飛距離でのアドバンテージを求め飛距離を伸ばすための方法としてX-Factorを最大化することにフォーカスした打法(より捻る)や、トレーニング法(より捻れるように)が次第にプレーヤーのみならず、指導者の間でも重要視されるようになっていきました。 <h2>現代スイングが腰椎椎間板損傷の原因?</h2> ウッズは、X-Factor stretchを大きくすることで飛距離を獲得してきた代表的な存在といえます。 ウッズ自身がこのことを意識してスイングしていたかどうかはわかりませんが、結果として、ダウンスイング開始時のX-Factor stretchの大きさは、これまでのレジェンドプレーヤー達とは異質なものになりました。 ニクラウスやホーガンは、大きなバックスイングからリラックスしたダウンスイングで、X-Factor stretchを過度に強調して行うスタイルとは異なっていました。 ウッズの出現以来、ウッズのようなスタイルのプレーヤーは近年では増加しています。そういった意味で、X-Factor stretchが大きいスイング=現代スイングと定義できそうです。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/suzuki-takeru2.jpg" alt="X-Factor stretchでの腰椎のねじり(第4、第5腰椎間の例)" width="788" height="540" class="size-full wp-image-60263" /> X-Factor stretchでの腰椎のねじり(第4、第5腰椎間の例) ウッズに代表される現代スイングでは、ゆっくりとしたバックスイングの後に爆発的なスピードでの腰部の回転を引き起こすために、腰部と胸部の回転方向を分離させ、筋肉繊維の伸張‐短縮サイクル(Stretch-Shortening Cycle:筋肉を伸ばした状態から収縮することで出力が大きくなる)を最大限利用してクラブヘッドスピードをより高速化させます。 また、大きな捻りでも身体を安定させ、さらにより大きく筋力を発揮するため、ウッズは早い段階から身体各部の筋力トレーニングも採用しました。 ウッズの場合、①X-Factor stretchが大きい②筋力トレーニングを行った、以上のことで「ストロングスイング」を手に入れましたが、論文では、それは同時に腰椎椎間板に継続的な、以前にはなかった負担を日々与えることになり、結局は椎間板損傷を起こしてしまったという仮説を提起していると思われます。はたしてウッズはモダンゴルフの犠牲者なのでしょうか? 一方で、医学では椎間板の強度には個人差があるとされています。筆者は、ウッズ自身の椎間板強度を知る術がない以上、彼が現代スイングの犠牲者といってよいかはわからないと考えます。 ただ、復活したとはいえ、一度病んだ腰椎に現代スイングの負荷をかけ続ける結果については「時のみが知る」とする論文の一節は大いに気になるところです。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/suzuki-takeru1.jpg" alt="ダウンスイング時の右手側への側屈による椎間板の圧迫" width="788" height="525" class="size-full wp-image-60262" /> ダウンスイング時の右手側への側屈による椎間板の圧迫 また、論文では、この打法ではトップオブスイングから切り返しの時に、腰椎のねじれを意図的に強めるため一部の腰椎椎間板への負担が大きくなってしまうことに加えて、インパクト付近では右手側への側屈(サイドベンド)角度が大きくなって、腰椎椎間板を利き手側優位に強く圧迫することになる、これが片側性の腰椎変性及び骨棘形成を誘発するとしています。 しかし、プロゴルファーの腰椎椎間板の非対称性損傷は、1997年に日本から報告されていて(引用4)、現代スイング特有の現象ではないとも言えます。 <blockquote> 4) Sugaya H, Moriya H, Takahashi K: Asymmetric ra-diographic findings on the lumbar spine in elite and pro-fessional golfers. Orthop Trans 21:312–313, 1997 </blockquote> プロのゴルフスイングでは、ダウンスイング時に7500ニュートン(約765kg)もの圧縮力を背骨が受けるとされ、これは、アメリカンフットボールでのタックルの衝撃に相当すると推定されています。プロの1日の練習量を300球とすると、毎日300回のタックルを受けていることになり、しかもそれは、年余にわたり継続されていきます。 そう考えれば、腰椎を痛めること自体は以前からプロフェッショナルの宿命なのかもしれませんが、モダンゴルフの風潮がそのリスクを高めているという論文筆者らの主張には大いに耳を傾けるべきと思われます。 <h2>モダンゴルフへの警鐘</h2> <ol> <li><strong>過度のX-Factor増加を目指す打法及び指導方法</strong></li> <li><strong>腰椎の損傷を早める程の筋力増大</strong></li> </ol> 論文では、以上2つのことを腰椎損傷のリスクとして指摘しています。実際に、腰椎椎間板の損傷による神経障害が発症した場合は、神経を圧迫している部分を切り取る減圧手術(ウッズは3回おこなった)では、術後に同じ負担を継続すれば再度繰り返すことになり完治は望めません。 現代スイングをする限り、一度椎間板を大きく痛めると競技復帰はほぼ不可能である、が実際かもしれません。 ウッズが4回目におこなった固定術は、再発のもとになる椎間板成分を摘出して、代わりに骨を移植して数ヶ月かけて上下を骨癒合させるものです。これまで、動いていた椎間を永久に動かなくしてしまう脊椎固定術は、スポーツ選手にとっていくつかのデメリットがあると考えられていました。 患部となった椎間板は局所的によく動くから頼られて負荷をさばいていた→最初に傷んで腰痛が始まる→そこを固定したら前のようには動けなくなる→結局は腰痛は治ってもアスリートとしてのパフォーマンス低下は避けられない、という危惧などです。 そのジレンマを超えて固定術を決断し、わずか7ヶ月で完全復活したウッズからは各方面が学ぶべきものがありそうです。 一方、脊椎脊髄外科専門医師である譲原氏からは、ウッズの固定がL5/S1(腰椎と骨盤のつなぎ目)であったことに注目して、この部の固定術は腹筋の一部の切開で済むもので背筋や体幹筋の温存が期待できるが、別の部位となるとそう簡単なことではなく、ウッズが復活を果たしたからといって椎間板を損傷したプロゴルファーに固定術をするかは難しい判断であり続けるだろう、さらにウッズを含め固定術後にほかの椎間板に代償性に負担が移り「隣接椎間板障害」が起きてまた腰痛ほかが再発するリスクも心配される、残念だがウッズは出場試合数を制限したほうがよいのではというコメントをいただきました。 ウッズの病歴は現代風に見えてプロフェショナルゴルフの本質なのかもしれません。 ウッズに腰痛が始まったのが37歳として、今20歳台で活躍する世界のツアープロたちは、あと15年後にこの論文の正しいことを証明するかもしれません。だとすると予防法はなにか? ゴルフを科学する者にとって、重い問題を提起してくれた論文でした。 【著者・鈴木 タケル(すずき たける)】 1976年12月4日 静岡県伊東市生まれ/ライプチヒスポーツ科学交流協会理事/武蔵野美術大学非常勤講師/国際武道大学大学院(修士:体育学)/日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ/左右打ち練習方法「スイッチゴルフ」提唱者 【監修・譲原 雅人(ゆずりはら まさひと)】 1958年12月21日 神奈川県横須賀市生まれ/1983年3月 東京医科歯科大学卒業/日本脳神経外科学会専門医/日本脊髄外科指導医/亀田メディカルセンター 脊椎脊髄外科部長 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2019年11月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a>
    (公開)2019年12月18日
    朝日ゴルフは先頃、都内会場にて「2019 Show-Case」を開催した。米国発信のキャディバッグ『VESSEL(ベゼル)』をはじめ、『TURF DESIGN(ターフデザイン)』、『METALFACTORY(メタルファクトリー)』等の新製品を一挙披露。今回、『ベゼル』及び「『ターフデザイン』について各担当者へインタビューを敢行した。 タイガー・ウッズが愛用する「MONSTER」ロゴ入りのキャディバッグはベゼル製で、PGA、LPGAツアーでの使用率が高いことで知られる。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/191009_asahi2.jpg" alt="マグネットポケット" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-59404" /> その象徴のひとつがマグネットポケットで、使い勝手の良い開口部をフロントへ装着。そのデザインは、バッグ全体にシンプルなデザインでありながらも、効果的な切り返しデザインと高品質素材を採用することで、ラグジュアリーな雰囲気を作り出している。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/191009_asahi5.jpg" alt="VESSELバッグ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-59406" /> 今回、レディス用に加え、会社通勤にも使えそうな「バックパック」が新たにラインアップ。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/tJUrxVG9Dhw?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 今年で4年目となる『ターフデザイン』からは、軽量キャディバックやデザイン性と機能面を両立した製品群となっている。 2019秋モデルは、光沢のあるポリエステルをベースに高級感のあるシボ加工をしたPUパーツを随所に採用、シンプルながらも渋さとカッコよさを追求したデザインのバッグシリーズとなっている。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/191009_asahi4.jpg" alt="ターフデザイン" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-59407" /> ラインアップは、キャディバッグ、ミニスタンドバッグ、トートバッグ、ミニトートバッグ、ミニポーチ、ボールクリーナー&パターキャッチャー、マルチバッグ、カートポケット、シューズバッグの9アイテムで、ブラック/ブルー、ネイビー/オレンジの2色展開となる。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/hYD1tAonEmc?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 朝日ゴルフ余頃歩さんによると、 「光が当たった時、光沢感のあるポリエステルはゴルフ場の青空の下でより美しく輝くのが特長です」 また、同色でプリントしたビッグロゴもきらりと輝き存在感を出してくれます。さらに、パーツで使用しているPUのロゴワッペンやファスナーの取っ手部分は高級感があるので、アクセントとなります」 「今モデルは、街でアパレルを選ぶように自分に似合うゴルフバッグも選んでもらいたい、そんな思いを込めて作りました」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/191009_asahi3.jpg" alt="キャディバッグ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-59408" /> 本体は、ポリエステル素材なので汚れ落としも簡単だとか。特にキャディバッグについては、PUを使用しながらTURFデザインの中で最軽量(2.5kg)を実現している。 「ゴルフシーンではもちろん、普段使いできるアイテムも揃い、今までになかったデザインを提案するなど、『TURF DESIGN』だからできる色使いやファッション性の高いバックシリーズとなっています。 『TURF DESIGN』はこれからも『新しいゴルフライフ』を楽しんでいただきたい。そんな思いを込めた商品を提供していきます」――。
    (公開)2019年10月11日
    世界のトッププレーヤーが全幅の信頼を寄せる元ナイキの研磨師マイク・テーラー。そのマイク・テーラーがトッププロ達のリクエストを形にしたのが『ARTISAN(アーティザン)ウエッジ』。 『ARTISAN ウエッジ』は、ツアーからのフィードバックで考案された5つのソールと8つのロフト角から組み合わされた17スペックで構成。ツアーカスタムレベルのデザインによる性能をすべてのゴルファーに体感してもらえるモデルだ。基本的な形状はディアドロップ形状だが、5種類のソールは、 <ul> <li>S = スタンダードソール/トゥ側にエッジを残したスタンダード</li> <li>DS = デュアルソール/トゥ・ヒールを落としたハイバウンス</li> <li>R = ラウンドソール/日本のアスリートの使用実績あり</li> <li>SB = スクエアーベベル/超一流アスリートの形状</li> <li>WS = ワイドソール/ソール幅が広くスタンダードなバウンス角</li> </ul> ソール形状は特長のひとつだが、ホーゼルにインナーウエイト(ステンレス3.3g、タングステン7g)を挿入することが可能で、多様なゴルファーのリクエストに応じてバランスを調整できる。 ツアープロのリクエストから生み出された『ARTISAN ウエッジ』の実力は?豊富な試打経験を持つギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロに検証してもらう。 試打クラブ:S/58度、DS/58度、R/58度、SB/56度、WS/56度 1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞 ツアープロの要望を反映『アーティザンウエッジ』タイガーのクラブを削った男が造るウエッジ <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/artisan-wedge2.jpg" alt="ARTISANウエッジ 永井延宏プロの試打評価" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58318" /> ツアープロのリクエストを深く理解した完成度の高いウエッジという第一印象です。5タイプのソールですが、それによって形状も作り込みが微妙に異なります。 まず、ロフト58度のSソールを試打しました。リーディングエッジが直線に近く、スクエアに構えやすい。スクエアにシンプルに、というイメージです。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/artisan-wedge58s.jpg" alt="ARTISANウエッジ 58度 Sソール" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58324" /> ソールはクセのない平らなソールで、ヌケのスピードが感じられ、スピード感が厚い打感と高いスピン性能に置き換えられるので、やや低めの強弾道でスピンで止まります。インパクトで緩まず、直線的に打つゴルファーが想定されます。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/artisan-wedge58ds.jpg" alt="ARTISANウエッジ 58度DSソール" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58323" /> 次に58度のDSソールです。Sソールのトゥとヒールを落としてラウンドをつけたタイプですが、フェースのトゥ側が少し広がっていて、やや開きやすい形状ですね。 特にヒールのヌケがイメージできますので、ヘッドの軌道をアウトサイドインでカットにボールを捌く打ち方が見えてきます。 <h2>プロの要望を反映したのが分かりやすいRソール</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/artisan-wedge58r.jpg" alt="ARTISANウエッジ 58度Rソール" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58321" /> 58度のRソールはフェース形状でトゥが逃げているので、開きやすいウエッジ。そのヘッドの開きやすさ、逃がしやすさが、最近ツアーで見られるトゥ側を倒しながらフェースのトゥ側で芯を外してヒット、弱い球を打つイメージと相性が良いと感じました。 <strong>まさにツアープロの要望を如実に反映しているモデルです。</strong> 次は56度のSBソールです。リーディングエッジが少し落とされており、平らな部分に繋がるので、フェース寄りのソールがバンパーの様なイメージ。それがバウンスの役割を果たして、打つと跳ねっ返りが強いソールです。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/artisan-wedge56sb.jpg" alt="ARTISANウエッジ 56度 SBソール" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58322" /> 試打は56度でボールをあげるスイングが必要かとも思いましたが、ソールが跳ね返るので、敢えてしっかり打ち込んでいく、ソールの跳ね返りを抑えるくらいで丁度良いヘッド。それでいて、ボールの高さやスピン量は損なわれず、操作性も非常に高いですね。 最後が56度のWSソールのワイドソールです。極端なワイドではなく、ディアドロップ形状が最も表れており、一番リーディングエッジの丸みが強く、非常にニュートラルな使い方ができます。 ボールを拾っても良し、抑えても良し。ワイドソールのヌケも高いレベルで許容性がある。ゴルファーの技術を反映しやすいと思います。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/artisan-wedge56ws.jpg" alt="ARTISANウエッジ 56度 WSソール" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58320" /> 56度のWSですが、見た目の形状と挙動がマッチしており、打ち出しも高く穏やかな球筋でスピン性能も高い。距離感が合わせやすいオールマイティなウエッジです。 <h2>PGAツアーの様々な地域や気候変化芝質に対応したウエッジ</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/artisan-wedge3.jpg" alt="ARTISANウエッジ 試打" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58319" /> 今回は58度で3タイプ、56度で2タイプを試打してみましたが、世界トップレベルのプロのリクエストを深く理解して作り込んでいるという印象です。 それに加え、USPGAツアーの会場となる米国の自然環境、暖かい地域から寒い地域まで、様々な芝やグラウンドの状況に対して、プロの様々なテクニックのイメージが、それぞれのモデルに見えてくると思います。 <h2>打ち方でソールを決める基準となるのはSBソール</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/artisan-wedge4.jpg" alt="ARTISANウエッジ 試打" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-58325" /> <strong>アマチュアは、様々なソールの形状は見れば分かりますが、自分に合うソール形状の選び方のポイントが分かりづらい。ソール形状の選び方のポイントは?</strong> 例えばSソールは、フラットなソールでスピード感が出しやすい。クリアにインパクトができるならスピード感はスピンに置き換えられ、スピンが掛かるというのがひとつの選び方のポイントです。 一方で、打ち込みたいゴルファーはSBソール。リーディングエッジのバンパーがお助け機能となります。SBは、寛容性が高いと思います。なのでSBをベースに試打することをオススメします。 <iframe src="https://www.youtube.com/embed/qmFtuxQowTU?rel=0" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> 商品のお問い合わせ:インフィニット TEL:0985-86-7180 <a href="https://infinitegolf.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://infinitegolf.jp/</a>
    (公開)2019年07月25日
    朝日ゴルフは2月より、日本初上陸する米国のバッグブランド『VESSEL(ベゼル)』の取扱いを開始した。 タイガー・ウッズが使用するなど、PGA、LPGAツアーでの使用率も高い同ブランド。 創始者のロニー・ショーCEOは、『ベゼル』のバッグがひとつ売れるごとに、世界中の恵まれない子供達にスクールバッグを寄付するというチャリティ活動にも意欲的だ。 キャディバッグをはじめ、ボストンバッグやバックパックなどのバッグにシリアルナンバーの入ったプレートを装着。何人の子供にスクールバッグが行き渡ったかが分かるようになっており、これまで3万人に贈った実績がある。 長年のバッグ製造専門技術が投入されている『ベゼル』。そのデザインは、バッグ全体にシンプルなデザインでありながらも効果的な切り返しデザインと高品質素材を採用することで、ラグジュアリーな雰囲気を作りだしている。 その象徴のひとつがマグネットポケットで、使い勝手の良い開口部をフロント部にデザイン。また、「大切なものを運ぶ」というベゼルのコンセプトを形として表現したダイヤルロック付きの貴重品ポケットも装備する。 表皮は高品質の合成皮革(シンセティックレザー)使用により、汚れや傷もつきにくく、バッグ全体の質も向上。先述したとおり、ベゼルのバッグにはシリアルナンバーともいうべきチャリティナンバープレートが付いてくる。 これにより、間接的ではあるが、ベゼルを持つことで、自身も社会貢献の一端を担うというホスピタリティや所有感も得られそうだ。 日本で展開する主要アイテムは、フラッグシップの『オリジナルスタッフバッグ』、日本市場専用に特別に作られたミドルクラスカートバッグ『LUX Cart Bag JV』、ベゼルオリジナルの最新のショルダーストラップとスタンドシステムした『Player Stand Bag』など全9タイプ。
    (公開)2019年05月10日
    「腰痛で大好きなゴルフができない」 そんな悩みを抱えているシニアゴルファーは多いのかもしれない。何を隠そう筆者の父親も昨年末に突然訪れた腰痛で、4ヶ月近くクラブを振れていない。そんなゴルファーのゴルフ寿命を延ばせるかもしれないゴルフパンツが発表された。 <h2>ミドリ安全が腰痛予防のゴルフパンツ?</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-55475" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori11.jpg" alt="" width="788" height="525"> 安全衛生保護具を取り扱うミドリ安全は先頃、ゴルフパンツ『MIDORI PF1』の製品発表会を時事通信ホール(中央区)にて開催した。 『MIDORI PF1』は腰痛が原因でゴルフをリタイアせざるをえないゴルファーのゴルフ寿命を延ばせるかもしれないパンツだという。 そもそもミドリ安全は工事現場や介護施設での安全靴や作業服などの安全衛生保護具では業界トップシェアだが、これまではBtoB商品が主流だった。 その同社が初のBtoC商品として世に出すのが、今回発表された『MIDORI PF1』で日本プロゴルフ協会(JPGA)との共同開発だという。 ミドリ安全が何故ゴルフパンツ?という疑問を感じるが、同社はキャディ用の作業着などをゴルフ場向けに販売しておりゴルフウエアと少なからず縁があった。 <h2>松村不二夫社長「世界中のゴルファーに履いてほしい」</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-55362" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori7.jpg" alt="" width="788" height="525"> 同社が行った調査によると、全ゴルフ愛好家の約7割が腰痛の経験があるという。会見に先駆けて登場した松村不二夫社長によると、 「これまで産業分野で働く人の安全と健康を守り続けてきた我々が、その技術と経験を生かしてもっとできることはないだろうか?働く人だけではなく、もっと多くの人に役立つことができないだろうか?と考えていました。 そんな時に日本プロゴルフ協会の倉本会長と出会い、『ゴルフほど多くの人々の健康寿命に貢献しているスポーツはない。 ところが、腰の不調を理由にゴルフをやめざるをえない人もいる。そんな人にゴルフをずっとプレーしてもらうにはどうすればいいか考えている』という話を聞きました。 その話がきっかけで、我々が産業界で長年培った腰部保護のノウハウを活かし、ゴルフを生涯続けたい人々に貢献できるのではないかと思ったのです。 『MIDORI PF1』は強力な保護ベルトと動きやすいゴルフパンツを一体化するというこれまでにないアイデアの商品です。 世界中のゴルファーが、この履くプロテクターを堂々と着用してプレーする姿を期待しています」 <h2>『MIDORI PF1』の性能とは?</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-55480" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori16.jpg" alt="" width="788" height="525"> 『MIDORI PF1』は、簡単に言うと腰部保護ベルトとパンツを一体化させた商品で、その両面からゴルファーの腰をプロテクトするという意味で「デュアルプロテクト」がコンセプトになっている。 腰部保護ベルトは、同社が重い荷物を運ぶ作業者向けに開発した製品で、今回さらにゴルフ用に改良。前面にBOAシステムを採用したことで通常のベルトのようにバックルから外して締めたり緩めたりという作業を省くことができるという。 <img class="alignnone size-full wp-image-55479" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori15.jpg" alt="" width="788" height="525"> また背面部分には高さを調整できる機能を搭載し、個々の体形や骨盤の位置に合うような工夫がなされている。 <img class="alignnone size-full wp-image-55478" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori14.jpg" alt="" width="788" height="525"> そしてパンツには同社の保有する2つの特許技術が盛り込まれている。 1つ目の特徴は「イージーフレックス機能」という腰部分のプリーツ構造で、ティーを挿したり、グリーン上で芝目を読む際にしゃがみ込む動作によって起きるお尻部分のパンツのつっぱりやズレ下がりを抑制し、水平に保てる機能だ。 <img class="alignnone size-full wp-image-55476" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori12.jpg" alt="" width="788" height="525"> これによって、ローライズのパンツによく見られるパンツからシャツが出てしまい、背中が見えてしまうなどの現象が防げるという。 2つ目の特徴は股部の「新立体裁断構造」で、股下にマチを入れることで開脚の際のつっぱりを軽減して、バンカーやハザードからのショット時もストレスなくアドレスできるという。 <img class="alignnone size-full wp-image-55477" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori13.jpg" alt="" width="788" height="525"> <h2>『MIDORI PF1』を科学的に解明</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-55358" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori3.jpg" alt="" width="788" height="525"> 会見には、広島大学の客員教授(医学博士)宇土博氏が参加。科学的見地から、製品の解説が行われた。 検証は筋電図を用いて客観的に評価。筋電位電極を腰につけて重いものを持ち、『MIDORI PF1』を履いた時と履かない時の筋電位データを測り比べたところ、履いた時の方が、15~20%腰への負担が減少したという。 <img class="alignnone size-full wp-image-55359" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori4.jpg" alt="" width="788" height="525"> 続いて、ゴルファーへの具体的なメリットを検証するために13名のプロゴルファーに製品を着用し100球打たせてテストを実施。 ドライバーのスイングにおいて、腰への負担は大きく分けてバックスイング時とダウンスイング時の2回あり、その両方において『MIDORI PF1』を着用した時の方が負担が減少。腰への負担が平均して8.3%軽減したという。 <img class="alignnone size-full wp-image-55364" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori9.jpg" alt="" width="788" height="525"> 特にダウンスイング時がゴルフスイングにおいて最も腰に負担がかかるピークだという。宇土氏は、 <img class="alignnone size-full wp-image-55365" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori10.jpg" alt="" width="788" height="525"> 「このピーク時の筋電位を下げることが腰部への負担を軽減することに繋がります。 1回当たりの値は少なく見えますが、ゴルフのスイングは繰り返しの作業になります。累積すると非常に大きな負担軽減効果があると実証されました」 <h2>倉本会長「タイガー・ウッズにも渡してあげたい(笑)」</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-55363" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori8.jpg" alt="" width="788" height="525"> 会見には、共同開発のJPGAを代表して倉本昌弘会長も登壇。同製品がJPGA推薦品となったいきさつを語った。倉本会長によると、 「レギュラープロに目を向けると、昨年久保谷健一プロが非常に重い腰の痛みに悩んでいまして、フォロースルーもとれない姿が度々テレビに映りました。 それでもプロであるがゆえにプレーをし続けなければいけません。こういう姿を見て、少しでもその負担が軽減できればと思っていました。 1人でも多くの方々が障害によってゴルフをリタイアすることをなくしていきたいというのが我々の想いです」 <img class="alignnone size-full wp-image-55481" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori17.jpg" alt="" width="788" height="525"> と語った。続いて、会見後に行われたトークセッションでは、 「いよいよツアーが始まりますが、練習している選手は1回で200~300発は打ちます。ですので、予防という意味でも普及していきたいと思っています」 また、司会者から腰痛で戦列を離れたことがあるタイガー・ウッズの話を聞かれ、 「トータルで4回も手術をしているわけですから。そういう意味ではすぐにでも渡してあげたいですね(笑)普段の練習はこれをつけてやってと」 と語った。 <h2>『MIDORI PF1』を体験レビュー</h2> <img class="alignnone size-full wp-image-55361" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori6.jpg" alt="" width="788" height="525"> 会見後に行われたメディア向けの製品体験会に筆者も参加。 ゴルフのスイングは丹田に力を入れることで安定するという説もあるが、腰部保護ベルトによって適度な腹圧をかけることで自然と丹田に力が入りそうだ。 とは言え腹圧がかかるというと、かなりの締め付け感を想像するゴルファーも多いかもしれないが、むしろ締め付けがあまりない印象だ。体験コーナーの担当者に聞いたところ、過度な締め付けがないことが長く使えるポイントだという。 そういう意味でも継続することで将来的に良さを実感できるものであるため、速効性を語ることは製品の性質上難しいが、少なくとも違和感を感じることはない。 履き心地は確かにストレッチが効いており、体を曲げるシーンの多いゴルフにおいて何ら動きの障害になることはなかった。 カラーは無難な4色を展開しており、筆者が着用したグリーンは鮮やかな色合いで、ゴルフ場の中で映えそうだ。 <img class="alignnone size-full wp-image-55360" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori5.jpg" alt="" width="788" height="525"> 機能面に目を向けると、会見でも語られたベルトの調整機能が特筆できる点で、写真にあるような無数の突起部分が上下3段に分かれていることで、段階的にベルトの位置を調整できるようになっている。 パンツ側の突起部分が小さく、パンツを履いた状態でベルトの突起部分と正確にアジャストするのは大変そうだが、担当者によると仮に端の部分しか合わせられなかったとしても、突起同士がしっかりと噛み合うため問題ないという。 <img class="alignnone size-full wp-image-55357" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/midori2.jpg" alt="" width="788" height="525"> ラインアップは、チャコール、ネイビー、ワイン、モスグリーンの4色展開で、サイズはS、M、L、2L、3Lの5サイズ。 価格は、BOA搭載モデルが1万9800円。BOA非搭載モデルが1万7800円。発売は4月中旬を予定しており、当面は主に同社ウェブサイト「ミドリ安全.com」での展開になるという。 また発売当初はメンズのみだが、今秋以降レディスも販売する予定で、ベルトもパンツの色に合わせたものや柄タイプなど、パンツとの組み合わせを楽しめるものもラインアップしていきたいという。 『MIDORI PF1』が腰痛ゴルファーのゴルフ寿命を延ばせるか注目だ。
    (公開)2019年03月27日
    タイガー・ウッズの変わり果てた顔写真が「流出」し、その翌日、警官に手錠を掛けられた映像まで「配信」された。本日現在でわかっているのは、飲酒運転などではなく、手術後に処方された薬の飲み合わせによって朦朧とし、路上にクルマを停めて寝ていたらしい、ということだ。 未明に不審なクルマを見つけたら、警官とすれば職質をする。運が悪ければ大事故に発展するだけに、見過ごすことはできないだろう。 しかし、朦朧としたまま拘束され、フラッシュを浴びせられたあのカオを、白線の上をよろけながら歩くあの背中を、世界中に流す必要はあるのだろうか。背景には何かの意図があったはずだ、と勘繰りたくもなる。 日本のメディアも大きく取り上げた。タイガー全盛期の精悍な顔と、そして41歳のくたびれ果てた寝起きみたいな顔を並べて、「墜ちたレジェンド」と連日報じた。安手のテレビコメンテーターが「これも有名税なんですかね」と片付けたが、それでいいはずはない。 タイガーがある種の「公人」としても、これだけの辱めを受けるほどの「悪行」をしたとは到底思えず、一罰百戒を狙ったとしても、やり過ぎだろう。 <h2>「覚悟はいいかい?」</h2> 1996年8月、ウッズはプロ転向を発表し、直後に凄まじい争奪戦がはじまった。これを制したナイキは契約後、米大手紙にこんな広告を掲載している。ウッズのアマ時代の戦歴を淡々と連ねたものだった。 =ぼくは12歳で60台を出し、14歳で全米ジュニアに勝ち、18歳で全米アマに勝って、19歳でマスターズに出場した。初の全米アマ3連覇も達成している。だけど、この国にはぼくがプレーできないゴルフ場があるんだ。理由は、ぼくの肌の色。覚悟はいいかい(Are You Ready?)= ナイキは当時、バスケットボールのマイケル・ジョーダンが引退期を迎えており、新たな看板選手を探していた。また、米国では有色人種の人口比率が年々高まり、その市場規模も拡大していた。そこに現われたタイガー・ウッズは、白人スポーツ最後の砦とされたゴルフ市場に風穴を開けるべく、白人社会に「覚悟はいいかい?」と鋭く迫った。 この広告はナイキの総帥フィル・ナイトの肝煎りであり、契約金は当時、5年間で4000万ドル(約44億円・推定)と破格だった。 その期待に、ウッズは想像を超える衝撃をもって応えている。 翌年、メジャー初戦の「マスターズ」を記録づくめ(最年少=21歳3ヶ月、最少ストローク=18アンダー、2位と最多差=12打差)で圧勝し、むろん、黒人初の快挙でもあった。 場所は南部ジョージア州オーガスタ。周知のように、南部は奴隷制度が最期まで残った場所であり、今も風土として「白人主義」が幅を効かせている。「マスターズ」で圧勝したウッズには、多くの礼賛の声と、それを上回る「カミソリ入りの手紙」が届けられ、彼の身辺には屈強なガードマンが付くようになった。 以後、帝王ジャック・ニクラウスのメジャー18勝を抜き去るべく、快調に勝ち星を重ねたウッズのメジャー制覇は、2008年の「全米オープン」(メジャー14勝目)を最後に途絶えている。その翌年、不倫スキャンダルが発覚し、その後遺症だろうか、加速度的に輝きを失っていく。 往時、ウッズは謝罪会見で、自らを「セックス依存症」と公表したが、会見の出席者は親しい記者や身内で固められ、アメリカン・ジャーナリズムの厳しい質問を浴びることはなかった。 <h2>痛恨の「謝罪会見」</h2> ふと、思う。 あの謝罪会見を、逃げることなくその身をさらし、過酷な質問に耐えていたら、その後のタイガーはこのようになっていただろうか? 会見終了後、母親と抱き合った彼の姿は無敵のタイガーなどではなく、等身大のエルドリック・ウッズであった。奇跡的なパットを次々と沈め、雄叫びを挙げるタイガーの威圧感は消えてしまい、「タイガー伝説」は終焉した。 謝罪会見で逃げてしまったことが、その後の低迷につながってしまい、ウッズはそのことを誰よりも後悔しているのではないだろうか。 今回の件で逮捕・拘束されたウッズは、「もう一度、あの頃(全盛期)のプレーをしたい」と話したそうだが、本当にやり直したかったのは、あの謝罪会見ではなかろうか。厳しい質問を正面から受け止めて、謝罪する。それができなかったことで、虎は自ら牙を抜いてしまったと思えてならない。 蛇足をいえば、白人社会に「覚悟」を迫ったことへの恨みが、今もアメリカ社会の深部に消え難い怨念として残っているような気がしてならない。 現代の「黒人解放」を担わされたウッズの日々は、我々凡百の想像を遥かに超えて、過酷なものだったに違いない。 それだけに、個人的にはこんなことを夢想する。 タイガー・ウッズ、41歳。仮にもう一度、メジャーを制することができたなら、とてつもない復活劇になるだろう。その場所が、因縁のマスターズだったならと、あまりにも出来過ぎたストーリーを夢想する。
    (公開)2017年06月02日
      また、4日間トータル27バーディーは、彼自身2番目に多く、パット数100は自己最小とのこと。このパット数を支えたのは、インパクト後、速やかに適切な順回転をボールに与えるのが特長のナイキゴルフが誇るパター『メソッド パター001』だそう。   さらに、タイガーは今試合より『VR_Sコバート フェアウェイウッド』(#5)を使用。同製品に対してタイガーは次のようにコメント。   「このクラブは今までの5番ウッドより少し距離が伸びました。よって3番アイアンと5番ウッドの距離のギャップは少し増えましたが、今までのフェアウェイウッドより高い弾道をもたらしてくれるので、イメージ良く打っていくことができます」――。   なお、同週に欧州女子ツアー『ミッションヒルズワールドレディス選手権』でスーザン・ペターセン選手、米国男子ツアー『プエルトリコ・オープン』でスコット・ブラウン選手が優勝。いずれも14本ナイキゴルフのクラブを使用して優勝を果たしているだけに、同社にとっては喜び溢れる週となっただろう。契約プロの今後の活躍も期待される。   【タイガー・ウッズ使用ギア】   ■ドライバー:VR ツアー ドライバー(8・5度) ■FW:VR PRO リミテッド エディション フェアウェイウッド(15度)、VR_Sコバート フェアウェイウッド(19度) ■アイアン:VR PRO ブレードアイアン(#3‐PW) ■ウエッジ:VR PRO フォージドウェッジ(56度、60度) ■パター:メソッドパター001 ■ボール:ONE ツアー D ■フットウエア:TW'13 ■アパレル:タイガー・ウッズコレクション
    (公開)2013年03月13日
      気になるタイガーの使用クラブは14本全てナイキゴルフのクラブ。皮肉にも同社が2月に発売予定の『VR_Sコバート』の使用はないが、特に『VR PRO フォージドウェッジ』に大きな信頼を寄せており、次のようにコメントしている。   「私のショートゲームは、自分のイメージしたものに戻って来ています。パーを上手くセーブしつつ、チャンスではバーディーに繋がるショットが可能となり、それが、自然とスコアボードの上位をキープすることに繋がるのです」   さらに、足元はタイガー自らが開発に関わり、素足に近い感覚を追求した『TW'13』を引き続き使用。自身の勝利で、最高の宣伝効果をもたらした。使用ギアを含め、今後の活躍にも注目したい。   【使用ギア】   ■ドライバー:VR ツアー ドライバー(8・5度) ■FW:VR PRO リミテッド エディション フェアウェイウッド(15度)、SQ2フェアウェイウッド(19度) ■アイアン:VR PRO ブレードアイアン(#3‐PW) ■ウエッジ:VR PRO フォージドウェッジ(56度、60度) ■パター:メソッドパター001 ■ボール:ONE ツアー D ■フットウエア:TW'13 ■アパレル:タイガー・ウッズコレクション
    (公開)2013年01月31日
      初日の6月17日は、「ドライフィットファインラグビーストライプSSポロ」。ブルーの濃淡で太めのボーダーをデザイン。衿には淡いブルーがあしらってある。2日目は「ドライフィットUVダイアモンドテクスチャーSSポロ」。グリーン1色にダイヤモンド柄をデザイン。UV効果を備えているという。   3日目のシャツは「ドライフィットマーセライズドストライプSSポロ」。ホワイトとブルーの濃淡でボーダーをデザイン。衿はホワイトライラックのソリッドカラーとなっている。そして最終日「ドライフィットマーセライズドボティーマップSSポロ」。もちろん、カーマインと呼ばれる鮮やかなタイガーレッドで、両肩部分にダイヤモンド柄を同色でデザインしている。   全米オープンにはタイガー・ウッズを始め、ナイキ契約プロが計13名出場。使用クラブのチェックも面白いが、ウエアの着こなし方も観戦ポイントになるかも知れない。   商品についての問い合わせはナイキジャパンへ、0120~500~719。
    (公開)2010年06月14日

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