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    ハッシュタグ「ドライバー」記事一覧

    ヤマハは、ベテランゴルファーも振り切れる軽量仕様の『INPRES DRIVESTAR(インプレス・ドライブスター)Steady Version』を「ヤマハ ゴルフオンラインストア」限定で発売した。 今回発売する『INPRES DRIVESTAR Steady Version』は、2024年11月に発売し好評を得ている短尺シャフトドライバー『Steady Version』の第二弾で、“ぶっ飛び系”クラブの先駆者として好評の『INPRES DRIVESTAR』の特別仕様ドライバーになる。 ヘッドは、8軸積層カーボンフェース『OCTA ANGLE CARBON FACE(オクタアングルカーボンフェース)』搭載。 シャフトにはベテランゴルファーが“振り切れる”人気の軽量シャフトに新たなテクノロジーを搭載しアップデートした、『AIR SPEEDER(Black)』または『INPRES DRIVESTAR』専用シャフト『SPEEDER NX for Yamaha TM-425D』を装着した2種類をラインアップしている。 クラブ長は43.5インチという短尺のため、振り切ることができ、かつ芯にミートしやすい仕様。また、ロフト角11.5度・12.5度のヘッドを採用したことでボールが上がりやすく、ベテランゴルファーもアベレージゴルファーも扱いやすいドライバーだ。 既に発売されている『RMX VD/M Steady Version』と『INPRES DRIVESTAR Steady Version』により、全てのゴルファーが短尺ドライバーの恩恵を受けることができる。 価格は『AIR SPEEDER』装着が10万8900円。『SPEEDER NX for Yamaha TM-425D』装着が9万7900円。
    (公開)2025年05月29日
    プーマ ジャパンは、コブラプーマゴルフとPalm Tree Crewの限定コラボドライバー『DS-Adaptドライバー PTC LIMITED EDITION』を国内正規コブラゴルフ取扱店にて発売した。 Palm Tree Crew(PTC)は、世界的に有名なDJ KygoとマネージャーのMyles Shearが設立したブランド&コミュニティ。音楽・ライフスタイル・投資を軸に展開しており、トロピカルな雰囲気と前向きなエネルギーを象徴するブランドとして知られている。 今回発売されたコラボドライバーは、ネオンナイツのカラーリングと、パームツリーのアイコンがデザインされたネイビークラウンが特徴的。通常のDS-Adaptとは一味違ったデザインで、カリフォルニアの陽気でトロピカルな雰囲気を反映している。ひときわ目立つカラーリングとデザインはゴルフ場や練習場で一際目を引くこと間違いない。 モデルは、ツアーのフィードバックから誕生したスピードと操作性を追求した「LS」、スピードと寛容性を両立した「X」の2タイプを展開(MAX-K、MAX-Dは国内未展開)。 また、DS-Adaptの従来のテクノロジーに加え、「FUTURE FIT 33(FF33)」を初搭載。FF33は33通りの弾道調整を可能にした新システムであり、ライ角とロフト角を独立して調整可能にしている。プレイヤー自身がどこでも自由に簡単に調整を行うことが出来るシステムだ。 価格は10万4500円。コラボアパレルも順次登場予定。 お問い合わせ プーマジャパン customerservice@cobragolf.com
    (公開)2025年05月16日
    メーカーの地元・福山(広島)を起点に「飛ぶ!」と口コミが広まっている福山ゴルフのドライバー。アマチュアのユーザーが軒並み、マイドライバーよりも10~20ヤードの飛距離アップを叶えているという、ウワサの強弾道モデル『F-1 SKYWARD FORCE(エフワン スカイワード フォース)』を永井プロが打って、そのポテンシャルを検証した。 まずは動画で ディープフェースでパワフルな弾道を生む 永井 クラブを構えた感じ、フルサイズではない455cm3でディープフェースなこともあって、投影面積がそれほど大きくないしキレイに整った丸型です。わりと小ぶりに見えるし、クラウンが起きていてアップライト感があり、球がつかまりそうな印象。しかも、クラウンのトウ・ヒールにある2本の白いラインにより、程よいボリューム感やスクエア感が出るし、テークバックの方向をイメージしやすい。きめ細かな工夫がされていますね。ソールを見ると、後方とヒール寄りにウェイトが入って、外周にトレンチ(ミゾ)が施されている。こういうミゾは重量を稼ぐことにもなり、低・深重心化の効果があるでしょう。 『F-1 SKYWARD FORCE』の大きな特徴は、ディープフェースと言えます。フェースを正面から見たときに、太鼓型というか真円に近くなるほど、フェースのたわみが生じて反発力が高まるもの。このヘッドは見るからに〝飛ぶ予感〟が伝わり、高いミート率やボール初速が期待できます。実際に球を打つと、私自身にとって過去最高のミート率1.55というデータが出ました。これは驚くべきパフォーマンスと言わざるを得ません。 ロフトを1.5度、寝かせるとキャリーがさらに伸びた 永井 純正シャフト「SKYWARD INPLAY」のフレックスR2(56g)を挿して打ちましょう。フェースがどちらかというと平面的で〝面〟がスッキリ見えて、目標へスクエアに向きやすいです。しかも、フェースのややトウ側に打点を外しても、ギア効果でドローがかかって戻ってくる。ややシャープなサイズ感のわりに方向性の良さを感じます。 弾道はロースピンの棒球。計測データを見ると、ランがほぼ40ヤードとかなり出ました。前述したミート率の高さ(1.55)も含めて、HSが41m/sでトータル260ヤード近く行くのは、まさに〝破格の飛距離〟。それでいて、低スピン弾道にありがちな不安定さはなくて、フェースが向いた方向へ素直に球が飛び出していくし、サイドスピンも抑えられて直進性が高いことが分かりました。 シャフトを振った感じ、フレックスがR2でもけっこうしっかりしてます。しなやかな動きで、スイングに対してレスポンスが良く振り心地がいい。幅広いタイプのゴルファーに合いそうです。振っていて程よい〝歯ごたえ感〟があり、打ち手の「ガンバって振るぞ」というモチベーションをシャフトが引き出してくれる。そういう意味でも、飛ばせる要素が満載のクラブです。ヘッドで+20ヤード、シャフトで+10ヤード、トータル+30ヤードくらいを目標値にできるかもしれません。 続いて、純正シャフト「SKYWARD TOUR」のTYPE3(X/60g)に挿し替えて打ちます。シャフトの手元側に4軸組布を用いてしっかり感があるし、フルレングスで高弾性繊維を使用したことでしなやかさがあり、スピードが出てくる感じがしました。振ってみると、自分が動いたぶんニュートラルに反応してくれるし、エネルギー効率がかなり高い。やはり、低スピンの球が飛びました。打ち出しは低めでしたが、ランがしっかり出ます。 今度は、同じシャフトのまま〝カチャカチャ〟でロフトを1.5度、増やしてみました。すると、HSが上がりつつミート率がさらにアップして1.56に。ロフトを大きくしたぶん、スピン量がやや増えて弾道の滞空時間が長くなり、キャリーが240ヤードを超えて、トータルが273ヤードまで伸びました。 ボールを押し込めるからエネルギーがフルに伝わる ミート率1・56を記録! 永井 ここまでのテストから『F-1 SKYWARD FORCE』のヘッドは、インパクト効率(初速効率)が高くて、ロースピンで直進性が高くランが伸ばせることが分かりました。風が強かったり芝が薄い冬場はロフトをあまり増やさず、アゲンストに負けないライナー系の弾道でランを稼ぐのもアリ。一方で、ロフトを変えてキャリーとランのバランスをアジャストすることで、+20~30ヤードという劇的な変化が訪れる予感もアリ。その人の好みやプレースタイル、コンディションに合わせて選択しましょう。 このモデルの強みであるインパクト効率やミート率の高さは、ボールをしっかりと〝押し込める〟ヘッドだからこそ。インパクトでヘッドとボールが重なっている時間が長ければ長いほど、いわゆる〝厚い当たり〟になり、エネルギーを逃がさずボールに伝えられるんです。とにかく1ヤードでも前へ前へ飛ばしたい人、普段から球が高すぎたりスピン過多で飛距離をロスしている人にもオススメ。ゴルファーが一生懸命に振ったぶんだけ、ボールが前に行ってくれるでしょう。 お問い合わせ:福山ゴルフ TEL084-921-2939 www.fukuyamagolf.com
    (公開)2025年01月27日
    テストに臨んだ永井プロが「“スゴい飛ぶ”という評判を生徒さんから聞いたことがあります」というWAOWWのドライバー。そのニューモデルで「ウルトラ低スピン」を謳う大MOI設計のドライバー、その名も『BANG』。パワフルな弾道を予感させるパンチの効いたネーミングのモデルだが、じっくり打ってその実力を検証した。 まずは動画で 低・浅重心化を促してスピン量をセーブする 永井『BANG』のヘッドはソールのデザインがとても個性的で、トレンチのような"ミゾ"がたくさん刻まれています。こういう折り込み(凹み)は"たわみ"とともに重量を稼ぐ効果があり、低重心なことがうかがえますね。そのソールには、後方に3つのウェイトがあり、フェースの近くに大きなウェイトが1つ入っている。これらのウェイトを調整することで、ヘッド重量が192~216gまで幅を持たせられるのでしょう。200g台なので、ヘッド重量は重め。その辺りは、ヘッドのMOI(慣性モーメント)の大きさと関係しているのではないでしょうか。 クラブを水平にしてヘッドを宙に浮かせると、フェースがあまり上を向かないことから、フェース寄りのウェイトが利いた浅重心設計と思われます。ここにウェイトが入ることで、インパクトのエネルギーがボールへダイレクトに伝わることが期待できるし、スピンが抑えられるように。しかも、低スピンの工夫として、フェース面にはフルで細かいミーリングが施されていて、打点部分には「WAOWW」をイメージさせる「W」がデザインされています。作り込みのこだわりや高級感、ブランドの個性を感じずにはいられません。 リアルに実感した「ウルトラ低スピン」 永井 私はこれまでシャフトの試打企画などで『BANG』のヘッドを打ったことがあり、すでに飛びのポテンシャルは十分に感じていますが、じっくりとテストをしましょう。シャフトは「ナチュラル9」シリーズ(Arch)の『ROSSO(ロッソ)』。このシャフトも以前に試打しましたが、スピード感のあるつかまり系で、フィーリングも結果もかなり良かったことを覚えています。 クラブをアドレスすると、投影面積はそれほど大きく感じませんが、ヘッド後方のラウンドの頂点がシャフトから少し遠いところにある、いわゆる洋ナシ型の逃げ顔。海外ブランドのドライバーの形状が思い浮かぶし、球が左に行く感じがありません。 一発目からいい当たり(ミート率1.56)が出て、スピン量が1378回転という、これぞ「ウルトラ低スピン」のデータが出ました。アゲンストに負けないような推進力がある球でランが出るし十分な飛距離ですが、打ち出し角がもう少し高くなるとキャリーが伸びそう。ということでヘッドの性能をより生かせるように、次はアッパー軌道で打ってみましょう。すると、打ち出し角は思いのほか変わりませんでしたが、スピンが少し増えたぶん最高到達点は高くなってキャリーが伸びました。一発目と同じように高いミート率(1.55)で、トータルの飛距離はほぼ変わりません。 打ち出しの高さをいかに稼ぐかがカギ BANG 永井 ここまでのことから"カチャカチャ"による調整を含めたロフト選び(10度、11度)やシャフト選び、自分なりのティアップ高さやヘッドの入れ方などを上手く組み合わせて、イメージに合うキャリーとランのバランスを作ると飛距離アップにつながるでしょう。 肝心なことは「ウルトラ低スピン」を生かすために「打ち出し高さ」をいかに確保するか。多くのアマチュアはロフト11度のほうでいいのではと思いますし、さらに"カチャカチャ"でロフトを大きくするのもアリです。今回のシャフト『ROSSO(ロッソ)』のように、わりと先がしなるタイプで打ち出し角を確保したり。とはいえ『BANG』のヘッドは先調子系じゃなきゃいけないということではなく、その人の好みに合っていたりタイミングよく振りやすいシャフトで打ち出しの高さが作れれば、それが適正と言えます。 フェース側の重りが力強い打感と飛びに 永井 実打をして分かったことは、前述したように、ソールのフェース寄りに入る青いウェイトが利いていること。インパクトでボールをグーッと"ひと押し"できて、エネルギーが効率よく伝わる手ごたえがしました。ヘッドの重さが"ガーン"とボールにぶつかるような、パンチの効いた打感がするし、球質も重そう。フェースに近いところに重量がある浅重心系ヘッドの特徴であり、そのことも高いミート率や「ウルトラ低スピン」につながっているのではないでしょうか。 と同時に、インパクトの力強い"ひと押し"が出だしの方向を定めてくれて、打球の方向性がいいし、曲がり幅がかなり少ないと思います。しかも『BANG』のストロングポイントである「ウルトラ低スピン」は、飛ぶ要素だけでなく、左右に曲がる原因となるサイドスピンも抑えてくれる。ティショットにおいて、直進性の高さやラインの出しやすさを感じながら、飛距離を伸ばせるでしょう。 インパクトの手ごたえといい、超低スピンの弾道といい、まさに「バン!」と当たって「ワオ!」と飛ぶドライバー。ゴルファーにとって強力な武器になるに違いありません。 お問い合わせ:WAOWW TEL049-293-7974  www.waoww.jp
    (公開)2025年01月20日
    キャロウェイゴルフは、『ELYTEドライバーシリーズ』を2025年2月7日から順次発売。スピードと寛容性を同時に追求するのは難しいという概念を、新シリーズ『ELYTE』が大きく打ち破る。 今回新たに採用されたのが「Ai 10x FACE(エーアイ テンエックス フェース)」。AIの設計を微細な部分まで製品へと反映できたことにより、弾道を補正するコントロールポイントは前作「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」のドライバーと比較して10倍にまで増加。 また、チタン製パーツをつくることができる3Dプリンターへの投資で、プロトタイプの製作時間が従来のリードタイムの1/90となり、約75回もの試作によって、フェースの性能が著しく向上。安心感のある見た目とともに、空気抵抗も低減したヘッド形状を実現した。 さらに、航空宇宙分野で使われている、より成型がしやすく、打感や打音も良くなるサーモフォージドカーボンも初めてクラウンに導入。これら多くの進化によって完成したのが、従来以上に遠く、狭い着弾範囲に、やさしく打っていける4タイプとなる。 1)幅広いプレーヤーに対応する『ELYTEドライバー』 2)ドローバイアスの『ELYTE Xドライバー』 3)もっとも軽量化されたモデルの『ELYTE MAX FASTドライバー』 4)伝統的な洋ナシ型ヘッドが特徴的な『ELYTE◆◆◆ ドライバー』 というラインアップだ。 【ELYTEドライバーシリーズ 特徴】 ■「Ai 10x FACE」で、弾道を補正するポイントが10倍に増加 『ELYTE』のドライバーの一番の進化ポイントはフェースにあるという。 前作の「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」における「Aiスマートフェース」は、当時のソフトウェアの能力ではAI設計のフェースデザインを細部までスキャニングすることに限界があり、製品に100%反映することが困難であったが、『ELYTE』では、ソフトウェアを大きくアップデート。 微細な部分までフェースデザインを再現することが可能となり、コントロールポイント(フェース上にある、最適な弾道に補正する場所)が、「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」より10倍の2万5000ポイントにまで増加した。 また、AIにインプットしたリアルなスイングデータも大幅に増加しており、各ポイントにおける補正精度を高めている。このコントロールポイントが10倍になったことから、「Ai 10x FACE」と名づけられている。 進化した「Ai 10x FACE」により、前作比較で飛距離が最大8ヤード伸び、着弾範囲が最大19%狭まるというパフォーマンスを発揮する。(キャロウェイ調べ) ■約75回もの試作で、空気抵抗が少なく安心感のある形状に 『ELYTE』では、新たな投資によりチタンを扱うことのできる3Dプリンターを導入。従来の90分の1のリードタイムでプロトタイプが製作できるようになったことで、約75回ものヘッド形状の試作とテストを行うことが可能となった。 最終的に採用されたシェイプは、前作よりもシャローだが、投影面積が大きく安心感のあるものになり、空気抵抗も大きく減少。ヘッドスピードの向上に大きく貢献している。 ■打球音の良さにも貢献したサーモフォージドカーボン ヘッドのクラウンに使用されるカーボン素材には、新たに航空宇宙分野でも使用されるサーモフォージドカーボンを採用。軽くて強度が高いことに加え、従来のトライアクシャル・カーボンより成型がしやすく、より高い精度で設計どおりに製造可能という特徴も持ち合わせている。この新素材を採用したことで重量配分が最適化され、スピン量や打ち出し角がより理想的なものになっただけでなく、心地良い打球音までも実現している。 【ELYTEドライバー 特徴】 ELYTE(エリート)ドライバー スピードと寛容性の両立を実現し、 飛びは傑出したエリート領域へ ■約13gのウエイトで、約20ヤードの左右幅の調整が可能 スタンダードモデルの位置づけとなる『ELYTEドライバー』は、ヘッド後端に3か所、新しいスタイルのウエイトポートを設置。ドロー、ニュートラル、フェードというポジションとなっており、約13gのウエイトの装着場所を変更することで約20ヤードの左右幅の弾道調整が可能になる。 また、今回のウエイトポートは、リブ構造なども必要のない設計のため、前作のスタンダードモデル「PARADYM Ai SMOKE MAXドライバー」に採用されていたスライド式のウエイトと比べて軽量化も達成。重量配分の最適化に大きく貢献しつつ、よりヘッドの外周に密度の高いウエイトを装着することが可能になり、寛容性の向上も図られている。また、ソール前方に約2gのスクリューウエイトも備えている。 ■ボールの上がりやすさを求めて、ソールはすべてチタンに ヘッド体積460㎤、キャロウェイらしい丸型の形状。サーモフォージドカーボン製のクラウンに対し、ソールは低重心でボールが上がりやすくなるよう、すべてをチタンで製作。 ロフトは9度 10.5度、12度の3種類でアジャスタブルホーゼルも採用。ターゲットゴルファーは、幅広いレベルのプレーヤーを想定。前作よりもボールのつかまりが良く、ストレートドローの弾道を生み出す特性となっている。 【ELYTE X(エリート エックス)ドライバー 特徴】 ELYTE X(エリート エックス)ドライバー セカンドの景色を大きく変える、高精度の理想的ハイドロー ■ウエイトポートは2カ所、18gのウエイトも用意 よりやさしさを求めたモデルの『ELYTE Xドライバー』は、ヘッド後端のヒール側と中央に、新しいスタイルのウエイトポートを設置。ドロー、ニュートラルのポジションとなっており、約13gのウエイトの装着場所を変更することでボールのつかまり度合いを調整することが可能となる。 また、前作よりもヘッドの外周に密度の高いウエイトを装着することが可能になり、寛容性の向上も図られている。カスタムウエイトを装着すると、ヘッドの左右と上下の慣性モーメントを合計で10K(10000g・㎤)にすることも可能。 ■ヒール側内部を肉厚化、ドローバイアス設計に 『ELYTE Xドライバー』のヘッドは体積が460㎤、『ELYTEドライバー』よりもやや前後長があり、ボールの上がりやすさを感じさせる形状。また、ヒール側の内部をやや肉厚にしているため、ドローバイアスとなり、ボールのつかまりの良さを向上させている。 さらにサーモフォージドカーボン製のクラウンに対し、ソールでは低重心にしてボールが上がりやすくなるよう、すべてをチタンで製作。ロフトは9度、10.5度、12度の3種類でアジャスタブルホーゼルも採用。 ターゲットゴルファーは弾道が右に行ったり、低く飛んだりする傾向のプレーヤーを想定。基本的には、前作よりもボールのつかまりが良く、高弾道をやさしく実現してくれる特性となっている。 【ELYTE MAX FAST(エリート マックス ファスト)ドライバー 特徴】 ELYTE MAX FAST(エリート マックス ファスト)ドライバー アジア人のスイングデータのみを AI設計に活用 アジャスタブルホーゼルも初めて装備 ■ほぼ日本人の傾向をもとに設計した「Ai 10x FACE」 シリーズ中もっとも軽量モデルの『ELYTE MAX FASTドライバー』。日本人を中心としたアジア人のスイングデータのみ(従来は一部がアジア人のデータ)をAIにインプットし、より日本のゴルファーのスイングの傾向、打点位置に合わせて弾道を補正するコントロールポイントを持ったフェース設計になっている。 ヘッド後端には、ヒール側と中央に2か所、新しいスタイルのウエイトポートを設置。ドロー、ニュートラルというポジションとなっており、約13gのウエイトの装着場所を変更することでボールのつかまり度合いを調整することが可能。 ■MAX FAST モデルでも 、 ホーゼルでの弾道調整が可能に 『ELYTE MAX FASTドライバー』のヘッドは体積が460㎤、『ELYTEドライバー』よりもやや前後長があり、ボールの上がりやすさを感じさせる形状。ソールは、大部分をチタンで構成しながら、トウ側に一部カーボンを採用することでヘッドの軽量化を実現している。 ロフトは9.5度、10.5、12度の3種類。MAX FASTと名のつくドライバーでは初めて、アジャスタブルホーゼルを搭載している。 ターゲットゴルファーは、軽量クラブで、ヘッドスピード、ボールスピードをアップさせたいと考えているプレーヤーを想定。前作以上に大きな飛びと安定した方向性を、やさしく実現してくれる特性となっている。 【ELYTE ◆◆◆(エリート トリプルダイヤモンド)ドライバー 特徴】 ELYTE ◆◆◆(エリート トリプルダイヤモンド)ドライバー 360度カーボンシャーシを導入、 徹底的に突き詰めた勝つための性能 ■速さと理想の弾道を優先し、重量をヘッドの前後に集中 プロや上級者向けの位置づけとなる『ELYTEE◆◆◆ドライバー』は他のモデルとは異なり、クラウンにはサーモフォージドカーボン、ソールにはフォージド・カーボンを使用した360度カーボンシャーシを導入。 ターゲット層のスキル、ヘッドスピードを考慮し、ボールの上がりやすさよりも理想的な弾道と飛距離性能の追求を優先し、重量配分の自由度を高めるべく採られた設計となる。従来同様にソールの前後に2か所、スクリューウエイトを搭載している。 ■クラウンに光沢のあるグロス処理を施した洋ナシ型 『ELYTE◆◆◆ドライバー」のヘッドは体積が450㎤と小ぶり。ディープフェースかつ、プロや上級者が好む伝統的な洋ナシ型の形状。ロフトは8度、9度、10.5度の3種類。アジャスタブルホーゼルも採用している。 ソールに配置されているスクリューウエイトの初期設定は、フロント4g、バックが9g。入れ替えることで弾道の高さやスピン量を調整することが可能だ。 他のモデルのクラウンがマット仕上げとなっている一方、『ELYTE◆◆◆ドライバー』は光沢のあるグロス処理が施されている。同モデルのみ、 CALLAWAYSELECTEDSTORE限定製品。 価格は1本10万7800円~。
    (公開)2025年01月10日
    2024年11月9日、ダンロップスポーツマーケティングはスリクソン『ZXi』シリーズのドライバー4機種を発売する。オーソドックスな『ZXi』、小ぶりで操作性重視の『ZXi TR』、低スピン性能を強化した『ZXi LS』、そしてこれまでのシリーズになかった4機種目の『ZXi MAX』だ。今回は『ZXi』シリーズ4機種のドライバーをメディアでもおなじみのQPこと関雅史プロが徹底検証し、ダンロップの企画担当・水谷宇雄氏が解説。加えて、特に『ZXi MAX』は、「スリクソンは難しいクラブ」と固定概念があって使用経験のない一般アマチュアゴルファーにもテストしてもらった。その声も紹介する。 初速、方向性、飛距離のすべてにおいてバランスが絶妙の『ZXi』 『ZXi』(スタンダード)10.5度 試打インプレッション QP 『ZXi』は構えてみると安心感があるよね。「スリクソン」ってアスリートブランドでしょう。でも、『ZXi』はやさしい感じがするよ。それとヘッドはマットブラックを基調としてカッコイイよね。では、早速打ってみます! 『ZXi』を打ってみると・・・。 QP いやぁ~、打感がイイじゃない! GEW いい音してますね。 QP そうだね。つかまったイイ弾道だね。なんでだろう? 僕のヘッドスピード(45.5m/s)でも280ヤード飛ぶんだね。それと、フェースの弾き感すごくイイ。 GEW ダンロップの方が来てますから、聞いてみましょうよ。 QP なんでこんなにボール初速出るんですか? 水谷 今回の『ZXi』シリーズはフェースが進化していて、新開発のフェース構造『i‐FLEX』をシリーズで採用しています。フェースのトゥ側とヒール側の部分を厚く、中央部分をスリクソン史上最薄に設計して、フェースのたわみで生み出すエネルギーを無駄なくボールスピードに変えているんです。 QP なるほど。フェースの真ん中を薄く、周りを厚くして、反発を強くしているんですね。それで弾くんですね。もう1発打ってみていいですか? もう1発打つと・・・。 QP やっぱり、ボールがつかまるし、高い弾道になりますね。 水谷 そうですね。『ZXi』のスタンダードモデルは、多くのゴルファーの使用を想定していて、つかまりやすい、弾道が高い、バランスの良いクラブに仕上がっています。 QP イメージ的には「強靭な」というより、「オートマチックに良い弾道」を打たせてくれるドライバーです! ZXi 試打データ ゴルファーの意図がボールに伝わる マッスルバックアイアンのような 『ZXi TR』 『ZXi TR』9度 試打インプレッション GEW 次に『ZXi TR』です。「TR(ティーアール)」は「ツアー」の略だそうですが、この『ZXi TR』は、QPさんの好みの顔ですよね? QP そうなんだよ。僕ってブサイクだからさ( 笑) 無意識にキレイなモノを求めるのよ。だから『ZXi TR』はス・テ・キ。 GEW サイズも450ccとコンパクトで、操作性が高いモデルという位置づけです。 QP マットブラックなので、なおさら精悍な見え方がするよね。打っていい? 我慢できず、早速試打・・・。 QP 打ってみると「バチン」とくるね。ヘッドの形状から、少しつかまえて打ちたくなる、ボールを包み込んで打ちたくなるんだけど、ちゃんとゴルファーの意図通りにヘッドが動くね。操作性がスゴイね。顔もイイしね。 GEW もう1発くらい打ちたい? QP 打ちたいよ! と2発目・・・。 QP いやぁ~、最高の弾道!。スピン量も2480rpmとちょうどイイ。最近、ヘッドの形状などでスピン量がアンバランスなクラブがあったりするんだけど、飛ばすには最適なスピン量があって、『ZXi TR』はスピン量がちょうどイイ。この『i‐FLEX』はスゴイ構造なんだね? 水谷 『i‐FLEX』はボールスピードの最大化を図った構造で、『ZXi』シリーズの一番進化したポイントです。 QP 進化がスゴイね。 GEW 買いたくなるでしょう? QP 全国の奥様方には申し訳ないですが、内緒で買いたくなります(笑) GEW それだけ、飛距離性能も高いし、ゴルファーにしてみれば操作しやすいモデルですね。 ZXi TR 試打データ 「おぉぉー、飛んでる!」とQPさんが絶叫するほど低スピンで飛ぶ『ZXi LS』 『ZXi LS』9度 試打インプレッション GEW 3タイプ目が『ZXi LS(エルエス)』です。 QP いわゆる低スピン(ロースピン)を追求したモデルでしょう? GEW そうですね。松山英樹選手が、米ツアーのプレーオフ最終戦で使ったモデルですよ! QP 松山選手の飛距離スゴイよね。 GEW 松山選手に負けない飛距離でお願いします。 QP そりゃ、負けるよ。打っていい? GEW どうぞどうぞ。 QPさん、打つ前に気付いたことが・・。 QP 顔は『ZXi』のスタンダードモデルと同じですね。スタンダードとはウエイトポジションが違うのかな? 水谷 『ZXi』スタンダードモデルは、ソールのトゥ側とヒール側に1個ずつウエイトが装着されてますが、『ZXi LS』はフェース側とバック側に1個ずつ装着されて、低スピンを実現しています。 QP さあ、果たして本当に低スピンの弾道になるのか? 打ってみましょう。 改めて、試打してみると。 QP おぉぉー、飛んでる! 曲がらないし、スピン量も2040rpmで減ってるよ! スッゴイ。『LS』の名前通りなんだね。ボール初速も67.5m/sと出てますね。インパクトでのエネルギーがボールに伝わる感じが強い。なんてったって低スピン。これは構造的に何が寄与していますか? 水谷 まずはソールのウエイトの位置ですね。それとクラウンにも特徴があって、前作にも搭載した4機種共通の「スターフレームクラウン」構造で、耐久性も担保しながら、低重心化を実現しているんですが、やはり、ソールのウエイト位置ですね。 QP クラウン部の軽量化によって低重心化されて、スピン量が減る。そして、ウエイトの位置がミソなんだね。 水谷 その通りです。 QP 分かりやすいね。買っちゃうな! ZXi LS 試打データ スリクソンのイメージが変わる! あなたにも使ってもらいたい『ZXi MAX』 『ZXi MAX』10.5度 試打インプレッション GEW 最後が今までの「スリクソン」に無かった『ZXi MAX』です。 QP そうだよね。これまで無かったよね。どういうクラブなのかな? 水谷 ソールのバック側に14gのウエイトがあって、重心が深く、慣性モーメント(MOI)が高くてやさしいモデルです。 QP 実はMOIが高いクラブは苦手なのよ。でも、最近注目されているクラブだよね。それが「スリクソン」からも発売されるんだね。打ってみようか? と恐る恐る打ってみるQPさんだが・・。 QP アレッ、アレッ、打てたよ。イイーじゃない! ボールがつかまるし。へぇ〜〜。実はね、打点が少しフェースのヒール寄りだったんだけど、弾道が左右にブレないよね。これって高MOIの効果ですか? 水谷 はい、そこが『ZXi MAX』の一番のセールスポイントなんです! QP 良い意味で、「スリクソン」ブランドのクラブを打っている印象がない。すごくオートマチックで、やさしいクラブ。でも、ツアーで蓄積されたテクノロジーが搭載されているから、打感がイイし、弾くし。面白いクラブですね。 GEW 『ZXi MAX』は、これまで「スリクソン」ブランドが難しいクラブと思っているゴルファーに向けたドライバーですよね? 水谷 「スリクソン」は「プロ・上級者が使う」、「難しいクラブ」という印象が強くて、これまで「スリクソン」を打ったことのないゴルファーに使ってもらいたいんです。 QP じゃあ、誰か試してもらいましょうよ。 GEW 分かりました。インドアですから、誰か隣のブースで練習している人がいるかもしれませんので、ナンパしてきます。 ZXi MAX 試打データ 『ZXi MAX』アマチュア試打 スリクソンなのにやさしい! こんなドロー系の弾道初めてかも!? 林淳一さん 『ZXi MAX』10.5度 試打インプレッション 飛び入りで『ZXi MAX』を試した林淳一さん GEW ということで、『ZXi MAX』はプロのQPさんが打つより、アマチュアゴルファーが打つ方が参考になるので、ナンパしてきました。 QP そうだよね。僕が打つより、これまで「スリクソン」を難しいクラブと思っているアマチュアゴルファーに打ってもらった方が説得力があるよね。で、誰ですか? GEW 隣のブースからナンパしてきた林淳一さんです。 林 よろしくお願いします。 QP いきなりですが、「スリクソン」のイメージと通常のドライバー飛距離を教えてください。 林 「スリクソン」って松山選手が使っていて、プロ・上級者のイメージが強く、ガチゴルファーが使うクラブ。ドライバーの飛距離は230ヤードがやっとです。 QP ところがなんですよ! なので、体験してみてください。 林 緊張するなぁ~。 QP 林さん、構えた感じは? 林 想像していたより、僕でも打てそうなドライバーで、安心感があります・・・。 林さんは緊張気味に打ち始めたが・・・。 QP 出ましたね。248.6ヤード。曲がりませんね。ド真っすぐ。 林 そうなんです。いつもはスライス系なんですが、ドローになりましたね。初めてかも、この弾道。 QP ボールがつかまるヘッドですから、このような弾道が出るとは思いますが、それ以上に飛んでますよね。 林 それと、打った時の感触がすごくイイ。 QP ミスショットも含めて、何発か打ってもらいましたが、曲がらないですね。 林 第一印象は「スリクソンなのにやさしい」。イメージが変わりましたね。 GEW その意味で『ZXi MAX』のキャッチコピーは「あなたにも使ってもらいたいスリクソン」だと思います。 QP そうだね。だから『ZXi MAX』を加えて4種類で、幅広いゴルファーに楽しんでもらえそうですね。 ZXi MAX アマチュア代表 林淳一さん試打データ QP関雅史の『ZXi』シリーズ総括 GEW とにかく曲がらなかったですね。 QP もう買いますよ! GEW 最初に試打した『ZXi』(スタンダード)は、どうでしたか? QP オールラウンドで、アスリートに対して バランスの良いクラブに仕上がっている。ボールスピードも速い、飛ぶ、というのは前提ですが、高いレベルでのスタンダードだと思います。 GEW 『 ZXi TR』はどうでしたか? QP 低スピン、飛距離性能の高さはもちろんですが、操作性の高さが特徴。特にアドレスを変えなくても、ゴルファーの意思がボールに伝わる。マッスルバックのアイアンみたいだよね。 GEW 『 ZXi LS』は? QP その名の通り低スピン。多くのゴルファーがスピンが多くて悩んでいると思いますのが、特にアスリートでスピンが多いゴルファー向けですね。 GEW 最後に『ZXi MAX』です。 QP これはやっぱり寛容性ですよね。ゴルフが簡単になりますよ。いままでの「スリクソン」のイメージが覆されるくらいのやさしさでした。 GEW それでいてカッコイイ! QP それ大事よね。ベタベタに「やさしい」が表に出たデザインだと「ちょぉっと〜」というゴルファーでも、「プロも使うやさしいモデル」というカッコよさがあるよね。そして、それが打ててしまうというところがミソだね。  
    (公開)2024年10月10日
    ヤマハは、「INPRES(インプレス)」の新シリーズとして、独自の8軸積層カーボンフェースを採用したドライバーをはじめとしたゴルフクラブ『INPRES DRIVESTAR(インプレス・ドライブスター)』を、フルラインアップで9月20日に発売した。 ドライバーは、三菱ケミカルとの共同開発で生まれた、8軸積層カーボンフェース「オクタアングルカーボンフェース」を搭載し、フェースの広範囲でボール初速の向上を実現する。また、カーボンフェースによる軽量化に伴い、バック側にウェイトを配置し「カウンターウェイトシステム」による最高クラスの縦横慣性モーメントが、インパクト時の打点ブレにも強さを発揮して安定したショットを生み出すとか。 HS40m/sのGEW記者・浅水敦が打ってみると・・・   アイアンは、図心を重心・打点に近づけることで反発効率を大きくする「3ポイント レゾナンス テクノロジー」の搭載と、高い強度を持つ新素材「X37」を採用した精密鋳造による1.1mm極薄ソールとの相乗効果により、打点の反発性能がアップしている。 HS40m/sのGEW・浅水敦が打ってみると・・・   【INPRES DRIVESTAR特長】 安心感のある大型ヘッドで“しっかりつかまえて”飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と、投影面積を抑えた形状で“つかまり過ぎをおさえて”飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』の2モデルをラインアップ。 ■カーボンフェースドライバーの常識を覆す「オクタアングルカーボンフェース」 三菱ケミカルとの共同開発で生まれた8軸積層カーボンフェースを搭載。定番の4軸や6軸を超える8軸のカーボンフェースは、広範囲における強度が向上したことでフェースのどこに当たっても高初速を可能にする。 ■抜群の方向安定性「カウンターウェイトシステム」 軽量カーボンクラウンと軽量カーボンフェースの採用で生みだした余剰重量を飛距離とやさしさに必要な重心設計に最大限活用。縦横合計で約1万g・㎠の慣性モーメントを実現し、全方位の打点ブレへの圧倒的な強さを発揮する。 ■心地よい打感 ヤマハ独自の打音解析により、カーボンフェース特有の打感と打音の懸念を解消。音の質を徹底的に追及し感性に訴えかける心地よい打感に到達した。 【INPRES DRIVESTAR フェアウェイウッド/ユーティリティ】 ■高強度素材「X37」×カーボンクラウン 高い強度と粘り強さを持ち、より精密な設計が可能な高強度素材「X37」を採用。さらにカーボンクラウンとの組み合わせにより、驚きの飛距離と高弾道を生み出す。 ■ボールスピード向上 偏肉設計により、実際にボールが当たるフェース下部を薄肉化(フェアウェイウッド:肉厚1・4㎜、ユーティリティ:肉厚1・5㎜)。これにより、打点部分の反発性能が向上し高初速を実現する。 ■圧倒的な飛距離を高弾道で カーボンクラウンの採用により生まれた余剰重量を重心設計に活用することで超低重心化を実現。前モデルよりクラブ長さを0・5インチ短くしているにもかかわらず、飛距離アップに成功。圧倒的な飛距離を高弾道で実現する。 【INPRES DRIVESTAR アイアン】 しっかりつかまえて飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/D』と、つかまり過ぎをおさえて飛ばす『INPRES DRIVESTAR TYPE/S』の2モデルをニーズに合わせてラインアップ。両モデルとも、飛距離・やさしさ・打感に優れた、今までの飛び系を超えるアイアン。 ■反発効率を最大化する「3ポイント レゾナンス テクノロジー」 従来のアイアンはその形状によりフェース面上で最もたわむ「図心」が重心点や実際の打点と離れているため、飛距離の最大効率化が困難だったが、同社はアイアンヘッドのトゥ側にリブを配置することで、「図心」を重心点と打点に近づけ、反発効率を最大化することに成功した。 ■打点部の初速性能を高める 高い強度と粘り強さを持つ新素材「X37」を採用し、ソール厚さわずか1・1㎜の精密一体鋳造を実現。前作よりもソールの反発エリアを拡大したことでソールのたわみ量が増大、特に打点に近いフェース下部の反発性能が飛躍的に向上している。 ■圧倒的な飛距離を高弾道で実現 ソール後方に大容量のタングステンウェイトを配置(TYPE/D:41g、TYPE/S:77g)。超深重心+低重心化により、圧倒的な飛距離を高弾道で実現している。 ■2モデルに対応した専用ウェッジ TYPE/D、TYPE/Sのアイアン双方に対応する専用ウェッジを、42度(AW)、48度(AS)、55度(SW)の3種ラインアップ。アイアンに合わせた専用のロフト設計だからこそ推奨できるウェッジだ。 価格はドライバー1本9万7900円、フェアウェイ1本6万500円、ユーティリティ1本4万6200円。アイアンセット(4本・#7~PW)12万3200円、単品1本3万800円。 【INPRES DRIVESTAR For Ladies】 ヤマハならではのアプローチで女性の振りやすさを追求。「ヘッドは重く」「シャフトは軽く」「グリップはやや太く」「クラブ長さは短く」など細かい改良を重ね、10月5日に発売する。 ドライバーには「オクタアングルカーボンフェース」を搭載し、高い強度と反発性能を備え、「カウンターウェイトシステム」によりレディースモデル最大級の慣性モーメントを実現している。 アイアンには独自に開発したレールが段階的に接地し、摩擦が減少する「スケーティングレールソール」を採用。レール効果によりダフってもソールが滑り、ミスを大幅に軽減してくれる。ゴルフを楽しむゴルファーのプレーを後押ししてくれるクラブ郡の登場だ。 価格はドライバー1本9万7900円、フェアウェイウッド1本6万500円、ユーティリティ1本4万4000円。アイアンセット(5本・#7~SW)14万8500円、単品1本2万9700円。 打音についてはこちらから。
    (公開)2024年10月08日
    今年、創業20周年を迎えたルーツゴルフ。超合金アーメットにこだわり、飛距離に真摯に向き合う姿は多くのシニアゴルファーの拠り所となった。そのルーツゴルフから発売されたのが、同社では初となるアスリートラインの『AERMET ACE』。飛距離に定評のあるルーツゴルフだが、その飛距離に加え、競技者が使用するクラブとしての要素を盛り込んだ。その『AERMET ACE』のアイアンとドライバーを、様々なメディアでもおなじみのカリスマフィッター・鹿又芳典氏が検証。今回は開発者のルーツゴルフ・大同一輝氏との遣り取りも一興だ。 試打インプレッション1 AERMET ACE IRON「曲がらなくない!?」飛距離と操作性が融合 アイアン9番(36度) 鹿又 そもそもルーツゴルフのアイアンは、飛び系だと思っているんですけど、 大同 飛び系アイアンが主流ですが、技術の進化で、高弾道、高スピンに改良しています。 鹿又 その中で『ACE』に関しては、競技者がターゲット? 大同 はい。比較的小ぶりでスピンも入る飛び系アイアンになります。 鹿又 いきなり9番(36度)を打ってみましたが、「曲がらなくない!?」という第一印象です。何度打っても同じ弾道で、慣れてくると振れてくる。シャフトもシッカリ感があります。 大同 純正のSですが、Sのみ重量が70g台なんです。 鹿又 ルーツさんのクラブは「転がってでも飛んでくれたらイイ」みたいな印象があったんですが、『ACE』のような王道なクラブにビックリです。それにしても70g台のカーボンシャフトを入れるのは珍しいですね。で、このシャフトが打ってもヘコタレナイ。 大同 ありがとうございます。 鹿又 そして、想像以上にヘッドの操作性が高い。フェースがアーメットなので打感は、軟鉄鍛造とは違いますが、ヘッド挙動は軟鉄鍛造アイアン同等の操作性がありますね。その意味で、弾道を作ろうとしても作れますね。なので、競技ゴルファーが求めるフィーリングは感じますよ!。 GEW 目から鱗ですね? 鹿又 ただ、パーツブランド含め、競技者モデルは競争が激しい。それでも『ACE』を作った? 大同 飛距離に強い競技モデルって意外と少ないんですよ。それが理由ですね。 9番アイアン試打データ ストロングロフトなのに球が浮く不思議  アイアン7番(28度) 鹿又 7番アイアンのロフト角は? 大同 28度です。 鹿又 そうなると、大手の競技者モデルより半番手くらい立っているので、これで球がしっかり浮くか、が問題ですね。 打ってみると・・・ 鹿又 このロフトでスピン5000rpm以上というのはスゴイ。僕は普通軟鉄鍛造の7番30度で5000rpmなんです。なのに軟鉄鍛造のアイアンと遜色ないですね。 大同 飛距離はどうですか? 鹿又 頑張って飛ばしにいったわけではないのに、キャリーで170ヤード近く出ているので、飛びますね。着地角も40度前後なので、止まる弾道と考えて良いと思います。 7番アイアン試打データ もう一発打ってみると・・・ 鹿又 ミスりました。でも、ちょっと待って。これ驚きです。超チーピンなんですが、でも曲がり幅少ないです。何故ですか? 大同さん! 大同 フェース素材のアーメットって横スピンが入りにくい素材なんです。なので、良くも悪くもルーツのアイアンは「球を曲げれない」と言われます(笑) 鹿又 ひっかけても縦距離が変わらないし、曲がらない。どんどん打ちたくなりますね。曲がりにくいというのは、めちゃめちゃメリットですね。 大同 ゴルフには重要ですよね。 鹿又 曲がらないと、振ってやろう! という気になって力入れて振っても曲がらない。というか、さっき大同さんが言っていた「球を曲げれない」は、「曲がりにくい」で、でも競技者が求める操作性はあるので、『ACE』には大きなメリットになっていますね。 試打インプレッション2 AERMET ACE DRIVER ドライバーもアイアンのように振れ! 飛距離も方向も抜群 ドライバー10.5度 鹿又 ドライバーですね。アイアンとドライバーって、ルーツゴルフさんのなかでは? 大同 これまではアイアンのイメージを強いんですが、それを覆すのが『ACE』のドライバーです。 鹿又 なんの情報もないまま1発打ってみましたが。アイアンと同じ振り心地ですね。打点はトゥ側でミスしましたが、それでも曲がり幅が少ないです。その打点でミート率1.47。何球打っても同じような弾道。安定感がある。どういう特徴のヘッドですか? 大同 弾道のデータ通り、強い球で飛ばすというドライバーです。 鹿又 重心の位置は? 大同 かなりフェースよりの浅重心です。 鹿又 市販クラブには無いほど浅重心? 大同 いまのトレンドでは無いですかね。 鹿又 打っていて感じるのは、現代のドライバーはダウンスイングの途中で垂れる印象があるんだけど、『ACE』はヘッドが前に来る。そしてヘッドサイズ的にも小さめ。敢えて、そこを狙っているの? 大同 重心位置とヘッドサイズの違和感が無いように設計しています。 鹿又 だからアイアンと振り心地が同じなんだね。アイアンみたいに振ればイイんだ。で、メチャクチャ良いデータがでる。このようなドライバーは他に無いし、この設計でも打ち出し角が担保できています。 大同 アイアンとの流れを考えて設計しているんです。 鹿又 アマチュアのなかには、弾道が低くてカチ上げる人がいますが、そんなゴルファーには合いそうですね。最近の市場には無いドライバーで、使いやすいかもしれないですね。 ドライバー試打データ アイアン、ドライバー総評 鹿又 イメージがガラッと変わりました。ルーツゴルフのイメージは「アーメット」「飛ぶ」「アイアンも転がる」「つかまる」だったんですが、『ACE』というモデルに限っては、「アーメット」の機能性を使って、違うテイスト、アスリートが使えるクラブになったということだと思います。それに加え、競争の激しい大手の競技者向けモデルとは違う土俵のクラブ。その意味で新しいユーザーが生まれると思います。なので、まずは打ってみることが一番重要ですね。ルーツゴルフがシニア向けのメーカーという側面もありますが、『ACE』もある。是非、一度、試打してもらいたいですね。 お問い合わせ ルーツゴルフ TEL075-583-3330
    (公開)2024年10月04日
    アクシネット ジャパン インクは『GT(ジーティー)』ドライバーを8月23日に発売した。 5年以上もの間PGAツアーで最も多く使用されているタイトリストドライバーに、先進的かつ最高のパフォーマンスを誇る『GT』ドライバーが誕生した。信頼されてきたタイトリストドライバーの利点を一切犠牲にすることなく、最高のトータル・ドライビング・パフォーマンスを発揮する。さらに優れたルックス、打感、打音を備え、歴代のどのタイトリストドライバーよりもより速く、より遠くへ、よりまっすぐに飛んでいく弾道を実現する。 『GT』は3つのモデルをラインアップ。『GT2』は、フェース全体でスピードと許容性を発揮できるよう高い慣性モーメントを実現。『GT3』は、スピードとコントロールを精密に調整することで飛距離を最大化し、弾道を最適化するように設計されている。『GT4』は、過度なスピンを抑えながら高速で突き抜けるような弾道を実現する430㏄のドライバーだ。 すべてのモデルに、独自の新素材ポリマーで構成されたシームレス サーモフォームクラウンを搭載。クラウンとチタンボディとの間に境目は見えず、アドレス時のクラシックなタイトリストドライバーの外観はそのままだ。さらに新素材ポリマーの音響特性により、プレーヤーが好む打感と打音を生み出す。そして進化したエアロダイナミクスによってクラブヘッドのスピードが上がり、新しいスピードリングVFTフェースが、オンセンターはもちろんオフセンターでもボールスピードがアップする。これらの進化を融合させることで、フェース全体で非常に安定したスピン量と最適化された打ち出し条件を実現する圧倒的な速さのドライバーが誕生した。   【GT ドライバー テクノロジー】 ■シームレス サーモフォームクラウン 独自開発の新素材ポリマーで作られた超軽量クラウンを採用。ゴルフクラブヘッドの設計においてこれまで使用されたことのない素材により、かつてないヘッド内部の重量配分設計を実現し、ドライバー性能のあらゆる面を向上することに成功。クラウンは高度な熱成形プロセスによりソール部まで巻き付けられ、素材や継ぎ目が目立たず、シームレスな外観、美しいフォルムを可能にしている。 ドライバークラウン部の重量の軽量化による最適重量配分、スピードアップと許容性の両立を実現しながらも、美しいメタルサウンドと打感を実現した。 ■スプリット マス コンストラクション サーモフォームクラウンによる軽量化により、重量配分を戦略的に前方配置することでボールスピードが向上。また重量を戦略的に後方配置することで安定した高慣性モーメントも実現。3つのモデルの重心位置はそれぞれ異なるため、プレーヤーへより速いスピード、最適な打ち出し角とスピン量を提供する。 バランスの取れた重量配分により、驚異的なスピードと高い安定性の両方を同時に可能にした。 ■次世代のエアロダイナミクス ヘッド内部の構造と重量配分の進化により、すべての『GT』ドライバーはより優れたエアロダイナミクスの追求を可能にした。従来のヘッド設計では実現不可能であったエアロダイナミクスの飛躍的進化は、クラブヘッドスピードを大幅に向上させる。空気力学によるヘッドの形状、特にクラウンとソールの曲率を研究し、空気の流れを最適化し、乱流と抗力を減らすことに成功している。 ■進化したスピードリング VFTフェース スピードリングVFTフェースは大きく2つのパフォーマンスを持ち合わせている。アップグレードされたスピードリングVFTフェースは、クラブフェースの外周部を補強しセンターヒット時のボールスピードを最大化させる。一方、可変フェース肉厚のVFTフェースは、オフセンターヒット時においても速いボールスピードを維持し、飛距離ロスを最小限にする。 【GT ドライバー 詳細】 ●GT2 ドライバー オフセンターヒットすることが多く、ボールスピードを犠牲にしているプレーヤーに向けて、高い慣性モーメントによる卓越した弾道安定性を実現。 ・ヘッド体積:460㏄ ・ロフト角:8度/9度/10度/11度  ※すべて左用あり ・価格:10万7800円(DENALI RED 40)~ ●GT3 ドライバー GT3 ドライバー 打点が比較的安定しているプレーヤー向けに、さらに正確に調整可能なSureFit CGトラックを採用することで、飛距離と方向性のコントロールを最大限に高める。 ・ヘッド体積:460cc ・ロフト角:8度/9度/10度/11度  ※すべて左用あり ・価格:10万7800円(TENSEI 1K BLUE 55)~ ●GT4 ドライバー バックスピン3000回転/分を超えるハイスピンが原因で飛距離をロスしているプレーヤーのためにスピンを抑えた弾道を提供。 ・ヘッド体積:430cc ・ロフト角:8度/9度/10度   ※すべて左用あり ・価格:10万7800円(TENSEI 1K BLACK 65) お問い合わせ先 アクシネット ジャパン インク  TEL0120-935-325
    (公開)2024年09月23日
    リョーマゴルフは9月、5年振りのモデルチェンジとなる新ドライバー『MAXIMA Ⅲ』(マキシマ3)を発売した。 そこで「プロ編」と「アマチュア編」の2本立てで、『マキシマ3』を徹底試打。今回は「プロ編」に続く2回目「アマチュア編」をお送りする。 同社のドライバーは「棒ダマ」と呼ばれるほど曲がりに強いことと、ミスヒット時の飛距離ロスが少ないことが特徴だ。1回目は常住充隆プロに意図的に芯を外したり、曲げたりなどを試してもらい、様々な角度から検証したが、プロ以上に複雑なエラーが絡み合ってミスに繋がるのがアマチュアだ。 そこで今回の動画ではアマチュア代表としてアベレージゴルファーのGEW記者が『マキシマ3』を試打。普段から愛用しているMYドライバーとの比較や、ショットマークをつけての試打など、実験的な検証を実施した。同製品は平均的なアマチュアゴルファーにどの程度寄与するのか? 常住プロ解説の元、動画で観てもらいたい。
    (公開)2024年09月22日
    リョーマゴルフは9月、5年振りのモデルチェンジとなる新ドライバー『MAXIMA Ⅲ』(マキシマ3)を発売した。 前作を超えるまで新しいモデルを出さないのがリョーマ流。しかし一昨年にユーティリティの『マキシマU』、今年は春先にフェアウェイウッドの『マキシマF』を立て続けに投入し、今作の『マキシマ3』を加えてニューモデルが揃った。 今作もスタンダードの「タイプD」、アスリート向けの「タイプV」、高反発の「スペシャル・チューニング」の3タイプを揃えているが、それぞれの性能も気になるところ。 そこで「プロ編」と「アマチュア編」の2本立てで、『マキシマ3』を徹底試打。同社のドライバーは「棒ダマ」と呼ばれるほど曲がりに強いことと、ミスヒット時の飛距離ロスが少ないことが特徴だが、果たして実際のところはどうなのか? 検証のため実験的試打も行った。 初回の「プロ編」は常住充隆氏が解説する。動画で観てもらいたい。
    (公開)2024年09月20日
    リョーマゴルフから9月20日に発売される、5年振りの新ドライバー『MAXIMA Ⅲ』(マキシマ3)の最速試打動画の第2弾。今回はアマチュア編としてGEW記者が試打する。 普段のゴルフではスライスに加え、それを嫌っての左引っ掛けに悩むGEW記者。常住充隆プロによると、インパクト時に手元が浮き上がることによるヒールヒットが原因だという。 今作はボールとの衝突時にドロー方向に働きかけるテクノロジーが新搭載されているというが、はたして記者の弾道は変わるのか? アベレージゴルファーの試打動画をショートバージョンで観てもらいたい。
    (公開)2024年08月29日
    プロギアは7月12日、ゴルフを真剣に楽しむアスリートゴルファー向け「RS(アールエス)」シリーズをフルモデルチェンジした「RS X(アールエス エックス)」シリーズを発売した。 従来品を上回る初速性能と強弾道にやさしさをプラスした「RS X」シリーズは、操作性が高く叩いても左に行きにくい強弾道の『RS F』、ニュートラルな重心設計で高い操作性と強弾道で飛ばす『RS』、シリーズ最大の慣性モーメントでブレないやさしさと強弾道を両立した『RS MAX』の3モデルをラインアップ。ゴルファーのスイングタイプや求める弾道に合わせて選択可能な構成になっている。 「RS X」ドライバーシリーズは、「精密4点集中フェース」「CNCミルド Xフェース」「Wソール」「シームレスフルチタンボディ」「ギリギリ設計&ギリギリ管理」といった従来からの技術をさらに進化させ、これまで以上の初速性能を実現させている。  また、今回新たに開発した「X(クロス)カートリッジ」により、従来のシャフト軸と装着ネジをずらした「軸ズレ構造」で高初速性能を維持しながら、弾道調整幅を4方向に拡大し、より多様な弾道調整が可能となっている。さらに、ヘッドの形状、内部設計を見直し従来品より低重心化することで、バックスピン量が軽減し強弾道となり、さらなる飛距離アップを実現する。   【RS X ドライバー】ラインアップ ●RS F(数量限定モデル) 操作性を高めながらもフェードバイアスな設計。左へのミスを気にせずに叩け、低スピン強弾道で攻める。 ・ロフト:10度 ・シャフト:TOUR AD FOR PRGR/S(M‐43)、SR(M‐40) ・価格:9万5700円 ●RS ニュートラルな強弾道。操作性を重視した重心設計で、ドローもフェードも思いのままに強弾道で飛ばす。 ・ロフト:9・5度、10・5度 ・シャフト:TENSEI FOR PRGR/S(M‐43)、SR(M‐40)、 Diamana FOR PRGR/S(M‐43)、SR(M‐40)、R(M‐37) ・価格:9万3500円 ●RS MAX 飛んで曲がらない強弾道を目指し、RSシリーズ史上最大のブレない大慣性モーメントヘッドは、高弾道、直進性でやさしさと飛距離を両立。 ・ロフト:9.5度、10.5度 ・シャフト:TENSEI FOR PRGR:S(M‐43)、SR(M‐40)Diamana FOR PRGR/S(M‐43)、SR(M‐40)、R(M‐37) ・価格:9万3500円 https://www.prgr-golf.com プロギア TEL0120-81-5600
    (公開)2024年07月13日
    SYB(サイブ)のブランドを展開するパーツメーカーのコンセプトより発売されている『EG-05』ドライバー。クラブをテストした“ギアの賢者”こと永井延宏プロが「ヘッドのパフォーマンスがかなり高い」と、その飛び性能に太鼓判を押した。どんな弾道が飛んだのか? 【動画】SYB『EG-05』ドライバーを永井延宏が徹底試打! スクエアに向きやすくフィーリングが心地いい 永井 『EG-05』を構えると、クラウンのシルエットがキレイな“真円”に近くて、後方にかけてのトウ側とヒール フェースの向きがストレートだし、シャローっぽくてやや長く見える分、ターゲットへスクエアにセットしやすい。それから“カチャカチャ”(可変式スリーブ)がついたヘッドは、ソールしたときに少し傾いてしまいがちですが、このヘッドはペタッと落ち着いて座りがいいんです。クセがない顔つきで、ストレスなく構えられますね。 昨今のドライバーはカーボンコンポジットが多いですが『EG-05』はフルチタン。インパクトしたときの剛性感やエネルギー感、高めの打球音が、むしろ新鮮に感じるし心地よさがありました。ソールの前方にあるスリットとその中に設けたリブの効果もあり、高い初速性能やインパクト効率に繋がり、ライン出しがしやすいんです。ヘッドがたわんで喰いついてから“パーン”と飛び出す感覚で、コンポジットに負けない性能を備えたフルチタンと言えます。 向かい風がアドバンテージになるロースピンの棒球 1球目試打データ 永井 ソールの後方に約15gのウェイトが入っているようですが、その低重心効果により、明らかな低スピンのライナー系で弾丸のような強い球が飛び、ランも稼げます。シャローっぽいフェースでありながら重心より上で当てやすく、スピン量が1800台に抑えられました。 ソールのヒール寄りにはスクリューウェイトが入っているのでつかまり系のヘッドかと思いましたが、重心角が大きいわけでもなく、打つとつかまり過ぎません。叩きにいっても吹き上がらなくて左に行きづらく、球を前に飛ばせるヘッドですね。 ヘッド重量は197gと、やや軽い。今どきの大慣性モーメントに特化した重量級のヘッドとは違う振り心地の良さやスピード感が『EG-05』にはあります。しかも、ヒール側のスクリューウェイトは標準装備が5gですが、オプションの3gに替えれば標準より2g軽くなる(オプションで7gもあり)。ヘッドが軽くなることで、ヘッドスピードが遅めの人でも振り抜きやすいし、長尺にトライするのもアリでしょう。 ロフトとシャフトの最適解を見つける 2球目試打データ 永井 『EG-05』はスピンが少ないからこそ、適正な弾道を打つためのロフト選びがカギになります。“カチャカチャ”で自分のヘッドスピードや打ち方に合うロフトに調整すれば、低スピンヘッドのポテンシャルを生かして飛ばせるでしょう。 実際にスリーブを回して、ロフトを寝かせて(HI)打ってみました。フェースに乗ってる時間が長く感じてつかまりがいいし、打ち出し角は16度台に上がり、スピン量は1割ほど増えました。ロフトを大きくした効果と見て間違いありません。 シャフトについては、スピード感がありながら、わりとおだやかにマイルドに動くシャフトが◎。インパクトでボールがフェースに乗る感覚が長くなる分エネルギーが伝わるし、ラインを出せるイメージがあります。例を挙げると「ツアーAD」の「UB」や「VR」でしょう。 または、先端が硬いシャフトにすると、ヘッドの弾きを最大限に生かしながら、左のミスを防いで叩いていけます。三菱ケミカルの“白マナ系”がそれ。現代的なスイングの傾向を踏まえると、手元(グリップ)は左に引っ張りながら先端(ヘッド)はターゲット方向へ動くような“時間差”を感じやすい「ツアーAD VF」も好まれるでしょう。その場合は、重めのスペックのほうが合いそうですね。 お問い合わせ: コンセプト https://www.syb-golf.com/ TEL048-299-7799
    (公開)2024年06月07日
    福岡周辺地区を中心に、アマチュア向けゴルフ大会「最強ダブルススクランブル決定戦」を開催するゴルフ大会運営会社のゼロゴルフは先頃、地クラブブランド「KODO(鼓動)」を立ち上げた。 イメージキャラクターに、元プロ野球選手で、福岡ソフトバンクホークスで監督も務めた野球解説者の秋山幸二氏を起用。無駄なものはそぎ落とし、「飛び」に徹底的にこだわったブランドで、構想から10年の歳月を経て誕生したという。 今回発売の『KODO DRIVER 460』(7万9200円)だが、ロフトバリエーションは9度~13度の0.5ピッチを採用し、捕まり、スピン量を最適にするためにウェイトを6か所に配置。高弾道、低スピンの風に強い球を体感できるモデルに仕上がっているという。 また同時発売のシャフト『Arcobalenox(アルコバレーノ)』(6万6000円)はイタリア語で『虹』を意味し、スインガー向けの超軽量モデル「TYPE―1」(5フレックス)と、叩ける「TYPE―2」(5フレックス)の2タイプ計10フレックスをラインアップ。ヘッドをできる限りニュートラルなポジョンに戻し、フォロースルーで走らせるような挙動に仕上げているとか。 福岡発の新生地クラブブランド。ヘッドとシャフトの組み合わせで人生最高の「飛び」を体感させる構えだ。 お問い合わせ ゼロゴルフ 092―895-1533
    (公開)2024年05月13日
    中条カムイの『TP』シリーズといえば、窒素ガス充填ヘッド。ヘッド内圧を高め、たわみやすい高反発系素材『DAT55G』を薄肉化しても、適合範囲を保持して剛性を高めながら、圧倒的な初速が自慢。その窒素ガスをフェースの真裏に、そしてヘッド内を区切って充填することで、垂直方向の剛性がUP、スピン軸のねじれを抑制して高MOIヘッドと同様の寛容性を実現したのが『TP-XI』だ。その実力を、ギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが検証した。 まずは動画で コンパクトなヘッドが飛距離を生み出すスイングスピードにつながっている ■試打クラブ『TP-XI』:ロフト10.5度シャフト:50S(NXブラック) ファーストインプレッション 永井 ヘッドを見ると、今どきの高MOIを訴求している大型ヘッドと異なり、わりと小ぶりですね。過去にも窒素充填ヘッドを発売していますが、個性的なブランドなので、大変楽しみです。 試打インプレッション『TP-XI』1発目 インパクトで感じるフィーリングより飛ぶ!? TP-XI 試打データ1発目 永井 窒素充填ヘッドということで、過去のモデルも試打した経験もあったので、打つ前は打音を気にしましたが、従来とは異なり、打音はかなり乾いた印象ですね。高い金属音ではない打音が、安心感につながりますね。 そしてインパクトですが、ヘッド、特にフェースがボールを強烈に押し切ってくれます。フェースの強い当たりを感じますね。ですので、HS43.5m/s、初速63.6m/sでキャリー236.9y、トータル268.0yと飛距離も出ています。 それと少しトゥ側でインパクトした1発目でしたが、ボールのスピン軸のねじれがほとんどなく、フェースの向いた方にそのまま飛んでいます。この直進性がウリで、ヘッドのサイズとしては高MOIのヘッドではなく、操作性重視の小ぶりヘッドですが、その小ぶりのヘッドだからこそ、振りやすさ、操作しやすさが高まって、スイングスピードにもつながっていると思います。 TP-XI 曲がらない安心感がギアを上げてトップスピードでスイングさせる 試打インプレッション『TP-XI』2発目 やっぱりフェースが強くスピン軸が捻じれない TP-XI 試打データ2発目 永井 やはり感じるのはインパクトでのフェースの強い当たり、そして初速感ですね。そしてなんといってもボールが捻じれずにライナーで飛んでいく弾道ですね。それは数字にも表れていて、ミート率も1.48、スピン軸の傾きもマイナス6.9度と少しドロー回転ですが、打った感じはほぼストレートです。キャリーも237.6y、トータル272.0yと飛距離も伸びています。 そして芯に近いところで打てば打つほどに、低スピン性能も発揮されます。打ち出し角も12.9度と十分に確保されていますので、低スピン(1839rpm)ですが、球が散るフィーリングもなく、ランも30y以上出ています。 飛距離性能、初速感という言葉が出てくるのですが、それ以上に曲がらない。 そうなると、ゴルファーが安心して更に1段階ギアを上げてることができると思います。 構造によるフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちる 試打インプレッション『TP-XI』3発目 高MOIヘッドはないけど飛んで曲がらない安心感 TP-XI 試打データ3発目 永井 最後にギアを1段階あげて打ってみました。ミート率1.47と、会心の当たりではなかったものの、キャリーで250yいきましたね。スピンも2192rpm、打ち出し角も15.9度と高い分だけキャリーにつながりました。結論的に言えば、フェースが仕事をしてくれるヘッドなので、使い手の気持ちが入った分やパワーを弾道として最大限に発揮してくれるヘッドだと思います。 ヘッドの構造を見てみると、フェース面直後に部屋があって、そこに窒素と発泡剤を充填しているということですが、窒素充填による内圧の高さもあると思いますが、この部屋を区切っている壁の重量が、エネルギー効率の高さにつながっているんでしょう。構造から来るフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちますね。 TP-XI ヘッド内部
    (公開)2024年03月06日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』を試打 山田 まず持った瞬間に明らかに他の2モデルより軽いです。シャフトも細いので簡単そうなイメージです。ただ構えると意外とこのモデルが一番スクエアに見えます。 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』1球目 1球目は同じスイングで打ってみましたが、データを見ると他の2モデルよりもヘッドスピードが1m/s上がっています。私の中では同じ感覚で振っていますのでやはり自然に速度が出たのだと思います。それと弾道は球が高い。打った瞬間打ち出しも高く出ている感覚がありました。 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』2球目 ただシャフトも軽量なので私が普通に振るとタイミングが合わずにフェースが開いて当たる傾向にあるので、もう少しヘッドスピードの遅い方が対象になるかと思います。そこで今度はヘッドスピードを39m/sまで落として打ったところ明らかに球の曲がりがなくなりました。 私が教えていたある女子プロは、ヘッドスピード42m/sで飛距離が230ヤードくらいでしたので、それを考えるとこのヘッドスピードで224ヤードは効率良く飛んでいると言えます。そのプロに勧めたいくらい。 2球ともフェースの真ん中に当たっているのですが、正直言うと1球目はあまり芯を食った感じがせず、打感がイマイチな印象でした。ところがヘッドスピードを落とした2球目は打感が一気に良くなった。モデルによって撓み方を変えているのでしょうか。結果からも対象ゴルファーを明確にしたフェースになっているのかもしれません。いずれにしてもパワーのある女性ゴルファーやシニアには丁度良いモデルだと思いますし、意外とつかまり過ぎず癖のないモデルだと思います。 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』3球目 3球目は実験でアウトサイドインかつフェースオープンで、さらにヒールに当ててみました。クラブパスがアウトイン5度、フェースアングルが1.6度、ヒールヒットなので、本来であればこの角度差というのは結構曲がってターゲットより20ヤードくらい右に行ってしまう、かつヒールヒットによるギア効果で相当スライスしてスピン量も4000回転近くまでいくスイングデータなのですが、結果はスピン量も3286回転に落ち着き、着弾点も4.1ヤードしか右にズレていない。この結果からかなり右への曲がりに強いということが分かりました。これは面白いですね。
    (公開)2024年03月03日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX D』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX D』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 『PARADYM Ai SMOKE MAX D』を試打 山田 『MAX D』の「D」はドローのDだと思うのですが、一般的につかまるドライバーはフェースが左を向いていたり、アップライトになっていたりすることが多いのですが、このモデルはそれがなく、ドローが出そうな雰囲気を感じません。それは言い換えると構えた時に左が恐いという印象を感じないということにもなります。真っ直ぐ飛ばしていけそうな感じをゴルファーに与えつつドローが打てるように工夫して重心構造を変化させているのかもしれません。 『PARADYM Ai SMOKE MAX D』1球目 普段通りのスイングで、『MAX』と同じくヘッドスピード46m/sで打ってみました。打点を見るとフェースのど真ん中に当たっており、フェースアングルも0.8度、クラブパスも1.1度しかインから入っていないので、ストレートに近い球が打てているはずなのですが、結果はかなりつかまった弾道になりました。 構えた時には感じませんでしたが、インパクト付近までクラブを下すとつかまりそうな感覚が手に伝わってきます。まさに狙い通りのクラブになっているので、スライスで悩んでいる方にはかなり合うのではないでしょうか。それともう少しヘッドスピードの遅い方が打てばバックスピンが減ることでボールへの揚力も減りカーブも軽減されるので、丁度良い弾道になりそうです。 『PARADYM Ai SMOKE MAX D』2球目 これだけつかまるクラブなので、2球目はフェードが打てるのか検証してみましたが、結果は興味深い内容になりました。今回クラブパスがアウトイン4.9度でしたが、この場合フェースアングルが半分の2.5度くらいで当たると、左に出て真ん中に戻ってくる計算が成り立ちます。 ところが今回は2度と少し閉じ気味でかつ、少しヒール側に当たったので、本来であればギア効果も影響して右に行くはずなのに結果は意外と右に飛んでいない。このことからもしっかりドロー構造になっていることが証明できたのと、やはり打点ズレが起きた時の散らばりをかなり軽減してくれることが分かりました。 フェードもしっかり打てるクラブですので、例えばフェードヒッターで球が右に行きすぎてしまっている人もつかまったフェードに変わってくれるでしょう。それとアイアンはストレートボールなのにドライバーだけスライスという方にも球筋を揃えられるので勧められます。
    (公開)2024年03月01日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 『PARADYM Ai SMOKE MAX』を試打 山田 まず『MAX』は一番スタンダードなモデルだと思いますが、構えてみると意外とフェースが逃げている印象で、個人的には構えやすいです。 『PARADYM Ai SMOKE MAX』1球目 1球目はデータからも分かるようにフェースの真ん中に当たりましたが、柔らかさというよりも弾き感を感じます。データもヘッドスピード46m/sに対して初速68m/sかなり出ています。トータル294ヤードという飛距離は、これまでの経験上、他社のクラブではヘッドスピード48m/sくらいで打たないと出ないデータです。 データの中で意外だったのはアタック角がアッパーで7.2度という数字。私の理想ではダウン3度~アッパー5度くらいなのですが、それに比べるとアッパーが多く出ました。シャフトの影響もあるかもしれませんが、ヘッドが自然とアッパー方向に作用した結果と言えそうです。 人によっては若干ダフる可能性もありますが、逆にダウンブローが強いゴルファー、球が上がりにくいゴルファーはヘッドが自然とアッパーブローを作ってくれるので丁度良くなるのではないでしょうか。それとシャフトも50g台にしては意外としっかりしているので私くらいのヘッドスピードでもこのまま使えそうです。 芯に当たった時の弾道は分かりましたが、私が最も重視しているのは打点が芯から外れた時にどういうデータが出るクラブかという点です。 『PARADYM Ai SMOKE MAX』2球目 そこで敢えてヒールの下側に外して打ってみました。データからも分かるように爪の幅1個分ヒール側にずらして1球目と同じスイング、同じヘッドスピード46m/sで当ててみましたが、初速が67m/sと1m/sとしか落ちていません。さすがに飛距離は落ちてしまいましたが、これだけ芯を外した割には飛んでいます。着弾点も右に26.6ヤードとラフに残っているくらいかと思うので許容範囲ではないでしょうか。 それと通常ヒール側に当たるとフェースが一気に閉じてしまうのですが、「FOCUS」のデータを見るとその閉じ方が緩やかです。 この辺りは新しいフェース構造が作用しているのかもしれません。 『PARADYM Ai SMOKE MAX』3球目 今度はトゥ側に爪の幅1個分ずらして当ててみました。同様にヘッドスピード46m/sで同じスイングで打ちましたが、やはり初速が67m/sと1球目とほぼ同じ結果になっています。正直一般的なクラブでこれだけ芯を外すとかなり打感が悪いですし、手の中でグリップが回転してしまうくらいの抵抗感があるのですが、それがこのドライバーは少ない。打感が良いクラブだと言えます。 「FOCUS」のデータを見てもこれだけトゥ側に外しているにもかかわらずインパクト後のフェースの開き具合が少ない。毎日ここでトゥに外した時のフェースの開き方を見ているのでその違いがよく分かります。なぜこのような結果になるのか不思議です。それとこれだけトゥ側に当たると普通はギア効果でかなり左に戻ってくるのですがそれも少なくほぼ真ん中に着弾しています。 我々の年代だとテクニックを使って打つことが多かったのですが、このドライバーはテクニックの量を減らして打つことができる。その意味でプレイヤーにとって楽なクラブという印象です。
    (公開)2024年02月28日
    テーラーメイドゴルフは、2月2日に『Qi10 MAX(キュー アイ テン マックス)ドライバー』、『Qi10(キュー アイ テン)ドライバー』、『Qi10 LS(キュー アイ テン エルエス)ドライバー』と『Qi10 MAX WOMEN,S(キュー アイ テン マックス ウィメンズ)ドライバー』を発売した。 カーボンウッド第3世代となる「Qi10シリーズ」では、次世代のやさしさを探求しカーボンウッドだからこそ実現可能なヘッドの軽量化、最適な重量配分、重心位置の最適化により、ボール初速を維持しながらも高い慣性モーメントを実現。60層のカーボンツイストフェースを支えるフレームの改良とクラウンのカーボンエリアを大幅に拡大した「インフィニティカーボンクラウン」、「Qi10シリーズ」の中でヘッドサイズを最大化した新たな形状の採用により、テーラーメイド史上最も慣性モーメントが高くやさしさの新世界基準となる「10K」(慣性モーメント1万)を達成した『Qi10 MAXドライバー』が誕生した。 やさしさの新世界基準となる「10K」(上下左右方向の慣性モーメントの合計値1万)は、アマチュアゴルファーからトッププレーヤーに至るまで多くのプレーヤーが求める飛びと直進性、正確性の高さに貢献する。 《ドライバー共通搭載テクノロジー》 ■60層カーボンツイストフェース+新開発フレーム 第3世代となる軽量の60層カーボンツイストフェースを搭載。部分的にフェース面の肉厚を変えて、広い範囲で反発性能を高めると同時に新開発のフレームとの相乗効果で、フェース広範囲でのエネルギー伝達効率が向上しボール初速アッ プに貢献する。 ■インフィニティカーボンクラウン 高い慣性モーメントを実現するために、クラウンのカーボンエリアを大幅に拡大。クラウンの面積を97%カーボンで構築することで余剰重量を生み出し、新しいヘッド形状やヘッド内部に重量を再配分することで、高い慣性モーメントを実現。 ■新ヘッド形状 Qiシリーズの中でヘッドサイズを最大にしたことにより、見た目のやさしさと寛容性が向上。さらにそれぞれのヘッドに合わせた重量配分を行うことで、最適な重心位置を確保しながらヘッド全体の慣性モーメントを高める。 【Qi10 MAXドライバー】 寛容性、直進性、ヘッドサイズ、その全てのMAXレベルを目指して開発された。「Qi10」シリーズの中では最もヘッドサイズが大きく、今までにない重量 配分でテーラーメイド史上最高の慣性モーメント(MOI)1万をカーボンウッドで実現。やさしく飛ばせるドライバーが完成した。 価格は9万5700円。 【Qi10ドライバー】 Qi10ドライバー 「STEALTH2」ドライバーよりヘッド後方を伸ばしたことで、オーソドックスな形状ながらも安心感のあるヘッドサイズ。21gのバックウェイトをヘッド後方に配置することにより、高弾道と適正なスピン量を実現し、飛距離と直進性を両立した。 価格は9万5700~。 【Qi10 LSドライバー】 Qi10 LSドライバー 個々のプレーヤーに応じた弾道調整機能を併せ持つロースピンに特化。新たな弾道調整機能「NEWエアロトラックスライディングウェイトシステム」を採用。「STEALTH 2 PLUS」ドライバーに比べ、ウェイトをより前方、低い位置に移動することが可能となり、ロースピンを実現。さらにヒール側のスライディングウェイト(18g)の一部をカーボンソールパネルで塞ぐことで、空気抵抗を抑制し、ヘッドスピード向上に貢献する。 価格は9万9000円~。セレクトフィットストア限定。 【Qi10 MAX WOMEN,Sドライバー】 Qi10 MAXウィメンズドライバー 女性専用設計を採用し、メンズモデル同様に次世代のやさしさを探求。カーボンウッドだからこそ実現可能なヘッドの軽量化、最適な重量配分、重心位置の最適化により、ボール初速を維持しながらも高い慣性モーメントを実現する。カラーリングは、メンズ同様にブルーのカーボンフェースを採用。シャフトには三菱ケミカルと共同開発した「ELDIO(エルディオ)」、グリップには淡いブ ルーのゴルフプライド社製の「Tour Velvet」を採用し、統一感のあるデザインに仕上げている。 価格は9万5700円。 【お問い合わせ先】 テーラーメイドゴルフ 0570-019-079
    (公開)2024年02月21日