ナイキジャパンは先頃、同ブランドのアイコン的シューズ『ナイキ テニス クラシック』をベースに、オンコースからストリートまで幅広く愛用できるという『ナイキ コース クラシック』を発売した。
テニスシューズの名作をゴルフシューズとしてリメイクしたのは、同社のフットウェアデザインディレクター、ジェームズ・アリズミ氏。
「秋冬シーズンに、どんなスタイルや好みにも合わせられるシンプルでモダンなモデルを作りたかったのですが、ナイキのアーカイブにある『ナイキ テニス クラシック』がまさにイメージにピッタリでした。
テニスとゴルフは、長い伝統やスポーツマンシップが尊重されるクラシックなスポーツとして共通点があります。しかし、機能的にはゴルファーが求めるパフォーマンスをどのようにして実現できるかを重視しながら、モダンで大胆なナイキらしさも出るようにディテールにこだわりました。
側面のトップラインは、すっきり感をキープしながら、オンコースでもオフコースでもグリップ力をもたらすアウトソールを搭載しています」
アリズミ氏が語るように、『ナイキ コース クラシック』はすっきり感満載で、どんなウエアとの相性も良さそう。気になるグリップ力だが、ナイキは現行品の『ヴェイパー』などアウトソールに独自のデザインを施し、スパイクに負けないスパイクレスで定評がある。
昨今、特に女子プロの使用が目立つが、今回のモデルもスイング時の足圧に基づきピンポイントなアウトソールのトラクションを実現したという。また、履き口の後部には剛性の高いミリタリーグレード規格のテープを使用するなど、シンプルだがディテールへのこだわりも見せている。
<img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/08/170803M2.jpg" alt="ナイキ コース クラシック" width="755" height="503" class="aligncenter size-full wp-image-28732" />
メンズのラインアップはホワイト/セイル/ブラック/ホワイト(価格:1万1000円+税)、ブラック/セイル/ブラック(同:1万1000円+税)、バケッタタン/ホワイト/ブラック(同:1万4500円+税、近日発売予定)の3カラー展開。サイズは25.0~29.0cm。
<img src="https://www.gew.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/5/2017/08/170803M1.jpg" alt="ナイキ コース クラシック" width="755" height="503" class="aligncenter size-full wp-image-28733" />
かつての名作をゴルフシューズにリメイクするのは、スパイクレスの台頭と歩調を合わせている。今後も一つのトレンドとして注目されそうな動くといえるだろう。