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    ハッシュタグ「山田直知」記事一覧

    KATANA GOLF(カタナゴルフ)がリブランディングして3月に発売した、適合ドライバー『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II Ti DRIVER』。過去2回、5UNDERS GOLFの山田直知氏にドライバーとアイアンを解説してもらい、その性能が証明されたが、実際にアマチュアゴルファーにはどう寄与するのだろうか? そこで今回は、GEW記者がマイドライバーと『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II Ti DRIVER』を両方打ち、飛距離を比較してみた。弾道結果からアマチュアゴルファーにどうマッチするかを山田直知プロが解説する。 GEW記者は、HS38m/s~39m/s、平均ドライバー飛距離185~190ヤード。飛距離不足に悩んでいるが、どんな結果になったのだろうか? 動画で観てもらいたい。 <strong>■試打スペック 『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II Ti DRIVER』(10.5度/R)</strong> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/52YhGt7xmWo?si=IqoyZndhtiuL79Kf" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 近年ドライバーは外国メーカーが席巻しているが、先入観を捨て国内メーカーのモデルも試打してみると自分にとっての最適モデルが見つかる可能性が高い。
    (公開)2025年07月11日
    「飛びの刀」として一世を風靡したKATANA GOLF(カタナゴルフ)が2024年3月、リブランディングして再始動した。そして今年3月、新製品『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II』シリーズを発売。 前回のドライバー編に引き続き、今回は新作アイアン『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II HOLLOW IRON』を5UNDERS GOLFの山田直知氏が徹底試打。弾道測定器による科学的なギア検証をし、性能を解説する。 <h2>【動画】『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II HOLLOW IRON』を試打&検証</h2> まずは、山田プロによる弾道測定器を使った科学的試打検証を動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/QgwhAr_otxs?si=VkKFM62M6FVfToa5" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>7番アイアンで200ヤード楽に飛ばせる</h2> <strong>■『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II HOLLOW IRON』(7番/R)</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/KATANAI1.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88746" /> <strong>山田</strong> まずは見た目ですが、中空アイアンでヘッドサイズも大きめなので、弾道の安定性を狙っているモデルだということが分かります。ただ、トップブレードはそこまで厚くなく、漆黒のヘッドカラーも相まってシャープに見えます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/KATANAI3.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88748" /> バックフェースにはカーボンを圧着している珍しい構造で、これも飛距離に直結していそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/KATANAI4.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88749" /> 早速試打してみました。打音も高めの音で個人的に非常に好みですね。シャフトのスペック上、ゆっくりと振ったのですが、ヒール側に打点がずれたにもかかわらず、いきなり197ヤード飛びました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/149417b9d934cfae997938c2e30f2c45.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1264" height="761" class="alignnone size-full wp-image-88750" /> ロフト角は28度と、通常の5番か6番相当ですが、その割には打ち出し角が15.3度なので、十分球の高さも担保されており、高さでグリーンにボールを止めるイメージが湧きやすいです。落下角度は約42度なので、柔らかいグリーンなら、着弾してから2m以内のランで止められるくらいの高さが出せていることになります。この力感で200ヤード近く飛ばせるのは非常に楽ですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/38dbc5736edf318856c7a25a44a3dabd.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1264" height="761" class="alignnone size-full wp-image-88751" /> 2球目はフェースの上側に当たってしまったのですが、トータル197ヤードと1球目とほぼ飛距離が変わりませんでした。通常はフェースの上側に当たると打感も悪く、飛距離も20ヤードほどロスしてしまうのですが、打感も飛距離もほぼ大差がありません。ショートホールでのティーアップ時や、フェアウェイでダフった時などは、打点が上側になりやすいのですが、助けになりそうです。以上の結果からも、横だけでなく縦のミスヒットにも強いアイアンだということが分かります。 <h2>本当にミスヒットに強いのか?</h2> <strong>山田</strong> 本当にミスヒットに強いのかどうかを検証するために、今度はあえて打点を下側に8.6mmずらして打ってみましたが、ほとんど芯を食ったのと変わらないくらいの打感でした。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/396397e760c7c4dea53c9226ee2633c9.png" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-88754" /> 落下角度も40.4度と許容範囲。逆にスピン量が4500回転と多くなったので、十分グリーンにも止まりそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/31cb762c7b97084b7a1ce2bc33bd82f5.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1264" height="761" class="alignnone size-full wp-image-88755" /> 今度はトゥ側に14.4mmずらして打ちました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/fd39655cdbe5fa77f8850b0540531668.png" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-88752" /> さすがに15mmずらしたのでドローが強くかかってしまいましたが、その割にはほとんど飛距離もロスしていません。以上のことからも、かなりスイートスポットの広いアイアンだということが言えそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/f6c98b974cbdec085e0b38ad509d86a6.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1919" height="1199" class="alignnone size-full wp-image-88753" /> <h2>楽に飛ばせて体にも優しい幅広い層に合うアイアン</h2> <strong>山田</strong> 上級者はフォージドアイアンに慣れている方が多いので、次第に飛距離が落ちてきて飛ばせるアイアンを使いたいけど、ボテッとした形状は嫌だという方が多いと思います。今作はそんな方のニーズを満たせるアイアンに仕上がっています。特に飛距離が落ちてきた年配の方は、無理せず楽に飛ばせるアイアンなので、体にも優しいですし方向の安定性にも繋がると思います。もちろん初心者にとっても易しいアイアンなので、幅広いゴルファーのニーズを満たすモデルだと言えるでしょう。
    (公開)2025年07月10日
    KATANA GOLF(カタナゴルフ)と言えば、「飛びの刀」として一世を風靡したブランドだ。そのカタナが2024年3月、リブランディングして再始動。そして今年3月、同社はこれまで評価されてきた高反発ドライバーではなく、適合モデルで勝負に出た。「カタナの適合元年」と位置づけた新製品の名は『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II』シリーズ。 そこで弾道測定器による科学的なギア検証に精通する、5UNDERS GOLFの山田直知氏が同シリーズのドライバー『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II Ti DRIVER』を徹底試打し、性能を解説する。 <h2>【動画】『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II Ti DRIVER』を試打&検証</h2> まずは、山田プロによる弾道測定器を使った科学的試打検証を動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/bvyDF5htXAg?si=smTPNeGHqbI0H6Wc" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>軽く振っていきなり飛ぶ!</h2> <strong>山田</strong> 実はカタナゴルフのクラブは約25年前に試打した時に、その飛びに衝撃を受けたのを覚えています。今回久しぶりに新製品を試打できるとのことでとても楽しみにしていました。 <strong>■試打スペック『VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II Ti DRIVER』(9.5度/S)</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/KATANAD1.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88742" /> <strong>山田</strong> まずは何も考えずに打ってみましたが、軽く振っただけなのにいきなり288ヤード飛びました。カタナゴルフを打つのは久しぶりですが、正直ここまでレベルアップしているとは思わなかったですね。データも一発目からパーフェクトな数値です。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/61ccd4d9eba0e0eff8c1958428308696.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1264" height="761" class="alignnone size-full wp-image-88756" /> 注目すべきはアタック角(入射角)が4.1度と最適なアッパーブローになっている点です。最近のドライバーはアッパーが勝手に強くなってしまう傾向があり、6度くらいになるとスピンが減り過ぎて、自分でスピードを上げていかないとボールがドロップしてしまうことがあります。一方、今作は最適な入射角でスピン量も2143回転と私のヘッドスピード(47m/s)に対してベストなデータになっています。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/KATANAD4.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88745" /> 見た目についてですが、T字型のチタンとカーボンを組み合わせた「Tフレーム」というクラウン構造になっています。フルカーボンボディのドライバーは打感がぼやけやすいですが、このT字型チタンを入れることでフェースの芯を感じやすく、打っていて心地良い。それにTフレームの縦の線がターゲットにビシッと向いていて方向性をはっきりさせてくれる効果もあり、非常に構えやすいです。ヘッド体積は460ccですが、そこまで大きく感じないので、フェース面をコントロールしにくいということもありません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/b3346134dbc8e9f0b8cbe1bb022c00f9.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1264" height="761" class="alignnone size-full wp-image-88757" /> もう1球打ってみましたが、弾道もデータもほぼ同じ結果になり、再現性が高い印象です。特にスピン量は今回も2482回転と適正値になっています。最近のドライバーは全体的に低スピンの方向に振っているため、同じヘッドスピードで振ると2000回転を切ってしまうことも多く、キャリーが出ませんが、今作は理想的なスピン量を確保しており、その点も飛びに繋がっている要因だと思います。 また、昨今のドライバーは打感が柔らかく、静かな打音のものが多いので、打った感触が手に伝わらず、つい力を入れたくなってしまうんですね。ただ今作は打感が若干硬めで、しっかり感があり、「カキーン」という心地良い金属音がするので軽く触っても飛んでくれそうな予感がします。力まずにスイングできるので、そういった要素も弾道の再現性の高さに繋がっていると言えそうです。打音は過度に大きいということもないので、一般的なヘッドスピードの方や、私のように50近く出る方でも気にならずに打てると思います。 <h2>打点ズレの強さを徹底検証</h2> <strong>山田</strong> 次に、あえてヒール側に15.4mmずらしてフェースの性能を検証してみました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/c7df4759ceb9c3884c346099cdefcda5.png" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-88761" /> 15mmのずれはかなり弾道に影響を与えるくらいの大きなずれですし、フェース角が5.8度と少し開いて当たってしまったので、結果はどうなるのかと思いましたが、10数ヤード程度の飛距離ダウンに収まり、思ったほどロスしませんでした。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/a428275026ec167c5c1f9dff21b865bb.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1264" height="761" class="alignnone size-full wp-image-88763" /> これならストレスを感じません。 次にトゥ側にずらして打ちましたが、少しやり過ぎてしまい27.4mmもずれてしまいました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/93c2a43b4b4bde3e7aa11732196b2f7c.png" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-88758" /> これだけ芯から外れてしまうと30ヤードくらい飛距離が落ちてもおかしくないのですが、結果は276ヤードとそこまで変わりませんでした。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/06655eca1dc82427421aeabb23f761b6.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1264" height="761" class="alignnone size-full wp-image-88759" /> 普段、私は生徒に左右の打点ずれは10mm以内に抑えましょうと指導しているのですが、このクラブなら15mm以内でも許容できそうです。 ただ、昨今のドライバーと違い、ミスヒットした感触がしっかりフェースから神経に伝わってきます。これは中上級者がラウンド中にスイングを修正する意味でもとても重要な要素なんです。熟練の職人がフェースの薄さと強度を求めて1本1本、研磨しているとのことなので、その辺りの作り込みの緻密さのなせる業だと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/c122a7a6b5f2cd0c691b4548e3a4737a.png" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-88760" /> 最後に一般的なアマチュアのヘッドスピード42m/sで、ヒール側に14.5mmずらして打ちました。フェースが5.1度オープンにもかかわらず、結果は全く曲がらず、飛距離も235ヤード飛んでいます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/63e832d380711a24d2b24b89d1f8b5dc.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="1264" height="761" class="alignnone size-full wp-image-88762" /> 真ん中に当たっていたら245ヤードくらいは飛んだのではないでしょうか。この結果からも、一般的なアマチュアゴルファーにとって、かなりポテンシャルのあるクラブだということが分かりました。 <h2>力まず飛ばせるドライバー</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/KATANAD3.jpg" alt="KATANA GOLF カタナゴルフ VOLTIO NINJA PREMIUM CARBON II" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88744" /> <strong>山田</strong> 色々検証しながら試打しましたが、今作は力んで飛ばすのではなく、普通に振って、再現性高く安定的に飛距離を出せるドライバーに仕上がっています。これは誰もが求めていることではないでしょうか。それと可変スリーブは、調整してもシャフトのロゴの向きが変わらない特殊構造になっています。グリップのロゴや中心線はアマチュアにとって正しいグリップをするための生命線です。これが変わらないのは大きい。細部までこだわって作られたドライバーだと言えそうです。
    (公開)2025年07月09日
    キャロウェイゴルフは2月、『ELYTE』アイアンシリーズ3モデルを発売した。 今作はそれぞれターゲットゴルファーをより明確に設定したというが、一体どのような特徴があるのか気になるところ。そこで、プロからアマチュアまで数多くのゴルファーを指導する5UNDERS GOLFの山田直知氏が試打し性能を検証する。 さらに同社プロダクト担当の湯川直樹シニアマネージャーにその特徴を徹底解説してもらった。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong><span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"></strong>湯川<strong></span></strong></span> 今回のアイアンは、ノーマルタイプの『エリート』、少しドローバイアスで大き目の『エリート X』、そして軽量タイプの『エリート MAX FAST』の3モデルをラインアップしています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong><span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"></strong>山田<strong></span></strong></span> 今作はフェースがさらに進化したと聞きましたが、どのような特徴なのでしょうか? <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/03/3492ad1e2cc67351c0d97625e22ba64f.jpg" alt="エリート アイアン キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-86681" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯川</strong></span> 今回のフェースは「Ai 10x FACE」と呼んでおり、『エリート』シリーズ全てで採用しています。特徴としては、AIに当社が求める弾道をインプットした上で出来上がったフェースで、ミスヒットした時に弾道を補正する「コントロールポイント」という場所の数が、従来のモデルよりさらに増えています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>山田</strong></span> それは楽しみですね。あと私が見て気づいたのは、ソール形状が以前打たせていただいた『X FORGED』アイアンに似ているように思ったのですが。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯川</strong></span> まさにその通りで、今作のソールは『X FORGED』と同じ、リーディングエッジとトレーリングエッジの面取りを行った「トライレベル・ソールデザイン」を採用しています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>山田</strong></span> やはりそうですか。『X FORGED』を前回打った時に、非常に抜けが良くて驚いたのですが、今作もそれと同じで、ヘッドスピードも落ちずに打てるということですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯川</strong></span> はい。ラフからでも抜けの良さを体感できると思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>山田</strong></span> では早速、打たせていただきたいと思います。 続きは以下の動画を観てもらいたい! <h2>【動画】『エリート』アイアン3モデルを試打&徹底解説</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/GSZMOpQ19dw?si=3V8Fr853Sg1NVOLW" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>山田</strong></span> 今回『エリート』アイアン3モデルを試打させてもらいましたが、練習不足の方や、なかなか上達せずに悩んでいる方にはとても助けになるアイアンだと思います。打っていてとても楽しかったです。
    (公開)2025年03月14日
    距離計市場は百花繚乱だが、「グリーン上に特化」した面白い距離計が登場した。xVic(エックスビック)社がMakuakeサイトで先行発売中の『グリーンビュー』である。 2019年のルール改定で距離計の使用が認められて以降、一般のゴルファーの間にも、だいぶ距離計が広がった。しかしグリーン上になると、何となくの感覚やアバウトな歩測のみでパッティングをするゴルファーが多い。日頃の練習で、自分の中での絶対的な距離感が養われているなら問題ないが、大半のゴルファーはパッティングの練習にそこまで時間を割いていないだろう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/7b1097088f8d61e2d10530846790f412.jpg" alt="グリーンビュー xVic 3パット撲滅 2パット" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-84398" /> 『グリーンビュー』はそんなゴルファー向けに作られた製品で、自宅、朝の練習グリーン、実際のコースでパッティングの正確な距離を把握し、距離感を養うことを目的に作られている。従来の発想にはなかったグリーン専用の距離計だ。 では同製品は一体どのような距離計なのか? 5UNDERS GOLFを主宰するツアープロコーチの山田直知氏と、ゴルフタレントの高沢奈苗さんが同製品をゴルフ場でテスト。その活用法を動画で解説する。 【動画】『グリーンビュー』をコースでテスト <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/dpY4CC-VK2c?si=ZFGiTdMgtf893Y7y" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>練習でもコースでも使えるグリーン専用距離計</h2> <strong>山田</strong> これまで様々な距離計が発売されてきましたが、グリーン専用の距離計というのは初めて聞きました。持った印象としては、非常に小さくて軽いです。これならポケットに入れても邪魔にならない。 とは言え距離計で一番重要なのは正確さです。特にグリーン上では1mの誤差もあってはいけません。私は疑い深いので(笑)、計測した距離が合っているのかメジャーで測ってみましたが、しっかりと一致していました。計測の距離が信頼できるということが分かったので、これなら安心して使えると思います。 朝の練習グリーンでは、3m、6m、9mと次第に距離を伸ばして打つことで、その日のグリーンの速さと自分の中の距離感を一致させてほしいです。特に9mは一般的なアマチュアの平均的なファーストパットと一致しているため、この距離を練習することは本番にも有効です。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/dfa3407a159f2046badb6289b2a6ba25.jpg" alt="グリーンビュー xVic 3パット撲滅 2パット" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-84399" /> その際に、通常だと都度歩測をする必要がありますが、『グリーンビュー』であれば、その手間が省けるので効率的に時間を使えます。また、本体を直置きしても使えるので、練習グリーンが混雑している状況でも空いているスペースで練習できます。 これは朝の練習グリーンだけでなく、自宅での練習も癖づけることで、グリーン上での目測(距離感)が養えてきます。平らなパターマットの上で、自分の中での基準となる距離感を養っておけば、当日のゴルフ場のグリーンの速さにアジャストしやすくなります。 また、実際のコースのグリーン上では、歩測をした際に踵から着地して、無意識にグリーン面を傷つけてしまっている方がいます。それに、同伴の3人のボールポジションによっては、ラインを踏んでしまうため歩測ができない場合もあります。その点、『グリーンビュー』であれば、マナー的にも良いと思います。 プロは何万球もパッティング練習をしているので、見ただけでその距離が分かります。ただ、練習量を確保できないアマチュアこそ、普段の練習から正確な距離を数字で残しながら練習した方が成果が出やすいと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/12/18c20c34a92a6b7ced62c2b771e2ef38.jpg" alt="グリーンビュー xVic 3パット撲滅 2パット" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-84400" /> <strong>高沢</strong> 本体をピンに着けて、リモコンのボタンを押すだけですぐにピンまでの距離が測れるので簡単です。計測には広い範囲の無線を使っているということなので長い距離にも対応しています。距離が長くなればなるほど同伴者にも気を遣うので、なかなか歩測もしにくいもの。その意味でもこれは便利ですね。 練習場でも『グリーンビュー』を使って、山田プロの推奨する練習をしてみましたが、少しずつ距離を伸ばしていくことで、次第に距離感が掴めてくるのが分かりました。 歩測だと1歩の距離が安定しないのと、人によって足の長さなども違うので一定しませんが、この機器なら正確な距離感を覚えられそうです。  何よりも本体はコンパクトで持ち運びもしやすいですし、グリーンにも同伴競技者にも優しいというところが嬉しいポイントだと思いました。 <strong>■「素振り」だけで使えるデジタルパター練習器具『パッティングビュー』の記事はコチラ</strong> ■マクアケ <a href="https://www.makuake.com/project/greenview/">https://www.makuake.com/project/greenview/</a> ■公式ページ: <a href="https://jp.myxvic.com">https://jp.myxvic.com</a> ■製品詳細: <a href="https://jp.myxvic.com/GreenView">https://jp.myxvic.com/GreenView</a> ■お問い合わせ: myxvic.japan@gmail.com
    (公開)2024年12月24日
    シャフトブランド「ディアマナ」が、立ち上げから20年を迎えた。第6世代の第2弾モデルとなる『ディアマナBB』は“青マナ系”の最新作。そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが、計測データを元にシャフトの特性を解き明かす。 ドローもフェードもOK 万人向きのシャフト(試打スペック/53・S) <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/diamanaBB1.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83417" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 試打の率直な感想として、シャフトの動きにクセがありません。ナチュラルに振っても打点がブレなくて芯に当たるし、球が曲がらないんです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/87c0d6f82c74c142a593521c6ce3da0c.jpg" alt="diamanaBB" width="1264" height="761" class="size-full wp-image-83416" /> 53S・弾道データ 次にフェードを打ちましたが、イメージ通りのキレイな球筋です。球を左に出して右へ戻すフェードは、つかまり過ぎが怖いボールでもあります。でも『ディアマナBB』は、左へのトルク(ねじれ)によるムダなフェースターンが入らず、球が左に行きません。ドローも、狙い通りに打てました。 大型ヘッドはコントロールしづらいとか、インサイドからフェースが開いて下りると返りにくいと言われがち。このシャフトを挿すと、そんなことはありません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/9a5fb3f380032d7b772800af7c021764.png" alt="diamanaBB" width="1920" height="1080" class="size-full wp-image-83415" /> 53S・ドロー また今どきの大型ヘッドは後ろ側が深くて重いため、インパクトの直前くらいから後ろ側が下がってアッパーブローになりやすいもの。アッパーブローが強すぎると、ソールの後方が地面にぶつかりやすいし、フェースの下側に当たりやすくなります。しかし『ディアマナBB』を挿すと、クラブパスがインサイド(5度)から入っても、アッパーブローが4.8度と許容範囲(5度以内)に収まっています。これが〝当たりやすさ〟の秘密だと思います。 <h2>シンプルな重量違いで軽さのメリットもある(試打スペック/43・S)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/71a7f2b339b61f1d5a0368a1d5903232.jpg" alt="diamanaBB" width="1264" height="761" class="size-full wp-image-83410" /> 43S・弾道データ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 私は普段7・Xのシャフトを使っていますが、個人的にはこの「43・S」がとても振りやすいです! 通常は40g台のシャフトは〝ブニャブニャ〟に感じますが、今作はそれがありません。 私がフィッティングをする際、よくお客さんから「このシャフトが振りやすいので、10g軽くしてほしい」と言われますが、「振り心地が全く違う」となることが多いし、私もそう感じます。だけど今作の「53・S」と「43・S」は重量差は感じますが、シャフトのしなりや動きが同じと言っていいくらい。グリップを握ったときの太さが同じなことも大きいですね。 重量が軽いということはクラブが早く下りてくるので、ハンドレートに当ててインパクトロフトが寝やすく、高い球が打ちやすいんです。逆に、重いクラブは少し遅れて下りる分、ハンドファーストにロフトが立って当たりやすいので、低い球が打ちやすい。今作は重量違いでも振り心地を揃えているので、打ちたい球筋の観点からのスペック選びもしやすいでしょう。 <h2>フレックスがRでもトウヒットに負けない(試打スペック/53・R)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/e8210cd53b37decb0f288ecd7809deec.jpg" alt="diamanaBB" width="1264" height="761" class="size-full wp-image-83414" /> 53R・弾道データ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 「53・R」は〝しなり・戻り〟でアッパーブローがやや強くなりました。本来なら〝しなり・戻り〟が強くなるとトルク=ねじれが強くなり、フェースが左を向いて当たりやすくなります。ただ今作のRは、 〝しなり・戻り〟や走り感があるのに、ねじれが少なくて球が左に行かずストレートに近い弾道でした。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/bd85cc51002693a767e0b1f3e00c580a.jpg" alt="diamanaBB" width="897" height="401" class="size-full wp-image-83412" /> 53R・トウヒット <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/f0e34b7c45d31f12f7ebbd2597f9b118.png" alt="diamanaBB" width="954" height="384" class="size-full wp-image-83413" /> インパクト前後のフェース開閉度合いのデータ 次に打点をトウ側に2㎝くらいずらして打ってみました。通常は当たり負けてフェースがかなり右を向いてしまうもの。ただ、ハイスピードカメラの映像と、インパクト前後のフェース開閉度合のグラフを見ると、フェースの開きがかなり少なく、通常の半分くらいに抑えられている感じ。このことから今作はRでも先端のトルクが締まっていて、しなるのに当たり負けないことがハッキリと分かりました。 <h2>【動画試打】山田直知プロが『ディアマナBB』を科学的試打</h2> 最後に山田直知プロによる試打・解説を動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/KLIuehgr4so?si=_CdgrkI5u8ZWRrB3" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年10月11日
    「アマチュアのファーストパットは平均9mです。これを1m以内に寄せ、2パットで上がれるかどうかがスコアアップの鍵です」 そう語るのは5UNDERS GOLFを主宰するツアープロコーチの山田直知氏。アマチュアはパーオンできたとしてもロングパットが残り、そこから3パットのボギーというのはよくある話だ。原因はロングパットの練習量が足りておらず、その距離感がないまま、ぶっつけ本番で打ってしまっているためだという。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/65a0370b76e1ddde1e6ab8c9e930af0f.jpg" alt="xVic パッティングビュー" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81598" /> それを解消するかもしれないのがxVic(エックスビック)というメーカーから発売される『パッティングビュー』だ。高精度のセンサーが内蔵されており、パターのグリップエンドに装着し、素振りするだけで予想距離とインパクト時のフェース角が計測できる練習器具だ。データは本体に表示されるため、スマートフォンやタブレットに接続するなどの手間はない。 同製品は今年3月に開催されたジャパンゴルフフェアで参考出品され、ゴルファーの意見を元に改良を加え、現在クラウドファンディングサイトのMakuake(マクアケ)にて7月14日まで先行販売中だ。今後、日本を中心に本格展開する。 多くのアマチュアゴルファーがロングパットの距離感に悩むのは、物理的に長い距離を練習できる環境がないことや、パターマットで短い距離だけを練習してしまっていることも影響している。『パッティングビュー』は素振りだけでロングパットの距離感を練習できるとあって、上述の問題を解消してくれる可能性がある。 そこで山田氏と、ゴルフタレントの高沢奈苗さんが同製品をテスト。その活用法を動画で解説する。 <h2>【動画】3パット撲滅へ!『パッティングビュー』を試してみた</h2> <iframe width="788" height="525" src="https://www.youtube.com/embed/yBpx27-nqoU?si=Qn7WhCnfeAdkHrEh" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>ロングパットの「距離感」と「方向性」を養いスコアアップへ</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/f04baa5f121266939a1182a78d296dba.jpg" alt="xVic パッティングビュー" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81603" /> <strong>山田</strong> 私の主宰する5UNDERS GOLFでは9mのパッティング練習ができるようにしているのですが、なぜそのようにしているかというと、アマチュアのファーストパットは平均で9mというデータが長年の研究から分かっているからです。 しかしながら市販のパターマットは3mのものがほとんどで、自宅でその距離ばかり練習してしまうと、それが体に染み込み、いざゴルフ場で9m近辺を打とうと思ってもできないのです。 その点、この『パッティングビュー』はパターマットやボールを用意せずとも素振りだけで9mの距離感を練習することができる。ロングパットを練習する環境がないという大半のアマチュアゴルファーのハンデを解消できるでしょう。計測の精度もほぼ狂いがないので、上達に活用できると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/e819b5b0f0e6159a3c3601167ad22dba.jpg" alt="xVic パッティングビュー" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81600" /> 私の研究によると、スコア90のアマチュアゴルファーがワンパットで決められる確率は1mで84%ですが、2mだと32%まで落ちてしまいます。つまり9mのファーストパットを1mまで寄せられないと2パットで上がれる確率はグッと減ってしまうということ。 それと『パッティングビュー』は予想の距離だけでなく、インパクト時のフェース角も計測してくれるので、これをなるべくスクエアにする練習も同時にできます。1mのパッティングでも、フェース角を±1.9度以内に抑えられないとカップインできないと私は考えているので、この練習がいかに重要かが分かると思います。フェース角の管理は方向性に関わってきます。 「距離感」と「方向性」。パッティングで重要なこの2つの要素を、素振りだけで練習できるのは『パッティングビュー』の利点です。是非活用してパッティングの上達に繋げてほしいですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/49977a91043c58d9fe175d7cf3424477.jpg" alt="xVic パッティングビュー" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81601" /> <strong>高沢</strong> まず持ってみた第一印象がすごく小さくて軽いということ。12gしかないようなのでパッティングへの影響はほぼなく使えそうです。スマホに連動するなどの事前設定は特になく、グリップエンドに装着して電源を入れるだけですぐに計測できます。より正確な計測のためにはシャフトの長さやヘッド重量を入力した方がいいとのことですが、本体のボタンも2つしかないので慣れれば簡単に設定できると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/4228da875b411ad8d1a46910623f7f4e.jpg" alt="xVic パッティングビュー" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81602" /> 私も普段あまり練習場に行けませんが、家で気軽にパターの練習ができるというのはすごく助かります。それと、アマチュアゴルファーの目標はやはり良いスコアで回るということ。その中でもパッティングはスコアの大半を占めていると思います。実際に試してみて、『パッティングビュー』はパターの打数を縮め、良いスコアで上がるための近道になる練習器具だなと実感しました。 ■マクアケ <a href="https://www.makuake.com/project/puttingview/">https://www.makuake.com/project/puttingview/</a> ■公式ページ: <a href="https://jp.myxvic.com">https://jp.myxvic.com</a> ■製品詳細: <a href="https://jp.myxvic.com/puttingview">https://jp.myxvic.com/puttingview</a> ■お問い合わせ: myxvic.japan@gmail.com
    (公開)2024年06月10日
    キャロウェイゴルフは4月、2種類のアイアン『X FORGED』と『X FORGED STAR』を発売する。 第2回目の今回は『X FORGED STAR』アイアン編をお送りする。 『X FORGED』シリーズは日本規格でスタートしたこだわりの軟鉄鍛造アイアンで、ツアープロの要望も反映されている。 今作の最大のポイントはソール形状にある。そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが『X FORGED STAR』アイアンをゴルフ場でテスト。ソール性能を徹底検証する。 試打は7番アイアン、シャフトは『モーダス3 ツアー 105』のフレックスSを使用した。 【動画】『X FORGED STAR』アイアンをコースで試打 <iframe width="788" height="525" src="https://www.youtube.com/embed/cVDNtBrDvg0?si=hJ6FEcka75wreYrn" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>抜けの良さに飛びと易しさも加えた軟鉄鍛造アイアン</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/X-FORGED-STAR2.jpg" alt="X FORGED STARアイアン キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80781" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> まず全体的な大きさは『X FORGED』とそこまで変わりませんが、構えると『X FORGED』よりは丸みを感じます。この辺りはエッジに丸みを持たせることでヘッドの大きさを感じさせないようにしているのだと思います。 トップブレードが『X FORGED』に比べて少し肉厚になった分、ヘッドの力強さを感じます。ロフトも立っているので飛距離を出していくアイアンだということが分かります。 打ってみましたが打感や打音は『X FORGED』同様に柔らかくて心地良い。ただ打ち出しは低めかつ強い球になるので飛んでいます。 『X FORGED』に比べてヘッド重量があるのでスイング中にヘッドの場所を感じやすい。その意味でも自分で操作するというよりもオートマチックに安定したストレートボールを打っていくアイアンだと思います。 <h2>前方の木が邪魔になる状況でソールの抜けを検証</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/call4.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="size-full wp-image-80719" /> ソールの抜けを検証 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 『X FORGED STAR』も『X FORGED』同様にリーディングエッジとトレーリングエッジをカットして抜けの良さを狙っています。 そこで今回は前方の木の枝が邪魔で、低く球を出していかないといけない状況から打ってみました。ロケーションによってスライス系とフック系の球を打ち分けないといけませんので両方を試すことでソール性能を検証してみます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/call3.jpg" alt="" width="1000" height="716" class="size-full wp-image-80717" /> 左:『X-FORGED-STAR』 右:『X-FORGED』 まずスライス系の低い球を打つために芝を削りながらカットに打ちました。この場合通常はトレーリングエッジがかなり邪魔になるのですが、その邪魔さを全く感じず打ちやすかったです。 一方、今度はフック系の低いボールを打つためにロフトを立てながら打っていきました。この場合はリーディングエッジの突っかかりが気になるところですが、やはりしっかりとヘッドが抜けて狙い通りの球になりました。 泥のつき方からもリーディングエッジから当たっていることが分かりますが、それほどターフも飛んでいない。ヘッドが刺さってブレーキがかかってしまうと球が飛ばなくなってしまうのですが、今作はリーディングエッジの形状でソールが滑って飛距離が出ている。ピンチの時でもピンまで届かせられるチャンスがあるというのは実践において非常に助かります。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/call6.jpg" alt="" width="1000" height="324" class="size-full wp-image-80722" /> 左:『X-FORGED-STAR』 右:『X-FORGED』 『X FORGED STAR』はドローやフェードを打ち分けるというよりもストレートボールで安定して打っていくアイアンだと思いますので、直線的な弾道が出るドライバーとの相性が良さそうです。シャフトも今回使った『モーダス3 ツアー 105』のような軽量シャフトを組み合わせることで、速さでヘッドスピードを上げて飛ばしていくという使い方も見えてくるのではないでしょうか。 キャロウェイゴルフ 0120-300-147 https://www.callawaygolf.jp
    (公開)2024年03月22日
    キャロウェイゴルフは4月、2種類のアイアン『X FORGED』と『X FORGED STAR』を発売する。 『X FORGED』シリーズは日本規格でスタートしたこだわりの軟鉄鍛造アイアンで、ツアープロの要望も反映されている。今作の最大のポイントはソール形状にあるというが、実際のプレーにどう影響するか気になるところ。 そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロがゴルフ場でテスト。様々なライから試打しソール性能を徹底検証する。 試打は7番アイアン、シャフトは『モーダス3 ツアー 105』のフレックスSを使用した。 【動画】『X FORGED』アイアンをコースで試打 <iframe width="788" height="525" src="https://www.youtube.com/embed/q4R42GteCRk?si=6HGEETVOmnn0_Oas" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>柔らかい打感と癖のない形状の軟鉄鍛造アイアン</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/X-FORGED2.jpg" alt="X FORGEDアイアン キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80774" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 全体的には過度な特徴を出さず非常にシンプルな形状です。ヘッドサイズも丁度良い大きさで、構えた感じも癖のない綺麗な顔立ちで個人的には好みです。 まずは通常のライから打ってみましたが、打感が非常に柔らかく気持ち良い。弾道はドローになるので意外とつかまりやすい印象です。2球目は若干フェースの下目に外しましたがやはり打感が柔らかい。十分高さも出てくれるのでやさしさも兼ね備えているアイアンだと思います。 下目のヒットでも球が上がってくれることを考えると、自分で低く打ち出すなど操作することもできそう。スイング中もヘッドを微調整しやすいので弾道をコントロールしていけそうです。 それとやはり特徴的なのはソールです。リーディングエッジとトレーリングエッジに独特なカットを施してあり、抜けの良さを狙っていることが見て取れます。 <h2>薄芝からトレーリングエッジを検証</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/X-FORGED3.jpg" alt="X FORGEDアイアン キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80775" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> ソールの性能を検証するためにまずは芝の薄いライから打ってみました。薄い芝の場合、プロや上級者のようにダウンブローで打てる方は問題ないのですが、多くのアマチュアゴルファーはレベルブローで打ってしまうため、通常のアイアンだとトレーリングエッジが邪魔になってトップが出る可能性が高いです。 そこで薄い芝から検証のため、あえてレベルブローでトレーリングエッジが邪魔になる打ち方をしましたが、結果はヘッドがしっかり抜けてくれました。 フェースのスコアラインの下から3本目に打痕がついていることからもトレーリングエッジの形状が機能しソールを滑らしてフェース面にコンタクトできたということが分かります。実際に球もしっかり上がってくれました。すくい打ち傾向のアマチュアが薄い芝で打つ場合にも寄与しそうです。 <h2>左足上がりからリーディングエッジを検証</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_7164.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="size-full wp-image-80718" /> 左足上がりのライから <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 次にリーディングエッジの性能を検証するために、左足上がりのライであえて傾斜に逆らって垂直に立って打ってみました。 この場合、通常であればかなりターフが取れる、つまりリーディングエッジが邪魔になる条件なのですが、打ってみたところ全く芝が削れませんでした。これはリーディングエッジがしっかり抜けているということになります。左足上がりを傾斜に逆らって打てるということは距離を出していけることにもなるのでかなりメリットがあります。 続いて2球目はよりダウンブローを強くしてみましたが、突っかかっている感覚が全くなく平らなライから打っているようです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/call5.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="size-full wp-image-80721" /> 『X-FORGED』打痕 正直『X FORGED』を練習場で打った際は分からなかったのですが、コースに来ると抜けの良さがてきめんに表れます。色々なライから打って初めてソールの性能を発揮できるアイアンです。是非実際のコースでやさしさを体感してほしい。 ソールの形状のおかげでダウンブローとレベルブローのどちらでも打てるので、その意味でも対象ゴルファーは幅広いと思います。つかまりやすいクラブなので、つかまりの良いドライバーと一緒に使うことをお勧めします。 もしつかまり過ぎが気になったとしても軟鉄鍛造なので工房でライ角を調整するなどがしやすいので、自分のドライバーと弾道を揃えていくことができるでしょう。
    (公開)2024年03月20日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max1.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80453" /> そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/WSK7Bou9Rfg?si=26DAFHi3sbM-zxtI" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆』を試打</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/70a3edad3747c5f73fe3fe1ac36da43b.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80468" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 構えた印象としては4モデルの中で一番フェースが右に逃げています。私は身長が180cm以上あるので、身長が高めのゴルファーはライ角もフラットになるので余計にそのように見えるのではないでしょうか。ただもう少し身長の低い方を意識してハンドダウンで構えると丁度しっくりくる。可変スリーブでライ角も調整できるとのことなので、身長に合わせてこの辺りの顔の見え方を変えてみても面白いかもしれません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/bbdf9b8571da6d884ce60d58714e5d2c.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1280" height="813" class="size-full wp-image-80426" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX ◆◆◆』1球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/b9c0e0b748fb0841ce8931aba1208cfd.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1565" height="957" class="alignnone size-full wp-image-80427" /> 1球打ってみましたが、少しヒール寄りに当たった割には初速67m/s、バックスピン量2046回転、飛距離も287ヤードとしっかり飛んでいると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/f0ba5c85d813ac9579ed168f407051dc.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1290" height="811" class="size-full wp-image-80428" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX ◆◆◆』2球目 2球目は思い切って可変スリーブでロフトを2度寝かせて、ライ角をアップライトにしてみました。構えると今度は私の身長でもしっくり来るしフェースが寝たことで一気に易しさが上がった印象です。打ってみたところヘッドスピード47m/sに対して初速69m/s、飛距離も295ヤードと飛びましたね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/d7cfaad3de61e06fbcc2837e9376fc14.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1546" height="947" class="alignnone size-full wp-image-80429" /> クラブパスがインサイドから0.9度で入り、フェースアングルが3.4度、若干トゥ寄りに当たったのでもっと左に行きそうですが、そこまで曲がっていない。この弾道ならフェアウェイ左かラフに残っているくらいなので問題ないと言えるでしょう。 このモデルは今回のように敢えて可変スリーブでロフトを増やしておき、逆にロフトが立つように打っていくことで飛ばしていくような使い方もできそうです。
    (公開)2024年03月05日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max1.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80453" /> そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/rDga7NwQLJo?si=5N17NR8vVbijRBMZ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』を試打</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max-FAST.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80452" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> まず持った瞬間に明らかに他の2モデルより軽いです。シャフトも細いので簡単そうなイメージです。ただ構えると意外とこのモデルが一番スクエアに見えます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9803de2de4fafd080f9b3aa9da4bcbd3.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1276" height="820" class="size-full wp-image-80434" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』1球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/dcdc06e0807060d09c618698a422264f.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1559" height="960" class="alignnone size-full wp-image-80435" /> 1球目は同じスイングで打ってみましたが、データを見ると他の2モデルよりもヘッドスピードが1m/s上がっています。私の中では同じ感覚で振っていますのでやはり自然に速度が出たのだと思います。それと弾道は球が高い。打った瞬間打ち出しも高く出ている感覚がありました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/e471ebdf5f28f7d9928aa7dc3c2cf9d6.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1274" height="799" class="size-full wp-image-80436" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』2球目 ただシャフトも軽量なので私が普通に振るとタイミングが合わずにフェースが開いて当たる傾向にあるので、もう少しヘッドスピードの遅い方が対象になるかと思います。そこで今度はヘッドスピードを39m/sまで落として打ったところ明らかに球の曲がりがなくなりました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/85d5157c1d140e293196d56758faafab.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1560" height="962" class="alignnone size-full wp-image-80437" /> 私が教えていたある女子プロは、ヘッドスピード42m/sで飛距離が230ヤードくらいでしたので、それを考えるとこのヘッドスピードで224ヤードは効率良く飛んでいると言えます。そのプロに勧めたいくらい。 2球ともフェースの真ん中に当たっているのですが、正直言うと1球目はあまり芯を食った感じがせず、打感がイマイチな印象でした。ところがヘッドスピードを落とした2球目は打感が一気に良くなった。モデルによって撓み方を変えているのでしょうか。結果からも対象ゴルファーを明確にしたフェースになっているのかもしれません。いずれにしてもパワーのある女性ゴルファーやシニアには丁度良いモデルだと思いますし、意外とつかまり過ぎず癖のないモデルだと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/866464b21462f6483d7d5373e089e2c6.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1282" height="822" class="size-full wp-image-80438" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX FAST』3球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/7f9188aed340f89bbc2fe40c1a61ef58.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1551" height="953" class="alignnone size-full wp-image-80439" /> 3球目は実験でアウトサイドインかつフェースオープンで、さらにヒールに当ててみました。クラブパスがアウトイン5度、フェースアングルが1.6度、ヒールヒットなので、本来であればこの角度差というのは結構曲がってターゲットより20ヤードくらい右に行ってしまう、かつヒールヒットによるギア効果で相当スライスしてスピン量も4000回転近くまでいくスイングデータなのですが、結果はスピン量も3286回転に落ち着き、着弾点も4.1ヤードしか右にズレていない。この結果からかなり右への曲がりに強いということが分かりました。これは面白いですね。
    (公開)2024年03月03日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max1.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80453" /> そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX D』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX D』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ng99L2Q4mSg?si=oPqlcMzbnKZdyXjQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『PARADYM Ai SMOKE MAX D』を試打</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> 『MAX D』の「D」はドローのDだと思うのですが、一般的につかまるドライバーはフェースが左を向いていたり、アップライトになっていたりすることが多いのですが、このモデルはそれがなく、ドローが出そうな雰囲気を感じません。それは言い換えると構えた時に左が恐いという印象を感じないということにもなります。真っ直ぐ飛ばしていけそうな感じをゴルファーに与えつつドローが打てるように工夫して重心構造を変化させているのかもしれません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9be316ae6253c2008d2f9ffe9573d84f.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1276" height="820" class="size-full wp-image-80430" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX D』1球目 普段通りのスイングで、『MAX』と同じくヘッドスピード46m/sで打ってみました。打点を見るとフェースのど真ん中に当たっており、フェースアングルも0.8度、クラブパスも1.1度しかインから入っていないので、ストレートに近い球が打てているはずなのですが、結果はかなりつかまった弾道になりました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/fceee98551651667b2d39d5f1c1ba927.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1563" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-80431" /> 構えた時には感じませんでしたが、インパクト付近までクラブを下すとつかまりそうな感覚が手に伝わってきます。まさに狙い通りのクラブになっているので、スライスで悩んでいる方にはかなり合うのではないでしょうか。それともう少しヘッドスピードの遅い方が打てばバックスピンが減ることでボールへの揚力も減りカーブも軽減されるので、丁度良い弾道になりそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/882cd900e5ad7cc821401906e9930bd3.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1274" height="805" class="size-full wp-image-80432" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX D』2球目 これだけつかまるクラブなので、2球目はフェードが打てるのか検証してみましたが、結果は興味深い内容になりました。今回クラブパスがアウトイン4.9度でしたが、この場合フェースアングルが半分の2.5度くらいで当たると、左に出て真ん中に戻ってくる計算が成り立ちます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/c5d9adbe547ea1430f89e8bc4385ebec.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1549" height="956" class="alignnone size-full wp-image-80433" /> ところが今回は2度と少し閉じ気味でかつ、少しヒール側に当たったので、本来であればギア効果も影響して右に行くはずなのに結果は意外と右に飛んでいない。このことからもしっかりドロー構造になっていることが証明できたのと、やはり打点ズレが起きた時の散らばりをかなり軽減してくれることが分かりました。 フェードもしっかり打てるクラブですので、例えばフェードヒッターで球が右に行きすぎてしまっている人もつかまったフェードに変わってくれるでしょう。それとアイアンはストレートボールなのにドライバーだけスライスという方にも球筋を揃えられるので勧められます。
    (公開)2024年03月01日
    キャロウェイゴルフは2月、『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを4機種投入した。 今作の最大の特徴はフェースの進化にある。前作までのロボットによる試打データではなく、25万人にも及ぶ実際のゴルファーから100万個以上のスイングデータをAIにインプットし、リアルなスイングを元に「Aiスマートフェース」を生み出した。また4機種はそれぞれのターゲットを明確にした上でAIにリアルなデータをインプットして開発されている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max1.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80453" /> そこでクラブと弾道の関係を長年研究しその分野に精通する5UNDERS GOLFの山田直知プロが弾道測定器「FOCUS」と「GC HAWK」を使って4モデルを試打。実際にフェース面が進化したのか徹底検証する。 今回は『PARADYM Ai SMOKE MAX』ドライバー編をお送りする。試打はロフト10.5度、シャフトは純正のフレックスSを使用した。 【動画】『PARADYM Ai SMOKE MAX』を実験的検証 実験的試打検証をまずは動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/BnEtUHSbgx0?si=YEe4qWsXcLrYY5oK" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『PARADYM Ai SMOKE MAX』を試打</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/paradym-ai-smoke-max2.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80454" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山田</strong></span> まず『MAX』は一番スタンダードなモデルだと思いますが、構えてみると意外とフェースが逃げている印象で、個人的には構えやすいです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9616b6f793bdcf2c3286471a2e2c1e2b.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1280" height="761" class="size-full wp-image-80440" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX』1球目 1球目はデータからも分かるようにフェースの真ん中に当たりましたが、柔らかさというよりも弾き感を感じます。データもヘッドスピード46m/sに対して初速68m/sかなり出ています。トータル294ヤードという飛距離は、これまでの経験上、他社のクラブではヘッドスピード48m/sくらいで打たないと出ないデータです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/c5ca7571f75ace1d36814e37e6ae412a.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1462" height="888" class="alignnone size-full wp-image-80441" /> データの中で意外だったのはアタック角がアッパーで7.2度という数字。私の理想ではダウン3度~アッパー5度くらいなのですが、それに比べるとアッパーが多く出ました。シャフトの影響もあるかもしれませんが、ヘッドが自然とアッパー方向に作用した結果と言えそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9a244966d26561bc791066a5fba0e3d7.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="2168" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-80442" /> 人によっては若干ダフる可能性もありますが、逆にダウンブローが強いゴルファー、球が上がりにくいゴルファーはヘッドが自然とアッパーブローを作ってくれるので丁度良くなるのではないでしょうか。それとシャフトも50g台にしては意外としっかりしているので私くらいのヘッドスピードでもこのまま使えそうです。 芯に当たった時の弾道は分かりましたが、私が最も重視しているのは打点が芯から外れた時にどういうデータが出るクラブかという点です。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/8478fd5cda4d193f287ab08276546457.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1264" height="805" class="size-full wp-image-80443" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX』2球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/bf96fe5393d843c45cae2a1b90691d3f.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1551" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-80444" /> そこで敢えてヒールの下側に外して打ってみました。データからも分かるように爪の幅1個分ヒール側にずらして1球目と同じスイング、同じヘッドスピード46m/sで当ててみましたが、初速が67m/sと1m/sとしか落ちていません。さすがに飛距離は落ちてしまいましたが、これだけ芯を外した割には飛んでいます。着弾点も右に26.6ヤードとラフに残っているくらいかと思うので許容範囲ではないでしょうか。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/70d00c91c62877408567b4e46dff0fb1.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="953" height="400" class="alignnone size-full wp-image-80445" /> それと通常ヒール側に当たるとフェースが一気に閉じてしまうのですが、「FOCUS」のデータを見るとその閉じ方が緩やかです。 この辺りは新しいフェース構造が作用しているのかもしれません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9b7481b67ddc0df75edbbae0409b66d3.jpg" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1277" height="820" class="size-full wp-image-80446" /> 『PARADYM Ai SMOKE MAX』3球目 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/9c28bc7be903df1ed7ba9cc77c2a3853.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="1487" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-80447" /> 今度はトゥ側に爪の幅1個分ずらして当ててみました。同様にヘッドスピード46m/sで同じスイングで打ちましたが、やはり初速が67m/sと1球目とほぼ同じ結果になっています。正直一般的なクラブでこれだけ芯を外すとかなり打感が悪いですし、手の中でグリップが回転してしまうくらいの抵抗感があるのですが、それがこのドライバーは少ない。打感が良いクラブだと言えます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/b9384e606babab5a7b9b550cb575c8e4.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="957" height="408" class="alignnone size-full wp-image-80448" /> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/538f001cbe93d58f1546fa69faef5909.png" alt="PARADYM Ai SMOKE キャロウェイ" width="850" height="429" class="alignnone size-full wp-image-80449" /> 「FOCUS」のデータを見てもこれだけトゥ側に外しているにもかかわらずインパクト後のフェースの開き具合が少ない。毎日ここでトゥに外した時のフェースの開き方を見ているのでその違いがよく分かります。なぜこのような結果になるのか不思議です。それとこれだけトゥ側に当たると普通はギア効果でかなり左に戻ってくるのですがそれも少なくほぼ真ん中に着弾しています。 我々の年代だとテクニックを使って打つことが多かったのですが、このドライバーはテクニックの量を減らして打つことができる。その意味でプレイヤーにとって楽なクラブという印象です。
    (公開)2024年02月28日
    <h2>本格展開を開始した「第3の領域」「AI CLUB TRACER」</h2> 今年1月、「PGA Merchandise show」(PGAショー)での発表を皮切りに本格的に展開を開始したアンプラスの自社製品『FOCUS(フォーカス)』(176万円)が既に数十台を販売しインドア市場にじわりと浸透し始めている。 同社は『FOCUS』をシミュレーターでもなく弾道測定器でもない「第3の領域」として位置付け、「AI CLUB TRACER」(AIクラブトレーサー)と命名し商標登録もしている。 この新領域「AIクラブトレーサー」の秘密は同社独自のクラブを自動認識するAI技術(特許取得済)にある。アドレスするだけでアイアンとドライバーの違いも自動検知するため、事前準備不要で使うことができる。 さらに、他と一線を画すのは打った直後のまだ余韻が残っている段階で即座にショットを分析して「足元」にデータを投影する点にある。実際にショットされたマットの位置(=ゴルファーの視線上)に、実際のフェース軌道を描くので、ゴルファーの直感に訴えると同時にさらなる理解に繋がり、スイングやショットも改善しやすくなるというわけだ。 また、データはあえて削ぎ落としシンプルかつ直感的に表示しており、レッスンやフィッティングで最も重要なインパクト前後40~60cmのヘッド軌道をアニメーション表示することで実際のスイングを再現している。 一般的な弾道測定器では「クラブパス」や「フェース角」を「数字」で表示するため、読み解くには専門知識が必要だ。ましてや一般ゴルファーはこの数字を羅列されてもどう改善に役立てればいいのか困るだろう。 一方、『FOCUS』は視覚的にアニメーションでヘッドの動きが表示されるため、一目でエラーと改善点が分かるというわけだ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/focus.jpg" alt="アンプラス FOCUS" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-79582" /> 「5UNDERS GOLF RANGE」(港区)を運営する山田直知プロによると、 「『FOCUS』はインパクト前後のヘッド軌道を可視化できるので、生徒さんにミスの原因となっている軌道のエラーを伝えやすくなり、納得感も上がりました。レッスン現場で多いのは、その場では上手くできても次のレッスンまでの自主練でできなくなってしまうケースです。『FOCUS』を使えば自主練の質も上げられると思います。 それと私は上達の近道は球の曲げ方を習得することだと考えています。そのためにはクラブ軌道の変え方や仕組みを理解することが必要で、『FOCUS』は正にそういったレッスンがしやすい。私の指導法に合致すると思ったのが導入の理由です」 また、クラブ軌道のアニメーションの下に表示する3つのデータは、例えば飛びの3要素であるボールスピード、打ち出し角、スピン量を表示し、飛距離アップレッスンや飛ぶクラブのフィッティングに活用するなどといった変更も都度できる。現場目線で作られた製品と言えるだろう。 <h2>独自計測項目「ゾーン角」とは?</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/amp1-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1750" class="aligncenter size-full wp-image-79456" /> さらに『FOCUS』独自の計測項目として「ゾーン角」が表示できるようになっている。「ゾーン角」(商標登録申請中)とはインパクトの約30㎝手前のフェース角のことを意味しており、これが20度~30度の間になっているとインパクトでフェースをスクエアに戻しやすい傾向があるとしたものだ。同社の膨大なショットデータにより導き出したもので、今後も検証を重ねていく構えだ。「ゾーン角」によってレッスンやフィッティングの幅が広がりそうだ。 <h2>『FOCUS』×Foresight Sportsのコラボが実現</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/focus2.jpg" alt="アンプラス FOCUS" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-79584" /> 実は『FOCUS』はPGAショーのForesight Sports(フォーサイト・スポーツ)社のブースでも展示され、世界中の業界関係者から注目を浴びた。その結果、フォーサイト・スポーツ社の『GC』シリーズと『FOCUS』をパッケージにして販売するコラボ製品『FOCUS powered by Foresight Sports』が実現した。 アンプラスは『GC』シリーズと『FOCUS』を連動させ、モニターと足元に同じ数値が出るように改良。新製品の『GC3アナリシスパッケージ』の価格はソフト込みで70万4000円(税込)と従来の『GC』シリーズに比べて安価だ。 『FOCUS』と組み合わせても246万円程度と、『GC』シリーズの最上位機種『GCクアッド』と遜色のない金額で導入できる。そのことからも同コラボ製品が今後の主流になっていくことが予想される。両社は協力して同コラボ製品だけでなく『FOCUS』単体も北米を始めとした世界中に広めていく構えだ。 <h2>打席セットアップがスマホで自動化</h2> さらに同社は導入施設向けに、遠隔で施設のあらゆる電源の自動ONOFFや操作ができる新機能の提供を開始した。操作はスマートフォンから行うだけで予約システムとの連動も可能だ。直前まで電源をOFFにしておき、予約者が入室する5分前には打席と画面映像が全て準備できているという流れが綿密に計算され自動化されている。これが広がれば無人インドアの省電力化にも繋がりそうだ。 <h2>実務も「足元」を重視</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/amp2.jpg" alt="" width="1200" height="672" class="aligncenter size-full wp-image-79457" /> 新技術を次々と展開する同社だが、営業マンには数か月~1年に渡る打席の施工現場を経験させることでインドアの打球事故で多いボールの跳ね返りを始めとする危険察知能力やユーザーへの安全対策を徹底的に体で覚えさせ、これをクリアすることを必須としている。 一見技術集団に思われるが、このような愚直な営業育成プロセスにこだわることで創業以来20年以上ボールの跳ね返り事故0件を守り続けている。『FOCUS』のコンセプト同様、営業方針も基本の「足元」を大切にしてきたことが同社の現在と未来の成功を物語っている。
    (公開)2023年12月01日

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