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    ハッシュタグ「工房ナビ」記事一覧

    神奈川県茅ケ崎市。海岸から徒歩5分の自宅で工房を構えるのが MORI GOLFの森裕起氏。 地クラブメーカーの立ち上げサポートに5年、地元の工房で15年。その後、当時枻出版が営んでいた「EVEN GOLF LAB」で3年、さらに地クラブメーカーに3年勤め、地元に戻って独立して3年が経つ。来年キャリア30年を迎えるベテランだ。自宅に工房を開いてからは、地元茅ヶ崎の常連客やSNSを通じて相談に来るゴルファーに対応している。今回のケースは63歳の女性競技ゴルファーAさん。20年ほど前に父親からもらった重いクラブでゴルフを始めたドローヒッターだが、しばしば出てる振り遅れによる右へのプッシュアウトが悩みのタネ。それをどう解決したのか? <h2>高MOIと軟らかく長いクラブ 一部にしか合わない市販品</h2> 来年キャリア30年を迎えるMORI GOLFの森裕起氏。最近の市販クラブには、一部のゴルファーにしかマッチしないクラブが多いと指摘する。 「年々、市販品のクラブはシャフトが軟らかくクラブ全体が長くなっています。一方で高い慣性モーメント(MOI)のヘッドとの組み合わせが多いですよね。ゴルフはテークバックからトップ、そしてインパクトまで身体の右半分での動作が重要ですが、それらの組み合わせのクラブは物理的に振りにくい。長くて軟らかいシャフトのクラブで高MOIのヘッドは、振り遅れる可能性が高いからです。『やさしい』クラブと謳いますが、難しくなっていると思いますよ」 原因は異なるが、振り遅れで頻繁に顔を出す右プッシュに悩むのがAさんだ。父親から譲り受けた重いクラブでゴルフを始めたドローヒッター。悩みを解決するために提案したのがクオイドのヘッド『キングペガサスQS-01』(シャローフェース)とグラファイトデザイン『ツアーAD IZ』(6S)。アッパー気味にインパクトを迎えるドローヒッターには向かないヘッドとシャフトの組み合わせ。なぜ、それがハマったのか? <h2>振り遅れに逆効果のシャフトと浅重心で球が上がらないヘッド</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my20-2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88878" /> 今回Aさんに薦めた『QS-01』と『ツアーAD IZ』の組み合わせは少々複雑と言える。 「Aさんは古くて重いクラブでゴルフを覚えたので、男性向けの重いヘッド、シャフトでなければ気持ちよくスイングできません。それに加えて、ドローヒッターで悩みが振り遅れの右プッシュ。通常ならつかまるヘッドで、先端が走るシャフトを薦めがちですが、Aさんの場合は合わない。なぜなら、タメを使ってアッパー気味にインパクトを迎えて球をつかまえてから、高い弾道でドローを打つスイングだからです」  つまり、スイング自体でドローを打つから、ヘッドやシャフトに余計なことをさせたくない。付け加えれば、さらにタメができやすいシャフトを薦めるということになる。 「そこで薦めたのが『QS-01』(10.5度、シャローフェース)と『ツアーAD IZ』(6S)です。ヘッドは浅重心で球が上がらず、シャフトも先調子ではありません。普通なら薦めるセッティングではありませんが、Aさんの場合はハマりましたね」  改善された理由は2つあるという。 「ひとつは元調子のシャフトによって、よりタメができて、アッパーにインパクトを安定して迎えることができるようになったことです。もうひとつはヘッドの特性でしょう」 『QS-01』は浅重心のヘッドだが、形状はシャローフェースのシャローバック。この形状が重心位置とは別の効果を発揮して、インパクト時にロフトを寝かせてくれるのだという。 「もちろん、Aさんのスイングが前提ですが、リアルロフト10度でも打ち出し角は16度。球が上がらないヘッドで球を上げている。普通なら打てないです」  そのヘッドとシャフトのおかげで、Aさんの右プッシュも顔をひそめ、フェアウェイキープ率が上がったという。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my20-head.jpg" alt="" width="788" height="133" class="alignnone size-full wp-image-88883" /> <h2>女性には難しい長いクラブ 横ぶりでは球は安定しない</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my20-3.jpg" alt="" width="788" height="143" class="alignnone size-full wp-image-88881" /> もう一つ、今回の鍵となるのがクラブ長だ。完成したドライバーのスペックは、総重量307g、44 ㌅、バランスC8。市販品と比べ、スペックの割にはクラブ長が少しだけ短い。なぜ、そのような短いスペックにしたのか? 「一般的に女性はクラブをアップライトに振った方が良いと思います。身長が低いというのもありますが、クラブをフラットに振るとしなり戻りの方向とは別に、トゥダウンの動きがクラブ全体の挙動を邪魔するんです。それがアップライトなスイングなら、シャフトがしなり戻る動きの中で、トゥダウンの挙動が邪魔する割合が少ない。なので、アップライトに振りやすく短いクラブが良いんです」 特にAさんは、インサイドアッパーのドローヒッター。クラブが長いと邪魔をして、インパクトが安定しない。とはいえ、63 歳の女性競技ゴルファーに浅重心ヘッドと元調子シャフト、総重量307gのクラブは薦めない。 「この方でなければ薦めないし、市販品は全部合わなかったですから」 それが出来るのが工房。長年のキャリアでレアケースを解決している。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my20-shaft.jpg" alt="" width="788" height="132" class="alignnone size-full wp-image-88884" /> <h2>メーカー担当者コメント</h2> グラファイトデザイン 企画2部 部長 本吉興毅氏 「お話を聞くと、通常ならマッチするシャフトではないですよね。ただ、最近試打会などで女性でも重く硬い男性用クラブが合う方が増えてきました。今回のケースはヘッドとシャフトの特性で『振り遅れ』が無くなったケースで、44㌅というクラブ長も絶妙だと思います」 <h2>MORI GOLFとは</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Hoxaag0Lrao?si=_ftKTO1pcG0FyenS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 〒253-0061 神奈川県茅ケ崎市南湖4-22-8 TEL 090-9959-5700 なお、この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年1月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
    (公開)2025年08月09日
    東京都葛飾区青戸。レッスンとフィッティング、工房の三位一体で営業するのがフィッティングスタジオゼロだ。14年前の開業当時からフィッター兼クラフトマンとして活躍するのが金子正哉氏。その金子氏が歴30年で非常に稀なケースとして話すのが、しなりを嫌う68歳男性ゴルファーのA氏。A氏は独特な理論のコーチに師事し、シャフトをしならせないで、覆いかぶさるようにクラブを使う。今回チョイスしたヘッドはキャロウェイの『パラダイム◆◆◆』と藤倉コンポジットの『ベンタスブラック』(6X)。68歳、HS36m/sのゴルファーに合うとは思えないのだが。 <h2>ユーチューバーの意図が伝わらない動画が氾濫</h2> 『フィッティングスタジオゼロ』の名の通り、多くのゴルファーのクラブをフィッティングするのがチーフアドバイザーの金子正哉氏だ。最近は珍客も多いという。 「ユーチューブで『シャローイング』が流行った際には、シャローすぎて下からクラブをあおり、天井に向かってクラブを振っているように見えるゴルファーもいるんです。ユーチューブの見過ぎでしょう。『シャローイング』の理論は一理あると思うのですが、極端になるとメリットよりデメリットが大きくなってしまいます。ユーチューバーの伝えたいことが、動画ではうまく伝わっていないのでしょうね」  金子氏も研究のためレッスン動画を見るが、その中には独自の理論を提唱するインストラクターもいる。動画だけでは理解が難しく、実際に話をして初めて理解できることも多いという。  今回の患者A氏は、クラブのしなりを使わないという独特の理論を展開するインストラクターに師事しており、金子氏もインストラクターに会って初めて理論を理解したという。しなりを使わない独特の理論を実践するA氏の悩みは飛距離。しならせないクラブのセッティングに必要なこととは? <h2>クラブ重量を上手に使ってHSではなく初速を上げる</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my15-2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-89289" /> 金子氏が提案したのが、A氏が過去に使っていたキャロウェイの『パラダイム◆◆◆』と藤倉コンポジットの『ベンタスブラック』の6X。上級者向けのヘッドと、HS36m/sのゴルファーがクラブをしならせられるとは思えない振動数のシャフトだ。 「A氏のスイングは、切り返しで左サイドに荷重してタメを作るスイングではありません。トップからボールに向かってたたみかけるように圧をかけてクラブを振るので、クラブをしならせるスペースはありません。ただ、トップから最短距離でボールにヘッドが向かうので、HSは上がりませんが、ミート率が向上する可能性があった。さらに、ヘッド重量が増加すれば初速が上がる可能性はありましたね」  それで、A氏が過去使っていたヘッド重量が重めの『パラダイム◆◆◆』を採用。ただ、以前のクラブでは打ち出し角が低かったこともあり、ロフト角10.5度に調整。それによって、スピン量を増やすことなく、打ち出し角も増加して、飛距離も220ヤードから10ヤード伸びたという。  しなりを嫌うゴルファーだが、シャフト『ベンタスブラック』(6X)の元調子の性能もタメを作らないA氏のスイングには効果があったという。さらに、クラブ長も44.5㌅に短く設定したことも奏功したという。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my15-head.jpg" alt="" width="788" height="132" class="alignnone size-full wp-image-89292" /> <h2>しならせないならハンマーで良い</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my15-3.jpg" alt="" width="788" height="73" class="alignnone size-full wp-image-89290" /> できたクラブは総重量321g 、クラ ブ長は 44.5㌅、クラブバランスはC8となった。 「A氏のスイングは独特で、通常なら68歳の男性ゴルファー、それもHS36 m/s のゴルファーに、今回のセッティングは薦めません。ただ、しなりを極端に嫌うゴルファーですから、クラブはハンマーで良いと思います。つまり、総重量が重ければ、クラブバランスは関係ない。さらに短くても良いと思いますね」 通常なら、上級者が好むヘッドで、パ ワーヒッター向けのシャフトを同年代のゴルファーに提案することはない。ただ、金子氏はA氏が支持するインストラクタ ーのスイング理論を理解する機会があった。それが今回のセッティングに対して金子氏が納得した上で、ゴルファーに提案したということになる。 「非常に稀なケースだと思います。200人に1人いるかどうかですね。それでも 飛距離が伸びたので良かった」 金子氏のフィッティング理論は「しなりを使うこと」だが、今回のフィッティングは真逆。成功した要因の一つは、フ ィッターの研究にあったといえるだろう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my15-shaft.jpg" alt="" width="788" height="131" class="alignnone size-full wp-image-89293" /> <h2>メーカー担当者コメント</h2> キャロウェイゴルフ PR担当 原哲史氏 「どちらかといえば、『パラダイム◆◆◆』はHSが速めのゴルファーに合うというドライバーのポジションですが、試打会等でもHSが遅い方でもマッチするゴルファーは多いんです。ただ、今回のゴルファーのHSなどを聞くと、一般的にはなかなかいないケースだといえますね」 <h2>フィッティングスタジオゼロとは</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/2703TUDY9GI?si=aynwMKecm7_DvoEp" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 〒125-0062 東京都葛飾区青戸8-5-19 TEL:03-6662-9180 FAX:03-6662-9181 HP:Https://www.golf-zero.co.jp この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年8月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
    (公開)2025年08月01日
    2022年、元マミヤの吉川仁氏が立ち上げたのが、「ギアーズ」「トラックマン4」「GCクワッド」などの最新計測器を設置した『4plus Fitting Labo &amp; Golf Salon』だ。レッスン、フィッティング、工房に加え、食事やお酒なども楽しめるサロンも完備。ゴルファーの憩いの場となっている。今回の悩めるゴルファーは47歳の女性Aさん。独特のスイングはダウンブロー度合いが強く、アイアンの球が上がらず飛距離をロスしている。Aさんに薦めたのがグラインドワークスのマッスルバック『MB101A』と藤倉コンポジットの『MCI』(50S)の組み合わせ。Aさんの飛距離は伸びた? ドローの球筋が必ずしもインサイドアウトではない 最新鋭の測定器が揃う4plusはレンジ、レッスン、フィッティング、クラフトに加えサロンでの飲食も楽しめる。それぞれの会員合計は200名ほどで、そのほとんどが熱心なゴルファー。だから、トレンドに影響を受けやすいゴルファーも多いと吉川氏は解説する。 「特にシャローなスイングですね。ゴルフを始めるとスライスに悩まされる時期があるから、ドローボールへの憧れが強い。それで『ドローを打つスイング』=『インサイドアウト』と思い込んでいるゴルファーが多いんです。それで流行りのシャローなスイングを取り入れてしまう。今どきの高慣性モーメントのドライバーとは相性が悪いですから、球が散らばると思いますね」 そんな流行に左右されるゴルファーが多い一方で、今回の悩める女性ゴルファーAさんは流行には見向きもせず、独特のダウンブローでゴルフを楽しんいる。 「ボールを投げるなど、下半身から動き出す動作のスポーツ経験がない女性ゴルファーの多くは、上半身だけでスイングするのでシャフトをしならせる時に必要なタメができない。それで直線的にインパクトを迎え、入射角が強く、バウンスの強いソールだとハネる。打点位置と重心が合わず、飛ばないんです」  まさにAさんがそれだ。低重心で幅広ソールのアイアンに、タメが作りにくいスチールシャフトのセッティング。7番アイアンでキャリーが100ヤード未満と悩んでいた。 <h2>高重心、短重心距離で打点位置と重心を合わせてつかまえる</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my21-2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88896" /> Aさんに推奨したヘッドはグラインドワークスの『MB101A』。以前使っていたヘッドより重心は5㍉ほど高い。 「ダウンブローで入射角が3〜6度あって、ヘッドの重心より上に当たっていたインパクトを、比較的重心の高いマッスルバックのヘッドで打点と重心を合わせました」  さらに『MB101A』は重心距離が短く、ボールをつかまえてくれる。それによりミート率も向上したという。加えてソール幅が狭いため、ハネ返りが軽減されてヌケも改善された。シャフトは藤倉コンポジットの『MCI』(50S)をセッティング。その理由を吉川氏は、 「以前使用していたスチールシャフトは、直線的なインパクトを迎えるスイングだとタメを作れなかったと思います。そこでカーボンのしなりでタメを作り、さらに先端が当たり負けしない厚いインパクトが可能になりました」  結果、入射角も2〜5度程度に抑えられ、つかまったインパクトでキャリーも115ヤード程度まで伸びたという。長さは7番で以前の37.75㌅から37㌅と0.7575㌅短くなった。短くなればアップライトにクラブを振りがちになるが、その点にも『MCI』を勧めた理由があるという。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my21-head.jpg" alt="" width="788" height="157" class="alignnone size-full wp-image-88906" /> <h2>縦にクラブを振る女性は多い 軽く短い初心者セットの弊害</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my21-3.jpg" alt="" width="788" height="120" class="size-full wp-image-88898" /> ※実際採用されたのはフレックス「5S」 ここでひとつ疑問が浮かぶ。Aさんのスイングはアップライトでダウンブローが強く、重心と打点が合わないことで飛距離をロスしている。なのに、アップライトなスイングになりがちな短いクラブを推奨した。その理由について、 「『MCI』はタメを作りながらシャフトのしなり戻りが強いんです。結果として、横方向の挙動が強くてボールを拾ってくれました。今回のケースに限ってはヘッド特性との相乗効果で、短いクラブでもインパクトでのダウンブロー度合いが軽減されたと思います」 この現象は女性用の初心者セットでよく見られるという。 「軽くて短いクラブを上半身だけでスイングする女性は多く、ダウンブローのインパクトになって飛ばない女性は多い」 Aさんのケースで、吉川氏は新たな発見があったという。 「Aさんの場合は『やってみよう!』ということで、このセッティングを試して効果があったんです。身体の動きもインパクトの現象も複雑なので、試してみることが重要だと再認識しました」 常識にとらわれず、試してみる。フィッターの探求心がゴルファーの悩みを解決したといえるだろう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my21-shaft.jpg" alt="" width="788" height="156" class="alignnone size-full wp-image-88905" /> <h2>メーカー担当者コメント</h2> 藤倉コンポジット プロモーションチームリーダー 飯田浩二氏 「『MCI』(50S)」はヘッドスピード40m/sのゴルファーが対象ですから、Aさんに合っているシャフトだと思います。そして、シャフト重量の割には硬くないという特徴がタメを作る要素になったと推測できます。フィッターの経験が生きたセッティングだと思いますね」 <h2>4plus Fitting Labo &amp; Golf Salonとは</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/icMIOV0ygqU?si=irg_G0GXSEKeim6u" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 〒162-0846 東京都新宿区市谷左内町5 Lowp B1 TEL 03-6842-9033 URL https://4plus-golf.com/ なお、この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年2月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
    (公開)2025年07月30日
    東京都西東京市の新青梅街道沿いは、多くのゴルフ練習場やゴルフショップが軒を連ねる。田無ファミリーランドTIMEZIPS24もそのひとつ。その中で営業するのが、「ブルーゴールドゴルフスタジオ」だ。同店でCTO(チーフ・テクニカル・オフィサー)を務める武井幸喜氏は15年以上の経歴で、練習場に通うゴルファーの面倒を熱心に見る。今回の悩めるゴルファーは60歳代の女性ゴルファーAさん。ゴルフ歴は20年以上だが、ドライバーの飛球がスライスやフックと安定しない。シャフトのしなりを感じられず、長いクラブほど縦振りが強くダウンブローになる。そのAさんに薦めた組み合わせはテーラーメイド『Qi10』と三菱ケミカル『ディアマナPD』の5S。方向は安定したのか? <h2>シャフトの硬度とHSは必ずしも一致しない</h2> 武井氏は、長年ゴルファーを診ていて思うことがあるという。 「昔はHSが速かったり力のあるゴルファーは、硬くて重いシャフトを使うのが定説でした。でも、最近は必ずしも一致しないケースが多いと思う。そこにとらわれてしまうと、フィッティングは失敗しちゃうんです」 自戒の念を込めて、そう語る。ひと昔前と比べ、シャフトはキックポイントが細かく設計されており、シャフトの選択肢も増えているからだという。 「たとえば野球部出身者とか、見るからに体格の良いゴルファーには、店員の第一印象で硬いシャフトを薦めがち。一方で女性やシニアには、なんの疑いもなく軽量で軟らかいシャフトのクラブを薦めてしまう」 ゴルフ工房には多くのゴルファーが相談に来るが、今回の悩めるゴルファーAさんも、病巣はそこにあった。症状はドライバーの飛球がスライス、フックと安定しない。ドライバーのHSは32m/s前後。スコアは100前後で飛距離は160ヤード。使用しているのはレディスクラブだ。 「シャフトのしなりや軟らかを感じることができないと言います。縦振りの度合いも強くて、ダウンブローにインパクトを迎えるから打点が安定せず、飛球が定まらない様子でした」 通常なら、シャフトのしなり、軟らかさを感じるように、さらに軟らかいシャフトを薦めるが、 「もちろん、そのようにしましたが、Aさんは違和感を覚えていました」 辿り着いた仕様がテーラーメイド『Qi10』(10.5度)と三菱ケミカル『ディアマナPD』の5Sだった。 <h2>中調子で先端硬めとカッコ良いヘッド</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my19-2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-88864" /> Aさんの違和感の正体は、 「シャフトがしなるとヘッドの重みを感じると言いますが、ヘッドが動いていることが心地よくなかったそうです」 それで一目見て「カッコ良い」と思った『Qi10』を試打。男性向けのスタンダードなモデルだったから、 「硬くて重くて、最初は打てないと思ったんですよ。ところが気持ちよさそうにスイングされていた。それで女性シニアでも硬いシャフトが合うゴルファーもいるんだということに気が付いたんです。先入観はダメですね」 さらにAさんは「軽いシャフト」でも軽さを感じない様子だったという。そこで探求心も働き、重いシャフトの試打も促した。 「薦めたのは『ディアマナPD』の5Sです。全体がしなるシャフトで、中調子で且つ先端が硬め。40g台のRからスタートしましたが、重く硬くなれば振りやすくなってくる。それで5Sに決めたんです」 Aさんはシャフトが硬くなると振りやすくなる。つまり、量販店に並んでいるレディスクラブでは対応できないと武井氏は感じたという。シャフトが重くなればなるほど、気持ちよくスイングしているAさんを見て、 「60g台のシャフトも1発の飛距離を求めるならアリですが、1ラウンドは体力が持たないのでやめました(笑)」 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my19-head-1.jpg" alt="" width="788" height="166" class="alignnone size-full wp-image-88868" /> <h2>既成概念に捉われるとフィッティングは成功しない</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my19-3.jpg" alt="" width="788" height="60" class="alignnone size-full wp-image-88865" /> Aさんの新たなドライバーは、総重量 288g、長さ43.5㌅、バランスC4。これまでのドライバーが260gのC1だから、重量だけでも30g近く重く、さらにフレックス表示は一気にLからSになった。それによって、 「インパクトが安定して、サイドスピンが減りました。ロフトは10.5度ですから 打ち出し角は減りましたが、ボールは前へ行って、飛距離も180ヤードに伸び ました。何より『もっと早く来ればよかった』と言ってもらったことが嬉しかったですね」 武井氏は今回の件で、冒頭の固定概念 に捉われてはならないということを改め て自覚したという。 「すごく勉強になりましたし、やはり思い込みはダメですね。試打シャフトのラインアップも見直した方が良いと思いました」 今回のケースは、シニア、レディスゴルファーでも稀だという。だからと言って、必ずしも体格や年齢、HSでクラブが決まるわけでないという実例だ。それが出来るのがゴルフ工房の強みである。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/07/my19-shaft.jpg" alt="" width="788" height="165" class="alignnone size-full wp-image-88870" /> <h2>メーカー担当者コメント</h2> 三菱ケミカル ツアー担当 三好正樹氏 「お話を聞いた限りでは、縦振りがポイントで、重さを使ってヘッドを落とせるのでHSが上がると思います。それに加えて、『ディアマナPD』は手元が軟らかく先端が硬いのでAさんのスイングに合ったと思います。王道の組合せとは言えないですが、重さやフレックスに先入観を持たずに試打をしてもらうと、今回のように最適なシャフトが見つかると思いますね」 <h2>ブルーゴールドゴルフスタジオとは</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/uPIKRN1GdOg?si=MnsicgcxwMQTnpRu" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5丁目8‐2 田無ファミリーランドTIMEZIPS24内 なお、この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年12月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
    (公開)2025年07月23日
    東京都町田市の練習場・町田モダンゴルフ内で営業するのが、チューンアップスタジオ&amp;スクール。20年近く工房とスクールを営業しており、多くのゴルファーの拠りどころとなっている。今回の悩めるゴルファーは68歳のシニアゴルファーA氏。スイングアークが小さく、手打ちでタイミングがバラバラ。ドライバー飛距離も180ヤードで、左右に飛球がバラけるのが悩み。そこで提案したのが、飛距離性能に定評のあるアキラプロダクツのヘッド『プロトタイプ GL-02』と、知る人ぞ知るターフのシャフト『バディー OMOYAWA』だ。A氏の悩みは改善された? <h2>人気外資系の高MOIヘッドで「球がつかまらない」が続出</h2> 練習場で工房とスクールを開設するチューンアップスタジオ&amp;スクールの中嶋毅氏。多くのゴルファーを診る中で、最近の傾向を次のように説明する。 「大手外資メーカーの人気クラブをプロが使うという理由だけで、購入するゴルファーが多いんです。ヘッドの慣性モーメント(MOI)が大きく、フェースアングルは開き気味。パワーのあるゴルファーなら使いこなせますが、HSの遅いゴルファーなどは球がつかまらない傾向が見られます」 高MOIの米国大手メーカーのドライバー購入者は多いが、それによってつかまらない弾道になってしまい、飛距離をロス、方向性も定まらない傾向があるのだという。 今回の患者A氏は、国内メーカーのドライバーを使っているが、最近流行りの高MOI系で、球がつかまりにくいヘッド。スイングアークが小さく、手打ちで、腕と身体の動きがアンバランスとなる結果、ミート率が落ちて飛球が左右にバラけ、180ヤード程度しか飛ばないのが悩み。 そのA氏にはミート率を向上させる、クラブ重量を上げて手打ちを抑制することを目的として、つかまりと飛距離に定評のあるアキラプロダクツの『プロトタイプ GL-02』と、ターフの『オモヤワ』シャフトの組み合わせを提案した。 <h2>68歳、HS37m/sのシニアに総重量316gのドライバー </h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/05/my17head.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-87499" /> この組み合わせがA氏に不釣り合いなのは総重量だ。 「A氏はHSが37m/sと遅く、パワーもありません。以前まで300gを切るドライバーを使っていたので、総重量だけを考えても、ふつうならこの組み合わせは推奨しません」 と前置きして、中嶋氏が続ける。 「ターフの『オモヤワ』は短尺でバランスを軽めに仕上げることで、シャフトの性能を一番引き出せる。今回のドライバーは、総重量が316gとA氏には不釣り合いに見えますが、バランスは『C7』に設定しました」  クラブ長は44.5㌅。スイングアークは小さいままだが、『オモヤワ』の重くて軟らかい特性を生かし、手だけでテークバックせず、身体全体でクラブを上げる動作に誘導。さらに、シャフトの軟らかい特性を生かして打ち急ぎを防ぎ、スイングリズムを安定させた。  それに加えて、ヘッド『GL‐02』の球がつかまりやすい性能を生かして、ミート率が向上。結果として、飛球のバラつきが抑えられ、飛距離も10~15ヤード伸びたという。 「極端に言えば、『オモヤワ』は超軟らかい練習用シャフトです。それでタイミングを矯正しますが、タイミングが合ってきても、球がつかまらないヘッドでは、ミート率の向上と飛距離アップにつながりません。なので、総重量が上がってもバランスを下げて振りやすくして、球がつかまる組み合わせなんです」  そして、この組み合わせがA氏にハマった理由はもう一つあるという。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/05/my17headspec.jpg" alt="" width="1202" height="180" class="alignnone size-full wp-image-87501" /> <h2>先入観を取り除くために説明せずに打ってもらう</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/05/my17shaft.jpg" alt="" width="788" height="276" class="alignnone size-full wp-image-87500" /> クラブを推奨する際、中嶋氏が気をつけるのは、 「とにかく、先入観を持たずに一発目を打ってもらうことですね。今回のA氏にも、クラブ長や総重量を一切説明せずに打ってもらいました。振り心地が良いことがわかったので推奨したんです」 もちろん、クラブバランスについても説明せずに試打してもらったという。 「クラブのスペックを最初に説明すると、その数値に拒否反応を示すゴルファーは 多いんです。例えばバランスは『D2がベスト』と思っているゴルファーは多い。 強い先入観は邪魔になります」 それに加え、 「今回のようなセッティングは、万人向けのクラブをつくる大手メーカーには難しいと思います。地クラブだからこそできることはある」 ゴルフが上手なインフルエンサーが挙って持ち上げる高MOIのクラブだが、人間は千差万別だけに、合う、合わないは当然ある。そのことを改めて確認した今回のマイカスタムだった。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/05/my17shaftspec.jpg" alt="" width="788" height="77" class="alignnone size-full wp-image-87503" /> <h2>メーカー担当者コメント</h2> ターフ 専務取締役 鵜野善光氏 「『オモヤワ』は女性ゴルファーにも好評ですので、A氏のセッティングも可能性はありますね。できれば身長も参考にクラブ長を検討してもらうと、より良いセッティングになると思います」 <h2>チューンアップスタジオ&amp;スクールとは</h2> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/vb_lTSjFajY?si=gYgcuhP1f4VFjpb9" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 〒194-0004 東京都町田市鶴間447 町田モダンゴルフ内 TEL:042-795-0496 HP:http://ameblo.jp/jeronimo2010 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年10月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
    (公開)2025年07月20日
    鉄の塊からウエッジを削り出すのが、レッドホイルのクラフトアドバイザー鈴木伸也氏。ひとりで工房を切り盛りするが、その技に引き寄せられて多くのこだわりゴルファーが集まってくる。その一人が53歳のA氏。14歳でゴルフを始め、30代のころはドライバーのシャフトが90g台と常識外のスペックを使っていた。ただ、スイングで身体を痛め、指をケガ。以降、HSと飛距離は落ちてクラブは軽くなっていく。そのA氏が50歳を迎えるのを機に鈴木氏が薦めたのが、ターフの高反発ヘッド『バディ・ハイパー』とスイス発の『TPT21Hi』シャフトだった。 <h2>「重い」が正義だと思っている 自分の能力や感覚と向き合わない</h2>  レッドホイルの常連客は競技ゴルファーが多い。だから、 「プロのクラブを参考にする人が多く、重いシャフトを使いがち。『重い』が正義だと思っています。それは、自分の能力と真正面から向き合っていない。数値ばかり追って、自分の感覚を重視しないゴルファーが多いですね」 例えば、軽いクラブは、スイング中に遠心力で引っ張られない傾向が強い。それによって、 「クラブとゴルファーの力関係は、ゴルファーが主導権を握ることになります。スイングの精度が求められ、感性も磨かなければならず、鍛錬も必要。でも、みんな逆なんです」 この考え方は、今回の登場人物A氏にもつながる。30代の頃はHS48m/sでシャフト重量は90g台、クラブバランスD9のドライバーを使っていた。しかし、指のケガでHSは現在42m/s。セッティングは軽量の高反発ヘッドと、軽量だがアスリートが使うシャフト。ゴルフはどうなったのか? <h2>パワースイングで指に負荷 一気に開放して飛ばしていた</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/red2.jpg" alt="" width="665" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81207" /> もともとA氏のスイングはパワースイング。超重量級のクラブを一気にテークバックし、同時に下半身は左に回転し始め、トップで一気に上げたクラブを左手の親指で受け止め、その反動で一気にダウンスイングに入っていた。その反動が長年続き、親指をケガ。慢性的な症状で重く硬いクラブは打てなくなってきた。 A氏が軽量クラブを求める中で、鈴木氏が薦めたのが、ウエイトなしで189.5gのターフの超高反発ヘッド『バディ・ハイパー』と40g台と軽量で低振動数ながらアスリート向けの『TPT21Hi』。 「このヘッドの恩恵を受けるのはHSが35m/s以下のゴルファーだと思います。一方、『TPT』は軟らかいスペックでもシャフトは締まったアスリート向け。この組み合わせは軽量を求めないなら、普通はあり得ません」 ただ、A氏はベテランの元アスリートゴルファー。スイングが出来上がっているから、先の話の通り、軽いクラブで主導権がゴルファー側になって、クラブを操れる。そして、 「スイングの精度が求められるので、飛距離や方向性を考えれば、ケガもあるから、力いっぱい振れなくなる。そこが狙いなんです」 結果、A氏はスイング中の親指の痛みもなく、全盛期の飛距離とまではいかないが、平均スコアは70台に戻った。さらに、ゴルフが続けられる状態を維持しているという。 <h2>第二のゴルフ人生を作る ゴルファー寿命を延ばす</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/red3.jpg" alt="" width="788" height="71" class="alignnone size-full wp-image-81206" /> A氏は次のように話していたという。 「ケガによって、そしてこのクラブとの出会いによって、飛距離への執着を捨てられました。誰もが300ヤード飛ばしたいと思う。ただ、できもしない事をやろうとしているのではないでしょうか。自分の能力を卑下するのではなく、認めることで私は第二のゴルフ人生を作ることができました」 完成したクラブは振動数214cpm。元スーパーへビー級のクラブを使っていた男が、いまでは総重量266.4gの超軽量ドライバーを使っている。鈴木氏がA氏について、付け加える。 「もともと超アスリートですから、スイングはできている。ただ、クラブが軽くなると主導権がゴルファーになり、速く振ろうとか、何でもできてしまう。だからこそ、余計に力が入らないようにスイングの精度を上げていかなければならない。クラブとしては難しくなります」 でも、それ以上のメリットがある。 「それはスイングの精度を突き詰めてスコアが縮まったことに加え、これから10も20年もゴルフが続けられるということです」 通常では考えられないヘッドとシャフトの組み合わせが、ゴルファーのプレー寿命を延ばしている。 <h2>メーカー担当者コメント</h2> TPT輸入代理店 ベガサスジャパン 堀口宜篤氏 「もともとアスリート向けのシャフトとして日本に上陸したので、そのイメージが強いですよね。そのイメージではセッティングしない組み合わせですが、いまでは軽く柔らかいシャフトもラインアップしています。とはいえ、高反発ヘッドとの組み合わせには驚きます。今後は軽く、柔らかいシャフトにも注目してもらいたいです」 <h2>レッドホイルとは</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/xvNWTv2ipIU?si=DQN7K07snJMI3Plc" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> レッドホイルゴルフ 〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎1-14-12 TEL:03-5636-8455 FAX:03-5636-8456 この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年3月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
    (公開)2025年07月18日

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