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    ハッシュタグ「弾道測定器」記事一覧

    11月28日、ガーミンジャパンは新たな弾道測定器「Approach R50」を発売した。ガーミンといえば時計型のゴルフ用GPS距離計「Approach S70」やレーザー距離計「Approach Z30」、パーソナルユースで持ち運びに便利な弾道測定器「Approach R10」などのプロダクトと「Garmin Golf アプリ」を連動させることで、ゴルフにおける【準備】【実践】【振り返り】をサポートする「Garmin Golf エコシステム」によりデータでゴルファーが自分を管理でき、より効率のよい練習もできるようになって、より早くスコアアップへの道が開けるという好循環を提供している。その好循環のひとつとして、ラインアップに加わったのが弾道測定器「Approach R50」ということになる。今回は、その「Approach R50」を紹介する。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/VM1CY397qwM?si=o06NTjbdrRQ7uNwd" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>測定指標は20項目 ディスプレイ搭載で簡単操作 バッテリーで約4時間稼働</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/11/Garmin-Approach-R50-2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83987" /> 「Approach R50」は、ゴルファーが専用 キャリーケースで持ち運べる(419.1 × 269.2 × 190.5㍉、4.1kg)サイズで、3つのハイスピードカメラ が内蔵され、ボールの弾道を測定する。さらにヘッドのフェース面に付属のクラブステッカーを貼付することで、クラブの測定も可能となる弾道測定器だ。計測は20項目にわたり、これらの項目が、本体上部の10㌅のディスプレイに表示され、さらにインパクト前後のヘッドの動きが動画で表示される。一連の表示項目やヘッド挙動を映し出す動画などは、弾道測定器としては十分な機能であり、それが10㌅ディスプレイ上のタッチパネルで感覚的に操作できる点も特筆に値する。もちろん、表示項目もすべてではなく、アレンジできるから、見たい計測値だけ選んで表示することも可能だ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/11/Garmin-Approach-R50-3.jpg" alt="" width="788" height="493" class="alignnone size-full wp-image-83988" /> ◆ボール計測データ項目  トータル飛距離  キャリー飛距離  トータル偏差角  トータル偏差距離  キャリー偏差角  キャリー偏差距離  最高到達点  ボールスピード  打ち出し角  打ち出し方向  バックスピン  サイドスピン  スピン量  スピン軸 ◆クラブ計測データ項目  ヘッドスピード  アタックアングル  クラブパス  クラブフェース角  フェーストゥパス  スマッシュファクター(ミート率) それに加え、「Approach R50」は、バッテリーで約4時間稼働するため、オールインワンでありながら、それ自体で弾道測定が可能なスタンドアローンな弾道測定器といえる。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/11/Garmin-Approach-R50-4.jpg" alt="" width="788" height="443" class="alignnone size-full wp-image-83989" /> といいながら、「ApproachR50」は本体背面にHDMIのアウトプット端子が備えられている。つまり、10㌅の搭載ディスプレイだけでなく、モニターやプロジェクターに接続し、大画面でボールの飛び姿やヘッド軌道、そして弾道測定結果を確認することができる。スタンドアローンで使用するも良し、大画面に映し出して弾道測定するも良し。様々な環境で使用できるのが「Approach R50」といえるだろう。 <h2>「Approach R50」はシミュレーションゴルフ搭載 サブスクで4万3000コース</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/11/garmin-6.jpg" alt="" width="788" height="493" class="alignnone size-full wp-image-83992" /> もう一つ、特筆すべき「Approach R50」の機能がある。それは「Approach R50」は弾道測定器としての機能だけではなく、シミュレーションゴルフの機能を搭載していることだろう。世の中に流通する弾道測定器にもシミュレーションゴルフの機能が搭載されている機種は多いが、そのコース数は10コース未満が多い。 一方で「Approach R50」でラウンドできるゴルフ場は4万3000コース。つまり、世界中のありとあらゆるゴルフ場が体験できるといっても過言ではない。 これはガーミンが提供するゴルフシミュレーター「Home Tee Hero」という「ガーミンゴルフメンバーシップ」のサービスのひとつで、月額1180円(税込)、年間1万1800円(税込)のサブスクを利用することで、4万3000コースのラウンドが楽しめるというもの。この「Home Tee Hero」機能は、ガーミンのゴルフデバイスのユーザーで「グリーン傾斜表示」機能などを目的に既にサブスクを利用しているゴルファーは、追加料金なしで利用できる。 本体のディスプレイには弾道測定の結果を表示しながら、プロジェクターを活用してスクリーンに映し出されたコースでのシミュレーションゴルフを楽しむ。それが世界中のゴルフ場でバーチャルラウンドができるというから、驚きが隠せない。弾道測定器としてだけではなく、シミュレーションゴルフ機器としての「Approach R50」が、如何に革新的なプロダクトか、是非体験してもらいたい。 <h2>個人使用でも施設でもゴルフショップでも活躍する「Approach R50」</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/11/garmin7.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83993" /> 先述した「ガーミンゴルフメンバーシップ」は基本的に個人のゴルファーが対象となっており、既存サブスク利用者も個人のゴルファー。つまり、「Approach R50」は、これだけの機能を有しながら、ゴルフにこだわり自宅に試打室を構えたい一般のゴルファーや、個人事業主としてレッスンを生業としているインストラクターやプロゴルファーが使用することを見据えて、一般のゴルフショップでも販売される。 価格は85万8000円。これがリーズナブルと解釈できる理由がある。それは、他社の同等機種と比較して、弾道測定器を稼働させるためのアプリをインストールした外部のパソコンやタブレットを用意する必要がない。さらに、専門的な知識を要するアプリがないから、自宅の試打室に導入しても、インストラクターがレッスン用に購入しても、アプリに慣れるための時間が短くスムーズに使用を開始できる。 これまで弾道測定器はクラブ販売に欠かせないツールとして地歩を固めてきた歴史がある。つまり、プロの販売員が使うことが前提だった。それが、誰でも簡単に、何処でも使える。それに加え、シミュレーションゴルフというゴルフの新しい楽しみを加えたのが「Approach R50」となる。「Approach R50」が1台あれば、こだわりゴルファーでもインストラクターでも、プロの販売員でも、いま流行りのインドア施設でも満足することは間違いないだろう。
    (公開)2024年11月28日
    <h2>本格展開を開始した「第3の領域」「AI CLUB TRACER」</h2> 今年1月、「PGA Merchandise show」(PGAショー)での発表を皮切りに本格的に展開を開始したアンプラスの自社製品『FOCUS(フォーカス)』(176万円)が既に数十台を販売しインドア市場にじわりと浸透し始めている。 同社は『FOCUS』をシミュレーターでもなく弾道測定器でもない「第3の領域」として位置付け、「AI CLUB TRACER」(AIクラブトレーサー)と命名し商標登録もしている。 この新領域「AIクラブトレーサー」の秘密は同社独自のクラブを自動認識するAI技術(特許取得済)にある。アドレスするだけでアイアンとドライバーの違いも自動検知するため、事前準備不要で使うことができる。 さらに、他と一線を画すのは打った直後のまだ余韻が残っている段階で即座にショットを分析して「足元」にデータを投影する点にある。実際にショットされたマットの位置(=ゴルファーの視線上)に、実際のフェース軌道を描くので、ゴルファーの直感に訴えると同時にさらなる理解に繋がり、スイングやショットも改善しやすくなるというわけだ。 また、データはあえて削ぎ落としシンプルかつ直感的に表示しており、レッスンやフィッティングで最も重要なインパクト前後40~60cmのヘッド軌道をアニメーション表示することで実際のスイングを再現している。 一般的な弾道測定器では「クラブパス」や「フェース角」を「数字」で表示するため、読み解くには専門知識が必要だ。ましてや一般ゴルファーはこの数字を羅列されてもどう改善に役立てればいいのか困るだろう。 一方、『FOCUS』は視覚的にアニメーションでヘッドの動きが表示されるため、一目でエラーと改善点が分かるというわけだ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/focus.jpg" alt="アンプラス FOCUS" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-79582" /> 「5UNDERS GOLF RANGE」(港区)を運営する山田直知プロによると、 「『FOCUS』はインパクト前後のヘッド軌道を可視化できるので、生徒さんにミスの原因となっている軌道のエラーを伝えやすくなり、納得感も上がりました。レッスン現場で多いのは、その場では上手くできても次のレッスンまでの自主練でできなくなってしまうケースです。『FOCUS』を使えば自主練の質も上げられると思います。 それと私は上達の近道は球の曲げ方を習得することだと考えています。そのためにはクラブ軌道の変え方や仕組みを理解することが必要で、『FOCUS』は正にそういったレッスンがしやすい。私の指導法に合致すると思ったのが導入の理由です」 また、クラブ軌道のアニメーションの下に表示する3つのデータは、例えば飛びの3要素であるボールスピード、打ち出し角、スピン量を表示し、飛距離アップレッスンや飛ぶクラブのフィッティングに活用するなどといった変更も都度できる。現場目線で作られた製品と言えるだろう。 <h2>独自計測項目「ゾーン角」とは?</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/amp1-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1750" class="aligncenter size-full wp-image-79456" /> さらに『FOCUS』独自の計測項目として「ゾーン角」が表示できるようになっている。「ゾーン角」(商標登録申請中)とはインパクトの約30㎝手前のフェース角のことを意味しており、これが20度~30度の間になっているとインパクトでフェースをスクエアに戻しやすい傾向があるとしたものだ。同社の膨大なショットデータにより導き出したもので、今後も検証を重ねていく構えだ。「ゾーン角」によってレッスンやフィッティングの幅が広がりそうだ。 <h2>『FOCUS』×Foresight Sportsのコラボが実現</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/focus2.jpg" alt="アンプラス FOCUS" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-79584" /> 実は『FOCUS』はPGAショーのForesight Sports(フォーサイト・スポーツ)社のブースでも展示され、世界中の業界関係者から注目を浴びた。その結果、フォーサイト・スポーツ社の『GC』シリーズと『FOCUS』をパッケージにして販売するコラボ製品『FOCUS powered by Foresight Sports』が実現した。 アンプラスは『GC』シリーズと『FOCUS』を連動させ、モニターと足元に同じ数値が出るように改良。新製品の『GC3アナリシスパッケージ』の価格はソフト込みで70万4000円(税込)と従来の『GC』シリーズに比べて安価だ。 『FOCUS』と組み合わせても246万円程度と、『GC』シリーズの最上位機種『GCクアッド』と遜色のない金額で導入できる。そのことからも同コラボ製品が今後の主流になっていくことが予想される。両社は協力して同コラボ製品だけでなく『FOCUS』単体も北米を始めとした世界中に広めていく構えだ。 <h2>打席セットアップがスマホで自動化</h2> さらに同社は導入施設向けに、遠隔で施設のあらゆる電源の自動ONOFFや操作ができる新機能の提供を開始した。操作はスマートフォンから行うだけで予約システムとの連動も可能だ。直前まで電源をOFFにしておき、予約者が入室する5分前には打席と画面映像が全て準備できているという流れが綿密に計算され自動化されている。これが広がれば無人インドアの省電力化にも繋がりそうだ。 <h2>実務も「足元」を重視</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/amp2.jpg" alt="" width="1200" height="672" class="aligncenter size-full wp-image-79457" /> 新技術を次々と展開する同社だが、営業マンには数か月~1年に渡る打席の施工現場を経験させることでインドアの打球事故で多いボールの跳ね返りを始めとする危険察知能力やユーザーへの安全対策を徹底的に体で覚えさせ、これをクリアすることを必須としている。 一見技術集団に思われるが、このような愚直な営業育成プロセスにこだわることで創業以来20年以上ボールの跳ね返り事故0件を守り続けている。『FOCUS』のコンセプト同様、営業方針も基本の「足元」を大切にしてきたことが同社の現在と未来の成功を物語っている。
    (公開)2023年12月01日

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