月刊ゴルフ用品界2017年8月号
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 スカートじゃないの? と言う時点で、セクハラでアウトのこの時代になっていることを、社内ではコンプライアンスを考え気を遣っていても、こういう場面では、やはり出てしまうのかと思うと残念でならない。 自分はどんな思いで必死にゴルフをして来たか、新規開拓であの社長に取り扱ってもらうために、どれだけ俺が頑張ったか。 そんなことを、彼女の家に車で迎えに行き、ゴルフ場に行くまでの車中で延々と言われても、それはパワハラではないのか。そうは言っても女子の価値って? 最近は、ゴルコン、ゴルフで婚活、ゴルフを通じての女子力で、出会いに恵まれる時代となっている。そのバイタリティと、自分に何を求められるのかという俯瞰力で、多くの機会に恵まれる女子が多数いることも事実である。 自分に似合ったウェアを着て、その場にふさわしいTPOを考えてゴルフに挑む女子に、あっぱれ! と私は言いたい。 アスリート寄りの女子、初心者だけど可愛らしい女子、ドライバーはチョロだけど、それもご愛嬌。だが、男性諸氏! 男性が求めるものにすべての女性がゴルフ場で応えられると勘違いしないで欲しい。 誰もが知る、某大手企業のゴルフ場を貸し切っての得意先接待コンペでは、女子社員はすべてミニスカートを履いて、1組に1人付くそうである。私のお客様は接待される側で、「あそこの女子社員、ある意味かわいそうです」と仰っている。自分はそんなことはゴルフに求めていないのに、あの社長はそういうのが好きだ、と、勘違いされているのではないか、と、不安に思っているとの話を聞いた。 ご自分のお嬢様も最近ゴルフを始めて、先月社内コンペに初参加をしたそうだが、父上いわく、 「そういうものを娘に求めてほしくないし、求められてもあの子は応えようがないはず‥‥」なので、心配だそうだ。女性ゴルファーの増減は、今も昔も景気次第 私が以前教えていたゴルフスタジオの女性のお客様は、立派なクラブを持っている女子が多かった。土地柄、男性に買ってもらったからには、真剣にやらなければと、いい加減にはできないので、せめてレッスンに通います! と、必死に通ってくださっていた。また一方で、「お客様にゴルフに誘われたので、どんなゴルフクラブを買ったらいいでしょうか? 予算はこれくらいありますので、一式揃えてくださいませ」という女性もいた。 女性が自分のお給料の中から、ゴルフをすることがどれほど大変かということを、私はわかっているつもりである。 女性が自分の身銭を切ってゴルフをするということの意味は、この歳になるとわかる。実に、清々しいものがあるのだ。 どんな理由にせよ、女性がゴルフをすることの意味は、すべての女性にあるのだ。 前出の営業の彼のスコアは? と聞いたら、幹事なのでプレーはしなかったけれど、表彰式の司会進行は完璧だったそうだ。爪に気を使っている女性は多い。ほぼ、90%。だが、グリップを指導しようにも、そのお爪じゃ‥クラブを握れっこないよね? という女子が多数いる。ここ数年、女性用のグローブは、長い爪でもはめられるように、グローブの先端が切り落とされている物も多数販売されている。どっちを取るの?爪に何かを乗せているということは、それなりに生活が不自由で、邪魔な場面も多いはずだと、実生活で私も感じている。キラキラを取るならば、これ以上はグリップを教えられない‥。そこで、本気の上達を目指すならば、次回のレッスンは、お爪を切って来てくれる?バッサリ切ってくる女子もいれば、さらに盛ってくる女子もいる。みんな、それはそれで可愛いのです。何歳になっても、女は可愛いなと、常に感心、感動のレッスンの日々です。195別府有里子の届けましょう 声なき声  第5回お爪の問題

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