月刊ゴルフ用品界2017年8月号
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女子ゴルフ舞台裏サマンサタバサではゴルフウェア以外にレディース用のゴルフクラブも販売していました。コンセプトは「女性がゴルフをはじめたくなるゴルフクラブ」。ギアメーカーにはないキャッチーなデザイン、キラキラしたディテール、特にドライバーは打感と飛距離がポイントでゴルフを始めた女子が気持ち良い打感とともに、打つたびにテンションがあがるようこだわって作りました。サマンサゴルフ部の部員が半年間頑張ってゴルフアカデミーに通い、ラウンドデビューしたお祝いにキラキラのドライバー。このドライバープレゼントがレッスンに通うモチベーションになっていたのも間違いありません。女子が本当に喜ぶモノや楽しめるコトをわかりやすく提案していく事が女子ゴルフマーケットの活性化につながると思っています。ム。バスで数十人が同時に到着するのでクラブハウスが一気に女子だらけ。他のお客様を驚かせてしまいました。 ロッカールームは女子タイム。化粧直しと日焼け止めに余念はなく、気合を入れて新調したゴルフウェアの着こなしも入念に鏡の前でチェックです。 何度も呼びかけてやっとロッカールームを出たと思ったら、みんなゴルフシューズがキャディバッグの中。慌ててゴルフウェアにパンプスのまま取りに行く有様でなかなか集合できません。やっとみんなをリボンの色ごとに整列させて注意事項を説明してスタートです。 午前中にドライビングレンジ、バンカー、アプローチ、パターとレッスンしたあと、ついにハーフラウンドのコースデビュー。 練習の成果か、ギアが良いのか、思ったより飛んでる! 打ててる! 事前にマナーも徹底して教えていたので、ラウンドは予想を超えてスムーズに進んでいきました。ただ、ゴルフ場にお願いしてロングホールはティーグラウンドを別に設置させてもらい、全部400ヤード以下に変更。スコアカードも記念に残るようサマンサゴルフ部特別仕様で作成しました。 『スコアなんてどうでもいい!』 ゴルフ場でプレーをした楽しい思い出とSNS用の写真、友達との充実した時間があればそれで大満足なんです。 プレー後にはもちろんアフターパーティーを開催。みんなゴルフウェアから着替えて髪もきれいに巻いてドレスアップ。 スコアの発表もベスグロもなく、ベストドレッサー賞とじゃんけん大会。朝から晩までみんなキラキラした笑顔で楽しんでくれました。 ノンゴルファーをゴルファーにするために女性向けのレッスンの場やコミュニティまで作る。そこまでの思いやサポートがないと女子ゴルファーの誘致はできない。ラウンドデビューしたいという女子の思いを丁寧に育てていく事が重要だと、サマンサゴルフ部を通じて思いました。 「これをきっかけに買いました」 など不安を覆す結果に。みんな真剣にゴルフを続けるつもりで臨んでくれていたのです。初心者だらけのゴルフコンペ バスに乗り込んで行った先は宇都宮のサンヒルズカントリークラブ。東コース、西コースとあるのでそれぞれのコースのIN、OUTごとに迷子にならないようチーム別にリボンをつけて色分け。それでも気づけば誰かが写真を撮りにいっていたり、クラブハウスで休憩していたりと迷子続出、添乗員状態。 一番苦労したのはクラブハウスのチェックインとロッカールー199青山学院大学卒業後、商社勤務を経てオンワード樫山にてレディスアパレルブランドprideglideの立ち上げを行い、雑誌と連動した仕掛けで一大ブームを築く。その後サマンサタバサジャパンリミテッドにてゴルフ事業の立ち上げを行い、ゴルフブランド、トーナメント、サマンサゴルフ部など女性が楽しめるゴルフマーケットの開拓を行う。2016年に独立。ゴルフセレクトショップのプロデュース、小学館女性誌公式オンラインストアeditstoreのECディレクターをつとめる。allure edit. 代表 www.allure-edit.tokyo

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