当サイトの求人情報に掲載された求人情報について、採用担当者の後日談を紹介します。第1回目は2月4日に採用が決定したゴルフ用品界社の求人について、代表の片山哲郎談。求人に興味のある皆さん、参考にして下さい！

今回の求人で、書類での応募は２５人、実際に面接をした方は８人、結果的に３人の採用を決めました。寒空のなか足を運んでいただいたみなさんに感謝です。やはり、不況の影響からか、緊張した面持ちの方が多かったですね。こちらが名刺をわたす際、受け取る指先が微妙に震えていたりして・・・。それぞれ真剣に、ご自分の生活と向き合っている。そう考えると、こちらの気も引き締まります。

弊社の面接は、多少イレギュラーだったかもしれません。一通り双方の説明が終わると、「それじゃ、質問をしてください」と問いかけます。２～３の質問を受けたあと「それで終わりですか？」、「ハイ」、「あなたは大事なことを聞き忘れてますよ」、「・・・・？」、「入社後の昇給の話です」――。

面接の段階で「頑張れば、いくらもらえますか？」とは、なかなか聞きにくいと思います。でも、弊社は「営業記者」の職種で人材を募集しました。これは取材活動を伴う仕事です。相手が、「これを聞いたら嫌な思いをするかもしれない」ということも、しつこく尋ね、それを記事にする職業です。いわゆる取材力、「質問力」が求められる。先述の質問は、それを確認する狙いもあったわけです。

不況風は厳しさを増し、テレビ新聞は連日のように就職難を伝えていますが、粘り強く「道」をさがせば、必ず光明は兆すはず。「就活戦士」のみなさん、ファイト！です。