CRAZY(クレイジー) Royal Decoration Athlete Seriesを検証
Contents
CRAZY Royal Decoration Athlete Series

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∇ 2014年モデル特集 part1
- マルマン ZETA DRIVER / FW
- マルマン ZETA IRON / UT
- BRIDGESTONE TOURSTAGE X-DRIVE 709 LIMITED
- BRIDGESTONE TOURSTAGE X-BLADE LIMITED IRON
- MIZUNO MPクラフト 513 , MP-4 & MP-54
- Callaway Golf NEW LEGACY BLACK Driver
- 三菱レイヨン Diamana Wシリーズ
- FUJIKURA Motore Speeder
- UST Mamiya ATTAS 5GoGo
- コンポジットテクノ ファイアーエクスプレス MAX WBQ
- NEXTGOLF 鎬(シノギ)Whtie-50 & 鎬(シノギ)FW-60
- TRPX 『Raytis Ravie』シリーズ 『X-Line』シリーズ
- Be Your Style99 PROTO ZERO INNOVATION & ELEVATION
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永井延宏プロの試打インプレッション
独自の厚みのあるエネルギー感はクレイジーならでは
「『マガラン』はオールラウンドタイプという位置づけですが、実際に打ってみると” シャフトが主張している ” 印象です。つまり、手元からミッド、そして先端にかけて順序良く、綺麗に撓り戻るということ。インパクトで急激に手を走らせたり、手を止める、先端を動かすといった余計な動きをしなければしないほど結果がいいシャフトです。そういう意味での” オールラウンド ” と捉えると非常に分かりやすいでしょう。クレイジーのシャフトは、高弾性繊維を採用しているため、インパクト時のフィーリングがダイレクトに伝わってくるのも特筆すべき点。ヘッドとシャフトの重さで、ボールを押す感覚が得られ、独自の厚みのあるエネルギー感はクレイジーならでは。『マガラン』もそういった特性が良く出ていると思います。ロイデコFW版『アスリート フェアウェイ』は、FW専用らしい味付けで、非常に打ちやすいシャフトだと感じました。ひとくちで表現するなら、” 切り返してからシャフトが一瞬消える ” 感覚ですね。クラブヘッドが自分のタイミングよりもワンテンポ遅れて入ってくるので、正しい角度でボールをとらえることが可能。特に地面にあるボールは、切り返しで力んだり、スイング軌道から外れると正確なインパクトは難しくなります。普通に振るだけで、正確なインパクトを導いてくれる。非常に完成度の高いシャフトだと思います。続いて『スーパースピード』。ズバリ、加速装置のようなフィーリングで、アクセルを踏んだ以上にインパクト時のパワーが伝わるシャフトです。特にトップからインパクトゾーンにかけてのしなり戻りはアグレッシブ。これまで数多くのシャフトを試打してきましたが、自分の限界を超える1本として推奨したい。どちらかというと、緩やかな軌道でリリースする方へオススメです。一方の『ディープインパクト』は、粘ってからのスピード感やパワーが感じられました。インパクトへの” タメ ” を十分に感じながら叩いていくイメージです」