1. 注目記事
  2. ギア評価

三菱ケミカル Diamana(ディアマナ) X’17 / FUBUKI V を徹底検証! その評価は?

ギア評価 吉村真

永井延宏プロが三菱ケミカル Diamana(ディアマナ) X’17 / FUBUKI(フブキ) V を徹底検証! その評価は?

1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

チェックポイント

  • 三菱らしい素材と構造の高品質シャフト
  • アスリートの潜在能力を引き出す『ディアマナX’17』
  • ボール初速を高める『フブキV』

ディアマナ史上最小トルクの『Diamana X,‌17』

試打クラブ M2(17Y)× Diamana X‌’17(5S/6S)

まずは50g台の『ディアマナ X‌’17』ですが、50g台と思えないようなしっかり感がありました。

データでは特に手元側のトルク(Shaft/Twist)が非常に絞られています。その低トルク感が横しなり(Shaft Path/Deflection)の抑えられた数値に表れています。

フェースが左を向く印象がなく、ボールが左に行かない印象が強いですね。縦しなり(Shaft Path/Droop)は少なく、低トルクの影響で動きの少ないシャフトの印象です。

さらに手元の低トルク感と高弾性繊維の効果で、体のエネルギーを余すことなく使えるので、グリップスピード(Shaft/Grip Speed)が上がり、ドライバーではハンドファーストの状態でインパクトを向かえます。

体が積極的に左への体重移動、ターンができるように働きかけるシャフトといえるでしょう。つまり、アスリートゴルファーの潜在能力を十二分に引き出してくれるシャフトといえるでしょう。

商品データ『Diamana X‌’17』

「ディアマナ」史上、最も低トルクの設計が特長の『ディアマナX‌’17』。同社材料技術の粋を集め、超高弾性ピッチ系90トンダイアリードカーボンファイバーをフープ層に配し、78トンダイアリードファイバーをバイアス層に使用してバット部を強化。

ストレート層には強度と弾性率を高次元で両立するPAN系MR70を採用。ピッチ系とPAN系双方を持つ同社ならではの素材使いが特長。

性能的にはオフセンターヒットに強く、サイドスピンを抑えてハードヒッターのスイングパワーをロスなくボールに伝えるプレミアム・アスリートモデル。

価格:8万円

飛距離性能に特化した『FUBUKI V』

試打クラブ M2(17Y)× FUBUKI V(5S/6S)

『ディアマナX‌’17』と比較しても手元のトルク(Shaft/Twist)が大きく、しなり量も縦(Shaft Path/Droop)横(Shaft Path/Deflection)ともに大きな数値です。

そのバランス(Shaft Path/Ratio)も良く、手元側の粘りとシャフトがしなり戻る挙動で、ボールの捉まり、絶妙なタイミングを感じやすいシャフトです。

そして特徴的なのは先端構造で、インパクトで当たり負けずエネルギーロスを抑制しているために、インパクト効率も高いですね。

総括すれば、シャフトの性能でボール初速を高めて多くのゴルファーに飛距離に貢献できるシャフトで、それでいて操作性も高く、弾道を打ち分けながら戦略性の高いコースを攻めるゴルファーにはベストマッチでしょう。

商品データ『FUBUKI V』

技術結集型ブランド「フブキ」の新シリーズが飛距離特化型の『フブキ V』。同シリーズ初の40g台シャフトも追加し、広範囲に訴求していく。

その特徴は従来の剛性分布による設計だけではなく「重量分布と剛性分布のコンビネーション」に注目し、インパクト時のシャフトの挙動を最適化した「インパクト・スタビライジング・テクノロジー」。

インパクトによる飛球線と逆方向にヘッドを押し戻す力に逆らい、シャフトの逆方向しなりを最小化する重量配置・剛性分布を採用。先端から20㎝付近にタングステンウェートが配置されているという。これにより、スイングパワーを余すことなくボールスピードに変換し、大きな飛距離を実現するシャフト。

価格:4万円

ギアーズ計測データ

商品のお問い合わせ:三菱ケミカル コンポジット製品事業部 営業G

TEL:03-6748-7606
URL:http://www.mitsubishichemicalgolf.com/

今回測定に使用したギアーズの紹介動画


\ SNSでシェアしよう! /

GEW - 「ゴルフ通」に刺さるオリジナル情報メディアの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

GEW - 「ゴルフ通」に刺さるオリジナル情報メディアの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア

ライター紹介 ライター一覧

吉村真

吉村真

1974年1月22日生まれ、長崎県出身。
パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ用品界」で地クラブを中心に取材、執筆。
国内を始め、中国、台湾、米国のゴルフ用品工場の取材経験もあり、地クラブ・工房ビジネスへの有益な情報発信、国内外の製造拠点などの取材を通してゴルフ用品市場の発展に貢献したいと、東奔西走。ほかには日本ゴルフ用品協会広報委員会アドバイザリースタッフ、販売技術者資格(日本ゴルフ用品協会認定)取得。
プライベートでは1歳男児の日々の成長と格闘中。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 老舗軟鉄鍛造アイアン『TAKUMI JAPAN』初心者から上級者まで選べる3タイプを永井プロが試打!

  • 『ミズノプロ 920』アイアン登場 「ミズノなのに、やさしい」 原英莉花「いー球です」

  • 一人二役パターTAKUMI JAPAN『TF-01 MIRAI』を最新解析センサーを使って検証する

  • 米PGAで話題のパター『ディレクテッド・フォース2.1』フェース向きが安定するハート型パター

関連記事

  • あなたの飛距離が生まれ変わる。 TENSEI CK Pro Orange シリーズ上陸

  • 三菱ケミカル 2019 Webカタログ

  • 米PGAで人気の『TENSEI』がついに日本上陸!永井プロ試打レビュー

  • 幅広いゴルファーに対応!「ディアマナDF」を永井プロが試打!その評価は?

  • 飛距離200ヤードでも使える! アスリートだけのためじゃない「ディアマナDF」  

  • Aozora no saki ni(アオサキ)シャフトを永井プロが試打検証