1. ニューアート・クレイジー LY-00、CRAZY ARROWを徹底検証! その評価は?

ニューアート・クレイジー LY-00、CRAZY ARROWを徹底検証! その評価は?

 2017/05/31 ギア評価
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永井延宏プロがニューアート・クレイジー LY-00、CRAZY ARROWを徹底検証! その評価は?

1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

チェックポイント

  • 世界最軽量『LY-00』
  • しなり戻りとコシの強さの中につかまりとやさしさを融合『ARROW』
  • CRAZYの製造&技術力を数値で裏付け

世界最軽量シャフト27.5gを達成したCRAZYの技術力

まずは『LY-00』のギアーズの数値を見ていきましょう。27.5gの軽量でしなりの多いタイプですが、インパクト時のトルクが0.53度と少ないのが特徴的。薄肉ですが、構造でトルクを抑えており、この部分は高弾性繊維の採用や設計努力が垣間見れます。

横のしなり戻り(ShaftPath/Deflection)は、約30ミリほど動き、縦のトゥダウン方向のしなり量(ShaftPath/Drop)の多さが画面でも良く分かりますね。つまり、シャフト自体が球をつかまえる動きをしてくれる。

ただし、縦と横のしなり量のバランス(ShaftPath/Ratio)は0.64ですから、非常にバランスが良いといえます。実際にスイングしてみても球のつかまりの良さ、しなり戻りの素直さを感じ、そのことが数値からも読み取れます。

続いて『CRAZY ARROW』フレックス全5種類のうち3タイプ(R、S、X)を検証。Rシャフトは、しなり量がそこそこ出ますが、『LY-00』同様、縦と横のしなりバランスが非常に良い。手元のトルク感はやや少なめになっていますね。

実際に打ってみましたが、高弾性らしいしなり戻りの強さと球の弾きが良く出ていると感じました。

Sシャフトも概ね同じような挙動ですが、縦横のしなり量に変化が出てきますね。具体的には、縦のしなり量が増えてきて、つかまりの良さというのが表れてきます。

最後にX。低トルクに変わりはありませんが、硬度が増した分、横のしなりが抑えられています。でも、縦のしなり量は、しっかり出ている。これは、つかまりを確保している証しで、暴れることなく、手元から綺麗にしなるタイプといえます。

3つのフレックスに共通する特性としては、しなり戻りとコシの強さの中につかまりとやさしさを融合させた点。また、各フレックスはHS別に合わせて作られていますが、“動く”タイプに括られるでしょう。

トルク値の評価は、①シャフト全体のしなり量、②先端のしなり戻りのスピード、③インパクト時の挙動の3点に集約されます。

『ARROW』は、シャフト全体のしなりから先端のしなり戻りのスピードをフレックスで調整しているのが伺え、かつ、R→S→Xへフローさせる高い技術力を持っている。そのことがギアーズの数値により証明されました。

商品データ

世界最軽量27.5gを達成『Longest yard-00』

ニューアート・クレイジーは2017年モデルシャフトとして、世界最軽量27.5gの『Longest yard-00(LYダブルゼロ)』(7万4000円)を投入。

手元部分をしっかりさせ先端を一気に走らせる特性で、従来よりも薄い高弾性シートを多層で巻いている。これにより、27.5gの超軽量でありながらインパクトでのトゥダウンや当たり負けを極限まで抑制。飛距離はもちろん、方向性も高いレベルで両立しているという。

特にヘッドスピードに悩んでいる、最近飛距離が落ちてきたと感じるゴルファーには朗報といえそう。女性やシニアのパワー不足を補ってくれるシャフト、それが『LY-00』である。ワンフレックスのみの展開。

矢のような鋭い球筋 軽硬『CRAZY ARROW』

重いシャフトは振りきれない、軽いシャフトは当たり負けして飛ばせない…。そんなゴルファーに応えて誕生したのが、『CRAZY ARROW』(6万円)だ。

30~40gの重量帯で、クレイジーの技術力を集約した“軽硬”シャフトという位置づけになる。

スイングするだけで、楽にヘッドスピードを上がり、さらにヘッドの戻りが俊敏。インパクトでしっかりとボールをつかまえることができる分厚いインパクトを『アロー』で是非体感してほしい。フレックスはR~Xまでの5タイプがある。

商品のお問い合わせ:ニューアート・クレイジー

TEL:03-3566-9012
URL:http://www.crazy-shaft.com

今回測定に使用したギアーズの紹介動画

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ライター紹介 ライター一覧

浅水敦

浅水敦

1971年東京生まれ。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&ボイスコールの営業(外務省、宮内庁、旧富士銀行を担当)を経て
1997年(株)ゴルフ用品界社入社。本誌及びWEB広告営業&編集、クライアントのビジネスマッチング、JGGANEWS編集委員などに従事。
ゴルフ業界歴20年のベテラン記者。2003年取締役、2009年常務取締役、2017年1月専務取締役。

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