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米PGAで人気の『TENSEI』がついに日本上陸!永井プロ試打レビュー

ギア評価 ムービー 三菱ケミカル 吉村真
三菱ケミカル TENSEI(テンセイ)

世界のツアーシーンを席巻し、2017−2018シーズンの海外メジャーで最も多くのプレーヤーが手にした『TENSEI(テンセイ)』が日本に上陸。

永井プロに『TENSEI CK Pro Orange』の特長や、試打した印象などを解説してもらった。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

『TENSEI』シャフトの特長

三菱ケミカル TENSEI(テンセイ)

その特長は、バッド部に使用したカーボン繊維と高強度で衝撃安定性に優れるケブラー繊維のハイブリッドクロスで、カーボン繊維だけでは、感じることができない、これまでにないフィーリングを実現しています。

また、高比重のタングステンプリプレグを手元に配置する最適重量配分により、ストレスなくフィニッシュまで一気に振り抜けるというのが特長。

重量帯も50~80g台と幅広く、フレックスも充実しています。

もうひとつの特長は、やはり高品質の素材を上手に活用して作り込む三菱ケミカルの技術力です。そのあたりは、試打をしてみて紐解くことができました。

振り抜けるから、飛ぶ!『TENSEI』

三菱ケミカル TENSEI(テンセイ) 永井プロ試打インプレッション

試打した印象をひと言で言えば、締まったシャフト。その意味で重量帯、フレックスなど,無理をしないフィッティングが勧められそうです。

スイング中のシャフトのフィーリングですが、比較的シャフトの動きは少ないタイプだと思います。ダウンスイングからインパクトへのタイミングで、シャフトの無駄なキックバック量が少ない。

米ツアーのプレーヤーに多いですが、ダウンスイングでシャフトに大きな負荷を加えて、且つ、その時間を長くキープすることで、インパクト時に爆発的にエネルギーを解放する。

そのようなプレーヤーがイメージできます。

三菱ケミカル TENSEI(テンセイ) とら
50Sトラックマン試打データ

つまり、この大きなキックバックのないシャフト挙動は、振り抜けることにつながり、キャッチコピーが「振り抜けるから、飛ぶ」というのも、その通りだと思います。

ところが、それだけだと硬いシャフトに思われがちですが、そこを払拭しているのがケブラー繊維です。このケブラー繊維のマイルド感が、ゴルファーにとって単なる硬いシャフトに感じさせない役割をはたしているといえます。

また、タングステンによるカウンターバランスも特徴的です。ヘッドの相性が良いのは、やはり大型ヘッドで、そのブレを解消してくれるシャフトですね。

三菱ケミカル TENSEI(テンセイ)
60Sトラックマン試打データ

一般的な傾向とは逆になるかもしれませんが、私の場合は50Sで打ち出し低めの中弾道、60Sの方が比較的弾道高さもキャリーも出ています。

60Sのほうがシャフトの自重でしなり量が多くなったのだと思います。60Sが適正スペックであると言えるでしょう。

『TENSEI CK Pro Orange』は、シャフト自体の挙動が大きいお助けシャフトではなく、ゴルファー自身のスイングによって飛距離性能を発揮するシャフトです。

シャフトが動きすぎたり、暴れたりすることはないので、多くのアマチュアゴルファーの場合はやさしめのスペックを選択するのがいいでしょう。

永井延宏のスイング論からワンポイント

三菱ケミカル TENSEI(テンセイ)

日本のゴルファーは、60g台のSフレックスを使用しているゴルファーが多いですね。ショップでの売れ 筋を見ても60gのSフレックスが売 れています。しかし、PGAのトッププロでさえ60g台を使用する選手が多くなってきています。

このTENSEIもそうですが、50g台のシャフトでも十分なしっかり感を出すことができるようになってきており、充分にスイングの安定性・再現性を引き出すことが可能です。

やさしめのスペックを選ぶことで、ゴルファーはそのままのスイングでもしなり感を感じることができます。無理をせず、重量帯・フレックスを落すことで、大きくゴルファーの体感が変わると思います。

『TENSEI』スペック

三菱ケミカル TENSEI(テンセイ) スペック

価格:5万円


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ライター紹介 ライター一覧

吉村真

吉村真

1974年1月22日生まれ、長崎県出身。
パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ用品界」で地クラブを中心に取材、執筆。
国内を始め、中国、台湾、米国のゴルフ用品工場の取材経験もあり、地クラブ・工房ビジネスへの有益な情報発信、国内外の製造拠点などの取材を通してゴルフ用品市場の発展に貢献したいと、東奔西走。ほかには日本ゴルフ用品協会広報委員会アドバイザリースタッフ、販売技術者資格(日本ゴルフ用品協会認定)取得。
プライベートでは1歳男児の日々の成長と格闘中。

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