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ビッグキャリーで飛ばす。 超軽量の最新シャフト『GRAND BASSARA β』を永井プロが検証

ギア評価 三菱ケミカル 吉村真
三菱ケミカル GRAND BASSARA βシリーズ

4月に発売された三菱ケミカルの超軽量の最新モデル『GRAND BASSARA βシリーズ』。

果たしてその実力は? 豊富な試打経験を持つギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが様々な角度から検証する。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

ビッグキャリーで飛ばす。超軽量の最新モデル『GRAND BASSARA βシリーズ』

三菱ケミカルの超軽量プレミアムシャフトの『GRAND BASSARA β』シリーズが登場しました。そのモデル名に「GB」に連なる「β29」「β39」という数字が素管での重量帯を表しています。

今回の『GRAND BASSARA β』の最大の特量は、三菱ケミカルの「MR70」という弾性率と強度を高次元で両立を果たした強靱な素材によって当たり負けしないシャフトに仕上がっています。

また、製造公差(製品スペックのバラツキ)も高精度で管理されており、振動数は±1cpm、重量は±1gという完成度の高いシャフトといえるでしょう。

さらに、イオンプレーティングの後に漆黒に染め上げている点もプレミアム感を感じるところですね。

『GRAND BASSARA β』永井プロ試打インプレッション

三菱ケミカル GRAND BASSARA βシリーズ

フレックスも「β29」「β39」でともにLITE、R、Sという構成で、今回は『GB β29LITE』と『GB β39R』、『GB β39S』を打ってみました。

『GB β29LITE』は、手にした時の軽量感が非常に突出しているのと同時に、適度な撓みを感じます。

実際にスイング中のシャフト挙動は、スイングスピードに同調しない、また、頼りないなど、軽量シャフトにありがちなデメリットは全く感じられませんでした。シャフトの軽さや柔らかさに合わせて振っても予想以上の飛距離を実現しました。

三菱ケミカル GRAND BASSARA βシリーズ
三菱ケミカル GRAND BASSARA β29 LITEトラックマンデータ

またゴルファーのイメージしたテンポに対して穏やかに合わせてシャフトが同調しますので、軽量で撓みがあるシャフトですが、インパクトロフトも適正化してくれると思います。

今回割とアスリートモデル寄りのヘッドに組み合わせていますが、程よい高さの弾道になりました。

前作のオリジナル「GRAND BASSARA」よりつかまりがよくキャリーが出ますが、力が上に逃げてしまっている感じはありませんね。

『GB β39S』はHS45でも十分使える

三菱ケミカル GRAND BASSARA βシリーズ
三菱ケミカル GRAND BASSARA β39 Rトラックマンデータ

『GB β39R』になると、少し重量を感じますね。その重量に対してたわみ量も比例しています。私にとっては一番振りやすさを感じましたね。

シャフトの重量や撓み量に合わせてスイングしてみましたが、自分ではアクセルを目一杯にふかしているわけではありませんが、データを見るとフルショットのような良いデータが出ましたね。

さらに『GB β39S』になると重量感に加えて、しっかり感も感じられます。私のヘッドスピードにも耐えられる作りで、とはいえ、エンジン全開でなくてもMAXに近いデータが出たと思います。

『GRAND BASSARAβ』の対象ゴルファーは?

三菱ケミカル GRAND BASSARA βシリーズ

スイングイメージとしては、キレイにシャフトを使う、テイクバックの時からシャフトのしなりを感じながら、トップでは切り返しでタイミングを取って、インパクトに合わせてリリースができる。その意味ではスイングの質が向上するようなタイプのシャフトです。

対象ユーザーは体力が落ちて飛距離も落ちてきたシニアゴルファーや、女性競技ゴルファーがイメージできます。

特にドライバーショットのスイングで、自分のタイミングやテンポを大事されるゴルファーには非常にマッチしやすいと思います。スイング中のシャフトの変形やインパクトロフトのロスが多くありません。

その意味では最近トレンドの大型ヘッドの性能を引き出しながら、振りやすさがあり、体力・筋力に自信がないプレーヤーのヘッドスピードを最大化してくれるシャフトだと思います。

試打インプレッション~アマチュア編・GEW吉村~

三菱ケミカル GRAND BASSARA βシリーズ

吉村:75歳の叔父がメンバーコースでシニアチャンプになったんです。スコアでは大きく負けますが、飛距離は私と40ヤード位違う。寂しそうにしていたので、生涯最後のシャフトに是非『GRAND BASSARA β』を勧めたいと思っています。

永井:75歳だと体力も落ちていますから、単純に軽いモノでスピードを上げることが必要です。シャフトの撓みなどを上手に活用しながらスイング効率を向上させることがポイントとなってきます。なのでオススメは『GB β29LITE』を使って、ヘッドスピード38を目指してもらってください。

『β39』の重量帯だと、軽すぎず、強さとしなやかさのバランスがいい。吉村さんならリラックスして丁度良いかもしれませんね。

吉村:やはりワッグルしたフィーリングは軽さを感じますが頼りなさは感じられません。速く振ろうという力みが出ず、テイクバックもゆっくりあがって、全体的にスムーズなスイングができるシャフトですね。このあたりが永井プロが指摘されたスイングの質が向上するシャフトなのだと実感しました。

打ってみると軽量シャフトという頼りなさがなく、楽に飛距離が稼げます。また、頼りなさがないので、叩きにいっても十分にシャフトがスイングに同調してくれます。ヘッドスピードにあわせて選んでもらえると大きな飛距離に繋がりそうです。

商品のお問い合わせ:三菱ケミカル
TEL03-6748-7606
http://www.mitsubishichemicalgolf.jp/


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ライター紹介 ライター一覧

吉村真

吉村真

1974年1月22日生まれ、長崎県出身。
パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ用品界」で地クラブを中心に取材、執筆。
国内を始め、中国、台湾、米国のゴルフ用品工場の取材経験もあり、地クラブ・工房ビジネスへの有益な情報発信、国内外の製造拠点などの取材を通してゴルフ用品市場の発展に貢献したいと、東奔西走。ほかには日本ゴルフ用品協会広報委員会アドバイザリースタッフ、販売技術者資格(日本ゴルフ用品協会認定)取得。
プライベートでは1歳男児の日々の成長と格闘中。

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