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jBEAMの新製品『ZY-9』『J3 TOUR』を試打!イメージ通りの球が出るか

ギア評価 片山三将
ジェージーイー jBEAM ZY-9 jBEAM J3 TOUR

今回はジェージーイーが新たに発売した『jBEAM ZY-9』と『J3 TOUR』のドライバーヘッドを、豊富な試打経験を持つギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロにテストしてもらう。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

シャフトの走りに対してヘッドがしっかりとついてくる『ZY-9』

jBEAM ZY-9

まず、ドラコンの山崎泰宏プロ監修の『ZY-9』は独特のヘッド形状ですね。ギュッとしまったゲンコツ型で、いかにもインパクトが強そうです。特徴は少し重心が浅いこと。

フェースの近いところにウェイトが入っているのが浅重心を象徴していますが、それに加えて、シャフト軸に近いところとヘッド後方にもそれぞれウェイトを装着、全体的なバランスを整えています。

jBEAM ZY-9 構えたところ

あと、構えた時にアイアンのようにフェース面がしっかりとストレートに見えるので方向性が出しやすい。重心の浅さとフェースの見え方のマッチングがすごくいいです。

実際に打ってみると、シャフトのリリースの方向にヘッドが突っ込んできます。フルスイング、フルパワーをイメージさせてくれるヘッドの挙動で、弾道は強いドロー系。それでいて、キャリーとランもしっかりと出ますね。

ストレートフェードでコースを戦略的に攻められる『J3 TOUR』

jBEAM J3 TOUR

続いて『J3 TOUR』ですが、構えた印象は同社のロングセラー『BM435』を踏襲するスッキリとしまった感じですね。

ただ、『BM435』は重心距離を短くしてやさしくボールがつかまる特徴を持っていましたが、『J3 TOUR』はツアーモデルということもあり、ややつかまりを抑えています。それを象徴するのがソールに装着された3点ウェイト。

『BM435』では、この3点ウェイトがインパクトのエネルギー効率を高めてボールに深く当たっていく感じでしたが、『J3 TOUR』の3点ウェイトはインパクトでヘッドをニュートラルに素直に動かしてくれます。

jBEAM J3 TOUR 3点ウェイト

よって、実際の弾道も直進性の高いストレートボールが出やすいですし、少しフェードになってもしっかりと飛距離が出る。コースを戦略的に攻めやすいドライバーという印象です。

また、フェース素材は『ZY-9』同様に「DAT55G」を使っていますが、『ZY-9』がフェースに喰いつく一方、『J3 TOUR』は弾いてくれる。フィーリングの違いもしっかりと出ていますね。

永井プロトラックマン試打データ(左:jBEAM ZY-9、右:jBEAM J3 TOUR)
永井プロトラックマン試打データ(左:jBEAM ZY-9、右:jBEAM J3 TOUR)

以上、2機種のドライバーヘッドをテストしましたが、『ZY-9』はシャフトがしっかりと走った時のレスポンスの良さ、そして、『J3 TOUR』はコースでの使い勝手の良さがあり、見事に二つのモデルを作り分けています。

これならショートカットも恐くない!

ジェージーイー jBEAM ZY-9 片山試打

永井プロに続いて、GEW記者の片山三将がテスト。ドライバーのHSは43ほどと平均的だが、無類のショートカット好き。

特に、右ドッグレッグをハイドローで攻めるのが大好きだが、右にすっぽかしてOBを打つこともしばしば。常にテンションが上がるハイドローを打ちたい!

そこで早速永井プロ推奨の『ZY-9』をテストしてみた。

永井:どうですか、構えた感じは?

片山:ヘッドがギュッと引き締まっていて、インパクトが強くなりそうです。一般的にこういったモデルはスクエアもしくは少しオープンフェースが多いと思いますが、『ZY-9』はしっかりとボールがつかまる感じのフェース形状です。

永井:そうですね。では、実際に打ってみましょう。この打席は左端なのでネットの右端から左に戻してくるイメージで打ってください。

片山三将トラックマン試打データ(jBEAM ZY-9)
片山三将トラックマン試打データ(jBEAM ZY-9)

片山:一発目からイメージした通りのハイドローが出ましたっ!

永井:いいショットでしたね。これがいつも打てればいいのですが、片山さんにもう一つ検証して欲しいのが、右ドッグレッグをコースなりのフェードで攻めるという方法です。成功率でいえば、こっちの方が高いと思いますが‥‥。

片山:そうですね。ハイドローは気持ちいいのですが、正直に言うとコースなりというちょっと大人のゴルフにも興味がありまして…。

永井:フェードが打ちやすいのが『J3 TOUR』ですが、フェードを打つ際に注意してほしいのが、肩の向き。片山さんはハイドロー狙いなので右を向いてボールをつかまえるイメージがあると思いますが、フェードの場合は肩の向きをもっと左に向けた方がいい。この打席からだと左のネットの方向に合わせるくらいです。

片山:こんなに左を向くのですか。

永井:最初は違和感があるかもしれませんが、後ろから確認すると少しオープンでほぼスクエアです。あとは、自分でつかまえようとせず、クラブを軌道なりに振れば『J3 TOUR』なら真っすぐ出て最後にフェードするボールが打てます。

片山三将トラックマン試打データ(jBEAM J3 TOUR)

片山三将トラックマン試打データ(jBEAM J3 TOUR)

片山:狙った通り、コースなりのフェードが打てました。今までドローを常にイメージしていたので、左を向くと引っ掛けてしまうという不安もありました。でも、『J3 TOUR』は左に行くイメージがないので、永井プロの言葉通りにクラブを軌道なりに振るだけでフェードが打てました。

永井:『J3 TOUR』はフェードでも飛距離が出ます。ホールなりの攻め方ができればプレーの幅も広がりますよ。

片山:ドローにするかフェードにするか悩みますが、楽しい悩みなので今後打ち比べて決めていきます!

商品のお問い合わせ:ジェージーイー
TEL:03-3860-7050
http://www.jbeam.co.jp/


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ライター紹介 ライター一覧

片山三将

片山三将

1965年9月21日生まれ、東京都出身。
「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行する株式会社ゴルフ用品界社の専務取締役兼営業本部長。92年の入社以来、編集&クライアントへの広告・企画を担当。
その一方、国際事業部の責任者として海外事情にも明るく豊富な人脈を持つ。編集&広告・企画のモットーは「切り口」。一つの事象を多面的に捉え、「多種多様な読者の興味を喚起する記事執筆」、「クライアントの商品・サービスに新たな付加価値をつけるブランディングの提案」を常に心掛けている。
信条は、「人生には何ひとつ無駄なものはない」ーー。

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