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  • JGE『jBEAM KZ-5』ドライバー試打テスト 驚異の直進性と飛距離性能

    片山三将
    1965年9月21日生まれ、東京都出身。 1992年「月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド」(GEW)を発行する株式会社ゴルフ用品界社に入社。以来、編集&クライアントへの広告・企画を担当。 その一方、国際事業...
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    今回はJGEから新発売されたドライバー『jBEAM KZ-5』を坂本龍楠プロに試打検証してもらう。
    坂本龍楠プロ
    坂本龍楠プロ
    1981年生まれ。神奈川県出身。オーストラリアへ留学してゴルフを学び、2011年「日本プロゴルフ協会」ティーチングプロ合格。自身が運営する新宿御苑ゴルフスタジオでは身体に負荷のかからないスイング理論が好評を博し、公式YouTubeのチャンネル登録数は9万5000人を超える。著書には「逆説のゴルフ」などがある。

    JGE『jBEAM KZ-5』ドライバー試打テスト 驚異の直進性と飛距離性能

    jBEAM KZ-5 ドライバー試打 今回はジェージーイーから新発売された『jBEAM KZ-5』ドライバーをテストしてもらいます。『jBEAM』といえば、トップアマ御用達のブランドとして広く知られています。 坂本:自分の友達も使っています。 そうですかっ。『jBEAM』のドライバーはヘッドがゲンコツ型というのが特徴ですが。 坂本:パッと見て『jBEAM』と分かる形状で、この形が好きな人は多いですよね。 はい、その形に加えて飛距離性能も評判ですが、今作は同社が初めてカチャカチャを採用したモデル。ロフトやフェース角などが調整できるので、従来モデルよりも可変を活用して幅広いゴルファーに合うスペックを調整できるというもの。

    カーボンクラウンなので ヘッドが撓んでボールが上がる

    jBEAM KZ-5 ドライバー試打 カーボンクラウンなので ヘッドが撓んでボールが上がる 試打した印象はどうでしたか。 坂本:先ほどもゲンコツ型という話がありましたが、構えた時にトウ側が少し立っているように見えるので、そこでボールとの距離などが調整できるという印象。普通の形状よりはヘッドが自分の方に向かってきているイメージなので、その形に安心感を持つ人が使っていると思います。 jBEAM KZ-5 ドライバー 構えた印象 あと、今作はカチャカチャに加えてカーボンクラウンも採用。構えると薄っすらとカーボンシートの模様も見えますが‥‥。 坂本:ええ、だからちょっと打音がこもるのかなとも思ったのですが、打ってみると弾いた感じのサウンドですね。ソリッドで力強さも感じる。 今回はロフト10.5度のモデルにSとRシャフトを装着してそれぞれを打ってもらいました。まずは、Sシャフトの方からデータを見ながら解説してもらいますが、飛距離は267.2ヤード。
    jBEAM KZ-5 ドライバー 試打データ jBEAM KZ-5 ドライバー Sシャフト 試打データ
    坂本:ゆったり振ったわりには前に飛んでいく感じ。それでこれだけ飛距離が出ればかなり満足感は高いですね。 また、今作は直進性を高めたとメーカーは語っていますが、データ的にはどうですか。 坂本:そうですね、データ的にもサイドスピンが左に265rpmとかなり低い。曲がり幅も10ヤード程度に収まっているので、メーカーの言葉通り曲がり難いですね。 あと、ボールの上がりやすさですが、これは? 坂本:カーボンクラウンのせいか、ヘッドが少し撓む感じがあるので自分がイメージしたよりは打ち出し角が18度と上がりやすかったですね。 ボールが上がりやすいというのは結果的に幅広いゴルファーが使える要素になりますか。 坂本:ええ、自分でボールを上げに行く動作が必要ないですね。どうしてもボールを上げに行くとスイングが悪くなるので、ボールの上りやすさはスイングを良くすることにもつながります。 もう一つ特筆されるのが、バックスピン量。今作では3000rpmほど出ています。世間的には2000rpm前後がいいと言われていますが、これについては? 坂本:データ上は2000rpmほどがいいと言われていますが、それはヘッドスピードが50m/sクラスの人の最適値。一般的には3000rpmくらいで十分飛距離が出ます。逆にスピンが少なすぎるとドロップしてキャリーが出なくて飛ばないので、これくらいで十分です。 逆にいうと、それほどHSが速くない人でもキャリーが出せるということですか。 坂本:はい、打ち出しで高さもしっかり出るのでHSがさほど速くない人でもキャリーが出せるモデルです。

    Rシャフトも直進性が高い

    jBEAM KZ-5 ドライバー Rシャフト 試打データ jBEAM KZ-5 ドライバー Rシャフト 試打データ
    続いて、Rシャフトを打ってもらいました。HS40m/s想定でテストしてもらいました。飛距離が226.5ヤードでした。 坂本:そうですね、バックスピン量は2591rpmとHSが遅い分減っていますが、打ち出し角はRシャフトでも18度としっかり高さが出ますね。 あと、Sシャフトでもそうでしたが、特筆されるのがサイドスピンの少なさ。右に260rpmと横ブレが抑えられています。 坂本:そうですね、シャフトを変えてもヘッドの直進性が高いので曲がり幅がかなり少ないといえるでしょう。だからメーカーは上級者からシニア、レディスまでのドライバーと言っていますが、シャフトを選べば誰でも十分に飛距離性能を得られるモデルだと思います。 私も打たせてもらいましたが、飛距離が258.3ヤード、横ブレも1.9ヤードとほぼストレートでした。かなりの直進性です。HS43m/sほどでボール初速が63m/s出ています。ミート率に換算すると1.45くらい。実際、ヘッド重量が軽めの195gなのにミート率がこれだけ高いというのは少し驚きですが‥‥。 坂本:ええ、ヘッド重量が軽いのにミート率がいいのはそれだけフェースの反発が高いということ。飛ぶヘッドといえるでしょうね。 ヘッド重量を軽くするために今回はカチャカチャの機構自体の重量を10g以下に抑える工夫もしていますが、この辺りの効果はどうですか。 坂本:ヘッド重量はボールにエネルギーを与えるためには大切です。しかし、どうしてもカチャカチャをつけるとそこに重量が取られるのでヘッド自体の重量が減ってしまう。しかし、『KZ-5』はカチャカチャ自体の重量を減らしてその分の重量をヘッドに載せている。この辺りが軽量でも飛ぶヘッドに仕上がる一つの工夫としてユニークです。
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