1. 注目記事
  2. ギア評価

タイトリスト『Tシリーズ』アイアン試打!ミスがミスにならないは本当か?

ギア評価 タイトリスト 片山三将
タイトリスト『Tシリーズ』アイアンの評価

アクシネットジャパンインクからタイトリストの『Tシリーズ』(T100・T200・T300)アイアンが発売された。

単なる飛び系アイアンとは違う。スコアメイクを考えた何ともタイトリストらしいシリーズという触れ込み。

そこで今回は新宿御苑ゴルフスタジオの坂本龍楠プロに、各機種の7番アイアンでセンターヒットとオフセンターヒットを打ち分けもらい、その弾道を解析してもらった。

坂本龍楠プロ
1981年生まれ。神奈川県出身。オーストラリアへ留学してゴルフを学び、2011年「日本プロゴルフ協会」ティーチングプロ合格。自身が運営する新宿御苑ゴルフスタジオでは身体に負荷のかからないスイング理論が好評を博し、公式YouTubeのチャンネル登録数は9万5000人を超える。著書には「逆説のゴルフ」などがある。

タイトリスト『Tシリーズ』アイアン試打!ミスがミスにならないは本当か?

モデル別に解説:コンパクトサイズの『T100』

GEW:まず、『T100』のデータですが、センターとオフセンターでそれぞれ打ってもらいました。縦の距離はセンターが163.3ヤード、オフセンターが155.4ヤードと7ヤードの差でした。

坂本:オフセンターはかなりトウに当たりましたので、それを考慮すれば大きな差ではありません。

GEW:次に左右のバラつきですが、目標に対してセンターで5ヤード(左)、オフセンターで6.7ヤード(右)とほぼ変わりません。

坂本:『T100』はヘッドのブレがとにかく少ないですね。

GEW:具体的には、サイドスピンの少なさです。オフセンターの打ち出しは右に4度出ていますが、サイドスピンは301rpmとセンター(641rpm)よりも少ない。

坂本:このスピン量ならボールは大きく曲がりませんね。

GEW:最後に弾道の高さですが、センターヒットで打ち出し角27度、オフセンターで25度でした。

坂本:基本的に『T100』はロフト(#7:33度)がスタンダードなのでセンターでもオフセンターでも心配なく上がります。

T100の対象ゴルファー
ロフトピッチがきっちりしているので、それぞれの番手でしっかりと距離を打ち分けたい人向け。このモデルで練習すればいいスイングも身につくでしょう。
タイトリスト『Tシリーズ アイアン』試打データ T100センターヒット
T100 センターヒット試打データ
タイトリスト『Tシリーズアイアン』T100 オフセンターヒット試打データ
T100 オフセンターヒット試打データ

モデル別に解説:ミッドサイズの『T200』

GEW:次に『T200』(#7:ロフト角30度)ですが、縦の距離がセンターで174.5ヤード、オフセンターで169.7ヤードと5ヤードほどの違いでした。

坂本:『T100』よりも飛びますし、縦の距離の差も減りました。オフセンターの打点が距離の出難いヒールヒットでも飛ぶ。フェース全域での飛距離性能を感じます。

GEW:続いて左右のブレですが、センターが1.3ヤード(右)とほぼストレート、一方、オフセンターは7.9ヤード(左)でしたが。

坂本:目標が170ヤード先ということを考えれば、ミスしてこの範囲なら結果は上々。オフセンターでも縦の距離が安定しているので、大きく目標から外れることはありません。

GEW:サイドスピンもオフセンターで511rpm(センター275rpm)と低い値です。また、ボールの高さはセンターで打ち出し角24度、オフセンターで23度。

坂本:ロフトのわりには十分上がるのでグリーンに落ちても止まります。

T200の対象ゴルファー
『T100』に少し手強さを感じる人にはこちらがオススメ。センターでもオフセンターでも縦の距離が変わり難いので、距離感重視の人に特にオススメしたい。
タイトリスト『Tシリーズアイアン』T200 センターヒット試打データ
T200 センターヒット試打データ
タイトリスト『Tシリーズアイアン』T200 オフセンターヒット試打データ
T200 オフセンターヒット試打データ

モデル別に解説:ラージサイドの『T300』

GEW:最後に『T300』ですが、縦の距離はセンターで178.0ヤード、少しヒール寄りのオフセンターでも173.0ヤードと5ヤードほどしか変わりません。

坂本:3機種の中で一番やさしく飛ばせます。どう当てってもしっかりとボールが飛んでいきます。

GEW:次に左右のバラつきですが、センターが2.4ヤード(左)、オフセンターが8.1ヤード(左)と5ヤードほどに収まっています。センターは打ち出しが4度右に出て少しドロー回転(サイドスピン697rpm)で目標に戻ってきている。一方、オフセンターは打ち出しが真っすぐで少し左にボールが切れていますが、サイドスピンが482rpmと少ないので大きく切れていません。ただ、『T300』で気になるのがボールの高さ。ロフトは7番で29度とストロング気味なので弾道の高さが出るかどうかですが。

坂本:いわゆる飛び系アイアンだとそういうケースもありますが、『T300』の打ち出しはセンターで25度、オフセンターでも23度とグリーンに落ちてボールが止まるレベルですよ。

T300の対象ゴルファー
クラブを正面に置く意識をもってスイングすれば、誰もが飛距離と方向性を得られるモデル。特に、飛び系アイアンで弾道が安定しないと感じる人に強く薦めたい。
タイトリスト『Tシリーズアイアン』T300 センターヒット試打データ
T300 センターヒット試打データ
タイトリスト『Tシリーズアイアン』T300 オフセンターヒット試打データ
T300 オフセンターヒット試打データ

タイトリスト『Tシリーズ』アイアンの評価

タイトリスト『Tシリーズ』アイアンの評価

GEW:『Tシリーズ』の3機種、改めていかがですか。

坂本:誰もが構えやすいと感じる3つのヘッドサイズがありながら、いずれのヘッドもフェース全体が仕事をしてくれる。このタイトリストの先進テクノロジーがミスヒットを無くしていると感じますね。アイアンは飛ぶだけではなく、本来スコアメイクするためのもの。そこを起点にして理想の飛びを追求したタイトリストの考え方に、共感するゴルファーも多いと思いますよ。

アクシネットジャパンインク
TEL:0120-935-325
http://www.titleist.co.jp/


\ SNSでシェアしよう! /

GEW - 「ゴルフ通」に刺さるオリジナル情報メディアの注目記事を受け取ろう

タイトリスト『Tシリーズ』アイアンの評価

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

GEW - 「ゴルフ通」に刺さるオリジナル情報メディアの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア

ライター紹介 ライター一覧

片山三将

片山三将

1965年9月21日生まれ、東京都出身。
「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行する株式会社ゴルフ用品界社の専務取締役兼営業本部長。92年の入社以来、編集&クライアントへの広告・企画を担当。
その一方、国際事業部の責任者として海外事情にも明るく豊富な人脈を持つ。編集&広告・企画のモットーは「切り口」。一つの事象を多面的に捉え、「多種多様な読者の興味を喚起する記事執筆」、「クライアントの商品・サービスに新たな付加価値をつけるブランディングの提案」を常に心掛けている。
信条は、「人生には何ひとつ無駄なものはない」ーー。

この人が書いた記事  記事一覧

  • タイトリスト『Tシリーズ』アイアン試打!ミスがミスにならないは本当か?

  • イオンスポーツ東代表取締役インタビュー:世界の名門コースから引っ張りだこの『ゼロフィット』

  • 11代目ゼクシオは本当に進化しているのか?『イレブン』と『X』の実力を試してみた

  • マジェスティゴルフ西原専務執行役員インタビュー:匠の世界観をもっとゴルファーに訴求していきます!

関連記事

  • 9月28日発売 タイトリストTS2・TS3ドライバーを徹底解説

  • NEW タイトリスト プロV1・V1xが2月デビュー

  • 上級者モデル秋の陣はタイトリスト 917が台風の目

  • アクシネット ジャパン インク タイトリスト VOKEY DESIGN SM6

  • 大幅なイメチェンで新生『VG3』を訴求

  • なぜ強い!?『タイトリスト・ボーケイ』ウエッジを有力専門店が分析