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ドライバーにスチールシャフト?『K’s FW』なら振り回さなくて方向性も安定

ギア評価 吉村真
振り回さないから方向性も安定『K's FW』シャフトをドライバーに!

島田ゴルフ製作所といえば、日本初のスチールシャフトメーカーとして、その歴史は90年に及ぼうとしている。国内一貫生産とステップの少ないスチールシャフトが特長で、それぞれのスチールシャフトの性能もさることながら、メッキの美しさなどの評価も高い。

その中で、近年、工房で密かに注目されているのが、FW用スチールシャフトの『K’s FW』。なんと、43.5インチ程度の短尺仕様に仕上げたドライバーが、ゴルファーの間で高い評価を得ている。特にRフレックスで、105gと流行りのカーボンシャフトの2倍の重量だが、方向性が抜群。

その『Kʻs FW』をYouTubeで人気の坂本龍楠プロが試打、その性能を紐解いていく。

坂本龍楠プロ
1981年生まれ。神奈川県出身。オーストラリアへ留学してゴルフを学び、2011年「日本プロゴルフ協会」ティーチングプロ合格。自身が運営する新宿御苑ゴルフスタジオでは身体に負荷のかからないスイング理論が好評を博し、公式YouTubeのチャンネル登録数は9万5000人を超える。著書には「逆説のゴルフ」などがある。

振り回さないから方向性も安定『K’s FW』シャフトをドライバーに!

坂本プロが『K’s FW』シャフトを解説

坂本プロが『K's FW』シャフトを解説

坂本プロ:『K’s FW』を一発打ってみましたが、やはり短くて振りやすいというのが第一印象ですね。構えた時にアイアンに近い印象で、安心感がありますね。

吉村:今回は島田ゴルフ製作所のFW用スチールシャフト『Kʻs FW』(Rフレックス、105g)を打って頂いていますが、重量級のシャフトというと、どんな印象をお持ちですか?

坂本プロ:本来シャフトは軽い方が振りやすいと言われますが、ゴルフクラブが長くなりすぎて、振り回してしまう傾向が見られるゴルファーが多いといわれます。

それによって、体が動きすぎてしまいます。結果的にヘッドが遅れてしまう。ヘッドが遅れてしまうので、インパクトでフェースをスクエアに戻そうとして手首を返すなど、余計な動作をしてミスショットに繋がっています。

そのようなゴルファーには、短くて重いクラブが解決策になると思います。

K's FW試打シーン

吉村:重量的にはどうですか?

坂本プロ:スイングした印象では重そうに感じますが、シャフト自体が撓ってくれますので、重量感がヘッドを前へ前へ送り出してくれますね。

吉村:それではテストを続けて、『K’s FW』の飛距離性能、方向性に迫ってみましょう。

飛距離の安定に加え全く曲がらない

飛距離の安定に加え全く曲がらない

坂本プロ:何発か打ってみましたが、飛距離も安定していますね。

43.5インチとクラブ長が短い分だけ、一発の飛びを期待するセッティングではありませんが、安定して振りやすくミート率も高いので毎回のティーショットで同じ距離を打てます。飛距離も257.7ヤード。注目すべきはサイドスピンが71回転と極端に少ない。方向性が良い証拠です。

吉村:坂本プロ御自身のドライバーの飛距離と比べてどうですか?

坂本プロ:自分の普段の飛距離と比べて10ヤード減少するかもしれませんが、安定した飛距離です。

吉村:ゴルファーの中には一発の飛距離を求めるゴルファーも多いと思いますが?

坂本プロ:そうですね。ゴルフは18ホールをプレーする競技で、同じ弾道を打つことが一番大事なことだと思います。その時に求めるのは平均飛距離で、今回の『Kʻs FW』を装着したドライバーのように重たくて慣性モーメントが大きくなるドライバーだと、平均飛距離が安定する傾向が強く、スコアアップへのメリットは大きいと思います。

吉村:島田ゴルフではアイアン用スチールも評価が高く、特に『K’s 3001』はロングセラーですが、スチールシャフト装着アイアンとの相性も含め、テストを続けましょう。

アイアンでスチール使用なら『Kʻs FW』がオススメスイングをひとつに纏める

アイアンでスチール使用なら『Kʻs FW』がオススメスイングをひとつに纏める

坂本プロ:最近多いセッティングは、アイアンは軽量スチールを使用していて、ドライバーがカーボンで50g台で長くなっています。

アイアンはシャキシャキ振っているのに、ドライバーがもたつくスイングになって振り遅れなどが発生しています。スイング自体も、アイアン用、ドライバー用と分かれていて、ゴルファー自身が気付かないうちにミスしている場合が多い。

そこで『Kʻs FW』なら、スイングの種類が纏まります。クラブ長もドライバーとアイアンが近くなることで、振りやすくミート率も上がります。

吉村:その意味でアイアン用の『Kʻs 3001』との相性は?

坂本プロ:そうですね.ステップも同じ配置で挙動も似ているので、ドライバーシャフトに悩んでいるゴルファーは、一度スイングをリセットするという意味でも、ドライバーにスチールの『Kʻs FW』の装着がオススメです。


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ライター紹介 ライター一覧

吉村真

吉村真

1974年1月22日生まれ、長崎県出身。
パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ用品界」で地クラブを中心に取材、執筆。
国内を始め、中国、台湾、米国のゴルフ用品工場の取材経験もあり、地クラブ・工房ビジネスへの有益な情報発信、国内外の製造拠点などの取材を通してゴルフ用品市場の発展に貢献したいと、東奔西走。ほかには日本ゴルフ用品協会広報委員会アドバイザリースタッフ、販売技術者資格(日本ゴルフ用品協会認定)取得。
プライベートでは1歳男児の日々の成長と格闘中。

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