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福山ゴルフ「トレンチウッド」試打!バフィーのロフト、42インチで3Wの飛距離を凌ぐ?

ギア評価 浅水敦
福山ゴルフ「トレンチウッド」試打!バフィーのロフト、42インチで3Wの飛距離を凌ぐ?

昭和36年創業の福山ゴルフは、広島県福山市のクラブメーカーだ。その開発理念は「正しいクラブを使えば、スイングも良くなる。スイングが良くなればスコアがまとまり、ゴルフが楽しくなる」をコンセプトに置いている。

その福山ゴルフのフラッグシップ「F1-SKYWARD α(エフワン スカイワード アルファ)」シリーズからフェアウェイウッド「Trench Wood(トレンチウッド)」が投入された。その実力は?

試打経験豊富なギアの賢者・ソクラテス永井プロが熊谷GC(埼玉県)で検証する。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

バフィーのロフト、42インチで3Wの飛距離を凌ぐ?

ソクラテス永井プロの試打検証

福山ゴルフ「トレンチウッド」試打!バフィーのロフト、42インチで3Wの飛距離を凌ぐ?

G:今回は福山ゴルフのFW『トレンチウッド』を検証してもらいます。4W(16.5度)なんですが、3Wの飛距離が得られるという触れ込みでして。

永井:なるほど。確かにロフトがあるので、構えた時の安心感がありますね。オリジナルシャフト「スカイワードINP-LAY(インプレイ)」(硬度SR)装着モデルを手にしていますが、しっかり感が手に伝わってきます。

福山ゴルフ「トレンチウッド」試打!バフィーのロフト、42インチで3Wの飛距離を凌ぐ?

ヘッド形状はFWとUTの折衷型。ヘッドの大きさは小ぶりに感じます。ヘッド体積は176㎤ですが、ディープでフェース厚があるので、オフセンターヒットに強そうですね。

クラブ総重量325gは標準よりもやや軽量タイプに属しますので、多くのゴルファーにとって振りやすそうです。では早速打ってみます。

低スピンの強弾道ライナーで確かに飛ぶ

福山ゴルフ「トレンチウッド」試打!バフィーのロフト、42インチで3Wの飛距離を凌ぐ?

試打クラブ:ロフト16.5度、長さは42インチ

永井:明らかにライナー系の低スピン弾道ですね。

G:ナイスオン!今日は雨で風はアゲンスト。グリーンまで210Y地点から打ってもらいましたが、確かに棒球ですね。

永井:はい。前回、『F1 スカイワードα』ドライバーを試打しましたが、『トレンチウッド』も同じ特性がありますね。飛び姿は最高到達点から先のボールの勢い、落ち際の突っ込み方が特筆されます。

飛距離は3Wと同等といえます。42インチですので、振りぬきがよくなって、ロフトもあるからスイングもスムーズになるのでしょう。実際のゴルフ場では、より安定した飛距離を得られると思います。

球の弾きも非常に心地よい打感です。フェースの縦の広さをスイートエリアに繋げている印象で、方向性についてもギア効果による補正力が高いといえます。また、ヘッド側面に流体力学を応用したデザインを施すなど、形状的にもFWとUTそれぞれのメリットが凝縮されています。

ラフからの抜けも抜群

ラフからの抜けも抜群

永井:続いてラフから検証します。雨ラフに球がすっぽり入った状態で打ってみます。

G:ナイスショット! かなり難しい状況でしたけど、ラインが出てます。

永井:フェアウェイからのショットと比べると球の高さがやや落ちますが、抜けはいいですね。

実際に打つとよく分かりますが、球のつかまりも良い。ソール面にはウエイトの配置と独自の3本の溝構造を施すことで表面積を広く取り、低重心と球のつかまりを追求しているのが分かります。

ヘッドの重心は実際にクラブを指の上に乗せて、ヘッドがどのくらい傾くか試してみましょう。フェースが上を向いた時の角度が大きいので、ヘッドが返りやすく、ボールがつかまりやすいといえます。

専用シャフトとのマッチングは?

専用シャフトとのマッチングは?

G:専用開発された54g台の『インプレイ』はバット側から620㎜にかけて補強材が入っています。

永井:手元側はしっかりめ。ミッドから先端にかけて戻ってくる印象で、鞭のように強烈に走るというよりも、ダウンスイングからインパクトにかけて全体的に戻ってきます。球筋は中弾道で強い。

重心角のあるヘッドをシャフト性能により、球のつかまりやインパクトロフトに繋げている。ロフト角も16.5、19.5度の2タイプ、シャフトバリエーションもR、R2、SR、Sの4タイプがありますので、実際に打ってからアッセンブルしてもらうと、ヘッドの持つポテンシャルをより活かせるでしょう。

G:性能特徴をズバリいうと?

永井:ライナー性の強弾道のひとことに尽きます。弾きの良いヘッドから打ち出されたボールは、最高到達点からグッと前に伸びて、地面に落下してランが出る。飛距離追求型のモデルです。

G:どのようなスイングのゴルファーにミートしそうですか?

永井 シャフト重量は硬度SRで54g、長さも短め(42インチ)ですから、スイング軌道も縦に振りやすい。必然的に球を上からとらえやすくなるので、ミート率も向上する。

スイング特性に関わらず、ドライバー同様FWも単純に飛ばしたい、飛距離が欲しいという方に推奨。普段3Wを抜いて5Wを入れている方にも是非『トレンチウッド』を試してほしいですね。とにかく簡単に飛ばせますよ。

番外編


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ライター紹介 ライター一覧

浅水敦

浅水敦

1971年東京生まれ。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開拓営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)を経て1997年(株)ゴルフ用品界社入社。本誌及びWEB広告営業&編集、クライアントのビジネスマッチング、JGGANEWS編集委員などに従事。ゴルフ業界歴20年のベテラン記者。2003年取締役、2009年常務取締役、2017年1月専務取締役。

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