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7代目は何が新しいのか?『スピーダーエボリューション7』を徹底検証

ギア評価 浅水敦
7代目は何が新しいのか?『スピーダーエボリューション7』を徹底検証

ギアに精通し試打経験豊富なソクラテス永井延宏プロが『スピーダーエボリューション7』を検証する。

『スピーダー・エボリューション』シリーズといえば、国内女子ツアーで使用率の高いシャフトとして有名ですが、今回の『スピーダー・エボリューション7』はシリーズ中の奇数番手でキックポイントが先中調子の走り系。

『エボ5』をブラッシュアップしたシャフトで、前モデルのたたき系『エボ6』とは、明らかに性能が異なる位置づけになります。

商品ラインアップは30g台から70g台まで揃っていますが、今回はメインとなる50gのSフレックスを試打してみました。ヘッドはテーラーメイドのSIM(ロフト10.5度)、長さは45.5インチです。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

手元から一気にしなり戻る「ボール初速の速さ」が特長

7代目は何が新しいのか?『スピーダーエボリューション7』を徹底検証

手に持った第一印象は、爽快感のあるホワイトカラーで、しっかり感があります。実際に打ってみると、やはりスピーダーらしいハッキリと先端の走り感を感じました。とはいえ、手元の締まり感は程よく、スイングの切り返しでのスムーズな挙動を感じて、必要以上の硬さがないので、切り返しで力むことはありません。

そして、手元から先端部にかけてムチのようなしなり戻りと、インパクトにおける先端の爆発力は、近年の大慣性モーメントヘッドのポテンシャルを十分に発揮してくれると感じました。

7代目は何が新しいのか?『スピーダーエボリューション7』を徹底検証

つまり、しなり戻り量が多いということは、フェースアングルを左に向けてくれますし、ロフトを多くしてくれる効果があって、ボールがつかまり、高弾道で飛距離につながる挙動といえます。その意味ではドライバーが比較的苦手なゴルファーに恩恵があると思います。

とはいえ、『スピーダー・エボリューション7』のような動きを感じるシャフトは、インパクト時の当たり負けが気になる部分でもあります。『スピーダー・エボリューション7』では先端に特殊な素材を採用し強化しているので、最近の大型ヘッドのポテンシャルを引き出してくれる性能が特筆されます。

データで見る『スピーダー・エボリューション7』の挙動

7代目は何が新しいのか?『スピーダーエボリューション7』を徹底検証

HS43m/sでボールスピード(65.2m/s)はかなり出ていますね。シャフト全体のしなり量が大きいので、打出し角(20.1度)も高く、エネルギーロスの少ないインパクトができています。

軽いドローボールでバックスピン量(1389rpm)、サイドスピン量(329.5rpm)も少ないですね。先端部の強さがあるので、ヘッドのブレも抑えてくれる印象ですので、先述した通り大型ヘッドとの相性も非常に良いといえます。

もう少し振ってるとキャリーも出て、目標の280Yをクリア。『スピーダー・エボリューション7』は自分のポテンシャルを引き出してくれるシャフトですね。


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ライター紹介 ライター一覧

浅水敦

浅水敦

1971年東京生まれ。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開拓営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)を経て1997年(株)ゴルフ用品界社入社。本誌及びWEB広告営業&編集、クライアントのビジネスマッチング、JGGANEWS編集委員などに従事。ゴルフ業界歴20年のベテラン記者。2003年取締役、2009年常務取締役、2017年1月専務取締役。

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