『TOUR B』の最新2020モデル アイアン3種・ウエッジ2種を打ち比べ!

ブリヂストンスポーツの新『TOUR B』シリーズから、アイアン3モデル、ウエッジ2モデルが発売された。
ティーチングプロの坂本龍楠が試打検証、データと共に『TOUR B』の性能を解説する。

Contents
新TOUR B アイアンを試打!
TOUR B 200MB(数量限定商品)
ブリヂストンのマッスルバック特有のシャープな顔です。しかし小ぶりながらもヒール側が高くなっているため安心感があります。
打ってみましたが、操作しやすいですね。
データからも分かるように吹き上がらずに低い打ち出しで、スピンでグリーンを狙うことができます。
ロフトがついているので自分でしっかりロフトを立てて打てる中上級者向けですが、その分、飛びすぎることもなく自分が思い描いた通りの距離を出してくれるアイアンです。
TOUR B 201CB
『201CB』は『200MB』よりもトップブレードが厚くなっているので、ロフトを立てて打つ意識が持て、トップブレードがインサイドに引くイメージを持たせてくれるので、バックスイングでクラブを正しく上げやすいです。
打ってみると、重心が低くなっている分、球が上がりやすく易しいです。
TOUR B 202CBP
3種類の中で最もトップブレードが厚く、安心感があります。すくい打ちしてしまう方がロフトを立てるスイングを覚えやすいアイアンです。
打ってみましたが、球をつかまえやすく、ヘッドのたわみ感じることができ、そのたわみが球を上げてくれます。
しっかりとした高さと距離を出してくれるアイアンです。
続いて新TOUR B ウエッジを検証
TOUR B BRM
リーディングエッジが出ているのでクラブの入れ方がイメージしやすいです。また歯が浮かないので開きやすく、どのような置き方をしても違和感がありません。
打ってみましたが、抜けが良く打感も柔らかいです。
意図的にボールの下に入れて打ってみましたが、球が上がることなく打ち出しを低く抑えてくれます。
打ち出しが低い方がスピンコントロールがしやすいため上級者にとっては扱いやすいウエッジだと思います。
TOUR B BRM HF
グースネックになっているため球をつかまえやすそうです。また、ソール幅も広く座りが良いです。
打ってみましたが、球が上がりやすいですね。
構えたなりにオートマッチクに打つことができるので、例えばバンカーでフェースを開くのが苦手な方でも、そのようなことをせずに楽に球を出すことができそうです。
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