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ぶっ飛びの『カムイプロKP-01』は3つのヘッド重量が選べるドライバー

ギア評価 吉村真
ぶっ飛びの『カムイプロKP-01』は3つのヘッド重量が選べるドライバー

中条カムイから発売された『カムイプロKP-01』。その特徴は、ディープフェース、ディープバックの450㎤。そのディープバック部に30g以上の「パワーアンカーウエイト」を配置して、低深重心を実現。

また、フェース面上の重心、ボディの重心、そして「パワーアンカーウエイト」が一直線上に位置することで、インパクト時のエネルギー伝達効率を向上。さらに、フェースはジルコニウムチタン+360度フルカップフェース構造で広い高初速エリアを実現。

今回はギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロがヘッド重量を変えた3タイプを試打した。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

永井プロによるカムイプロKP-01を試打評価

ぶっ飛びの『カムイプロKP-01』は3つのヘッド重量が選べるドライバー

まずは最軽量の「パワーアンカーウエイト」(総重量=198g、27g = ビス2g×2個を含む)のタイプです。

打つと想像通り低スピン性能が表れますが、インパクト効率1.5を超え、トータル約270ヤード。エネルギー効率の高さ、当たりの強さ、ヘッドの高い直進性などを感じます。

試打データ

一方、ヘッドが小ぶりなので、ヘッドが動くと捉まる弾道、ドローボールになります。逆にヘッドの動きを抑えに行くとフェードボールの弾道が打てます。そのような操作性の高さも一つの特徴だと思います。

次に、ウエイトを4g増やして打ってみたいと思います。

総重量202gは叩くイメージ低スピン感が増して強弾道

ぶっ飛びの『カムイプロKP-01』は3つのヘッド重量が選べるドライバー

今度は4g重い「パワーアンカーウエイト」を装着したバージョンで、総重量は202gになります。ワッグルした印象は、ずいぶんとウエイトアップしたフィーリングです。上手く打てれば、ぶっ飛ぶイメージですが。

試打データ

想像通りですね。ぶっ飛びました。少しヘッドが重くなったことで、ヘッドに引っ張られる感じはありますが、その重量増加の分だけボールにエネルギーが伝わりました。スピン量は1830rpmと低スピン感が際立っており、重量も増えたことでヘッドの直進性も増して強い弾道が出ています。

202g位の重量になると、ガツーンと叩くスイングイメージも出てきます。ゴルファーも気合が入るので飛距離性能が向上するクラブ重量の設定だと思います。

36gのウエイトで違う性能が見える『KP-01』

ぶっ飛びの『カムイプロKP-01』は3つのヘッド重量が選べるドライバー

最後の試打は、「パワーアンカーウエイト」が36gで総重量は206gになりました。ワッグルすると総重量が重くなった分、当然重量感を感じますが、これまでの総重量の設定と違い、ヘッドの中での重心分布が変わったフィーリングがありますね。

単純にクラブ総重量が重くなるイメージより、性能も変わるイメージです。

試打データ

打ってみると弾道が変わりますね。この36gの「パワーアンカーウエイト」がシャフトの前ぞりを増幅させているイメージで、その分アッパー軌道で打ってみましたが、結果としては打ち出し角が上がりました。飛距離もトータルで274.1ヤードと飛距離性能も高い数値が結果としてでました。

とはいえ、ヘッド重量は最大級。実際には少し短くクラブを握ったり、短尺仕様で組み立てる等、ヘッドの重量によるパワーを最大限に生かすために、よりミート率を上げるセッティングがおススメだと思います。

まとめ:カムイプロKP-01はどんなドライバーか

ぶっ飛びの『カムイプロKP-01』は3つのヘッド重量が選べるドライバー

まず、フェースですがジルコニウムチタンのカップフェースが初速感があり弾きの良いヘッドです。そして、打音は同社の得意な窒素充填ドライバー『タイフーン』(TP)シリーズと異なって静かな打音です。

性能としては「パワーアンカーウエイト」が3種類あって、ヘッド重量が3種類から選べますが、表れる結果が大型ヘッドの投影面積の大きいヘッドに装着されているウエイトと違います。

ぶっ飛びの『カムイプロKP-01』は3つのヘッド重量が選べるドライバー

洋ナシ型のコンパクトなヘッドで、フェース面とウエイトの位置が近い。それによって、インパクトに対してウエイトのパワーが入っていきます。それが凄く表れています。

198gの最軽量ヘッドだとエネルギー感と低スピン感が強くなり、202gのヘッド重量だとインパクトでボールにウエイトの重さが伝わります。

そして206gのヘッド重量になると、投影面積の大きい460㎤のヘッドと同じような深重心と同じような作用になってきます。つまりヘッド重量が206gになるとシャフトの前にヘッドが出てくる、キックバックを導いてくれるような挙動に変わりました。

全体的には低スピンでライナーで飛ばすイメージのヘッドで、ヘッド重量によって、そのぶっ飛び方も変わると思います。


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ライター紹介 ライター一覧

吉村真

吉村真

1974年1月22日生まれ、長崎県出身。
パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ用品界」で地クラブを中心に取材、執筆。
国内を始め、中国、台湾、米国のゴルフ用品工場の取材経験もあり、地クラブ・工房ビジネスへの有益な情報発信、国内外の製造拠点などの取材を通してゴルフ用品市場の発展に貢献したいと、東奔西走。ほかには日本ゴルフ用品協会広報委員会アドバイザリースタッフ、販売技術者資格(日本ゴルフ用品協会認定)取得。
プライベートでは1歳男児の日々の成長と格闘中。

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