シャフトで弾道は変わるのか? 『N.S.PRO Regio Formula MB+』をアマチュアにフィッティング

大矢晃弘
1982年7月24日生まれ、神奈川県出身。
中央大学卒業後、俳優としてテレビや映画に出演してきた経歴を持つ、異色の記者。
ゴルフをこよなく愛し、2018年5月株式会社ゴルフ用品界社入社。
自分が発信する記...
SNSでシェアする

「下手だからシャフト交換はまだ早い‥‥」
「シャフトなんて何を使っても変わらない‥‥」
「純正シャフトと本当に違うの?」
このように、シャフト交換は敷居が高いと思っているアマチュアゴルファーは少なくない。
そこで、シャフトによって弾道が変わるのか検証すべく、万年アベレージゴルファーのGEW記者が日本シャフトの『N.S.PRO Regio Formula MB+』(レジオフォーミュラMB+)のフィッティングにチャレンジ。ギアの賢者・ソクラテス永井こと永井延宏プロが解説する。
はたして弾道は変わるのか?
永井 大矢さんはスライスに悩んでいるということですが、55Rから打ってもらいましたがやはりスライスが出てしまいました。スムーズに振ろうという意識がありますが、もう少しシャフトに仕事をさせる必要があります。
そこで思い切って65Sを打ってもらったところ力強いドローになり、インパクト効率も1.49出ました。本人のコメントにもありましたが、『レジオフォーミュラMB+』は自分がシャフトに負荷をかけて働きかけるほど応えてくれるシャフトです。
もちろんスムーズに振る方にも穏やかな反応をしてくれるので、二面性のあるツンデレシャフトだと言えます。
65Sにスイングを覚醒してもらったところで、続いて55Sを打ってもらいましたが、今度は高弾道でつかまった球が出ました。飛距離もトータルで213.3ヤードと65Sよりも飛んでいます。
55S試打データ
データからも分かるように、『レジオフォーミュラMB+』はゴルファー自身が飛ばす努力をすれば必ずついてきてくれるシャフトです。『MB+』の+はゴルファーが次のステージに行くためのプラスアルファをもたらす意味もあるのではないでしょうか。
カスタムシャフトへの敷居の高さを感じてしまうゴルファーは多いかもしれません。確かに「振りやすい」とか「楽に」という方向で行く場合カスタムシャフトは必要ないかもしれませんが、大矢さんのように実際にプラスがもたらされますし、本人のコメントにもあったようにシャフトがスイングを変えてくれるという要素もあります。
「コースでスイングが良くなる」
『レジオフォーミュラMB+』のキーワードだと思います。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞
【動画】『レジオフォーミュラMB+』をアマチュアゴルファーにフィッティング
アベレージのスイングを覚醒させるシャフト


