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エッジワークス、フェアウェイ専用シャフト2タイプ、硬度10種類を一挙投入

ギア評価 浅水敦

エッジワークスの第二弾、フェアウェイ専用シャフト2タイプ、硬度10種類をギアに精通するソクラテス永井延宏プロに検証してもらった。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

エッジワークス、フェアウェイ専用シャフト2タイプ、硬度10種類を一挙投入

前回、エッジワークスのドライバー用シャフト『FW520-MK』、『FW519-ML』を試打して高感触を得ましたが、このほどFW用がラインアップされました。

60g台の『EG FW520-MK』(4万8400円)、60~70g台『EG FW519-ML』(同)がそれで、先に投入したドライバー用2タイプの流れにマッチするフェアウェイ用シャフトという位置づけになります。

『EG FW520-MK』は手元側のしっかりさがスイングの手順を導くシャフト

『EG FW520-MK』は手元側のしっかりさがスイングの手順を導くシャフト

60g台の『EG FW520-MK』は、RからXXまでの6フレックス展開。シャフト特性としては、全体的にしなるタイプで「高反発インパクト」と「力強さ」がキーワードになってくると思います。

まずは硬度Sから。なるほど、ダウンスイングで手元側からリードしやすいですね。

フェアウェイウッド用でもハンドワーストですんなり打つことができます。また、インパクト付近ではシャフトのしなり戻りが〝パッ〟と入ってくるので、ボールを地面から拾う挙動を感じました。

『EG FW520-MK』は手元側のしっかりさがスイングの手順を導くシャフト

今回ロフト角15度のヘッドで試打を行いましたが、高弾道でキャリーをしっかり稼いでくれます。ひとくちでいうとヘッド性能をシャフトが引き出している。

手元側をリードしてくる意識を持つと、身体の集約感も出てきますので、インパクト効率も非常に高いと感じました。まさに強弾道です。対象者は、自分でクラブの主導権を握れるタイプに属し、ボールを操りたい人にもミート。つまり、弾道の力強さと操作性が同居しているシャフトということ。

R~XXまで全6フレックスを打ってみましたが、大きな重量帯の階層がないので、フィッティング的な要素というのも、重量や硬度というよりも振り心地を軸に考えればいいと思います。全体的に共通するのは、インパクト時のエネルギー効率の高さ。スマッシュファクターはすべての硬度で、1.5を超えていました。

シャフトがアドバンテージを作ってくれて、最後にムチのような挙動が入ってくる。XX、Xはより「自分のパワーで引き付けて打つ」という動作が入りやすくなります。

一方、しなりを多く使いたいという人は、やわらかめのRやSRを選択するといいでしょう。アベレージやハードヒッターまで幅広く選択できるので、ドライバー用で50g台を普段使用している方はぜひ一度試してみてください。

『EG FW519-ML』は、走らせないでしならせる飛距離性に優れたシャフト

『EG FW519-ML』は、走らせないでしならせる飛距離性に優れたシャフト

『EG FW519-ML』はしなり戻りの感覚がはっきりと分かるシャフトです。

硬度Sを打ってみましたが、先ほど打った「MK」は身体でリードしてくるタイミングが長い反面、「ML」はダウンスイングでリードしてからインパクトまでのバトンタッチがなめらか。

そういったしなり戻りの部分が、インパクトロフトのアップやボールの上がりやすさにも繋がってきます。

先調子というとムチのようなスピード感をイメージされる方が多いと思いますが、割と穏やかです。体の捻転スピードとリングしながらしなる印象ですので、ダウンスイングからインパクトにかけてワン、ツーといったスムースなしなり戻りが体感できます。また80tの高弾性繊維を使用しているせいか、「MK」よりも加速感があり飛距離も出ています。

そのことはトラックマンの計測値でも明白です。そういった意味でこの辺りがスタンダードなのかなぁと感じたのが硬度SR。「ML」では一番柔らかいラインアップになりますが、挙動が一番分かりやすかったです。

「ML」の硬度は4タイプ(SR~X)の展開。全フレックスを打ちましたが「MK」とは全く異なる特性で、飛距離性能に優れます。

簡潔に言うと先調子系のイメージなんだけど、身体がチャージしたエネルギーをちょうどミッドの部分ですね、それを私は〝フシ〟と表現しますが、ここを通じて先端のムチの部分へ転嫁する。ワン、ツーの二弾ロケットのような繋がりを先調子として感じました。

急激にしなり戻るムチ系ではなく、自分の身体でしっかりリードしつつ、タイミングが取りやすい先調子です。走らせ過ぎないで、しなって飛距離が出るといえば分かりやすいでしょう。

フィッティングの際もフレックスの概念を捨てて、中間部分の〝フシ〟を自分の力で突破していかないとシャフト特性が活かせません。ここがツボになる。

そういう部分でSRはなめらかにしなり、「フシの壁」を突破するのにストレスを感じませんでした。いずれの硬度もインパクト効率の平均が1.5を超えてくる。身体のエネルギーをインパクトに伝えるというのが分かりやすいシャフトです。


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ライター紹介 ライター一覧

浅水敦

浅水敦

1971年東京生まれ。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開拓営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)を経て1997年(株)ゴルフ用品界社入社。本誌及びWEB広告営業&編集、クライアントのビジネスマッチング、JGGANEWS編集委員などに従事。ゴルフ業界歴20年のベテラン記者。2003年取締役、2009年常務取締役、2017年1月専務取締役。

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