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    濡れても拭けば速乾『グリップマスター』高い粘着性で遠心力に負けない

    吉村真
    1974年生まれ、長崎県出身。 パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド」で地クラブの担当として取材、執筆。 国内を始め、中国、台湾、米...
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    アイインザスカイが今年から輸入代理店になった『ザ・グリップマスター』。 オーストラリアのグリップメーカーで、本革にこだわり、最大の特徴はプロタックシステムで粘着性が長時間持続し、スイング中に高い粘着性の効果で「滑らない」ことだろう。 グリップは基本優しく握るが、ドライバーなどボールを打った時に手の中で滑ると力を逃すこともある。『グリップマスター』のスティッキーなグリップは軽く握っていても手の中で遊ばないのだ。ちなみに、どんな天候下でも耐久性が最も信頼できるカンガルーレザーはプロサッカー選手のシューズに使用されているほど。 その意味で、本革製のグリップやグローブは汗や雨に弱いとされるが、『ザ・グリップマスター』は、その部分で一線を画すグリップだ。今回は、スインググリップで好評を博しているカンガルーレザーの『ROO』(ルー)とパターグリップで販売が好調な『TOUR PUTTER』(ツアーパター)を検証した。 テスターはギアの賢者・永井延宏プロ。ドライバー、アイアン、パターで試打テストを行った。
    永井延宏プロ
    永井延宏プロ
    1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞
      

    動画で『グリップマスター』を解説

    THE GRIPMASTER ROO & TOUR PUTTER|永井プロの試打インプレッション

    THE GRIPMASTER ROO & TOUR PUTTER|永井プロの試打インプレッション カンガルーの革を使用したグリップ。カンガルーといえば、オーストラリアですね。カンガルーのことをオーストラリアで「ROO」(ルー)といいますが、スインググリップは『ROO』(ルー)というモデルをテストしてみます。表面がネットリしているフィーリング、そして表面にドットが入っていますね。 そして、パターグリップは形状、カラーが豊富ですが、今回はピストル形状の『TOUR PUTTER』(ツアーパター)をテストしてみたいと思います。

    『ROO』ドライバー試打

    『ROO』ドライバー試打 ドライバーに『ROO』を装着して試打してみると、手元のしっかり感を強く感じることができます。握るフィーリングがスイングに負けない印象です。それがグリップへの信頼感へ繋がります。 スイング中には、トップからダウンスイングで遠心力がかかります。ボールは時計の文字盤でいえば、6時の場所にあります。ダウンスイング中に、シャフトと地面が平行になる9時のあたりから8時の方向にヘッドが引っ張られます。クラブがゴルファーから離れる挙動になります。 ゴルフのスイングの場合、この離れようとする力と、ヘッドの重心がシャフト軸線上にないためフェースが開く力が同居します。そこから、ゴルファーが体の近くにクラブを引っ張ることが要求されるんです。そして、遠心力に負けずにインパクトにたどり着くかが、スイングの重要な部分です。 その時に『ROO』(ルー)の粘り感が、クラブを体に引き寄せる時にゴルファーへの信頼感を強固なものにします。 綱引きと同じ原理で、滑り止めを手に施して綱引きに挑むことがあります。同じ意味合いで、しっかりと握れる『ROO』(ルー)は遠心力に負けず、インパクトでもフェースがスクエアを向くスイングに導くので、飛距離もおのずと良い結果に導くと思います。

    『ROO』アイアン試打

    『ROO』アイアン試打 アイアンはドライバーよりヘッドが重いですが、高い粘着性によって重いヘッドが遠心力で引っ張られることに対抗でき、フェースが立ってインパクトを迎えることができるグリップです。弾道の操作、厚いインパクトを迎えることができますね。 アイアンは雨天でも粘着性が効果を発揮するか、濡らすした後、すぐに拭いた状態で試打してみました。 『ROO』アイアン試打 スゴイですね。拭いた後は、すぐに粘着性が戻ります。 実際に打ってみると、すぐに粘り感が戻ってきて、打った後はほぼ濡れている感触はありません。「水はけ」が良いという表現になりますね。濡れてもすぐに素材本来の粘着性能が効果を発揮します。  

    『TOUR PUTTER』(ツアーパター)試打

    『TOUR PUTTER』(ツアーパター)試打 今回テストするのは『ツアーパター』。形状的にはピストル型です。実際に打ってみると、フィーリングは形状からのソリッド感が強く、松山英樹がマスターズ直前にシャープなグリップに変えて、マスターズを制覇しました。そんなことを彷彿させるグリップです。 『グリップマスター』のパターグリップは様々な形状があり、カラーも豊富です。形状、カラーをゴルフスタイルに合わせて楽しむにはベストなパターグリップですね。

    THE GRIPMASTER ROO & TOUR PUTTERはどんなグリップか

    THE GRIPMASTER ROO & TOUR PUTTERはどんなグリップか 『ROO』(ルー)は、スイング中に起きる遠心力に粘着性が対抗して、体の近くを通るスイングに導くグリップです。 アマチュアゴルファーの技術を助けてくれるグリップです。それに加え、手元の存在感が強いにも関わらず、ソフトで粘着性が高いことが、フィーリングを重視するショートゲームでも性能を発揮しそうです。 その意味では、ドライバーからパターまで、アマチュアゴルファーのゴルフを良い方向に導いてくれそうです。
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