スライス防止になるか?ワオ『RV555 Type-S』ドライバー×Arch『CA-01』シャフト

パーツメーカーが推奨するスライス撲滅黄金スペックを坂本龍楠プロがテスト。
スライスの原因となるスイング要素を、1.身体の突っ込み、2.身体の起き上がり、3.手打ちの3つに分類。坂本龍楠プロが3つのスイングタイプで試打をして、スライス撲滅黄金スペックを徹底的に検証した。
今回はワオより、新ヘッド『RV555 Type-S』にArch『CA-01』(硬度24)を装着した黄金セッティングが到着。結果は?

シャープな形状で構えやすい 右を消して打てる、計算されたヘッド
【突っ込み型】
ハイバック形状効果により、ダグフックや低弾道スライスが出にくい。
【起き上がり型】
ヘッドのトゥ側が浮いている印象なので、球がつかまる印象。手元が浮かずにスイングできるので、プッシュスライスを軽減してくれる。
【手打ち型】
フェースの開閉時にヘッドが返ってこない、という現象が見られず、スムーズにスイングが可能。ヘッドの重心効果で、手打ちでも真っすぐ出てから左へ切れるつかまったボールが打てる。
【総評】
ヘッド体積は460㎤ですが、シャープに見えるので、非常に構えやすい。スライスの一因として、インパクト時にフェースが開いてしまうことが挙げられますが、今回のセッティングは、ヘッドをしっかり動かしていける印象。実際に打ってみても、右を消して狙えるのでとても安心感があります。HS37〜40m/s前後のスライサーへ推奨。
■試打スペック
ロフト角:10.5度/バランス:C9・5/シャフト:Arch CA-01/硬度:24/長さ:46/総重量:303g
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