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SPEEDER EVOLUTIONからブランドチェンジした『SPEEDER NX』試打検証!藤倉コンポジット

ギア評価 浅水敦
Speeder EVOLUTIONからブランドチェンジした『Speeder NX』試打検証!藤倉コンポジット

多くのゴルファーから好評を博した「スピーダーエボリューション」シリーズが8年振りにブランドチェンジを敢行。

これまでのシャフト概念を覆す全く新しいスピーダーが始まる。『SPEEDER NX』がそれで、フジクラ独自の3Dモーションキャプチャシステム「ENSO」による長年の蓄積データから導き開発された経緯がある。次世代の「スピーダー」は、従来のEI分布にトルク分布を組み合わせることで、2次元から3次元設計へ進化を遂げた―。

新たに誕生した『SPEEDER NX』は、どのような挙動のシャフトなのか? 主力モデルの60S、50Sを豊富な試打経験を持つギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロに様々な角度から試打検証してもらった。

永井延宏プロ
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞

永井プロの試打インプレッション

永井プロによる動画で解説。

『スピーダーNX』の第一印象は?

Speeder EVOLUTIONからブランドチェンジした『Speeder NX』試打検証!藤倉コンポジット

ブルー基調のコスメでまさにチェンジという印象です。グラデーション効果により、シャフト全長が視覚的にやや短く感じられ、シャープさと振りやすさというのが、手に伝わってきます。

また、『スピーダーNX』は日米共同開発のテクノロジーを搭載した日本設計モデルとして開発され、最先端の大型ヘッドを使いこなすのに適した仕様を覗かせます。シャフト性能を早速チェックしていきましょう。

しっかりさの中にスピードをプラス「60S」

Speeder EVOLUTIONからブランドチェンジした『Speeder NX』試打検証!藤倉コンポジット

まず「60S」を打っていきます。従来の品番は60g台ですと「661」という表記でしたが、「60S」へ一新。ブランドチェンジの意志がひしひしと伝わってきます。

予想通り、スピーダーらしいインパクトにかけてのスピード感が抜群で、インパクト時の爆発的なしなり戻りは健在です。とはいえ、シャフト全体の剛性というか一体感がありますね。

『スピーダーNX』ではシャフト全体がひとつの塊としてインパクトに入ってくる。そのしっかりさと剛性感は『ベンタス』のイメージを彷彿させます。

身体の大きなエネルギーを使ってシャフトを引き付けながらインパクトする現代的なスイングをすると、ムチのような挙動というよりもシャフト全体でインパクトを迎えられるのでとても安心感がある。一体感の中にスピードをプラス―。この部分が『ベンタス』とは大きく違う部分ではないかと思います。

Speeder EVOLUTIONからブランドチェンジした『Speeder NX』試打検証!藤倉コンポジット

新製品の『スピーダーNX』はトルクコントロールが開発テーマになっていますが、トルクを十分感じることができました。

しっかりとクラブを引き戻した時に、ややヘッドがつかまる方向に動いてくれる挙動がある。何発か続けて打ちましたが私の場合、つかまる感じをやや右に逃がしたイメージで打った時に最大飛距離が出ました。

60Sの対象者は?

「60S」は身体をあまり積極的に動かさずにクラブに仕事をさせるようなスイングの人が、インパクトにかけてヘッドが戻ってきて、お助け感が出てくる。

慣性モーメントの大きいヘッドとの相性の良さも見えてきますし、身体の正面でボールをとらえるタイプのゴルファーにもつかまりの良さを実感してもらえると思います。

『ベンタス』で球をつかまえきれなかった人にミート「50S」

Speeder EVOLUTIONからブランドチェンジした『Speeder NX』試打検証!藤倉コンポジット

50Sは60Sよりも明らかに総重量が軽くなり、その分スイングスピードが出そうです。

実際に打ってみると、手元からミッド、先端部分にかけての動きが非常にスムーズで、50gの軽量帯でもシンプルに振りやすい。各部位がバラバラに動かないので、このあたりはベンタスのイメージが注入されていると感じました。

Speeder EVOLUTIONからブランドチェンジした『Speeder NX』試打検証!藤倉コンポジット

『スピーダーNX』というブランドですが、『ベンタス』から入っていくようなイメージかな。『ベンタス』で球をつかまえきれなかった人が、『スピーダーNX』を使うと効果的。

先端部分やトルク設定は積極的に動く感じがしますので、つかまりの良さというのが出てきますね。また、ボールの上がりやすさや、インパクトロフトも増えてきますので、ボールスピン量も適正になりやすいのも特筆すべき点です。

50Sの対象者は?

アマチュアの方には非常に分かりやすい結果が得られるシャフトといえるでしょう。従来のスピーダーのイメージから入っても違和感は全くありませんし、『ベンタス』から歩み寄って『スピーダーNX』に辿り着くのも好結果が期待できる。

ゴルファーの身体の動きとシャフトがどう関係しているか。ここをよく考えて作られており、しっかりと球がつかまり、高初速・高弾道が打てる。現代の名機といわれるシャフト「スピーダー」のさらに上を行く「スピーダーNX」。ブランドチェンジができたと思います。

従来のシャフト概念を覆す全く新しいスピーダー始動!SPEEDER NX DEBUT!


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浅水敦

浅水敦

1971年東京生まれ。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開拓営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)を経て1997年(株)ゴルフ用品界社入社。本誌及びWEB広告営業&編集、クライアントのビジネスマッチング、JGGANEWS編集委員などに従事。ゴルフ業界歴20年のベテラン記者。2003年取締役、2009年常務取締役、2017年1月専務取締役。

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