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飛距離性能もスピン性能も備えた『Z3 SOFT』リーズナブルなボールを試打

ギア評価 吉村真
ゴルフライブ

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その中で、今年クラウドファンディングで購入者を募り販売をスタートしたのが、ボール『Z3 SOFT』。そのコンセプトは、「リーズナブルな価格ながら、大手メーカーに負けない性能」というもの。

具体的には高品質ボールの物差しとなるドライバーでの飛距離性能とウエッジなどでのスピン性能。構造は3ピースだが、弾きの良さと高いボール初速性能を発揮するサーリンカバー、厚いケース層によりボール初速の向上とドライバーショットによるスピン量低減に寄与するミッドラバーカバー、そして独自のレジンコアが軟らかさと優れた飛距離性能を実現しているとしている。

今回はYouTuberとしてもおなじみの新宿御苑ゴルフスタジオの坂本龍楠プロが『Z3 SOFT』を徹底検証する。

坂本龍楠プロ
1981年生まれ。神奈川県出身。オーストラリアへ留学してゴルフを学び、2011年「日本プロゴルフ協会」ティーチングプロ合格。自身が運営する新宿御苑ゴルフスタジオでは身体に負荷のかからないスイング理論が好評を博し、公式YouTubeのチャンネル登録数は9万5000人を超える。著書には「逆説のゴルフ」などがある。

坂本龍楠プロの試打インプレッション

ボールを触った時のフィーリング

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— 坂本プロ、打つ前にボールを触ってもらって良いですか?

坂本:はい。カバーがしっとりしていますね。

— そうなんです。過去、後発の大手ボールメーカーはこの感触にこだわったと言います。競技ゴルファーは、この握ったしっとり感が重要で、弾道が重くスピンがかかるイメージを想起させると言われることがあります。

坂本:なるほど。その点はクリアしていますね。では、まずドライバーで打ってみましょう。

ドライバーショットの試打インプレッション

ゴルフライブ

— 試打のファーストインプレッションは?

坂本:まず感じるのはボールの軟らかさです。フェースに食いつくフィーリングを感じますね。

— トータル飛距離は267ヤード、打ち出し角は13度です。

坂本:ちょうど良い打ち出し角ですね。

— バックスピン量は2256rpmです。

坂本:スピン量は適正で、ヘッドスピード46.5で初速も68.3なので、通常のボールでのショットと変わりませんね。

ゴルフライブ

— 『Z3 SOFT』は3ピース。通常のツアーボールは4ピース。廉価版は2ピースが多いですが、その意味で『Z3 SOFT』の性能はどうですか?

坂本:2ピースボールは、カバーとコアだけなので「カチッ」っという硬い感触があります。一方で、4ピースボールは打感は凄く軟らかい。『Z3 SOFT』は、その良いとこどりをしているようなフィーリングですね。その部分は、価格が少しリーズナブルですよね。

— そこが『Z3 SOFT』のポイントだと思います。

坂本:余計なテクノロジーを搭載していない分、ツアーボールに近い打感の軟らかい性能を有しながら、リーズナブルですね。一方で、2ピースの廉価版のボールよりは軟らかい打感
がフィードバックされます。ドライバーショットに関しては、高価格帯のボールと遜色ありませんね。

ウエッジショットの試打インプレッション

ゴルフライブ

— 次にウエッジショットです。

坂本:ロフト58度のウエッジで打ってみましたが、打感は軟らかく、特徴的なのは打ち出しが高いボールというのが、ファーストインプレッションです。

— フルショットで82.7ヤード。打ち出し角が36度、スピン量が5694rpmです。

坂本:データ的には打ち出し角が多く、スピン量は多すぎることもなく低スピン過ぎることもありません。

— 打ち出し角が高いことで高弾道になり、ボールを上げてグリーン上で止めるイメージも湧きますね。

坂本:アマチュアゴルファーはとにかく飛ばしたいので、飛び系ボールを使う傾向が強いですが、デメリットは低スピンなのでアプローチなどでグリーンの奥までボールが転がってしまう。ゴルフのレベルが上がっていく過程で、飛びだけではなく飛距離の打ち分けも必要になってきます。その意味で、『Z3 SOFT』の飛距離性能は十分でありながら、スピンもアプローチショットで十分にかかりますね。

『Z3 SOFT』はどんなボールか

ゴルフライブ

坂本:4ピースの高額なツアーボールと廉価版で硬い打感の2ピースボールの中間の性能で、飛距離性能もスピン性能も十分でしょう。次のステップを目指すゴルファーでリーズナブルなボールを求めるゴルファーには、十分な性能を有していますし、大手メーカーのボールと比較しても遜色ないと思いますね。


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ライター紹介 ライター一覧

吉村真

吉村真

1974年1月22日生まれ、長崎県出身。
パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ用品界」で地クラブを中心に取材、執筆。
国内を始め、中国、台湾、米国のゴルフ用品工場の取材経験もあり、地クラブ・工房ビジネスへの有益な情報発信、国内外の製造拠点などの取材を通してゴルフ用品市場の発展に貢献したいと、東奔西走。ほかには日本ゴルフ用品協会広報委員会アドバイザリースタッフ、販売技術者資格(日本ゴルフ用品協会認定)取得。
プライベートでは1歳男児の日々の成長と格闘中。

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