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  • アスリートの潜在能力を引き出すビッグ・ポテンシャルシャフト『WD-01』を徹底検証

    浅水敦
    1971年東京(板橋区)生まれ、埼玉育ち。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開発営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)...
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    Hopefulの5周年記念モデルArch『WD-01』をギアに精通するソクラテス永井延宏プロに検証してもらった。

    まずは動画で検証

    丁寧なモノづくりで、ゴルファーへ飛ばしの夢を届けると評判のシャフトメーカーが『アーチ』です。 今回試打するのはフェアウェイウッド専用モデルから派生したドライバー用の『PROTOTYPE』をさらにブラッシュアップさせたアスリート向けの『WD-01』(各1本6万9300円)というモデル。同シャフトはアーチ設立5周年記念モデルという位置づけで、その性能や対象者について検証していきます。

    第一印象

    ラインアップは硬度25~29までの全5フレックス、重量帯は59g~69gの展開となり、『WD-01』ではしっかりめの28、29が新たに追加されました。 今、私が手にしているのは『WD-01』硬度25のモデルです。アーチのフレックス表記はクラブとして組み上がった時の振動数をイメージしていますので、『25』のモデルは250cpmということになります。試打クラブは248cpmですので、狙い通りといえるでしょう。 硬度25のシャフト重量は59gと60g台に近い設定。どちらかというと重量級へ括られます。 一般のアマチュアゴルファーは「きついかなぁ」と感じるかもしれませんが、フルレングス80tが繰り出す「超高弾性繊維の弾きの良さ」と「重さを感じないスムースな振り心地」がキーワードになってくると思います。コスメはマットブラックの締まった印象からか、口径がやや細目に感じます。では、早速検証していきましょう。

    『WD-01』硬度25を実際に打ってみると

    試打クラブは『WAOWW RV‐555タイプS』のヘッドに『WD-01』(硬度25)を装着。長さは45・75インチとやや長め、総重量は307gの設定です。ワッグルすると重量感がありシャフト全体の重さが手に伝わってきます。 実際に打ってみると、一発目からかなり飛びました。シャフト重量があるので、自分で振っていかないと飛ばないという先入観が働いたのだと思います。私のスクール生から、ドライバーは何が飛ぶの? という質問をよく受けますが、「飛ばしの条件」というのは、自分で歯を食いしばって振り切れるドライバーなんですね。 現在、市場にあるシャフトの多くは軽くて振り心地の良いモノが多く、また、年齢を重ねれば重ねるほどこうしたシャフトへ移行したくなるものです。ただ、その方向へ一旦踏み出すと、自分で振ろう、叩こうという努力が失われるため飛距離は望めなくなりますよと、お伝えしています。 そういった意味でアーチ『WD-01』は、ゴルファーの本能を引き出してくれるシャフトといえます。自分で頑張って振った分がエネルギーへ変換され、さらに重量のあるシャフトが動くことにより、インパクト効率が向上する仕組み。80t繊維との相性も良く、このことはトラックマンの計測値を見ても明らかです。 先述の通り、『WD-01』の原型はフェアウェイウッド専用モデルの『WL-01』で、決して動くタイプの挙動ではありません。前作の『PROTOTYPE』もそのようなイメージで、左へ行きにくい特性でした。でも、今回試打した『WD-01』(25)は、意外と動いてくれる印象ですね。 とはいえ、インパクト時にヘッドが左へ向くといった部分的な弱さは見られません。全体的にバーンと入るエネルギー感があって、かつ、フェースが上へ動いてボール打出角を高める特性があると感じました。 私のへッドスピードだと、もうワンフレックス上げて、歯を食いしばって打つとスピン量と打出角がより適正になりそう。『WD-01』は、自分のポテンシャルを引き出してくれるシャフトです。

    総括

    80t繊維をフルレングスで纏った『WD-01』はどのようなゴルファーにミートするのか? 硬度25で59gと重量のあるシャフトですが、敢えて長めにアッセンブルして重いシャフトでも80tだから動いてくれる。ここが新しい感覚になってくると思うんですよ。従来の考え方は、長くすると総重量を軽くしなければならないというのが定説でしたが、『WD-01』ではそこが魅力になってくる。 また、通常の長さで組んだ時に、ある程度クラブ重量があった方がスイング軌道が安定しやすい、振りやすいというゴルファーも多いと思います。その重量に振り負けないために採用したのが80t繊維の高弾性繊維であり、何度もいいますが自分の意志で、しっかりと振っていけるアスリートゴルファーが対象者として見えてきます。 ですので、Sやxなど拘らずに硬度を選択すると、自分のベストマッチシャフトに巡り合えるでしょう。25や26など数値表記を行っているのはそのためで、アーチでは振動数をイメージさせています。 5周年記念モデル『WD-01』は、まさにアーチを描くような弾道で、キレイにしなる挙動のシャフトです。歯を食いしばって、自分本来の力を取り戻してください。
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