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  • ファッション・ハラスメント

    三田村 昌鳳
    1949年神奈川県逗子市に生まれ。立正大学仏教学部を経て、週刊アサヒゴルフ副編集長ののち、1977年に独立。著書に「タイガー・ウッズ伝説の序章」「伝説創生」など。2011年春に「ブッダに学ぶゴルフの道」(中央公...
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    月刊ゴルフ用品界2014年11月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
    NHKの朝の番組「あさいち」で、セクハラの特集をやっていた。最近では、特に40歳代の女性に対するセクハラが多くなっているという。 セクハラというと性的ハラスメントと思いがちだけれど、性別ハラスメント、つまり男性が女性に対して、ついうっかり、言ってしまう言葉によるセクハラも極めて多いということだ。 言葉を発した相手(つまり男性)は、そのくらいでガタガタ騒ぐなと言ったり、何気取っているんだとか、ガキじゃあるまいし、と捨て台詞を発するらしい。セクハラとは、発した相手が「このくらい」と思っていても、受けた相手が、どう感じるか、というところに大きな問題がある。 だから、例えば、同じ女性でも、その言葉に、なんとも感じないという人もいる。でも、ハラスメントは、受け手がどう感じたかが問題なのである。 つまり、人間関係では、送り手と受け手の双方の感情や関係性が大切だということだ。 最近は、メールやラインなど、相手の顔も声も見えない、聴こえないで、文字だけで意思を伝えようとする。 さて、時代の変容は、当然、人間関係にも、大きな変化がある。プロゴルファーの世界でも、それは同じだろう。 例えば、いまのトーナメントに出場している選手のファッションや着こなし。それを何とも感じない人もいるかも知れないけれど、だらしない、ひどい、汚らしいと感じる人もいる。 どこかのメーカーか調査機関にお願いしたいのだけれど、一度、年代別、性別にしっかりとアンケート調査をして欲しい。 【プロゴルファーのファッションについて】という調査だ。 選手やメーカーのゴルフのファッションについて、果たして観る側と一致しているのかどうか、僕は疑問なのである。どうも乖離していると思うのだ。 どの世代に支持され、どの世代に嫌悪感があり、男女別では、どういう違いがあるのか、実は、まったく解らない。少なくとも、着こなしが良くない、あるいは、格好わるい、ダザイなどと聴こえてくるわけだから、なんらかの理由があるはずだ。 さらに、メーカーや選手たちが、これがいいんだ、と言っても、それは送り手側だけの発信であって、受け手側の分析がない。わからない。 プロのトーナメントは、観戦、つまり観る、魅せる要素がふんだんになければいけないと思う。その観る側が、良しとしないファッションセンスならば、すぐに改善できるはずだ。 アンケートで、女性側から見た場合、誰のファッションが人気があって、誰のファッションは最悪だとかが判明すれば、改善の余地がある。それを、メーカーが、選手にこれを着てと渡して、そんなのは嫌だと言われ、結局選手たちのいいなりファッションになっているとしたら、これは、送り手側のひとりよがりだ。 これこそ、セクハラ、パワハラの関係性と同じ論理になる。

    錦織圭との違い

    トーナメントが面白くない。興味がない。観るべき要素に乏しいなどと言われているけれど、ひとつひとつ、薄紙を積み重ねていくように改善してきただろうか? いちばん目立つのは、ファッションである。それすら改善ができていないとしたら、これは努力放棄。選手たちも、メーカーからというリクエストではなく、アンケートで女性ウケするデータによると、これだ、と選手に言えば、当然、わがままを押し通せないだろう。なにせ、女性ウケするのだから(笑)。 テニスのウインブルドンは、ウエア(身にまとうもの)は、すべて白色と決まっている。それでも各メーカーは、白色限定で、どういうデザインにするかを競い合う。それでも人気があり、世界中から支持されている。 派手さが、度を越して醜態になるということもある。 もちろん、それらを身にまとう選手の中身、資質の改善も必要だ。以前からいい続けているけれど、何故、JGTOが、メディアトレーニングをやらないのだろうか。 それはマスコミに対する態度や会話だけの話ではない。ギャラリーに対しても、プロ・アマで一緒に回るゲストに対しても、どう対応すべきかというトレーニング・カリキュラムを作成し、1年間で何十時間は、消化することというのを条件に出すべきだと思う。 身なりは人なり。つまりは、外見だけでなく、中身も同調して、リスペクトできる選手となるわけだと思う。 それは何もプロゴルファーの世界だけではない。いまのジュニア、つまりは2020年東京五輪に出場するであろう世代の選手たちも、大学のゴルフ部も、このメディアトレーニングを必須とすべきだ。 さらに言えば、英語の授業だ。ゴルフ部に入ったら、ジュニアゴルファーとしてナショナルチーム予備軍となったら、英語レッスンを必須にすべきだ。 9月初旬の世界アマで、男子70カ国、女子50カ国の中で、英語が流暢に話せなかったのは、日本選手たちだけだったと記憶している。 米国の有名ゴルフ部を有する大学から、日本にゴルフ奨学生を受け入れますよ、と言われての条件は、まず英語。そして試験にパスできるだけの学力が必須である。それがなければ、優秀なゴルファーであっても、留学させることはできない。 そういうことは、何億円もかかることでもないし、ましてや斬新なアイデアもいらない。コツコツと実行すればいいだけの話しである。 テニスの錦織圭選手がメジャーの全米オープンテニスで準優勝。彼は14歳から渡米した。もちろん英語もメディアトレーニングも素晴らしい。彼の特集番組で、杉山愛さんと松岡修造さんが「世界の一流になるためには、何が必要か?」というアナウンサーの問いに、二人揃って「英語です」と答えていた。 ゴルフ界は、そんな基本的なことを改善できるだろうか?