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ダンロップ、国内クラブ好調も円安コスト高で増収減益

決算発表 ダンロップスポーツ 編集部

ダンロップスポーツは本日、2015年上期(1~6月)の業績を発表した。

同社によれば、売上高は国内ゴルフが好調だったことに加え、ウェルネス事業の連結加入もあり前年同期比115%の379億円の増収となったが、円安による仕入れコスト高が影響し、営業利益(対前年同期比54%減の4億円)、経常利益(同30%減の8億円)ともに減益となった。

また、純利益は少数株主利益の影響が大きくマイナス4億円。

同期の売上高構成比は、ゴルフクラブが前年同期比104%の171億円、ゴルフボールが同114%の79億円、用品その他が同98%の40億円で、ゴルフ用品全体では同106%の290億円。その他、テニス(33億円)、ウェルネス(40億円)を加えた全売上が379億円となる。

国内クラブ販売の好調な理由は、『ゼクシオ』クラブが当初計画を上回ったことに加え、『スリクソン』クラブ、『クリーブランド』ウエッジの健闘が大きい。その一方、海外は『ゼクシオ』、『スリクソン』のクラブが健闘するものの、『クリーブランド』(ウエッジ以外のクラブ)の減収が大きく響いたという。

「減益の主な要因は円安によるコスト高です。その対策として生産量の調整や材料価格の見直し、経費削減などに努めましたが、昨年同期との為替差異(+17.8円)の影響が甚大で円安の影響を補うまでに至りませんでした。ただ、この為替に対応するのは更なるコストダウンと海外の販売比率を上げることしかありませんので、引き続き努力していきたいと考えております」(木滑和生社長)

今期中には、『ゼクシオ』、『スリクソン』クラブの海外売上高の比率をそれぞれ42%、41%まで引き上げるプランも発表した。『スリクソン』については、日本で展開するアスリートモデルだけではなく、アベレージモデルの追加発売も予定するなど、海外市場へ特化したモノ作りで為替に強い企業を目指す。

なお、通期の売上高の見込みは前年同期比111%の790億円と過去最高を狙う。また、下期も引き続き円安により利益が圧迫されることも予想されるが、生産量・構成、材料価格、原価改善、経費の削減などで営業利益(通期予想20億円、利益率2.5%)の確保を図っていくという。


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