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  • 創業半世紀で挑戦つづける横浜・梅里CC マイケル先生の「英語&ゴルフ」も

    嶋崎 平人
    1951年生まれ。東京都立大学工学部機械学科卒業。ブリヂストン(タイヤ)入社後は主に製造技術畑を歩き、その後ブリヂストンスポーツでクラブ・ボールの企画開発等を担当。クラブ開発に携わり、特許を二十数件出願している...
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    横浜市港北区日吉に、梅里カントリークラブはある。160ヤード3階75打席で、都内から車で40分前後、東急東横線の日吉駅から徒歩約12分の便利な立地だ。来場者の3割以上が大田区や品川区などの都内から。取材は2月中旬だったが、ネットの周囲に梅の木があり、かすかに梅の香りがして、ゴルフ練習場の名前に相応しい感じがした。
    梅里カントリークラブ 外観
    入場口はマンションと一体になっており、全体に打ち上げのフィールドで、フロント回り、ミーティングルームには清潔感が漂う。日吉には慶応義塾大学があり、近隣に慶応のグラウンドもある。この練習場の成り立ちやコンセプトについて、運営する有限会社いたがきの代表取締役・板垣庄治氏に取材した。 梅里カントリークラブの開業は1974年1月、開業51年目に入ったところである。創業者は板垣氏の父親で現会長の守寿氏。板垣家はこの地で代々農業を営んできて、板垣氏で十代目だ。元々は日吉村と呼ばれていた地域で、現在は横浜市と川崎市に分かれている。 守寿氏は園芸学校をでて、農業を継ぎ、野菜や花の栽培をしていた。練習場のフロントには守寿氏が趣味で栽培しているホウレンソウなどが販売されている。守寿氏が35歳の頃、隣の敷地に小学校が出来ることになり、1973年に矢上小学校が開校した。更に、この地域に中学校も出来ると予想され、行政収用で先祖代々の土地を失うのではないかとの危機感から、農業からの事業転換を決意。その頃ちょうど板垣氏が生まれ、後継ぎができたことも後押しした。
    梅里カントリークラブ野菜販売
    「父はいろいろな方に話を聞く中でゴルフは伝統あるスポーツで、これから伸びるとアドバイスされたそうです。他の練習場も見学して練習場経営を決断しましたが、父はゴルフをまったく知らなかったので、その決断はすごいと思います」開業準備の時期がオイルショックと重なり、セメントなど建設資材の入手に苦労したが、開業後は経済成長でゴルフブームに。 「1972年生まれの私が物心ついた頃には、週末は常に多くの『待ち』がありました。家族経営みたいなものですから、両親は朝から晩まで練習場で働いていました」―。 開業当時の名称は、練習場用地に梅林があったため「日吉梅里カントリー」だった。1993年のリニューアル時に、ゴルフ場の施設環境に近づけたいとの思いもあり「梅里カントリークラブ」に改称。リニューアルで1年半休業して、創業時の2階50打席を現在の3階75打席に大改修した。以来30年経過したが、施設は今も綺麗に保たれている。
    梅里カントリークラブ打席
    「昔の打席は天井がむき出しの鉄骨で、クモの巣がどうしても張り、錆が浮いて汚くなってくる。それが父の中では嫌だったらしく、打席に天井を張り、できるだけきれいにしたいと現在の施設になりました」相続も考えての改修で、敷地に賃貸マンションを建てた。駐車場スペースは、フィールド部分の地下4階に設けた。掘った土砂の廃棄の規制から、ほぼ平面だったフィールドに土を盛り打ち上げにした。板垣氏は当時大学生。経営を実質的にみていたのは板垣氏の姉で、社長だった父・守寿氏はライオンズクラブなど対外的な活動に注力していた。

    タイトリスト工房も

    梅里カントリークラブタイトリストフィッテンングスタジオ
    板垣氏は大学を卒業後、5年間別の企業で働き、長男として家業を継ぐという既定路線で、2000年を境に姉から業務を引き継いだ。先祖伝来の土地を守る10代目の役割を負い、20年以上経営に携わっている。「学生時代はゴルフに興味がなくてラクロスに打ち込んでいたんです。社会人でもクラブチームに入り、日本一になりました(笑)」 長身痩躯のスポーツマンだ。ゴルフは姉から事業を引き継いだ後、練習場のコンペを年2~3回行うようになり、自身も始めた。今ではゴルフが大好きだとか。 「自分が練習場を引き継いだ2000年頃は景気も悪く、ゴルフもどん底で、平日の来場者が100人に満たないこともありました。リニューアルで銀行からの借り入れもあり、事業を盛り上げなければと、いろんなアイデアを検討しました」 事業改革の取り組みとして「時間貸し」を始め、カードシステムの導入、立地的に照明の影響が少ない場所だったので「24時間営業」にもトライ。現在は金・土・祝日前日は24時間営業をしている。 2004年から宮里藍の女子プロブームやその後石川遼の登場もあり事業は上向いてきた。2008年にICシステム、1、2階にオートティーアップ、2020年2月には全打席にトップトレーサー・レンジを導入している。若い世代の来場が多く、この客層に必要であると判断した導入であった。2022年1月にはゴルファー個々にベストなクラブを選ぶタイトリストフィッティングスタジオを、メーカー直営でない施設としては日本で初めてオープンした。スクールも1か月間何度でも受講できるフリー受講制の梅里ゴルフアカデミーや、楽しくゴルフを学びながら英語も勉強できるマイケルコーチのアカデミーなど、ジュニアスクールも充実している。 多くの改革に取り組み、現在来場者は年間15万人超。「当社のポリシーは、お客様が気持ちよくゴルフを練習できる環境を提供すること。スタッフ、施設の充実、清潔感を大切にしています」
    梅里カントリークラブ地下駐車場
    24時間営業を含め、幅広い時間帯で、ライフスタイルにあったサービスを提供している。新たな事業展開として、インドアゴルフスクールを2月から3か所で展開するなど、事業欲も旺盛だ。練習場が減少している中でインドアの需要はまだ高く、ゴルファーの要望に応えられると考えた。練習場経営の意義を、「ゴルフ業界にとって練習場施設が減ることはマイナスなので、如何に維持できるかが重要です」 と語気を強める。創業半世紀を終えて、次の50年に向けた継続と改革に期待したい。
    この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年4月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
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    朝日ゴルフ Webカタログ 2024
    2024年05月21日
    編集部
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