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横浜CC西コースが29億円をかけて改修、新企画の「19番ホール」に盛り込んだ意図

ゴルフ場 編集部

横浜国際GCは9月上旬、運営する横浜CC西コースのリニューアル記者発表会を開催。当日は、同社の相山武靖社長をはじめ、今回、西コースの設計・改修を行った米クーア&クレンショー社のビル・クーア代表、プロゴルファーでもあり設計家としても名高いベン・クレンショー氏が登壇。報道関係者約40名が集結した。相山社長が改修の目的と経緯を語る。

「今回のプロジェクトは、開場から50年以上を経て劣化した諸設備の更新を図るため、そして、すべてのグリーン、フェアウエイ、ラフ、バンカーの再造成。ベント1グリーンへの仕様変更。ティー数を3から5とし、コースの戦略性を向上させるためです。改修は2014年8月に着工し、今年9月に竣工しました。約2年間というかなり長い期間とお金をかけました」

関係者によれば、総工費は29億円ほどかかったという。それだけに、どのような趣向でコースに手を加えたのか気になるところ。ここから話を引き取るのは、2014年の全米オープン開催コース「パインハーストNo.2」(米ノースカロライナ州)など、世界50コース以上の設計に携わってきたビル・クーア代表。

「コースの改修は一般的に2つの方法がある。ひとつは、すべてを壊してイチから作り直す方法。もうひとつは、いまあるものを利用して最大限に活かす方法です。我々は、この横浜CCの50年という時間を大切にすることを考え、自然回帰をテーマに改修。ですから、大きく手を加えていませんし、難しくすることだけではなく、面白くすること、快適にプレーできるような工夫を随所に凝らしました」

特に面白いのが19番ホール(170ヤード)という新コンセプト。

「19番ホールは、勝負の決着をつけるため、また、クラブハウスに戻る際、プレーしながらでも、ゆったりと歩いても、どんな理由でも楽しめるホールにしました。さらに、災害や悪天候など、他のホールで甚大な被害が出た場合、19番ホールの芝生を活用するなど、メンテナンスにも有効です。実利と楽しみを兼ね備えています」――。

※写真右から、ベン・クレンショー氏、ビル・クーア代表、相山武靖社長。


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