1. ムービー

オーガスタ並み高速グリーン カレドニアン・GCに新人記者が挑戦したら?

ムービー ゴルフ場 大矢晃弘
カレドニアンゴルフクラブ

オーガスタ並みの高速グリーン。

過去には日本プロゴルフ選手権や、一昨年のダイヤモンドカップなど多くのツアーが開催されたカレドニアン・ゴルフクラブ(千葉県)。先頃、メディア向けの体験ラウンド会が開催された。

平均12フィートを誇る、高速グリーンに挑戦できるとあってGEW記者4人も潜入取材。その体験レビューをお送りする。

プロゴルファーも本番を想定できる練習グリーン

カレドニアン・ゴルフクラブ練習グリーン

クラブハウスの前に広がるのが、同ゴルフ場が拘る練習グリーン。写真では少々分かりにくいが、右側の植木に面したグリーン面が急激に傾斜しているのが確認できる。

練習グリーンと言えど手を抜かない本番並みの傾斜と速さを体験できるとあって、ツアープレーヤーもこの練習グリーンを使いたいがために同ゴルフ場を訪れることもあるとか。

グリーン上はかなり手入れが届いており、足裏から伝わってくるのは柔らかい絨毯のような感触だ。3㎜以下の低刈りグリーン面は静かに歩かないとすぐにスパイクの踏み跡がついてしまうくらいだ。

カレドニアン・ゴルフクラブINコースは名物ホールだらけ

早速、INコースからティーオフ。バンカー、池、クリークが効いており1打たりとも気を抜けないコースセッティング。攻めと守りを効果的に使い分けないといけないため、ウッドで飛ばし続けることもアイアンで刻み続けることも許されない。

カレドニアン・ゴルフクラブ17番ホール

写真は、17番ホールのパー3。写真からも分かるように、グリーン左のバンカーに落としてしまうと地獄だ。バンカーを嫌って、グリーン右に逃げると、急な上り傾斜を乗り越えないとピンまで辿り着けず、3パット以上の危険性がある。

ちなみにGEW記者もボギー2人、ダブルボギー2人とグリーン上に苦しめられた。

カレドニアンゴルフクラブ18番ホール

続いて、キャディーも認める同ゴルフ場名物の18番ホールのパー5。ティーイングエリアから巨大な池を意識しながらホールと対峙しなければいけない。

池とバンカーを確実に越えるのに、220ヤードのティーショットが必要。片山記者、浅水記者、吉村記者の3人は果敢に池越えを狙い、全員ビッグドライブ。距離の出ない筆者は池を回避して左のフェアウェイルートで攻めることに。

ティーショットで池を回避したのも束の間、グリーン右サイドにも再び池が絡んでくる。ミスヒットは許されないセッティング。結果、全員3オンに成功。吉村記者はパーを奪取した。

カレドニアン・ゴルフクラブOUTコースを動画解説

昼食後の後半戦は同コースOUTコースに挑戦。INに負けず劣らず難ホールが揃っているが、4、5、6、9番ホールのティーングエリアでGEW記者がティーショットの攻め方を動画解説してみたので観てもらいたい。

特に5番のパー3は、オーガスタの12番を彷彿とさせるホールで、ピンポイントにグリーンセンターを捉えないといけない。ここはGEWのショット師と言われる浅水記者が正確にグリーンを捉えパー。他3人は奥を嫌って手前に落とすも、刈り込まれたエッジを滑り落ちて、ボールは池に消えていった。

オーガスタ並みの高速グリーンに挑戦 総支配人インタビュー

カレドニアン・ゴルフクラブ渋谷総支配人

オーガスタ並みの高速グリーンが名物の同ゴルフ場だが、その秀逸さはグリーンだけではない。拘り抜いたコース管理を同ゴルフ場の渋谷康治総支配人に聞いた。

まずは「カレドニアン・ゴルフクラブ」の名前の由来を教えてください
「現会長の早川治良がスコットランド志向のコースにしたいという想いから、スコットランドの古い名前である『カレドニア』に、響きの良さを考えて『ン』をつけて、『カレドニアン・ゴルフクラブ』と名付けました」

ゴルフ場のご紹介をお願いします
「平均して32~33組。年間で4万1000~2000人のお客様にご来場いただいています。2年に1回以上来ていただいているメンバーの方の平均年齢は57歳ですので比較的来場者の年齢層も若い方だと思います」

来場者の声を聞かせてください
「確かに『難しいね』という声が多いですが、そう言いながら皆さん嬉しそうな顔をして下さるんですね。このコースはグリーンから逆算して攻めることが重要になります。そのためには選択肢が多いわけで、コース攻略という楽しみ方ができると思いますね。

グリーンも縦長と横長を効果的に使い分けることで、錯覚させる工夫をしています」

そのグリーンについて聞かせてください
「グリーンは『オーガスタ並みの高速グリーン』をキャッチフレーズに拘って管理しています。本日は、雨の影響もありましたので、グリーンは11.5フィートでしたが、普段は平均して12フィートは出るようにしています。コンスタントに14フィートまでいくようにすることが課題ですね」

「オーガスタ並みの高速グリーン」にするために心掛けていることは?
「まずは水分量です。水分計で20%にいかないくらいに抑えるよう管理しています。それと通常は4.5㎜くらいでも十分速いと言われている芝の刈り高を2.7㎜にしています。

また健康で芽数の多い芝であることが速さを出す条件なので、肥料も与えるのですが、肥料を与えるということは伸びることにも繋がります。つまり、相反することを拘ってやっているわけですね」

グリーン以外の拘りポイントは?
「まずはバンカーですね。バンカーの砂の色を常に白にするようにしています。これは非常に難しいことで、白い砂というのは段々黒くなってきてしまうんですね。そうしないためにもバンカー専門の人員を2名配置しています。また雨の日でも水たまりができないように、水はけには徹底的に拘っています。

あとは目土ですね。目土の量も多すぎず少なすぎず、すり切りにするように丁寧に埋めるようにしています。グリーンのディボットも、元に戻すためにも15分以内の修復が重要なので、キャディーに協力してもらっています。

現在、コース管理の人員は20人。できれば25人くらいはほしいですね。これまでコース管理は職人の世界というような色合いが強く、見て覚えるというようなところがありましたが、今年から教育カリキュラムを作っています」

最後にゴルファーにメッセージを
「当ゴルフ場は世界一のコースを目指しています。そのためには第一にコースをどう良くするかを考えて、お客様がまたプレーしたいと思ってくれるようなコース管理を徹底しています。

それと、来場する方は基本的に遊びに来て下さっている。楽しみに来てくれているのにそれを出迎えるスタッフがつまらなそうだと、ダメですよね。ですので、スタッフの挨拶は徹底しています。

要求は多いですが、スタッフもとても頑張ってくれています。みんなでお客様が喜んでくれるコース作りを心掛けていきたいですね」

また来たくなるゴルフ場 カレドニアン・ゴルフクラブ

カレドニアン・ゴルフクラブ

以上、カレドニアン・ゴルフクラブ体験レポートをお送りした。

渋谷総支配人の言葉にもあったように、コースの罠の前に撃沈したが、徹底的に管理されたコースと景観美で「また来たい」と素直に思わせてくれるゴルフ場だった。

カレドニアン・ゴルフクラブ


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ライター紹介 ライター一覧

大矢晃弘

大矢晃弘

1982年7月24日生まれ、神奈川県出身。
中央大学卒業後、携帯電話販売員の傍ら俳優としてテレビや映画に出演してきた経歴を持つ、異色の新人記者。
ゴルフをこよなく愛し、2018年5月株式会社ゴルフ用品界社入社。
自分が発信する記事で、ゴルフの楽しさをより多くの方に知ってもらい、皆がゴルフを気軽に始められるようにしたい。ひいては、ゴルフ業界をもっと活性化させたい。その想いで今日も走ります!

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