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前作比3割増を計画、三代目『PHYZⅢ』

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初年度の販売目標はウッド類(UT含む)10万本、アイアン3万セットに設定。新モデルは前作の3割増と強気に出た。

背景には昨年11月に投入した『GR』の好調が挙げられる。なかでもドライバーは発売後4週連続で店頭売上No.1を記録(YSPデータ)し、

「初期出荷は前作の3倍の勢い」(同社)

とうれしい悲鳴だった。

この余勢を駆って『PHYZⅢ』では、4月の消費増税も睨み、増産に踏み切った経緯がある。

対抗商品となるのは無論、業界の巨人『ゼクシオ』に変わりはない。だが、三代目はよりターゲットをより明確に打ち出しており、

「当社はこれまでプロダクトアウト型でしたが、『PHYZⅢ』は先の『GR』同様、販売店、ユーザー、一般ゴルファーの意見を真摯に受けて止め製品化を行っています」(楳本富男取締役専務執行役員)

と前置きして続ける。

「『ゼクシオ』は軽さで、振りやさすさを強調していますが、『PHYZⅢ』では、元気なアクティブな大人ゴルファーを取り込むため、全体的にしっかり感を出しています」

“今度のPHYZは、大人げないほど飛ぶ”をキャッチコピーに据えるだけに、機能も満載。

特長は次の3点に集約される。

1、見えるパワースリット
2、タメが飛びを生む。ヘッドスピードを上げて飛ばす「PHYZⅢ」専用設計シャフト
3、バリアブルアジャストシステムに長さ可変機構をプラス

具体的には、『GR』で採用したパワースリットを1本から3本へ増やし、目に見える部分へ設置した。クラウン部フェース寄り及びトゥ側へ配置する一方、ソールには、たわみを抑えるリブ設計により、インパクト時のクラウンのたわみを最大化。これにより高打出しになる仕組み。

シャフトは前モデルより1インチ短い45・5インチを装着。一般的に長さが1インチ短くなると、HSは0・7~1・0m/sダウンするが、『PHYZⅢ』では、「ブリヂストン中央研究所との共同研究により克服した」(同社)と説明。手元と先端剛性を見直した結果、前モデルよりもHSが上がるという。

さらに、ネック部のカチャカチャ機能により、好みのフェースアングル(8ポジション)の調整に加え、長さ可変機構も備える。45・5インチと46インチの2通りのセッティングが可能で、短めの長さで安定性を求めるゴルファーや、長さを活かして飛ばしていきたいなど両方のニーズに応える。

『PHYZⅢ』アイアンも飛びに拘っている。キャビティ内全周に搭載した360度パワースリットにより、フェースのたわみが増大。さらにパワーロフト設計(#7:29度)と、薄肉フェースとの相乗効果により、高い反発性を実現させるとか。

さらに#4~7のソール後方部へタングステンウエイト(10g)をコンポジット。PHYZ史上最も低く、深い重心設計を実現、高弾道が得られるという。

なお動画ニュースでは、2月3日都内で開催された新製品発表会のもようを収録。また、動画クラブでは梶哲也CEOに単独インタビューを行った。

登壇者:ブリヂストンスポーツ梶哲也CEO、森下千里、金子柱憲、土屋和彦

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