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オリムピック、シャフト市場参入

メーカー 編集部

流通チャネルは修理やリシャフト技術に長けている全国のゴルフ工房が中心になりそうで、物量が期待できるクラブメーカーへのOEM供給は当初、積極的には働きかけない予定。地道な流通戦略でアフターマーケットへ訴求していく。
 
同社の設立は01年3月。釣具の製造メーカーとしてスタートし、現在では疑似餌を使うルアー用の釣竿で業界最大規模に成長しているという。和歌山県に約4000坪の自社工場も所有しており、西野社長は参入の理由を次のように語っている。「シャフト市場へ興味を持ったのは昨今のリシャフトブームもありますが、ゴルフシャフトの企画・開発・生産は釣竿に比べて工程が単純であり、時間やコストが抑制できることも大きかった。製造ラインにつきましても、釣具のラインを活用できるので、相乗効果が期待できます」――。
 
西野社長が強調する「相乗効果」は、特に開発面で発揮されているようだ。釣竿の開発コンセプトは魚信(アタリ)を敏感に感じとることに集約され、「当社の研究によれば、人間は指先よりも手の平が敏感なことがわかっています。その数値は10~20Hzの範囲で強く感じ取れる」。このようなデータをもとにして、「感度のデジタル化」を進めてきた。シャフト開発にもこれを転用しているという。
 
藤倉ゴム工業の『スピーダー』以降、シャフトブランドは一定の地歩を築いており、新市場としてのリシャフト需要も定着した。「魚信」をベースに開発されたオリムピックのシャフトが、ゴルファーにどんな評価を下されるのか。新春の注目点といえそうだ。


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