1. ガラスコーティングでヘッドスピードがアップする?

ガラスコーティングでヘッドスピードがアップする?

メーカー
この記事は約 3 分で読めます。 9,846 Views

ガラスコーティングはクルマやスマホ液晶の傷・汚れ防止などで実績があるが、今回、アドウェルからゴルフクラブやゴルフシューズなどゴルフ用品専用のガラスコーティング剤『HARDOLASS(ハドラス)』が発売された。

同製品は、30種類のガラスコーティング剤から3種類を選びゴルフ用品専用剤として商品化されたもの。商品構成は、『ハドラスW』(ウッド、ユーティリティ、シャフトの傷防止)、『ハドラスUSED』(主に中古アイアン・ウエッジの錆止め、クリーンアップ)、『ハドラスSH』(シューズ等の革製品の汚れ防止)にそれぞれ下地処理剤がセットになっている。

塗るだけでヘッドスピードがアップ?

発売元のアドウェル富山暁社長によれば、

「クラブやシューズに液体を3回塗りすると18層ものガラス被膜が形成され、長期間傷防止などのメリットがあります」

ということだが、実は塗布したゴルファーからヘッドスピードが上がる効果があるのではないか、という声が届き始めたとか。

「知人の女子プロやトップアマに試してもらったのですが、ドライバーのクラウン、ソール、シャフトに塗ったところ、素振りでその違いを感じるほどヘッドスピードが上がりました。飛距離が伸びる可能性は十分にあると思います」

塗るだけでヘッドスピードが上がって飛距離が伸びる?思わぬ副産物を得られたことで、『ハドラス』の商品価値が高まると同社では期待を寄せる。

ショップの利益商材としても期待

『ハドラス』は、傷・汚れ防止、そしてヘッドスピードのアップも期待されるものだが、もう一方の側面が利益商材としての期待値の高さだ。

商品価格は、容量によって5万5000円と10万円の2種類のキット販売とかなりの高額。こんなに高くて売れるのか、ちょっと心配になるが、実はこの商品、販売対象はゴルファーではなくショップとのこと。

例えば、ショップが顧客のドライバー1本の塗布代を5000円、FW・UT・アイアン1本を3000円、シューズ1足を6000円と設定した場合、ドライバー10本、FW・UT5本、アイアン7本、シューズ3足で売上は計10万4000円になる計算。さらに、上記の価格で10万円キットを使い切れば51万円の売上になり、粗利率は最大80%達成できるとのこと。

値引き販売やポイント還元が常態化して、売場の利益確保が難しい昨今、大きな粗利が期待できる商材はどのショップも喉から手が出るほど欲しいはず。

実は、このビジネスを先行したショップがある。ゴルフパートナー岐阜のFC2店舗で2日間実演販売した結果、ドライバー10本、アイアン14本、スマホ1台で計5万円を売り上げたとか。導入初期のテストマーケティング的な要素、価格自体は店舗が決めるのでシミュレーションの数字とは若干異なるが、実績を挙げる店舗が増えているという。

ゴルフ用品のメンテナンス、機能性向上、そして商品を扱うショップの利益が三位一体になった印象の強い『ハドラス』。業界では今年注目のニュードライバーなどが話題になっているが、隠れた商材として注目を集めるかもしれない。

なお、同製品に興味がある方は、アドウェル(TEL.03-6880-9043)まで。

\ SNSでシェアしよう! /

GEW - ゴルフ用品と市場活性化情報の提言メディアの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

GEW - ゴルフ用品と市場活性化情報の提言メディアの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

片山三将

片山三将

1965年9月21日生まれ、東京都出身。
「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行する株式会社ゴルフ用品界社の専務取締役兼営業本部長。92年の入社以来、編集&クライアントへの広告・企画を担当。
その一方、国際事業部の責任者として海外事情にも明るく豊富な人脈を持つ。編集&広告・企画のモットーは「切り口」。一つの事象を多面的に捉え、「多種多様な読者の興味を喚起する記事執筆」、「クライアントの商品・サービスに新たな付加価値をつけるブランディングの提案」を常に心掛けている。
信条は、「人生には何ひとつ無駄なものはない」ーー。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 世界最軽量スチールシャフト「N.S.PRO Zelos 6」を永井プロが検証

  • 手に馴染む感覚 日本の気候に合わせたグリップ 「パーフェクトプロ」主力5モデルを徹底検証

  • 世界初 特許出願された全てPar3の新しいゴルフプレー「Game54」

  • フットジョイ「TOUR-S」レビュー。圧倒的な安定感でツアープロも続々とスイッチ!

関連記事

  • コナミスポーツが大量導入した簡易型弾道測定器『プリズム』って?

  • 中条カムイの窒素入りの『TP-Xニトロゲン』は「飛び」が証明された!?

  • 手に馴染む感覚 日本の気候に合わせたグリップ 「パーフェクトプロ」主力5モデルを徹底検証

  • 多くのゴルファーが訪れる工房「ゴルフギャレーヂ」 計ることに対する神髄とは

  • 米国ゴルフ用品市場 2018年第一四半期状況

  • PXG二世代目のアイアン『GEN2』は初代と何が違うのか?