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BSの新『TOUR B JGR』ドライバー 黄色いネジが飛びの秘密?

メーカー ムービー ブリヂストンスポーツ 大矢晃弘
JGRドライバー

「ブリヂストン以外のクラブに変えるつもりはありませんし、試したいとも思いません」

渋野日向子の全英女子オープン優勝を受け、本誌は「ピンのクラブを打ちたいと思わない?」との質問をブリヂストンスポーツ契約の渡邉彩香、三ヶ島かな、川﨑志穂にぶつけてみた。冒頭のコメントはそれに対して三人娘が異口同音に答えたもの。いずれもBS一筋の来歴で、スタッフの対応を含め信頼感で結ばれているようだ。

同社は8月5日、新製品『TOUR B JGR』シリーズの発表会を埼玉県秩父市のR&Dセンターで開催。気温35.6℃、湿度48%という過酷な状況の中、全長430メートルの試打フィールドを併設するブリヂストンゴルフテストセンターにて断行した。報道陣に冷たい飲み物とおしぼりを間断なく手渡す気の使いよう。

上記の3人に片岡大育も加え、契約プロ4人によるデモンストレーションで性能を訴求。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンとフルモデルチェンジとなる新作は契約プロが即スイッチするほどの自信作だという。

新『JGR』飛びの進化は黄色いネジ「SP-COR」

JGR SP-COR

同社の望月基社長によると、

「最近のブリヂストンのクラブは、昔に比べてうまくいっていないと思っている方が大半だと思います。現に私もそう思います。国外の多くのメーカーと差異化した商品が出せていないことが課題だと思ってきました。新作はタイヤも含めたオールブリヂストンの開発力を最大限活かしたクラブです」

同社はこれまで、ヘッドを大きくして許容範囲を増やすことから始まり、前作までの3モデルはボディの剛性をコントロールすることで飛距離を追求してきたが、反発係数のルール上限がある以上それも限界が見えてきていたという。

そこで着目したのが、フェースの裏側を内側から支えることで、効率的に飛距離を稼げる反発エリアを拡大するという観点で、6年前から開発に着手。誕生したのが、フェース裏面の下部を一点で支える「SP-COR(サスペンションコア)」というテクノロジーだという。

JGR 飛距離

フェースセンターに比べて、オフセンターの飛距離が落ちるのは周知のこと。それはフェースセンターの反発係数が最も高いということでもある。逆にオフセンターの反発性能をルール上限ギリギリまで追求してしまうと、今度はフェースセンターの反発係数がルール上限を超えてしまう。

そこで同社は「SP‐COR」によりヘッド裏側を抑えることで、フェースセンターの反発係数を規制値内に抑え、逆にオフセンターエリアの反発係数を高めることで、全体的に高初速エリアを拡大したわけだ。

また、「SP-COR」の先端には同社のタイヤやボール開発の技術を応用した、熱可塑性ウレタンを装着することで柔らかい打感を実現したという。

松田鈴英らも即スイッチの新『JGR』 プロの評価は?

JGR 片岡大育、渡邉彩香、三ヶ島かな、川﨑志穂

同社によると、5月下旬に行われた女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」より同クラブの展開を開始し、同社契約の出場プロ10人中、7人がスイッチしたという。

プロゴルファーが試合前のタイミングで即、エースドライバーを切り替えることは珍しいだけに、プロベースでも性能が実証されたということにもなる。現に、同大会の最終日に松田鈴英が放ったドライバーショットが、下り傾斜とは言え360ヤード以上飛んでいた。

デモンストレーションとトークショーに登場した契約プロのコメントは以下の通り。

片岡大育
「今までは、柔らかい打感だと飛ばないという印象がありました。ただ、データを見てみると飛んでいたんです。捉まっているのに、ドローじゃなくて真っ直ぐ飛んでいる。極端ですが、芯を外した時こそ飛んでいる気がします」

川﨑志穂
「打った瞬間はすごく飛んだという感覚はないのですが、実際は15ヤード近くデータが伸びていました。不思議な感覚です」

三ヶ島かな
「打った瞬間『これは来た!』と思いました。前作のトータル飛距離を、キャリーだけで超えていて、最大260ヤード飛びました。今までツーオンを諦めていたのですが、これからはロングも楽しみです。5Wも飛ぶので、3Wを外して、ウエッジなど下の番手を厚くできるようになったのは大きいです」

アマチュアゴルファーも飛ぶのか?動画で検証

JGRフェース

プロの高評価を紹介したが、果たしてアマチュアゴルファーでも新『JGR』の性能を体感できるのか? HS38m/s、ドライバーの飛距離はトラックマンのデータで200ヤード程度、スライスに悩むGEW記者の大矢が試打してみた。

【試打クラブスペック】
ロフト角:10.5度
シャフト:TOUR AD for JGR TG₂-5 シャフト
フレックス:R

新『JGR』でプラス25ヤードの三ヶ島かなインタビュー

JGR 三ヶ島かな

新『JGR』にスイッチして最も飛距離アップに繋がった三ヶ島かなに動画インタビュー。新『JGR』はどんなアマチュアゴルファーに向いているのだろうか?

価格・発売日

JGR アイアン

『TOUR B JGR ドライバー』
 6万8000円(TOUR AD for JGR TG₂-5 シャフト、AiR Speeder JGR シャフト)
『TOUR B JGR ウェアウェイウッド』
 3万6000円(TOUR AD for JGR TG₂-5 シャフト、AiR Speeder JGR シャフト)
『TOUR B JGR HY』(ユーティリティ)
 3万1000円(TOUR AD for JGR TG₂-HY シャフト、AiR Speeder JGR for Utility シャフト)
『TOUR B JGR HF3』(アイアン)
 10万5000円(5本セット:#6~9、P/TOUR AD for JGR TG₂-IR シャフト、AiR Speeder JGR for Iron シャフト)、2万1000円(特注:#5)

他にも、レディスクラブ『TOUR B JGR レディ』、『TOUR B JGR』ボールの新色『MATTE YELLOW EDITION』も発売。発売日は9月13日を予定しているという。


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ライター紹介 ライター一覧

大矢晃弘

大矢晃弘

1982年7月24日生まれ、神奈川県出身。
中央大学卒業後、携帯電話販売員の傍ら俳優としてテレビや映画に出演してきた経歴を持つ、異色の新人記者。
ゴルフをこよなく愛し、2018年5月株式会社ゴルフ用品界社入社。
自分が発信する記事で、ゴルフの楽しさをより多くの方に知ってもらい、皆がゴルフを気軽に始められるようにしたい。ひいては、ゴルフ業界をもっと活性化させたい。その想いで今日も走ります!

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