1. “カチャカチャ作戦”ウエッジでも好感触

“カチャカチャ作戦”ウエッジでも好感触

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キャンペーンは、対象商品を2本購入し、店頭ハガキかウェブサイトで同社へ申し込むと全員にもれなく「ZTPフェース」(新溝)または「Zフェース」(旧溝)が1枚プレゼントされるというもの。  

気になる応募総数は約1000名。わずか7週間でウエッジ2000本をセルアウトした計算で、
「そもそもフェース交換を知ってもらうというのが狙いでしたが、当社のウエッジ群ではかつてない滑り出しです」(マーケティング部加瀬友之部長)

と自信を深めた。

しかし、この企画はドライバー(VSキャンペーン)の投入次期と重なったため、事前には侃々愕々の議論が展開されたという。それも頷ける話で、同社クラスの大手ともなれば、キャンペーンの準備はハンパじゃない。ウエッジは主要1600店舗への店頭ポスター及びPOP告知など、大掛かりな展開が不可欠だから、「本丸」のドライバーとは極力被りたくなかった。

意外だったのは、

「ドライバーのVSキャンペーンは媒体各誌へ広告予算を投入し、期間もウエッジの2倍、約14週間実施しましたが、応募総数はウエッジに軍配があがった」

ことだという。フェース・プレゼントを金額に換算すると、1枚4000円相当の別売フェース×1000枚で400万円。その多寡は読者の判断に任せるとして、新ルール絡みのマーケティングは成功したようだ。応募の内訳は新溝55%、旧溝45%で、フェース性能を比較したり、予備用としてストックするなど様々な傾向が伺えたという。

『r7』や『R9』ドライバーでは専用レンチによる重量物の付け替えで「弾道調節」を商品化したが、こちらはバックフェース部の2本のネジを取り外し、フェース面を取り替える構造。これによりゴルファーは、フレッシュな溝でスピン効果を楽しめる。使用頻度の高いプロや競技ゴルファーにとって、「溝」はスコアメイクの重要な武器。同社契約の諸見里しのぶは毎試合新しいフェースへ交換しているとか。

自分で楽しくクラブ調整――。トルクレンチやウエイトなど付属品の販売も好調で、レジ周り商材として注目を集めているそう。 

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