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『R9』初の5万円台ジャパンモデル

メーカー 編集部

この新製品が意味するところは、大きい。というのも、”クラブ不振”で単価の下落が顕著な中、さらに価格訴求に打って出るからだ。しかも、対抗品と目されるのが、ヤマハの『インプレスX』やSRIスポーツの『ゼクシオ』などといったジャパンプレミアムが想定される。対抗軸をジャパンプレミアムに据えたことで、その市場の根幹を揺るがす可能性も秘めているのだ。

この”新たな黒船”への思い入れは強い。テーラーメイドは8月中旬、軽井沢へゴルフ記者約15名を集め、『R9スーパーマックス』(フルラインアップ展開)の発表会を開いたが菱沼信夫社長は、

「『R9』はこれまでツアーをイメージしてきましたが、新製品ではそのネームバリューを生かしながら、やさしさをコンセプトに置いています。中高年層が主なターゲットとなりますが、スバリ、日本のメーカーを意識したモデル。『R9』単独で確固たる地位、NO・1を築きたい」

と鼻息が荒い。

製品対象者をコア層である中高年に絞り、ドライバーの総重量も290g(硬度R)を切った。従来の『R9』とは一味違うスペックだ。しかも、通称”カチャカチャ”と呼ばれるFCTを装備、高品質低価格のハイバリューを演出する。

イメージキャラクターには、美人ルーキーの竹村真琴(20)を起用。小柄な彼女が同モデルを使用して飛距離アップ(5~7ヤード)を実現したことも訴求メリットの一つとして主張していく。 

同社は以前、細川護煕元首相をイメージキャラクターに据えた日本限定のプレミアムモデル『XR』で国産メーカーに頂上決戦を挑んだが、その結果は満足できるレベルではなかった。

だが、『XR』の時とは市場背景が違う。世のデフレ、特にクラブのロープライス化が『R9 スーパーマックス』を強くバックアップする可能性は否定できない。


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