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「社説 その2」 プレー自粛の連鎖を絶とう

メディア 編集部

 
「球春到来」を目前に控えて、多くのゴルフ関係者は失望感を味わっている。異口同音に語られるのは、「ゴルフなんか、やってる場合じゃない」という台詞。いずれも自嘲気味にいうのだが、実は、それが恐ろしい。そのような自粛ムードを断ち切ることが、ゴルフ界に求められる。
 
かつて、中越地震で被災したヨネックスは、同社経営のゴルフ場を被災民に開放して、湯船を堪能してもらった。阪神淡路大震災でも、同様のゴルフ場がいくつかあった。
 
ゴルフ自粛のムードを断ち切るには、プレーにまつわる 「うしろめたさ」 を取り払うことだろう。プレー料金のいくばくかを義援金に当てるとか、ゴルフクラブ1本の売り上げにつき数百円を義援金で募るとか。テーラーメイドの新商品は「白い救世主」になるかもしれないし、上質な大人が訴求対象の『オノフ』や『ファイズ』も、ブランド愛用者の賛同を得られるかもしれない。
 
これらを実現するための仕組みづくりや課題など、具体的なことはわからない。無責任な思いつきとなじられても仕方ないが、ゴルフ界の総力をあげて復興支援に取り組めば、「ゴルフなんか、やってる場合だ!」という気運になるかもしれない。
 
ミズノは本日、義援金3000万円とスポーツウエアなど2万点の寄贈を決めた。昨日はPGMとアコーディア・ゴルフがそれぞれ2000万円の義援金寄贈を決めている。一般ゴルファーの共感を呼び、復興支援の輪を広げられれば――。
 
ゴルフ用品界 代表 片山哲郎
 


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