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「社説 その3」 自粛、というコトなかれ主義

メディア 編集部

 
「自粛」を辞書でひくと、「自分の行いを慎むこと」とある。「慎む」を辞書でひくと、「過ちを起こさないようにすること」だ。震災以後、多くの連絡が入ってくるが、「諸般の事情に鑑み、自粛」という内容も多くある。学生ゴルファーの表彰式、プロゴルファーのイベントその他諸々。ある大手企業が「ゴルフ自粛令」を発したとの噂も含めて、日々、その手の情報が頻々と届く。
 
ごく好意的に解釈して、余震を恐れてのことだろうか。ならば当方にも合点はいくが、何の「過ち」かは知らないが、それを恐れての便乗自粛だとすれば、本末転倒というほかない。自粛は経済の停滞だけではなく、人心の萎縮も招くからだ。
 
本日、アメリカから嬉しい一報が届いた。3月18日から3日間、米アリゾナ州で行われる女子ツアーの「ファウンダース カップ」が、日本への震災チャリティーを行うという。終盤4ホールを「ジャパン リリーフ ゾーン」として、バーディ1個につき100ドル、イーグル1000ドルが義援金として積み立てられる。週末のセッティングは、わざわざバーディがとりやすいよう、簡単にしてくれるという心遣いも。想定5万ドルを、日本ユニセフ経由で被災地に寄贈する。「ゴルフの力」を媒介にして、支援の輪が広がっている。
 
比べて日本の自粛ムード・・・・。ゴルフを取り止めて、いったい誰に益があるのか。ゴルフアパレルの幹部氏が、こんな声を張り上げている。「業界をあげてゴルフをやりましょう。一大チャリティー大会を開き、被災地を大いに支援しましょう!」――。
 
業界は過去十余年、「ゴルフをみんなのスポーツに」を掲げてきた。接待スポーツから健全大衆スポーツへの道を、必死に歩んできたはずだ。無用な自粛はそのことを、否定するにほかならない。今こそゴルフ界は、「ゴルフの力」を自ら信じて、「ゴルフ」に活躍の場を与える時である。妙な自粛は、業界の自己否定になりかねない。
 
ゴルフ用品界 代表 片山哲郎
 


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