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  • 被災情報続々 熊本地震がゴルフ市場に与えた影響

    編集部
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    4月14日夜に震度7、16日未明に震度6強。以後、群発余震を頻発させる熊本地震の影響で、県内のゴルフ界は大打撃を被っている。日本ゴルフ場経営者協会(NGK)の大石順一専務理事が、18日現在の被災状況を話す。 「前震、本震のあと、県下のゴルフ場に電話で状況を確認しました。熊本には42コースありますが、前震の直後は3割が休業、本震後は2割増えて5割が休業に追い込まれている。特に熊本市近郊に被害が目立ち、熊本空港CCではクラブハウスの天井が崩落、コース内に亀裂が生じた。くまもと中央CCでも天井が崩落したそうです。阿蘇地方は電話が通じませんが、確認できた範囲で言えば予約の7割がキャンセルと見られる。ただ、今回の震災によって、ゴルフの自粛ムードが熊本県外や九州全域に広がるとは思えません」 そんな希望的観測を口にする。 次に、大手ゴルフ場チェーンの調査結果を列記しよう。PGM広報グループの高野進一郎マネージャーによれば、 「当社は熊本県内でチサンCC御船とワールドCCの2コースを運営していますが、震源地に近い御船はクラブハウスの一部が倒壊、コース内に地割れなどが確認されました。従業員・家族の安否確認はとれ、その面では一安心ですが、自宅の半壊、道路の寸断などでゴルフ場に宿泊している者もおり、まずはそちらのサポートに全力を注ぎます。大分県内は大分富士見CC、別府GCの2コースですが、特に被害は確認されていません」 また、アコーディア・ゴルフは熊本県内に菊池CCを運営しており、従業員・家族の安否確認はとれたものの、被害の詳細は不明。18日に被災地へ1000万円の義援金拠出と、系列コース等164ヶ所で募金活動を開始した。阿蘇大津GCを運営するオリックス・ゴルフ・マネジメントも従業員・家族の安全を確認しているが、コースの被害状況が不明なため休業中だという。 日本ゴルフツアー機構は国内初戦の「東建ホームメイトカップ」(賞金総額1億3000万円)が震災と重なったが、大会を続行。賞金額の10%を義援金として拠出した。同大会3位で、震災被害が甚大だった益城町出身の永野竜太郎は、 「家族は全員無事でしたが、玄関が開かず、外からバールで開けてもらったそうです。ぼくにできることは、できるだけやっていきたい」――。 マスターズで健闘した帰国中の松山英樹は17日、藤沢ジャンボゴルフ(神奈川県)でチャリティサイン会を行った。香妻琴乃も参加して、1000人以上の来場者に4時間対応、250万円超の義援金を集めたという。 「松山プロから16日に連絡が入り、IMGや博報堂と協議した結果、翌日のサイン会が決まりました。義援金の使途は今後検討します。現地の詳細は把握できていませんが、熊本県内の取引店は店内が酷い状況だと聞いているので、今後、できるだけ支援したい」(ダンロップスポーツ安達利也広報部長) 九州最大の都市・福岡は、震災の直接被害が及ばなかったものの、市場の今後を不安視する声が多い。ゴルフプラザアクティブの高島幹典店長(大丸福岡天神店)は、 「営業状況は変わりませんが、海外から来店を予定していた大口予約がキャンセルとなり、来客数は3割減。今後はゴルフの自粛ムードが懸念されるほか、熊本や福岡県南部からの来店客が減ると予想され、厳しい状況が続くと思われます」 また、福岡・岩田屋の常岡喜代志氏も、 「見通しは暗いです。今後、ゴールデンウイークや博多どんたく等がありますが、九州南部からの旅行者は少ないでしょう」 大分県の大分トキハ本店では、本震の16日は来店客がほとんどなかったが、翌17日には通常レベルに回復したという。ただし、 「県南と大分市内に目立った被害はありませんが、別府と湯布は酷い状況で、高速道路は通行止めです。カート道路が崩れたゴルフ場もあり、今後の状況が読めません」(利光元成バイヤー) 被災地の一刻も早い復興が望まれる。