1. USGA、ソルハイム氏ボール格付け案を却下

USGA、ソルハイム氏ボール格付け案を却下

USGA・R&A関連
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USGAのエグゼクティブディレクター、マイク・デイビス氏は12/20日、ソルハイム氏の提案に関し敬意を表し「USGAはジョン・ソルハイム氏と非常に良い関係を保っており、ピン社はゴルフの発展に努めてくれている」と話したが、ゴルフボールに関する現実について見解を示した。

「我々(ゴルフ協会)は100年以上に及ぶゴルフの歴史の中で、全てのゴルファーは一つのルールの下にあるべきだと信じており、それがゴルフ強固にしていると考えている。この(ソルハイム氏の)プランはその原則を破るものであり、これまで長い間ゴルフが頼ってきたものと乖離する案であり(案を実施するには)障害が大きい」と説明している。言い換えれば、USGAとしてはゴルフボール規則は一つに維持したいということの表明をしたわけだ。

>>【関連記事】ピン社ソルハイム会長、飛距離制限に関して提案
 
12/19日に発信されたプレスリリースの中で、ソルハイム氏は三種類のゴルフボール標準を提案し、一つは現在の標準と同じもの、一つはそれより飛ばないボール標準、そして三つ目はそれより飛ぶボール標準とすることを示唆している。ソルハイム氏案の下では、個々のトーナメントはこの三つの標準ボールの中から、競技使用球を選択できるというものだ。

ソルハイム氏は、この三つのボールをUSGAのハンディキャップシステムに組み込み、全てのゴルファー能力に応じたハンディキャップを創出しようというもの。
デイビス氏(前出)は「自分はこの(ソルハイム氏の)書簡を即座に却下しようと言うのではない。この書簡を読んだ誰もが、これは非常に良く書かれたものだと思った」と話している。

ソルハイム氏は同氏の公式提案をルール策定の義務を負うUSGAとR&Aに発信しており、最近のプレジデンツカップの際に、世界中のゴルフ関連組織幹部と討議を行ったが、同氏の感触ではこの概念は前向きに受け止められたとのことだった。

ソルハイム氏は「私が望んでいることは、真剣でかつ透明性のある討議だ。自分はそれがゴルフの健全性のためになると考えている」と話している。

1985年に創立されたUSGAの歴史の中で、ゴルフルールに関する公開討論はほとんどなく、一般的にゴルフ用具問題に関しては制限されてきていた。

依然、デイビス氏はソルハイム氏に敬意を表しながらも「ジョン(ソルハイム氏)がやっていることは、我々全てがやらなければならないことだ。そしてそれは長期にわたることなのだ。自分は我々みんなが将来に対してオープンにならなければいけないと思う」とコメントしている。

しかしながら、今の段階ではゴルフボール規則は一つのルールで維持されることになるようだ。(ゴルフウィーク 12/20)

ソルハイム氏のこれまでの常識を覆す提案は、現段階では却下されたようだが、USGAやR&Aの用具ルール策定方法に大きな波紋をもたらしたようだ。ゴルフのプレー自体についても、最近、ジャック・ニクラスから思い切った提案がなされているが、来年はゴルフ振興のためにも、オリンピックのためにも、世界的にゴルフの本質を揺るがす検討が始まる予感がしている。

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